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2017.10.01 (Sun)

「真正保守」の定義について

「真正保守」という言葉の意味について、明確に定義した人は、私が知る限りいない。


自称[真正保守]の人が、こう他人を批判することがあるそうだ。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://blog.livedoor.jp/soemon/archives/55641689.html

自分は既に「保守」ではない。
だって、(自称)「真正保守」から、「お前は保守ではない。左翼の工作員だ。在日の創価信者だ!」と「認定」されたからである。
それ以降、自分は自分が「保守」であることを名乗るのをやめた。
(自称)「真正保守」という御仁から「お前は保守ではない。」と云われたからには、多分、実際に自分は「保守」ではないのだろう。
さらに、ろくに「国語」の「読解力」も無いくせに、極めて安直に他人を罵倒するのが「保守」ならば、そんな奴等と自分は一緒にされたくは無い。
むしろ、こちらから「保守」の盃を叩き返したい。
だから、自分は、もう、「保守」ではない。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

私は、この種の批判手法には納得しない。
自分が「真正保守」だとするなら、そうだとする証拠を示さなくてはならない。そう考えるのだ。


最近、ふとしたきっかけで、定義できそうな気がしたので、本稿にて、文章化を試みる。



まず言えることは、「真正」という言葉が含まれているために、かなり厳密に分類し、定義する必要があるということだ。そうでなければ、真正保守とそうでない保守の区別が曖昧になるからだ。

自ら「真正保守」と語られる方、「真正保守」と「真正でない保守」をどう区別するのか?区別して文章化できるのか、という問題に気づくべきだ。

学問的経緯から定義するのは難しい。なぜなら、真正の学問、真正でない学問という分類、区別はどうするのか、できるのかという、壁にぶつかる。直観で無理だと私は考える。
宗教的視点でみれば、真正と異端ということになるだろう。キリスト教世界では、中正の異端尋問において、かなり厳密な定義の下に審判を行ったようだ。
つまり、「真正」という言葉がくっついたことで、学術的に耐えられる厳密さで示すべきだと考えるのである。


見方を変えたい。


企業の教育マニュアルなどににある、「マイスター」レベルのスキルを「真正」と見立てられないかと考えた。ここで言う「マイスター」とは、高度専門的な技術を有する技術者、熟練技能者のことを意味する。

皆様の会社の教育マニュアルはどうなっているであろうか?もし、特定の領域について、高度専門的なスキルを有する技術者、技能集団がいたとして、新入社員、入社3年目、入社5年目、入社7年目、入社10年目、主任クラス、係長クラス、課長クラスに必要な知識とスキルを文章化、定義した、マニュアルが存在するはずだ。

保守言論界に、その最も知識レベル的かつスキル的に高度な領域、難易度の高い領域に、「真正保守」と定義できる部分がないかと考えたのである。


つまり、「真正保守を、保守思想が扱う対象において、高度専門的なスキルを有する保守主義者」と想定して定義するのである。
教育マニュアル作成手法に沿って、保守が扱う対象領域、必要な知識、必要な対応技能をを明確化するのである。


真正保守であると認定する際は、「対象領域」それぞれについての「知識」、「対応技能」から判断することになる。つまり、真正保守であるとするならば、特定の領域について、「一定以上の知識」と「一定以上の対応技能」が要求されると考える。


次に、詳細を示す。





■対象領域

西尾幹二のアイデアを適用すると、皇室、国土、民族、反共、歴史の5つの領域を対象領域と設定することが可能である。例外的にそれ以外の領域もあるだろう。

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||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://ssl.nishiokanji.jp/blog/?p=2226#comments

1.保守が本物かどうかの基準を私は「愛国者かどうかの基準」と理解しますが、先生は皇室、国土、民族、反共、歴史の5つを挙げておられ、非常に分かり易く、使いやすいメルクマールと納得しました。私はさらにもう一つを加えたい。5つのどれかに含めることも可能かもしれませんが「軍備」を独立の基準にしたいと考えます。在来兵器、核、サイバー、宇宙のすべての軍備を充実させ、日本を軍事強国に脱皮させる意思がない保守は保主として、愛国者として健全ではないと思います。世界が国という単位で動いている以上、国が強くなければ、現状のように、馬鹿にされるだけです。安倍首相が各国を旅行して首脳会談を重ねても、肝心なことを決める外交交渉で主要プレーヤーになれず蚊帳の外に置かれるのは、常任理事国でないことだけでなく、軍事強国でないことが原因です。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



■必要な知識

・用語の理解
・文献情報
・政府見解
・政府機関情報
・法律情報
・歴史的経緯に係わる情報
・上記に関連する情報



■必要な対応技能

・現状問題点ならびに原因の所在を分析できるスキル
・問題解決のための対策検討ならびに実施計画策定できるスキル
・政策面での問題点を分析できるスキル
・法律、歴史的経緯を理解できるスキル
・政府見解等について分析、評価、必要な修正案、対案、提言等を行えるスキル
・上記に関連するスキル


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これが、今回定義した「真正保守」である。

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真正保守の定義

「真正保守」とは、皇室、国土、民族、反共、歴史などの領域において、国家・民族を守るために必要な知識と対応技能を有する、高度専門的なスキルを有する、保守主義者


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知識はあっても、ちょっとやそっとの知識や対応技能では「真正保守」には到底達しないのである。

「真正保守」とは、迂闊に語ることが憚られるレベルなのである。



もっと具体的に書くと、この定義が意味する「真正保守」とは、理系的感覚で言うと、皇室、国土、民族、反共、歴史それぞれについて、技術士レベルの知識と対応技能を有するかなり有能な人物ということになるのである。

私が、「真正保守」であると語らない理由、これでおわかりいただけたと思う。
スキル的にハイレベルなのである。

何かにつけて「真正保守」ですと語りたがる、その辺の人の遥か上のレベルとみていいのである。

一方で、「真正保守」は、精神的、倫理的な意味で、意識して使われることがある。しかし、スキルが伴わず、批判スキルを駆使して「真正保守」だと語るのは、道理的に無理があるのではないか。
かなりのビジネススキルを有する保守政党に所属する「悪魔のような政治屋」(詳細定義すべきだが、ここでは未定義)がいたとして、その政治屋を、真正保守を名乗って、批判したところで、この政治屋の欺瞞、主張をひっくり返せるのかということなのである。

戦後、保守活動は負け戦続き、批判文だけしか書けない(書かない)人たちが「真正保守」を名乗っていた。そうでない人もいたが。本当に、そのような状態で現状を変えられるのか?そして、私が知る教育マニュアルには、批判スキルは、載っていない。業務遂行上、スキル的に必要ではないのだ。下手をすると、仕事をせず、論争に明け暮れると会社として困るからだ。
野党政治家たちが、レベルの低い下賤な論争に明け暮れ、対案を出さず、提言すらしない。それは、野党政治家たちは、極論すると批判スキル以外のスキルを有していないことを意味する。
批判するだけなら、誰だってできる、星の数ほどその手法は転がっているのである。

国家・民族のために、一人一人が身に付けるべき知識、技能が何であるのか、考えるヒントとなれば幸いである。

以上

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テーマ : 保守主義 - ジャンル : 政治・経済

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