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2018.10.14 (Sun)

再エネ賦課金の根本的な問題は解消されていない

菅内閣の導入した再エネ賦課金制度。経済産業省は、上流側の再エネ発電事業者に対する、制度見直しから着手した。


―― 参考情報 ――――――――――

陳情を諦めてはいけない  太陽光買い取り半額へ
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1110.html

民主党時代の暗黒制度を経産省が正式廃止を決断したと宣言 塩漬け業者には特権を認めず
http://japannews01.blog.jp/archives/50514695.html

―――――――――――――――――

しかし、消費者にとっては、年間2兆円を超える再エネ賦課金の負担は暫く続く。


この再エネ賦課金、1kwhにつき、昼夜の電気料金に等しく賦課される制度である。

夜間、太陽光発電されていないのに、夜間の消費電力について、1kwh2~3円の負担をさせられているという矛盾は放置されたままなのである。電気料金は総括原価制度で制度設計されているが、再エネ賦課金は総括原価とは異なる原価制度である。
ガス会社が供給するLNGで戸建ての設備で発電しても賦課金は賦課されない。電力会社のLNG発電での電機は消費されるのに。

他に、こんな矛盾点がある。

九州電力は、供給地域内に設置された太陽光発電の停止措置を講じた。

―― 参考情報 ――――――――――

九電、太陽光発電を一時停止へ 大規模停電を未然防止
https://www.sankei.com/politics/news/181011/plt1810110033-n1.html

四国電力で自然エネルギー100%超・九州電力で太陽光発電が80%超(速報)
https://www.isep.or.jp/archives/library/11271

―――――――――――――――――

簡単に言うと、太陽光発電設備が、全国比較で言うと、四国、九州に集中的に設置されていることを意味する。



再エネ賦課金の実質的支払い者は誰なのか、どの地域の消費者が最も多く、再エネ賦課金を負担しているのか、ということになる。

調査した結果では、戸建て比率が高く、オール電化普及率の高い、北陸地域の負担額が大きいと思われる。


―― 参考情報 ――――――――――

2年前から消費税率は9~10%になっていることご存じでしたか?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-835.html

―――――――――――――――――

つまり、九州や四国に大量に設置された太陽光発電システムについて、北陸地域の消費者が多額の賦課金負担をさせられているという構図が存在する。

各戸年間1万円とされる賦課金負担(資源エネ庁試算)は、北陸地域では各戸数万円に達するだろうと推定される。資源エネ庁の原子力発電単価の試算について改善余地があると、拙ブログは指摘した。

―― 参考情報 ――――――――――

再エネ賦課金が標準家庭で年間9500円に、前年から17%増加も伸び弱まる
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1703/16/news032.html

原発・火力コストの比較手法の改善について
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1121.html

―――――――――――――――――

いい加減な賦課金試算結果を放置すればするほど、資源エネ庁行政に対する信頼感が失われるということになる。

再エネ賦課金負担金のモデルケースについては、各地の実態を勘案しない試算モデルで公表している問題があることを指摘せざるを得ない。

何を言いたいか。地域的には、北陸三県の消費者が多額の支払いをしている件数が多い可能性はある。それだけではない。戸建ての個別契約における再エネ賦課金支払い額全国ランキングを作成したら、最も寒冷地である北海道でロードヒーテイングしているオール電化の消費者が、ダントツでこの再エネ賦課金を負担させられているのではないか。

経済産業省は、全国ランキングベースで賦課金支払い実績を調べるべきだ。

つまり、再エネ賦課金制度は、北国の消費者に過大な負担を押し付ける、地域創生に逆行するとんでもない制度なのである。

拙ブログは、陳情行為を通じて、再エネ賦課金支払い方式の矛盾点を指摘してきた。結果、経済産業省は消費税増税の前処理として、再エネの買い取りに手を付けざるを得なくなった。

しかし、本丸である、再エネ賦課金制度設計に手を付けていない。

こんな矛盾点ばかり抱え、新エネ開発予算?、何が省エネ教育、ふざけるな!と言いたい。
省エネ教育されるべきは、資源エネ庁と御用審議会委員たちのように私には見えてしまうのである!


以上

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テーマ : 環境・資源・エネルギー - ジャンル : 政治・経済

09:26  |  政府機関  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

Re: 暫くはざるの目を埋める作戦ですかね

> 太陽光発電が夜間動かないのに金を支払うのは納得いかないですね。
>
> せめて、日の出から日の入り迄にしてもらわないと納得いきません。
>
> 原理的に発電不可能な時間帯の補助金交付停止は訴えるべきでしょう。
> それか、純粋な送電実績による支払い方式に変更すべきです。
> 日中に蓄電、夜間に送電もありですが、夜間は完全停止なのに、夜間分も補助するのは、常識的にあり得ません。
>
> 働かないのが確定している間は、金を払うなデモやったとしても、自然エネルギー派もそこには突っ込めないですしね。
>
> 論争の相手が、狂信的な自然エネルギー派かアクロバティック解釈をしてくる自然エネルギー派しか居ないのも、勝ち目を広げる要因と思いますね。


この問題、保守系ブログはもっと取り上げるべきテーマです。
問題提起するブログが少ないのは非常に気になります。
管理人 |  2018.10.14(日) 17:36 | URL |  【編集】

暫くはざるの目を埋める作戦ですかね

太陽光発電が夜間動かないのに金を支払うのは納得いかないですね。

せめて、日の出から日の入り迄にしてもらわないと納得いきません。

原理的に発電不可能な時間帯の補助金交付停止は訴えるべきでしょう。
それか、純粋な送電実績による支払い方式に変更すべきです。
日中に蓄電、夜間に送電もありですが、夜間は完全停止なのに、夜間分も補助するのは、常識的にあり得ません。

働かないのが確定している間は、金を払うなデモやったとしても、自然エネルギー派もそこには突っ込めないですしね。

論争の相手が、狂信的な自然エネルギー派かアクロバティック解釈をしてくる自然エネルギー派しか居ないのも、勝ち目を広げる要因と思いますね。
Suica割 |  2018.10.14(日) 10:59 | URL |  【編集】

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