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2018.08.20 (Mon)

ボランテイア活動の意義

本稿では、ボランテイア活動を通じた「発見」について述べたい。

不明幼児発見の有名ボランテイア活動家の経歴、日頃の活動が次第に共感を呼び、話題となり始めている。

―― 参考情報 ――――――――――

不明2歳男児発見、ボランティアの尾畠さんに称賛相次ぐ 幾多の被災地で活躍、「師匠」と呼ばれ
http://www.sankei.com/west/news/180817/wst1808170036-n1.html

―――――――――――――――――

尾畠さん、元は魚屋、社会への恩返し、自費でボランテイア活動費を捻出されているそうである。

―― 参考情報 ――――――――――

お手本にしたいボランティアの「師匠」(8月16日)
https://www.sankei.com/west/news/180816/wst1808160041-n1.html

山口・不明男児発見、「捜索を始めて30分で見つけた」尾畠さんとの一問一答
https://www.sankei.com/west/news/180815/wst1808150089-n1.html

大分の捜索ボランティア 尾畠春夫さんが聖人すぎる!山口県周防大島町の行方不明男児を発見
https://matomame.jp/user/marifx1800/c4471b245fcd1d80ff70

「社会に恩返しがしたい」尾畠春夫さんの活動費は自分の年金から捻出していた。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/08/16/suou-sounan-obatasan_a_23503801/

―――――――――――――――――

尾畠さんが、不明男児を発見できた決定的な理由は二つあるようだ。一つは、最後に居場所が確認された地点から子供の行きそうな方向をしっかり見極めたこと、もう一つは子供の名前を呼びながら捜索したことである。
背中に氏名・住所を表示し、ボランテイアであると宣言している潔さも素晴らしい。
活動費を自費で捻出、食料などを軽ワゴンに積み込み、被災地に向かう姿は爽やかだ。現地で食料、燃料等を買い占め、白紙領収書をかき集めたり、洪水の中を彷徨う人たちに冷酷にテレビカメラを向ける、どこかのマスコミ取材陣と決定的に異なる。

行方不明の幼児発見・救出で話題となった尾畠さん、実は、山で見かける不思議に元気な70歳台の老人とダブッて見える。年は取っていても爽やかに挨拶、元気に通り過ぎていく老人は相当数存在する。
案の上、尾畠さんは登山家でもあった。

―― 参考情報 ――――――――――

尾畠春夫さん(78歳)、魚屋時代(62歳)のボランティア映像が見つかる
http://netgeek.biz/archives/124888

―――――――――――――――――

山で、こういうタイプの老人をたくさん見かける。

その尾畠さん、今度は、広島でのボランテイア活動参加のため、軽ワゴンで移動されたそうである。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180819-OYT1T50007.html?from=ytop_main4

男児発見の尾畠さん、食料積み軽ワゴン車で呉へ
 
2018年08月19日 09時34分

 山口県周防大島町の山中で行方不明だった男児(2)を発見した大分県日出町の尾畠春夫さん(78)が18日、西日本豪雨で被災した広島県呉市天応地区に到着した。月末まで滞在し、被災家屋の片づけや泥かきなどのボランティア活動を行う。

 豪雨の後、尾畠さんが呉市で活動するのは先月に続き2度目。今回も食料などを積み込んだ軽ワゴン車で向かった。「災害の多い日本では、被災しなかった人間が被災者のお手伝いをするのは当然。力いっぱい活動したい」と意気込み、19日から活動を開始する。

 ボランティアセンターを運営する呉市社会福祉協議会の山田尚輝主事(25)は「全国から注目を浴びている人で、被災者やボランティアの励みになる」と歓迎した。
 
2018年08月19日 09時34分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


凄腕ボランテイアは他にもいる。
私の親戚に、もう少し上の年代で、被災地ボランテイアに参加したものの、行方不明となり、死体で発見された方がいる。死体で発見されたことから、危険な場所を選んで行ったような気がする。崖下の行方不明者探し?その方は、どちらかと言うと裏社会的な接客業に属した人。好き嫌いがはっきりしていて、人生最後の仕事として、被災地ボランテイアを選んだ。また、親戚の中に、被災者に対し住居を無償提供した人もいる。
私の親戚に、ボランテイア志願者が居るくらいなので、尾畠さんの年代の高齢者ボランテイアは、相当数居るはずなのだ。

実は、私自身は、被災地ボランテイアをするほどではないが、2種類のあるボランテイアをやっている。

労働の対価を求めず、名誉や肩書を欲してすることでもない。純粋に、そうなった方がいい、そうなれば世の中良くなるだろう。そういう発想で取り組んでいる。

厚生労働省は、ボランテイアについて、かく規定している。

―― 参考情報 ――――――――――

ボランテイアについて
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/12/dl/s1203-5e_0001.pdf

―――――――――――――――――


国語辞典的視点で、ボランテイアを定義するとこうなるような気がする。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ボランテイア

労働の対価としての報酬、見返りを求めず
一切の名誉や肩書が伴わず
推進者自身が自主的に、特定事案の当事者となって、計画、調整、実施段階のほとんどにおいて責任のみならず費用負担する自己犠牲的行為を通じた、特定まはた不特定の個人支援、社会貢献活動の一形態

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

尾畠さんと比べて、私がやっていることは大したことではない。

それでも、やってみてわかることがある。
やってみて初めて見えてくるものがあるのだ。扱っているものの本質が手に取るようにわかると言ってもいいだろう。
少なくとも、やらない人、批判文しか書かず、他人がやっていることを論評したがる人(特にマスコミ関係者)には、見えてはこないように思う。

純粋な気持ちになればなるほど、扱っている課題の本質が見えてくるのだ。尾畠さんは、おそらくそういう次元に達していると予想する。

端的な例として、ODAの世界が該当する。今はどうなっているか知らないが、かつてのODAは、現地で実践する民間人専門家1人について、役人やJICAの管理スタッフ、民間企業、評論家併せて100人くらいがぶら下がっているように見えた。これは、私が担当した時代の日本のODAの実態である。日本は、間接管理偏重のODAをやっているということである。
もちろん尾畠さんは、私から見て、有能な現地専門家に見える。
その時代、JICAが発行する月刊誌等に、途上国の、資金的には貧しいものの心豊かな生活を送っている満足そうな表情の人たちの写真で溢れていた。我々は、ODAを通じて学んだのである。もちろん、私もODAを通じて仕事を学び、部下指導を通じ多くのことを学んだ。子育てで親が成長するのもそうだ。

従って、内申点評価作業に熱心な中学教師たちの異常さがわかるのだ。授業内容の継続的改善に取り組まず、生徒に愛着を持たず生徒の比較評価に熱心な人間に、生徒指導できるスキルが備わるはずはないのである。

尾畠さんについては、おそらく魚屋稼業を通じてご自身で学ばれ、その時代の人との接し方のノウハウを生かし、ストイックな修行僧みたいな感覚で今のボランテイアに取り組まれているのではないか。

ボランテイア、一見、誰も見向きもしない分野のことが多く、誰も気がつかず、誰も評価せず損な役回りのように見えるが、やればやるだけ、扱っているものの本質が見えてくる充実感がある。唯一の支えが充実感みたいなものだ。
最初はわからなくても、やってみて初めて見えてくるものがあること、扱っているものの本質がはっきり見えてくることが存在することは、ボランテイア活動上の最大の報酬みたいなものではないか、と思いつつある。

以上

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06:48  |  活動実践マニュアル  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

Comment

Re: 今までの事を思い出してみましたが

> 今回もそうですが、前から、人を助けようという姿勢が無いというか、探す気力に乏しいというか。
>
> 本紙記者、行方不明者発見とか見た記憶が無いですね。
> 人のケツ追ってばかりで、何かしたのかと思うことがあります。

マスコミは人助けするつもりはないということです。
管理人 |  2018.08.22(水) 13:49 | URL |  【編集】

今までの事を思い出してみましたが

今回もそうですが、前から、人を助けようという姿勢が無いというか、探す気力に乏しいというか。

本紙記者、行方不明者発見とか見た記憶が無いですね。
人のケツ追ってばかりで、何かしたのかと思うことがあります。
Suica割 |  2018.08.22(水) 12:22 | URL |  【編集】

Re: それにしても、マスコミのダメさ加減がわかる

> 災害地や周辺地域で地元民の事を考慮せずに物資を買い漁る。
> 横柄な態度を取る。
>
> まさに、社会の木鐸と言えない行動を取るクズをマスコミは指導するなりしたのかと思いますね。
>
> せめて、このおっさんのように、生活物資を持ってくるなり、ヘリコプターで補充するなりして、現地に負担をかけず、地元民と揉めるような偉そうな態度を取るなと言いたいです。


マスコミを監視するボランテイア活動は必須ですね。
管理人 |  2018.08.22(水) 05:40 | URL |  【編集】

それにしても、マスコミのダメさ加減がわかる

災害地や周辺地域で地元民の事を考慮せずに物資を買い漁る。
横柄な態度を取る。

まさに、社会の木鐸と言えない行動を取るクズをマスコミは指導するなりしたのかと思いますね。

せめて、このおっさんのように、生活物資を持ってくるなり、ヘリコプターで補充するなりして、現地に負担をかけず、地元民と揉めるような偉そうな態度を取るなと言いたいです。
Suica割 |  2018.08.21(火) 22:03 | URL |  【編集】

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