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2018.08.19 (Sun)

戦略とは何か

本稿は、用語の定義手法に関する私見である。



「戦略」という用語、定義せずに、ああだこうだと語る言論人が多い。
厳密に言うと、普通の辞書的な定義ではまったく物足りない。


用語定義の一つの事例として、読売の8月16日の朝刊記事を参照したい。

編集手帳20180816読売



ちなみに、冒頭で紹介された、新明解国語辞典には、「戦略」とはこう書いてある。

「戦争・政治闘争・社会運動などで、敵に勝つための大局的(総合的)な方法や計略」とある。

が、私はこの定義に満足しない。

実務的視点で政治的意図を以て、この言葉を使用とするなら、まず自分の言葉で明確に定義しなくてはならない、と考えるスタンスである。

同様に、私に質問する人が「戦略」という言葉を使った場合は、その言葉についての定義について見解を求めるつもりである。

仮に、定義するとした場合、

「国家や組織の在るべき姿、実現に至る長期計画、年度単位の計画を繋ぐ、目標達成のための、方法・計略等の基本的考え方」となるのではないかと思う。

そう考える実務的視点での背景事由について説明を試みる。

組織の将来のあるべき姿には、組織全体の大まかなイメージ、達成目標、目標達成ための基本的方法、計略等が記述されることになる。

組織として意思決定する場合、組織の将来のあるべき姿、長期計画、予算方針等それぞれについての稟議決裁が必要となる。

業務スキル、業務経験的視点に立つと、当該組織中枢にて、ビジョン策定、長期計画策定、予算方針策定、組織・人事諸制度のあり方について文章化、かつ稟議決裁した経験が必要となる。

従って、基本的に、学者や言論人が語る戦略とは、策定作業と稟議決裁経験していないケースが多い点において、バーチャルなのである。

学者や言論人を馬鹿にしているのではない。

そもそも必要とされるべき文書を文章化せず、稟議決裁上の実務上の意味を知らず、軽々しく?戦略と語ったところで、緻密でないレベルで意思決定しても、目標達成どころか成果が出せるはずがないと、言いたいのである。

以上
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テーマ : このままで、いいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

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