FC2ブログ
2019年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2018.07.25 (Wed)

今なぜカジノなのか  百年後に評価される政策?

本稿は、カジノ法案法制化の稟議書に書かれているであろう、「今なぜカジノなのか」という問いの答えを想定したもの。国会審議に際して配布されている文書を読める立場にないため、基本的には推論であることご了承いただきたい。

私は、カジノについては積極的賛成でも、反対でもない。消極的賛成派に近い感じ。
カジノについては、国内的視点、アジア全域を見渡した視点、日米外交の視点から、全方位的かつ総合的に分析、評価すべきとのスタンスである。

感情を排し、箇条書きにまとめると以下のようになる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.国内的視点

◎首都東京に代わる、核となる地方都市の確保(地方創生の本命?)
◎地方都市への投資促進、関連産業の創出・誘致(地方創生)
◎富裕層の観光客激増?
◎地方都市の観光収入増加
◎東京オリンピック終了後の不況対策?
◎航空路、航路(フェリー、客船)の新設
◎地方都市の消費増(デパートの売り上げ、高級食材等)
◎地方都市の税収増
◎地方都市の人口増
◎地方都市の雇用機会の確保(建設業、警備産業、派遣社員減少)
◎パチンコ産業の斜陽化(政治的に無力化?)
◎北朝鮮系パチンコ業者締め出し?
▲治安悪化
▲依存症問題
▲マネーロンダリング問題
▲人身売買問題?

2.アジア全域を見渡した視点

◎シンガポール、マカオの没落?(中華系資本)
◎アジアのハブ空港(韓国⇒日本)
◎アジアの豪華客船ルート(大陸国家から海洋国家ルートに移動?)
◎TPPとの相乗効果期待(物流ルートが大陸から海洋国家に移動?)
▲麻薬取引と結びつく懸念?

3.日米外交の視点

◎トランプ政権支持派による、対日投資促進
◎安倍政権からトランプへの実質的な上納?
▲トランプが北朝鮮にカジノ新設を働きかけている可能性?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私は、カジノは好きでも嫌いでもない。カジノ都市と言われる、シンガポールやマカオについては私はこうみている。
シンガポールは綺麗な都市だとは思うが好きではない。歩いている人たちが感情のない存在のように見える。まだ、タイやインドネシアの方が、自然な笑顔があり親しみが持てるし、人間的な雰囲気がある。生活するならタイの方が私には合っている。タイの北部は、昭和時代の人情に近い社会であるようだ。
マカオは、かつて奴隷貿易の拠点だった関係でダーテイなイメージしかない。今もそうだろう。マネーロンダリング、麻薬取引の拠点?という印象もある。旅番組などで度々紹介される、マカオのキリスト教会は、そういう意味で汚らわしい?存在の象徴ということになるだろう。


おそらくではあるが、日本がやるカジノは、国際的にクリーンなイメージにはなるだろう。ダーテイさを嫌う富裕層にとっては魅力的なものであろうという意味である。

国内的には、いろいろメリットはあるものの、治安悪化、依存症問題、マネーロンダリング対策が求められると予想。東京オリンピック終了後、アベノミクスの効果が喪失することを懸念、政権は景気対策として先手を打ったという見方もできる。

対外的には、北朝鮮系パチンコ業者の弱体化、華僑資本の弱体化に繋がる一方、航空、海運分野での日本の国際競争力が強化されると予想。おそらく、カジノ法案によって、成田空港はアジアのハブ空港として国際的に認知されることになるだろう。
要するに、中共や韓国に向かう(富裕層)観光客が、大部分、日本に向かうことに繋がると予想。親子3代で世界各地を旅行する富裕層の場合、デイズニーランドの相乗効果もあり、日本行きが定番コースとなるだろうと予想する。


~~~~~~~~~~

補足

歴史的には、成田空港反対運動でアジアのハブ空港が韓国になり、その韓国の空運・海運産業に、ロッキード事件に登場した小佐野賢治が手厚く投資していたことを知ると、成田空港反対運動の資金は、小佐野ルート?韓国?経由ではないかと推定せざるを得ない。
沖縄に多数居るとされる、韓国籍の米軍基地反対運動家たちは、ひょっとすると成田空港闘争時代から日本に居続けているのかもしれない。沖縄の米軍基地反対運動の資金も、米軍に先に撤退されては困る国から出ているのかもしれない。韓国籍の政治活動家が、自由に国内で政治活動できる意味を、成田空港闘争時代に遡って調べ直すべきだろう。

~~~~~~~~~~


海運については、日本でも船旅が静かなブームとなりつつあり、船旅の合間に入国する観光客の存在を知るようになった。当然、カジノ設置場所に、世界一周旅行の豪華客船の寄港地になることは確定的?日本の造船業も潤うことであろう。

治安悪化については、現在、二十兆円前後の売り上げとされるパチンコ店の周辺は、パチンコ店が設置されたということで治安状況が悪化したと評価する向きがある。パチンコ店のそばに住みたい人が多いとは思わない。カジノはどうか?国内的には下町のオンボロパチンコ店が閉鎖、立派なカジノが、特定地域に集結。治安対策的には、管理しやすくなるような気がする。(断定ではない。)


日米外交的には、カジノ法制化は、トランプ財閥を喜ばせる施策と位置付けられるだろう。トランプが安倍首相とゴルフしたがるのは、カジノリゾート経営のウンチク、投資事案の可能性について安倍首相に示唆したかったからではないのか……………

ただ、日本がトランプ財閥のカジノ設置を拒否した場合、(トランプは北朝鮮を中共から引きはがし自陣に引き込むために)、北朝鮮非核化実現の交換条件として、北朝鮮へのカジノ新設を目論む可能性がある。
そうなると、日本の観光収入激減となるだろうと予想。
女好き?のトランプなら、石破茂?がハマった喜び組の女性たちを活用した、カジノ事業の可能性について、米朝首脳会談の際に、中共ベッタリをやめアメリカに寝返れば「アジアのカジノ王」にしてあげる?みたいなことを仄めかすだろうと考えるのである。

トランプの対中共、対北朝鮮、対ロシア外交スタンスについて、宮崎正弘はかく分析している。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://melma.com/backnumber_45206_6711676/

宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<米中貿易戦争なのに、米国株が上がり、原油が上がり、しかし金価格が下落

 かねてから筆者はトランプの戦略は、究極的に中国を追い込むことにあり、そのために同盟関係の組み換えを行っていると判断している。そのために、金正恩と会って、体制を保障する示唆を与え、核実験、ミサイル発射実験の停止を約束させ、完全非核化まで制裁を解除しないと言明した。北の中国離れを引き起こすのが初回会談の目的だった。そのことがわかっているからこそ、習近平は金正恩を三回も呼びつけ、その真意を確かめざるを得なかった。

 プーチンとの会談も、この長期的戦略の文脈の中で解釈すれば、ロシアの孤立を救い、とにかくロシアを対中戦略の助っ人に迎えようとする努力なのである。開催前に、G8への復帰や制裁解除をほのめかしていたのも、プーチンの心証を和らげるためだったと解釈できる。
 
 したがって国際政治の専門家からみると、トランプ ー プーチン会談は戦略的核兵器削減交渉の継続で合意しており、水面下ではシリア問題が話し合われ、同時に北朝鮮とイランの非核化に対してロシアの合意を取り付けたことをもって成果があったとみる。
 トランプはクリミア併合によるロシア制裁解除も、G8への復帰も口にせず、しかし、対中国包囲戦略で、プーチンの支持を取り付けたのではないのか?
 つまり米ロ首脳会談は、ロシアの態度を変えたという意味において成功ではなかったのか。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


それならば、トランプがあれこれ策を弄する前に、今のうちに先手を打ち、カジノ法案法制化を進めておいた方が、日米外交的には得策(拉致問題口利きと解決の交換条件)と政権中枢は考えた可能性はないのか?



カジノ設置の政権の決断が正しいものだったかそうでないのか、について、「今なぜカジノなのか」という問いに対する明確な評価を下すことは難しいものの、最終的な評価は、百年後に下されることになるだろうと予想する。

ひょっとすると、百年後には、カジノは(人口減、少子化で疲弊化する)地方経済を救う救世主、3箇所になるだろうと噂されるカジノ設置の自治体は首都東京に続く拠点都市、日本におけるパチンコ産業消滅のきっかけとなった、と評価されているかもしれないと推測するのである。

以上

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : カジノとパチンコ - ジャンル : 政治・経済

07:57  |  政府機関  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

Re: 稟議書の推論について

> 貴重な全方位的かつ総合的な分析に感謝申し上げます 1・国内的視点 2・アジア全域を見渡した視点 3・日米外交の視点 考えながらも数回、拝見させて頂きました。実は私もカジノについては、消極的賛成ぐらいに思っていました。それは、カジノが特定地域に集結し、あちらこちら街中に存在するパチンコ店が減少(最終的に消滅)する機会になるなら、現在の環境よりは、まだいい方だと思っていました。パチンコ産業は正当な税収になっていない?勝手な場所に作られた?戦後の悪影響が続くよりは、整備されることを願いたいという素人の私のレベルの理由です。他のことは、何も考えていませんでした。ブログ主様の複眼的思考に対して、気づかされることがたくさん有りました。100年後、どうなっているのか?見てみたいです。それから余談ですが、マスコミ問題、再エネ賦課金の支払い額増大、移民受入れ拡大、通名を一つは使用可能な現状、外国人に対する生活保護・・・私は疑問がたくさん有ります。


マスコミ問題については、陳情を意識した、法規制レベルの提言を行っております。ブログの検索欄にて、マスコミ規制法、NHK解体などのキーワードで過去原稿で検索すると、ヒットすると思います。
再エネ賦課金の支払い増大、この件では陳情レベルの原稿を今後準備したいと思っております。
移民受入れ拡大、基本的には反対ですが、農家への外国人研修生受け入れ、政権支持層であるがゆえにどうしたものか、ということです。うまく作文できるレベルに達していません。情けないですが、私も、この問題では、いまだに問題だー、問題だーのレベルです。
通名は一つは使用可能な現状については、数年前のことですが、総務省でパブリックコメントがあり、調べました。それ以前は複数の通名がまかり通っていた?のが一つに統合された?と思われます。(異なる自治体に対し、別々の通名で生活保護を受給?、あるいは脱税?)総務省職員に質問すると、通名は今後は一つだけに限定と言っておりました。また、今後は、頻繁な通名の認めないとのことでした。この状況で、自治体による名寄せ、海外資産についての報告制度、マイナンバーと徐々に徐々に包囲網が形成されてきている、という見立てであります。余●ブログが結構煽りましたが、パブリックコメント時期に出された情報をきちんと読んでいればわかることです。この件については、総務省関連のオフィシャルな情報で読まれることをお薦めします。
外国人生活保護については、予算的に厚生労働省管轄から切り離し、ODA扱いとし、当該国との外交交渉によって全員帰還させるとの提言を行いました。ブログの検索欄にて、外国人生活保護で検索すればヒットします。

管理人 |  2018.07.26(木) 05:19 | URL |  【編集】

稟議書の推論について

貴重な全方位的かつ総合的な分析に感謝申し上げます 1・国内的視点 2・アジア全域を見渡した視点 3・日米外交の視点 考えながらも数回、拝見させて頂きました。実は私もカジノについては、消極的賛成ぐらいに思っていました。それは、カジノが特定地域に集結し、あちらこちら街中に存在するパチンコ店が減少(最終的に消滅)する機会になるなら、現在の環境よりは、まだいい方だと思っていました。パチンコ産業は正当な税収になっていない?勝手な場所に作られた?戦後の悪影響が続くよりは、整備されることを願いたいという素人の私のレベルの理由です。他のことは、何も考えていませんでした。ブログ主様の複眼的思考に対して、気づかされることがたくさん有りました。100年後、どうなっているのか?見てみたいです。それから余談ですが、マスコミ問題、再エネ賦課金の支払い額増大、移民受入れ拡大、通名を一つは使用可能な現状、外国人に対する生活保護・・・私は疑問がたくさん有ります。
オルセン |  2018.07.26(木) 00:24 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→https://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/1060-3772f10e

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |