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2019.02.13 (Wed)

「通史」を書く際に守られるべき「最低三つの条件」について

歴史認識問題について、国民世論的に覚醒、これを牽引する形で、言論人がそれぞれの立ち位置で、通史の本を出す機会が増えた。今後も増えると予想するので、私なりの経験で恐縮だが、思っていることを述べたい。

歴史に関する私の学習歴はこうなっている。

中学時代、最も勉強した科目は、歴史。次に数学。
高校では、日本史、世界史ともに履修。使用した参考書は、両科目ともチャート式。NHKテレビの歴史講座も視聴。漢文、古文も履修。
大学受験は、社会は、日本史、世界史で受験。
大学教養過程では、選択科目で日本史(歴史学的なもの)、西洋史を受講。
過去十年間、歴史書を中心に1500冊程度、読破。

振り返ってみて、歴史については、かなりの長期間、相当真面目に勉強しないと、オリジナルの歴史観を見出すところまで到達するのは難しいと思うようになった。
渡部昇一は、大学時代、教養過程、専門過程にて、普通の学生の2倍程度の単位数を受講、取得したようだ。夏休みなどは、かなりの読書量をこなしていたこと、専攻が英文学ではあったが、漢文等も大学にて履修したと本で述べている。
古事記や日本書紀の原文が漢文で書かれていることを知れば、渡部昇一は、通史を書く準備を大学教養過程の時代から意識していたことになる。

つまり、渡部昇一の大学時代の単位取得履歴、ならびに読書量から、「高校、大学時代における漢文、古文、日本史、世界史の履修、大学時代における歴史学の受講は、通史を書くために学習歴的に必要な条件」と考えるのである。

かくいう私は、もともと理系なのであるが、古文については最近になって小西甚一の本を何冊か買い直している。漢文の参考書になりえそうな古書も買い足した。古事記、日本書紀についての歴史書を出すなら、日本史、世界史、古文、漢文を選択科目としている私立高校出身者、大学中退者には難しいと言わざるを得ない。


二つ目の条件。それは通史の書名に関する、律令時代の約束事の存在である。

―― 参考情報 ――――――――――

通史の書名について
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-618.html

―――――――――――――――――

通史を書くなら、特に皇国史観の視点で皇室について言及するなら、書名に「紀」という文字を使用するという約束事は守られるべきだ。逆にいうと、皇室について意識して言及しないのなら、「紀」という文字を使用することはマナー違反ということになる。
約束事が他にもあると考えると、六国史などの歴史書、古文に精通する必要がある。万葉集もしっかり読破しなくてはなるまい。
マナー的なことに関しては、皇国史観派の視点で皇室に関わるテーマで本を出すのであれば、私生活における暴言、汚い言葉遣いはご法度となる。暴言を日常的に吐く人が皇室本を出すことは、間接的に皇室を貶めていることに気づくべきだ。


三つ目の条件。それは、皇国史観派から見た場合の、現代史上の重大事件について言及することである。

―― 参考情報 ――――――――――

戦後史上の重大事件は何か?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1300.html

―――――――――――――――――

拙ブログは、①マッカーサーの議会証言、②三島由紀夫の自決、③戦後レジームの脱却、が皇国史観派にとっての三大事案であろうと結論づけた。

中でも、三島由紀夫の自決については、拙ブログも指摘したが、きちんと分析して書ける言論人が決定的に少ない気がしている。田中英道は、三島由紀夫の自決を「日本国史」にて総括した点において、「言論界上の難関テーマ」を突破した歴史家という評価となるだろう。

特に、歴史書にチャレンジする小説家を含め、言論界、特に歴史家は、なぜか、三島由紀夫についての評価を避けているようにみえる。

これについては、「相当数の保守系言論人の力量不足」、「大部分の保守系言論人がビジネス保守」であるならば、説明がつきそうだ。

西さんのコメントを参照したい。


||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1300.html#comment1924

三島は、保守層でも、左翼層でも、一筋縄では語れない存在

三島由紀夫は、自分にとってはあまりにも「巨大」過ぎる存在で、同時に「恐れる」存在でもありますね。三島の「生き様」を知れば知る程、並大抵の人物ではない、一般人は愚か、相当レベルの知識人(三島の師である川端ですら)でも、到底真似ができないだろうな、と痛感させられるところが多いですね。

中川八洋先生自身は、三島には否定的らしいのですが(一部、隠れ共産主義者、nazism信奉者と思われる人物を尊敬していたらしく、昭和天皇の「人間宣言」は共産党のデマプロパガンダであり、それを「断罪」するのは間違っていると考えている為)
>バタイユ教徒・三島由紀夫と“双曲線分裂の天皇観”
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2018/11/09/173337

しかしながら、中川先生ですら「三島由紀夫」を語るのは「躊躇っていた」ようで、寄稿の末尾に「三島が隠れ共産主義者、無神論者であるバタイユを信奉していたは、失望した」と述べている程度ですね(三島の時代では、思想的立場を判断するには難しい側面もあったとは思いますが、それでも、共産、保守ですら「崇敬する」レベルである為、相当な人物である事は間違いないと思います)。

三島の自決の前年、東大全共闘の学生と討論した時にも、全共闘側は「小説的虚構に過ぎぬ、神格化した天皇制を崇めているとは時代錯誤も甚だしい」と「皮肉」ってはいたものの、それでも「何らかの認めるべきところ」はあったようで、共産系の運動全盛時代の者達ですら、三島由紀夫を非難する様なことも少なかったですね(三島自身も東大法学部出である事も関係するのかもしれませんが)。

三島自身が帝大時代最後の東大法学部卒、高等文官試験主席合格、大蔵官僚を一年程度で退職(戯曲作家一本で食っていくわけでは無く、当時のエリートコースたる大蔵省に入省した理由と、それを一年で退職したのも何か至らなかった事があったのか)といった「離れ業」をやってのけていますが(ただ、他にも財閥系の銀行などの金融機関を受けていたらしいのですが、理由は知りませんが、落ちたようです)、その前後で、日本社会の「中枢部」に入り込んだ理由と、全共闘の学生活動家との討論を通じて思い至ったのが「自衛隊駐屯地」における「自決」ではないかと思いますね。

恐らく、そのあたりの事情を解き明かす必要もあると思います(その際、三島自身は、あくまで伝統的な古典文学を愛する、純粋な戯曲作家であり、決して政治作家では無い事を留意しておく必要もあります。仮に、彼が政治作家であった場合、三島という人物は小人物で終わっていたのではないかと思っています)。

正直、三島由紀夫を保守のみならず、日本社会の思想的立ち位置でどのように位置づけるかは、極めて難しいと思われますが(三島を単なる戯曲作家であり、思想家として分類するべきではないと考える人もいるかもしれませんが)、我々に近現代の日本社会の問題の本質が何であるか、体で示した人物であり、同時にそれを「解決」するべき時が来ているのかもしれないと思いますね。

西 |  2019.02.11(月) 04:20 | URL |

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


三島の小説、戯曲、政治活動等について把握、理解、自決について歴史観的評価をしない限り、平泉澄の「少年日本史」に続く、皇国史観派における、正統な通史本とはなり得ないということ。


これら三つの条件を要約すると、通史の著者の必要要件はこうなる。
①学歴的に文系全科目手抜きせず全うし、漢文・古文等に関わるスキルを有し、歴史書を読みこなした人
②律令時代以降の約束事を理解し、皇室に関するテーマを扱うという自覚のもと、みだりに暴言等を吐かない人
③現代史においては、大東亜戦争戦争に続く、新しい歴史の物語を語るのであるから、通史を書いた先人の見解(マッカーサー議会証言、三島由紀夫の自決、戦後レジームの脱却など)について、著者自身の見解を示すこと(あるいは、先人の歴史的見解に沿うとするのであれば引用すること)

歴史研究するスタンスで皇国史観派の視点で通史本を書く際に、事前に学ぶべきこと、約束事、先人が書いた通史本との係わり等をまとめたらこうなるのである。

私の場合は、かなりの本は読んだが通史は諦めている。古文、漢文、三島由紀夫という三つのハードルは乗り越えられそうもない。

それでも、ハードルの高さに気づかず、儲かるという理由、売名目的で、ゴーストライターを総動員するなどして?、通史本を出版化するケースは増えるだろう。

一方、出版ビジネス的には販売冊数で評価が決められるべきだという発想が存在する関係で、歴史書について正当な評価が下されるのには、かなりの時間を要することになる。

ブームとなった流行本の販売冊数というのは、(そもそも歴史に疎いか、歴史に関心を持たなかった)盲目的な信者が購入した結果であって、専門性・内容・要件的に通史本として妥当な評価を得た結果としての販売冊数ではない。
今売れた本でも、通史本としての条件を満たしていない場合は、百年後の評価は変わると言いたいのである。

三つの条件を満たしていない通史本は、百年後には、○○○○という「歴史書の劣化版」という最終評価となるのである。

近隣諸国との間で繰り返された、歴史認識論争。安倍政権下で日本は漸く危機を脱しつつある。この状況の中で、ある言論人は勢い余り後先考えず、ある言論人は売名目的、またある言論人はビジネス目的で、歴史書でひと儲けしようと考えているように見える。

よって、かように安易なビジネス世情に不安と懸念を覚え、百年後において、平泉澄の「少年日本史」に続く、皇国史観派にとって正統な歴史書がどれか、判断基準を示さずにはいられないのである。


以上

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14:19  |  政府機関  |  コメント(0)

2019.02.13 (Wed)

「韓国人長期滞在枠大幅削減」に関わる意見提出   パブリックコメント締め切り迫る

■拙ブログの趣旨説明

・本件のパブリックコメントは、リトアニアのワーキングホリデー新設事案。
・当該改正条文中において、韓国のワーキングホリデーの記述が含まれるため、このタイミングにて韓国人ワーキングホリデー枠についてゼロにすることを要望するもの。



■拙ブログの対応方針

・他国と比較して突出して多い、韓国人ワーキングホリデー枠を現状1万人からゼロにすることを要望。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html

韓国 毎年1万人
カナダ 毎年6500人
台湾 毎年5000人
フランス、台湾 1500人
英国 1000人
ポーランド 600人

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


・韓国人のワーキングホリデー枠をゼロにすべき理由
韓国人の犯罪行為が目につく。(窃盗、強盗、スリ、文化財破壊等)
韓国人の反日政治活動が目に余る。
韓国の政治家の対日侮蔑発言を問題視
徴用工事案に係わる日本企業資産差し押さえ、慰安婦財団の解散など条約反故に対し、国民として納得できない。
その他(韓国バーや風俗店での違法労働?。通名口座を悪用?、通名の健康保険証等を使い廻し?)




■本件に関わるパブリックコメントの概要

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300130144&Mode=0

「出入国管理及び難民認定法第七条第一項第二号の規定に基づき同法別表第一の五の表の下欄に掲げる活動を定める件の一部を改正する件(案)」に係る意見募集について
案件番号 300130144
定めようとする命令等の題名 出入国管理及び難民認定法第七条第一項第二号の規定に基づき同法別表第一の五の表の下欄に掲げる活動を定める件の一部を改正する件
根拠法令項 出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号)第7条第1項第2号
行政手続法に基づく手続であるか否か 行政手続法に基づく手続
問合せ先
(所管府省・部局名等) 法務省入国管理局参事官室
電話:03-3580-4111(内2753)
案の公示日 2019年01月16日 意見・情報受付開始日 2019年01月16日 意見・情報受付締切日 2019年02月14日


http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000182007

特 定 活 動 告 示 の 一 部 を 改 正 す る 告 示 の 概 要
1 趣旨・目的
平成30年12月21日,日本国政府とリトアニア共和国政府との間でワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換が行われたところ,本改正は,当該口上書の交換により導入されるリトアニア共和国との間のワーキング・ホリデー制度に関して,「出入国管理及び難民認定法第七条第一項第二号の規定に基づき同法別表第一の五の表の下欄に掲げる活動を定める件」(以下「特定活動告示」という。)で規定するワーキング・ホリデー制度の対象国・地域にリトアニア共和国を加えるものである。




以上

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02:48  |  法整備  |  コメント(0)
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