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2017.10.25 (Wed)

2017衆議院選挙  都道府県別投票率からわかること 

都道府県別の投票率を眺めてみた。気がついたことをメモとしてまとめておく。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102300901&g=pol

 衆院選挙区投票率(単位%)【総務省発表】
      平均    (前回)
北海道 △60.30 (56.35)
青 森 △54.17 (46.83)
岩 手 △59.15 (56.23)
宮 城 △52.83 (49.23)
秋 田 △60.57 (55.78)
山 形 △64.07 (59.15)
福 島 △56.69 (52.51)
茨 城 ▼51.53 (55.24)
栃 木 △51.65 (50.10)
群 馬 △51.97 (51.72)
埼 玉 ▼51.44 (51.97)
千 葉 ▼49.89 (51.24)
東 京 ▼53.64 (54.36)
神奈川 ▼51.97 (53.88)
新 潟 △62.56 (52.71)
富 山 △54.00 (47.46)
石 川 △58.16 (49.16)
福 井 △55.92 (50.00)
山 梨 △60.71 (59.18)
長 野 △60.40 (55.48)
岐 阜 △56.55 (52.92)
静 岡 △56.32 (55.61)
愛 知 △54.65 (54.19)
三 重 △57.09 (56.20)
滋 賀 △56.32 (53.79)
京 都 ▼50.90 (50.99)
大 阪 ▼48.39 (50.67)
兵 庫 ▼48.62 (50.86)
奈 良 △55.66 (55.60)
和歌山 △52.96 (51.05)
鳥 取 △56.43 (54.38)
島 根 △60.64 (59.24)
岡 山 ▼50.09 (50.60)
広 島 △50.17 (50.02)
山 口 △55.23 (53.07)
徳 島 ▼46.47 (47.22)
香 川 △53.08 (50.56)
愛 媛 △50.74 (49.80)
高 知 △51.87 (50.98)
福 岡 △53.31 (48.81)
佐 賀 △59.46 (57.77)
長 崎 △57.29 (51.13)
熊 本 △57.02 (50.06)
大 分 △56.98 (56.11)
宮 崎 △50.48 (49.86)
鹿児島 △56.09 (50.47)
沖 縄 △56.38 (52.36)
全 国 △53.68 (52.66)
(2017/10/23-12:28)

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


都市部が投票率が下がる一方、地方の都道府県の投票率が軒並み上昇する傾向にあることがわかる。
都市部での投票率の低下は、希望の党候補の大量出馬が予想された首都圏、関西圏において、希望の党支持層が失望し大量棄権した可能性がある。



次に、前回衆議院選挙と比較し、4ポイント以上投票率が上がった都道府県をリストアップする。

青 森 △54.17 (46.83)
山 形 △64.07 (59.15)
福 島 △56.69 (52.51)
新 潟 △62.56 (52.71)
富 山 △54.00 (47.46)
石 川 △58.16 (49.16)
福 井 △55.92 (50.00)
長 野 △60.40 (55.48)
福 岡 △53.31 (48.81)
長 崎 △57.29 (51.13)
熊 本 △57.02 (50.06)
鹿児島 △56.09 (50.47)
沖 縄 △56.38 (52.36)
全 国 △53.68 (52.66)


青森、山形、富山、石川、福井、福岡、熊本は自民党は完勝状態にある。
すなわち、投票率の飛躍的上昇があって完勝したのは、自民党都道府県連含めて地元が頑張った結果と解することができる。



次に、自民党候補が小選挙区で苦戦した都道府県、北海道、福島、新潟、山梨、長野、愛知、三重、佐賀、沖縄の投票率を参照したい。

北海道 △60.30 (56.35)
福島県 △56.69 (52.51)
山梨県 △60.71 (59.18)
長野県 △60.40 (55.48)
新潟県 △62.56 (52.71)
愛知県 △54.65 (54.19)
三重県 △57.09 (56.20)
佐賀県 △59.46 (57.77)
沖縄県 △53.68 (52.66)

自民党候補が苦戦したこれらの県については投票率、すべて小幅上昇傾向にある。この場合の投票率上昇現象は、投票率上昇分が野党候補の票であったことを示している。
これら選挙区の野党支持者は、「今回の選挙で小選挙区で勝てるかもしれないと考え、棄権することをやめ投票することにした人」が増えたためではないか。
これは、同時に、「北海道、福島県、山梨県、長野県、新潟県、愛知県、三重県、佐賀県、沖縄県での自民党都道府県連ならびに候補の取り組み」が、「青森、山形、富山、石川、福井、福岡、熊本での取り組み」と比較して十分ではなかったことを示している。なぜなら、「青森、山形、富山、石川、福井、福岡、熊本での取り組み」においては、投票率を大幅上昇させ選挙戦完勝したからだ。
自民党本部は、都道府県連レベルでの対応状況がどうだったか、比較調査すべきだろう。特に、落選した候補について、候補者の日常活動、政策、演説内容を再点検する必要があるだろう。ある落選した自民党候補について、「日常活動における手抜き、政策が大ざっぱすぎること、演説が総論マターであること」に私は気がついている。



まとめとなるが、確かに自民党は議席を維持できた。が、首都圏、関西圏で投票率が前回衆議院選挙よりも上昇した場合、自民党が大幅に議席を減らす可能性があったと指摘せざるを得ない。

なるべくしてなった大勝利とは言えないのである。

それゆえ、希望の党の投票日直前の失速は、安倍自民党にとって幸運だったとしか言いようがない。

それが、自然の流れとしてそうなったのか?
図りに図ってそうなったのかは、安倍首相とその側近の若干名しか知らない、知り得ない、のではないか。

以上
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テーマ : 衆議院選挙 - ジャンル : 政治・経済

12:35  |  選挙結果  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2017.10.25 (Wed)

なぜ安倍自民党は現状議席維持できたのか?  小池百合子の本心は………

本稿、あるテレビドラマを見て、得られたヒントから、シナリオ化を試みたもの。半分妄想だと思って構わない。が、起こり得る可能性は十分にある。

それは、安倍首相という人物が、政治家としてファジーかつソフトランデイングスキルに長けていること、小池百合子が政治家として表も裏も見え戦略眼かつ度胸もある平成極道の女であるからだ。

この二人なら、テレビドラマの放送作家も書けないようなシナリオでのやり取りがあっても不思議ではない、私はそうみている。




安倍晋三という男、とことん選挙に強い。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://military38.com/archives/50959286.html

2012年総選挙  3分の2超圧勝  安倍総裁 石破幹事長
2013年通常選挙 3分の2超圧勝  安倍総裁 石破幹事長
2014年総選挙  3分の2超圧勝  安倍総裁 谷垣幹事長
2016年通常選挙 大勝参院3分の2 安倍総裁 谷垣幹事長
2017年総選挙  3分の2超圧勝  安倍総裁 二階幹事長

安倍晋三 憲政史上最強の男

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

総裁選挙を含め、連戦連勝、とても偶然とは思えない。
選挙のスペシャリストがいて、投票動向を一早く正確にキャッチ、適切な選挙戦略を選択、戦術的にも間違いのない方策を実施し、選挙に臨んだ結果ではないかと思う。

今回の選挙戦、安倍首相は勝敗ラインを233議席だとした。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.sankei.com/politics/news/170925/plt1709250085-n1.html

安倍晋三首相、衆院選勝敗ラインは「与党で過半数」

 安倍晋三首相は記者会見で、衆院選の勝敗ラインについて「与党で過半数だ。233議席以上を取りたい」と述べた。

http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230276-n1.html

安倍晋三首相が記者会見「目標大きく上回る力強い支持得た」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は23日、党本部で記者会見し、自民党が大勝した衆院選の結果について「目標を大きく上回る力強い支持を得られた」と語った。政権課題に関しては「少子高齢化への対応がアベノミクス最大の挑戦だ」と述べた。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

この233議席が勝敗ラインであるという話を聞いた時、誰もが意外な低さに驚いたはずだ。
が、この見立ては間違っていない。都議会選挙のように投票率が上昇した場合、自民党の獲得議席は過半数スレスレと読んだと私は解した。

よって、拙ブログは、今回の選挙の最大の注目点は、投票率にあるとの仮説を立てた。

―― 参考情報 ――――――――――

衆議院選挙「希望の党」の獲得票予測 投票率がすべての鍵を握る?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-675.html

―――――――――――――――――

結果は、低投票率となったので、安倍自民党は改選前の議席を維持できた。
この結果について、各自民党候補者が頑張った結果であると多くの人は思ったに違いない。

ここで、選挙前の政治情勢を振り返りたい。

・解散決断直前の精力的な首脳外交の実施(特に9月)

・北朝鮮問題で事態が逼迫する前に総選挙を敢行、国難選挙と名付けた

・対する野党は、総選挙の準備に入っておらず、不意打ちを喰らった様子
総選挙の時期の選定については、投票日に小池百合子が日本にいない日を選んだ?

・自民支持層は、首相の解散決断、国難選挙だとする意図を好意的に受け止めたものの、唯一の懸念材料は、都議会選挙で圧勝した小池百合子の動き

政権中枢は、こう想定したに違いない。

・投票率が都議会選挙の時のように、前回よりも上がれば、自民党の獲得議席は前回よりも大幅に減少すると予想。
・他方、前回並かそれ以下になれば、自民党の獲得議席は改選前と同レベルと推定

案の上、首相が解散決断した途端、小池百合子とその周辺の動きが活発化、メデイアはその動きに釘づけとなり、小池百合子発のワンフレーズのひと声が連日、新聞・テレビを賑わした。

この時点で、安倍首相として選挙の勝敗ラインは過半数越えとしたのは妥当な判断となる。致し方ない。

その後、希望の党への失望感が日を追う毎に拡大、保守からも左翼からもマスコミからも攻撃対象となり、希望の党は完全失速状態で投票日を迎えた。

その状態で、投票日に何が起きたか?

(当初の予想からの)投票率の低下である。

都知事選挙並みに、投票率が上がれば自民党の獲得議席は減少することは避けられない。
が、幸運にして、希望の党が失速したので、(当初の予想よりも)投票率が下がった。

この希望の党の失速現象は偶然起きたのであろうか?
希望の党の候補者の公認基準が二転三転したこと
小池百合子自身の出馬騒動
中山成彬候補の、意味不明な安倍自民党批判
などは、希望の党の保守色を薄れさせ、保守層からの希望の党への失望感を生んだ。が、これらは、投票率を下げるために、左翼政党やマスコミから希望の党への一斉批判を呼び込む目的で行われた可能性はないのか?

そして、投票日に小池百合子はパリに居た。淡々と敗戦の弁を語る小池百合子であるが、小池百合子は本心で敗戦したと思っているのであろうか?

私はそういう疑問を抱いている。

安倍自民党は、危機感を以て選挙戦に臨んだはずだ。
下手をすれば過半数割れになる。

自民党側からみて、投票率が下がればなんとかなると考えたはずだ。
手段は一つ。
希望の党へ批判が集中するように、動き、世論を導くこと。
官房長官による、希望の党の首班指名云々の話は、見事に炸裂した。
こういうネタが次々と投下されることで、有権者の選挙に対する関心は失われた。

希望の党への失望感が増すたびに、投票率が下がることを政権中枢は予想したに違いない。

さて、当事者である小池百合子はどう仕掛け、対応したのか?
小池百合子は、民進党の分割を仕掛けるところまでは本気だったが
民進党の残党に抱きつかれ、首班指名騒動に巻き込まれた以降は手を抜き
投票率が下がる方の決断をし続けた可能性はないのか。

小池百合子は、自ら風を起こし、自ら火消ししたのではないか…………………

首相が解散決断した直後、風を起こし暴風雨状態になったのを確認した後
誰よりも早く引き時を察知
その後はなるように任せ
(当初の予想よりも)投票率は低下した。

目的は何か?
希望の党が失速すれば投票率が下がることが確定し、自公政権が勝利することが見えているからである。
今回は、安倍自民党に勝たせて恩を売るためである、可能性はないのか?


が、小池百合子のような平成極道の女ならやりかねない。

WOWOWで放送されている「法廷を操る男 BULL」というテレビドラマをご存じであろうか?

まだ、この番組を知らない方のために、番組紹介文を転載する。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.wowow.co.jp/detail/110423

実在の人物をモデルにした新感覚法廷ドラマ。ドクター・ブルを中心とした6人のスペシャリストが人間の心理を利用して裁判をコントロールし、クライアントを勝利へと導く。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

この番組で示される、一種の世論操作スキルが今回の選挙戦に用いられた可能性を私は指摘する。

小池百合子は2通り考えたかもしれない。

・本気でやれば100議席は取れる。が、今回は時間がない。金も足りない。
・仕方がないので、わざとに負けて、負けたふりをして、裏で取引する。今回は背伸びしてまで勝つ必要はない。次善の策として、政権に恩を売るための取引を首相とする、そう考えた可能性はないのであろうか?

ということなのである。

「法廷を操る男 BULL」という新感覚ドラマの視点で、衆議院選挙の全貌を眺めると、こういうシナリオが見えてくるのである。


以上

テーマ : 小池百合子 - ジャンル : 政治・経済

06:50  |  その他  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)
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