FC2ブログ
2016年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

2016.11.10 (Thu)

隠れトランプ支持者がなぜ存在したのか? マスコミの悪質なラベリングの問題

テレビ朝日は、トランプ支持層の学歴について、嘘を報道したようだ。

―― 参考情報 ――――――――――

【米大統領選】「ヒラリー支持層は大卒だが、トランプ支持層は高卒」テレビ朝日の分析が酷いと話題に
http://hosyusokuhou.jp/archives/48775769.html

―――――――――――――――――

他国のことなので、嘘だったにしても報道被害とみなさないと思っているのであろうか?BPO事案とすべきである。


日本人研究者の中で、一貫してトランプ優勢のレポートを発信し続けてきた方がいる。渡瀬裕哉氏である。
渡瀬氏は、トランプ支持者像がヒラリー陣営によるプロパガンダの結果、ミスリードされてきたと分析している。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://yuyawatase.blog.jp/archives/8730076.html

トランプ支持者は「白人ブルーカラー不満層」という大嘘

ミスリードされた「トランプ支持者像」が選挙結果を見誤らせるだろう

トランプ支持者像として典型的に語られるイメージは「白人ブルカラー不満層」というものです。このような誤ったイメージはヒラリー陣営による徹底したプロパガンダの結果として米国内外にまで浸透しています。

トランプ支持者を紹介する日本のテレビ番組でも「デトロイトまで出かけて白人労働者」をわざわざ見付けて取材しています。トランプ支持者なんてものは全米(ワシントンD.CやNYでも)に存在するのに随分と手が込んだ画作りだなと感心してしまいます。


トランプ支持者は中間層から高所得者、ヒラリー支持者は低所得者が相対的に多い

所得についても冷静に見ていきましょう。3万ドル未満の層はヒラリー55%・トランプ31%、3~5万ドルの層はヒラリー46%・トランプ36%、5~7.5万ドルはヒラリー42%・トランプ42%、7.5万ドル以上はヒラリー43%・トランプ47%となっています。

つまり、「低所得者はヒラリー支持、高所得者はトランプ支持」は世論調査の数字から明確に確認できると言えるでしょう。トランプ支持者が「低所得の白人ブルカラー層」という嘘っぱちは一体どこからでてきたものでしょうか(笑)

トランプ氏は共和党の指名候補者であり、同世論調査では共和党支持層の8割以上を固めることに成功しています。したがって、米国においてはタックスイーターではなくタックスぺイヤー(納税者≒高所得者)側の候補者であることは改めて確認するまでもないことです。インデペンデントからの支持率もヒラリーを上回っており、「トランプ支持者はヒラリー支持者よりも所得が高い」が正しい分析です。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


テレビ朝日も地に落ちたものだ。

馬淵睦夫氏は、大衆迎合主義というマスコミ表現はラベリングだとしている。


||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161110-00003687-besttimes-pol

馬淵睦夫 「大衆迎合主義」はラベリング 

 トランプ支持者を一刀両断的に「プアーホワイト」のひと言で片づけていますが、決してそうではありません。アメリカ人のなかでも心ある人は、声に出さなくともトランプ氏の言葉に共感しています。今までのアメリカ大統領候補は「アメリカを否定」してきたからです。 

 やや過激な言い方になりますが、彼らはアメリカの国民のことは考えていませんでした。代わりにアメリカの富豪による世界戦略を考えてきたのです。

 *『世界最古にして、最先端― 和の国・日本の民主主義 ~「日本再発見」講座』馬渕睦夫・著(KKベストセラーズ) より抜粋

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


ここで、ラベリング記事の事例を一つ紹介させていただく。
11月10日の読売朝刊記事の中に、国際部長名の記事を見つけた。


トランプ当選国際部

読売に限らず、他紙も概ねこういう趣旨で配信しているのであろう。

さて、トランプ支持層が低学歴そして低所得とラベリングされた結果何が起きるか?
有権者の一部に、トランプ支持であることを表明することを躊躇う層が発生するそうである。

木村太郎は、かく指摘する。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://ekasano.net/article/443738859.html

木村太郎 唯一トランプ大統領当選を当てたキャスター 今度は「トランプ暗殺」を予言

先月取材のため、米国に行ったのですが、トランプ勝利を確信するとともに大差もあるんじゃないかと思いました。有権者に「どちらに票を入れるのか」と聞くと、最初は言葉を濁す。投票に行かないという人もいた。でも、よくよく聞くとトランプ。「なぜ隠すのか」と聞くと「マスコミが想定するトランプ支持者は低所得の白人で人種差別主義者で女性蔑視の人たち。隠さない方がおかしい」と言う。だから調査会社の質問にも多くの人が態度を明らかにしませんでした。「隠れトランプ支持」の数は想像以上だ、と思いましたね。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


日本テレビ報道を参照したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.news24.jp/articles/2016/11/01/10345242.html

アメリカの大統領選挙で、共和党・トランプ候補の支持率が再び民主党・クリントン候補に迫っている。トランプ氏を支持すると公言できない「隠れトランプ支持」の人たちに注目した。接戦となっている州で勝敗を左右する可能性がある。

 東部ペンシルベニア州に住むヘンリックさん。部屋の中にはトランプ氏の人形。そして庭仕事では、トランプ氏と同じ赤い帽子をかぶるというほどの熱烈な支持者だ。

--既存の政治家は大口献金を受けていて国民の利益のために働いていない。トランプ氏は、その堕落した状態を変えようとしている。

 ペンシルベニア州では接戦が続いているため、戸別訪問にも参加しているが、訪問した先では、トランプ氏への支持を表だって言い出せないという人に出会うという。

--(戸別訪問先には)トランプ氏支持者も多いが、彼らは「リベラルな考え方の友達が多く、怖くてトランプ氏支持だと言い出せない」と言う。

 また、各地で家の外に置かれたトランプ氏を支持する看板が盗まれたり、焼かれたりする被害が報告されている。

--(隠れたトランプ氏支持者は)安全のために、そして周りの目を気にして言わないのよ。

 クリントン氏が優勢だとするアメリカメディアなどの世論調査は信じられないと主張するトランプ氏。世論調査に詳しい専門家は、隠れたトランプ支持者の声が世論調査に反映されていない可能性を指摘する。

 カーリン・ボーマン氏「トランプ氏支持だと言わない人がいるかもしれない。(世論調査にあらわれない声が)選挙戦で重要になる可能性がある」

 隠れたトランプ支持者が戦いの行方を左右するのか、運命の日は来週に迫っている


||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


これは、11月1日配信されたものである。


一方、読売は、隠れトランプ支持層の存在について、少なくとも二度報道した。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/world/20161106-OYT1T50074.html

高学歴者が「トランプ支持」を隠す傾向があり、電話調査の場合、インターネット調査に比べて約6ポイント、低くなるとの米調査会社「モーニング・コンサルト」の研究がある。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20161109-OYT1T50119.html

「隠れトランプ」支持、世論調査に入らず
2016年11月09日 23時18分
特集 深層NEWS

 森本敏・元防衛相、明治大の海野素央教授らが9日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、米大統領選をテーマに議論した。

 共和党のドナルド・トランプ氏(70)の勝因について、森本氏は「給料が上がらないことなど、幅広い白人労働者の不満が票につながった」と指摘した。多くの米メディアは民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)の勝利を予想したものの、外れた理由について、海野氏は「『隠れトランプ』の支持が世論調査に入っていなかった」ためだと語った。

2016年11月09日 23時18分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

一つ目の読売記事は、何らかの理由で、高学歴層がトランプ支持であることを隠す傾向にあることを指摘している。
しかし、二つ目の読売記事は、隠れトランプ支持者が世論調査に入らない理由を述べていない。推測でも追記すべきだった。


すべては、ヒラリー陣営のプロパガンダに同調した、日米のマスコミのラベリングが原因だったのだ。トランプ支持層が、そのプロパガンダゆえ、アメリカのマスコミがトランプ支持層が低学歴の貧しい労働者だと喧伝、その結果、普通の共和党支持者がトランプ支持であると表明することを躊躇ったと書くべきだった。

実際、投票日前の読売記事はクリントン優勢の論調だったようである。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/world/20161109-OYT1T50035.html

クリントン氏45・5%…支持率のリード広がる

2016年11月09日 07時30分

特集 米大統領選
 
 米大統領選で米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」が集計した8日の全米世論調査の平均支持率(第3党含む)では、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(69)が45・5%、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が42・2%。

 トランプ氏の追い上げを受けていたクリントン氏がわずかながら差を広げている。全米538人の選挙人獲得予想は、クリントン氏が203人、トランプ氏が164人となっている。当選ラインの選挙人270人の確保に向けては、14ある接戦州の計171人をいかに勝ち取るかがカギとなる。

2016年11月09日 07時30分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

以下のような、米マスコミ報道状況、それを鵜呑みにする日本のマスコミ報道を知れば、日米のほとんどのマスコミがユダヤに支配された犬であることがわかる。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

【米大統領選】アメリカ各紙、クリントン支持57社 トランプ支持2社 →トランプ大統領誕生
http://hosyusokuhou.jp/archives/48775840.html

http://alfalfalfa.com/articles/168998.html

1017 学名ナナシ 2016-11-10 14:20:39 ID:ODVmYzQ5  *この発言に返信
だってメディアはユダヤ系じゃん…
民主党はユダヤ系資本と仲が良いし、
ユダヤ系資本は中国をマーケットにしたかった
だから民主党は邪魔な日本を追い出して、
中国の富を貪ろうとした

でも現実はずっと非情だ
中国は近いうちに経済危機に陥るし、
日に日に内圧がおおきくなっているから、
いずれ軍事衝突は避けられない

結局民主党は日本どころか米国を危機に陥れた

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

ユダヤの犬でしかない記者の記事、読む価値があろうか?

まだ、中立だと思っていた、読売にしても隠れトランプ支持者がいることは認めても、その原因が悪質なラベリングのせいであると報道していないどころか、「トランプを大衆迎合主義者」とみなしラベリング作業を続けたいようである。

11月10日朝刊の国際部長の記事が、そのことを裏付けている。

新聞もテレビも安心して読めたものではないのである!

スポンサーサイト



テーマ : 海外ニュース - ジャンル : ニュース

21:14  |  マスコミ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2016.11.10 (Thu)

世界は安倍・トランプ会談に注目! 自身で動向分析するしかない

安倍首相が17日、トランプ大統領とニューヨークで会談するとのニュースが配信された。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161110-OYT1T50014.html?from=ytop_top

首相、トランプ氏と17日にNYで会談の方向
2016年11月10日 08時59分
特集 米大統領選
 安倍首相は10日午前、米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏と電話会談し、17日にニューヨークで会談する方向で調整することで一致した。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


これは何を意味するか、世界の首脳の中で安倍首相が最重要人物であることを意味する。

首相談話は、官邸HPにてこう書かれている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201611/09kaiken.html

 平成28年11月9日、安倍総理は、総理大臣官邸でアメリカ合衆国のドナルド・トランプ次期大統領の選出について、会見を行いました。

 総理は、会見で次のように述べました。

「トランプ候補が、次期米国大統領に選出されたことに、心からお祝いを申し上げます。
  日米同盟は普遍的価値で結ばれた揺るぎない同盟です。その絆を更に強固なものにしていきたいと思います。
  また、トランプ次期大統領とも世界の様々な課題に共に協力して取り組んでいきたいと思います。
  一緒に仕事をすることを楽しみにしています。」

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

外交辞令に過ぎない言葉ではあるが、これを報道しないマスコミは、馬鹿ではないかと思う。

拙ブログお読みの皆様に申しあげたい。官邸HPで紹介された、「安倍首相がトランプ新大統領に語った言葉」こそが、多くの日本国民の気持ちを代弁しているのではないか、こんな大事なことを報道しない日本のマスコミが、社会的に必要なのであろうか?



さて、11月15日に日露平和条約交渉が東京で開催されるそうである。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.asahi.com/articles/ASJC934JRJC9UTFK005.html

日ロ平和条約締結交渉、「15日に東京開催」で調整
2016年11月9日15時37分

 日本、ロシアの両政府は、北方領土問題を議論する平和条約締結交渉を15日に東京で行う方向で調整に入った。原田親仁(ちかひと)・日ロ関係担当大使とロシアのモルグロフ外務次官が出席する。今年8月以来の開催で、12月に山口県で開く日ロ首脳会談に向けた事前調整の一環との位置づけだ。

 安倍晋三首相とプーチン大統領は、ペルーで19~20日にあるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にあわせて会談する予定。日ロ両政府間では、12月のプーチン氏訪日を控え、ロシア側が重視する経済協力では優先事業を絞り込むなど協議が加速している。一方で、領土問題は双方の主張が平行線をたどっており、日本側は今回の交渉などを通して協議の進展を図りたい考えだ。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

プーチンとの会談前に、トランプ大統領の了解を取り付け、日米を代表し、プーチンと会談することになる。

おそらく、プーチンは日露外交史に残ることを語り、あることを約束する手筈になっているだろうと予想する。

その直後に何が起きるか?

口実を何かに据え、衆議院解散総選挙を宣言すると私は予想する。
日露平和条約交渉を口実にし、消費税延期、TPPについての対応、憲法改正、二重国籍議員問題等をちりばめるのではないかと予想する。

国民に対し、壮大なビジョンで取り組んでいることを示し
審議拒否しかしない万年野党と格の違いを見せつけ
さらに議席を伸ばすのではないかと予想する。

いろいろ書きたいことは山ほどあるが、本稿はこの辺にて

テーマ : 政治のニュース - ジャンル : ニュース

17:32  |  外交  |  トラックバック(1)  |  コメント(2)

2016.11.10 (Thu)

トランプ大統領の政治哲学? そもそも日本の学者はアメリカ固有の保守主義的政治思想を知らない

標題に掲げた趣旨のことが、中川八洋「保守主義の哲学」に書いてある。

この本のまえがきから引用、転載する。日本の学者が如何に、保守主義的政治思想に疎いか、その経緯が書いてある。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

まえがき

日本が英米の保守主義の哲学を初めて知ったのは、明治の元勲の一人、伊藤博文に仕えた金子堅太郎(一八五三~一九四二年、伯爵)の紹介によってである。一八八一年刊の『政治論略』がそれであり、エドマンド・バークの主著『フランス革命の省察』と『旧ウイッグは新ウイッグを裁く』を抄訳したものであった。また堅太郎は、米国の「建国者たち」であるハミルトン/マデイソン/ジェイの『ザ・フェデラリスト』も愛読していたから、英米保守主義の正統な古典を最小限ではあるが正しく学んだ最初の日本人であった。バークとハミルトンこそは保守主義哲学の両輪であり、その理解のためには、バークだけでなくハミルトンを疎かにしてはならないが、この双方を読んだ最初の日本人が堅太郎であった。

堅太郎の英米保守主義の知見は井上毅を通じて明治憲法の血肉の一部とはなりえたが、政界に身をおく堅太郎は弟子をもつことのできる学者でなかったし、堅太郎以外の誰一人としてそれを研究するものが現われず、ついに堅太郎を最初かつ最後にして、英米の保守主義思想はその存在すら日本では忘却された。

中略

このためバーク哲学の研究者すら過去六十年という歳月がああって、(翻訳家を除き)私を含めてほぼ数名しかいない。バーク哲学の基層をなす英国のコーク/ヘイル/ブラックストーン等の保守主義の英国法思想を研究する者も、過去三名ほどいたことが確認されるが、(私の知る限り)単著の研究書は一冊も刊行されていない。現在、研究者は一人もいないようである。
ハミルトン/ジョン・アダムス/マデイソン(前期)らの米国保守主義の政治思想については、ジョン・マーシャル/ジェームス・ケント/ジョゼフ・ストーリ/ダニエル・ウエブスターらの米国保守主義の法思想とともに、日本にはどうやら今も昔も研究者がほとんど存在しない。

そもそも米国がバークに匹敵するハミルトン的保守主義の哲学をもって建国されたことを日本で知るものは限りなく零に近い。戦後日本では、アメリカ研究者たちがあれほど数多く活躍しながら、彼らは米国の根幹である保守主義を知っていて知らないふりをして、それをまったく存在しないことにした。たとえば、ハミルトンを大切に育て、思想的には「ハミルトンのクローン人間」であったジョージ・ワシントンのもと、新生の米国は、反デモクラシーを基調として、もしくはデモクラシーをいかに制限するかにあらゆる工夫をこらして建国され、封建遺制の香りが残る一世紀ほど昔の十七世紀的な英国保守主義を継承する国家として船出した。この根幹的な歴史事実すら、日本では完全に抹殺された。

日本の学界が英米の保守主義思想を極度に無視する傾向は、今日でもまったく変わっていない。

日本は明治維新以降、欧米思想の大輸入をやったにもかかわらず、保守主義の思想家はひとりも現われなかった。あえて保守主義的思考をする知識人を挙げるとしても、井上毅と輿謝野晶子の二名ぐらいしかいない。

中略

明治憲法を起草した井上毅の思想は、鉄人であった第二代米国大統領のJ・アダムスによく似ている。歌人の輿謝野晶子は、バーク主義者であった英国のマーガレット・サッチャーに通じている。

中略

英米の保守主義の哲学が日本を救いうる、この世に存在する唯一の知であるとすれば、遅きに逸したようではあるが、それを緊急湯習近平するのが、日本に高貴なる精神を回復させ、日本を祖先の英知に結びつけ、国家の永続していく生命源を”保守”する確実な方法である。光輝ある日本国の悠久のために、子孫に「世襲の義務」を果たすには、現在の日本国民の一人一人が保守主義に立脚するべきなのである。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



私は、トランプ大統領は、アメリカ固有の保守主義的政治思想に従って、決断、行動するとみている。
中川八洋の説のとおりであるとの立場に立てば、日本の政治学者たちの中で、トランプ大統領が採用するであろうと予想する、アメリカ固有の保守主義的政治思想の研究者は皆無ないし、いてもほんの一握りということになる。

テレビ出演機会の多い、政治学者と称する者の大半が、政治思想的にリベラルである関係でアメリカ固有の保守主義思想を学問的に理解できていないとみなることができる。(特に、TBSサンデーモーニングに出演される学者と称する方々)

要するに、テレビ出演する政治学者と称する方々の話を聞く暇があったら、中川八洋推薦の本を一行でも読破した方が、トランプ大統領と渡り合うのに有利となるばかりか、安倍政権ひいては官邸スタッフの政策立案支援に役立つであろうことを指摘し、本稿を終える。

以上

テーマ : 政治のニュース - ジャンル : ニュース

06:26  |  言論人  |  トラックバック(1)  |  コメント(0)
 | HOME |