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2018.05.23 (Wed)

分析・判断はそもそも大丈夫だったのか?

本稿、活動論的視点からの論考。

まず、ご覧いただきたい記事が二つある。

―― 参考情報 ――――――――――

水島総氏告発が検察審査会で受理
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53280862.html

集団弁護士懲戒請求問題に関して
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53280987.html

―――――――――――――――――

いずれも寄付、活動を呼びかけた経緯がある。

何らかの活動をする、呼びかけるにせよ、活動自体が自己完結ないし勝算あるものでなくては意味がない。

一つ目の件については、今後は、活動家として身を引くべきだろう。
二つ目の件については、瀬戸弘幸の支援を仰いでいる点から、以後の活動は瀬戸弘幸傘下と認識する。

これら二つを含め、既存の保守活動において、分析・判断のあり方について私見を述べる目的で本稿を出稿を決断した。

まず、慰安婦問題に係わる、日韓合意について取り上げたい。

保守系言論人の大半は読み間違った。拙ブログは、正月返上し1ヵ月以上、分析作業を続けた。判断の早い、早とちり傾向の言論人は、合意直後から政権批判を始めた
しかし、あの合意以降、日韓関係は変化した。日本が韓国に対して、外交的に優位に立ち、韓国が歴史認識問題で日本に吹っ掛けることは劇的に少なくなった。

首相は悩んだと思う。

では、衆院本会議での「TPP11」承認の件はどうだろうか?

こういう冷静な見方をしている人がいる。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://hosyusokuhou.jp/archives/48816813.html

19. 名無しさん@ほしゅそく   2018年05月18日 15:04:08  ID:c3NTE2OA= このコメントへ返信
決まったか
これで中国市場に依存する体質が改善される
何より中国とのスワップ交渉でアドバンテージが取れる
相手に頭押さえつけられるような外交ほど
惨めな結果を生むものは無いからな

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

こういう見方ができる人なら、有名ブロガーになれそうな気がする。

TPPについては、こういう見方をしている保守層が増えてきている気がする。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://hosyusokuhou.jp/archives/48816813.html

46. 名無しさん@ほしゅそく   2018年05月18日 15:15:52  ID:UwNDc5MDY 
TPP芸人が必死の顔芸で叫んでいたTPP亡国論って今思うと滑稽だったね

48. 名無しさん@ほしゅそく   2018年05月18日 15:19:24  ID:c3NTE2OA
※46
ISD条項自体縛られるのは日本よりアメリカって話だしね
毒条項っていったい何のか分からず徹底調べたら
単なるぱよマスコミの無知か嘘でしかなかったって話

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

私は、TPPに係わる政府文書の相当数を読破した訳ではない。アメリカ自動車市場における売れ筋ランキングから、日本車がトップ10の半分くらいを占めていることから、TPPで日本は有利になるだろうと判断したに過ぎない。
アメリカ自動車市場における売れ筋ランキングがTPPの趨勢を予想する指標となるだろうと独自予想したからだ。
それでもTPPに反対される方は、甘利大臣時代の経過を、政府文書を読破するなど、感情論を排して、行政文書等を根拠に何が問題なのか、より具体的なエビデンス付きで引き続き示すべきだった。

次は、種子法。
種子法については、特定の有名ブロガーは、国会での審議結果(種子法廃止)を問題視している。が、私は、そこまで手が廻らない。農業分野については専門外であり、どこからどう手を付けたらいいものかわからない。
従って、以下の分析も正しいものかどうか、私は判断がつかない。(申し訳ないとは思っている)

―― 参考情報 ――――――――――

種子法廃止についてデマや勘違いを解説します
https://togetter.com/li/1191808

―――――――――――――――――

私は、一応理系である。理系の私でも判断がつかないと言っている分野だと判断したのに、文系でちょっとかじっただけで、どうして種子法廃止が問題だと断定できるのか?
私は理解できない。

種子法廃止について、一度でも問題だと思い、問題提起されたのであれば、引き続きテーマ設定し、農水省文書、法律、規格等を調べ、問い合わせし、分析し、その結果を公表すべきだ。

本まで出し、塾まで主催し、問題提起した責任をどう考えているのか?

ネットで誰かが騒いでいるから、そうだろうという憶測では、煽動でしかない。



もちろん、拙ブログは、煽動型を指向してはいない。

倉山満は、信者商売ブログの存在を指摘している。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://office-kurayama.co.jp/20180515093125

倉山塾の教え
2018年5月15日
倉山塾では学ぶ姿勢として、以下のことを教えています。

一、自分でちゃんとした本を読んで、目の肥えた観客になれ。

一、倉山満の語ることは、学びのすべてでもなければ、ゴールでもない。一面の真理にすぎないし、スタートである。

一、倉山満の言っていることが本当のことか、自分で勉強して確かめろ。

一、「これが正解だ」と自分の意見を押し付ける言論人を信用するな。それは「信者商売」だ。

一、誰かが決めた正解を探しているうちは、本当の勉強ではない。学問とは、誰かに支配されるのではなく、支配されないためにするものなのだから。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



ここでいう、ちゃんとした本とは、歴史分野においては、渡部昇一が推奨する古今東西の名著「名著で読む世界史」、「名著で読む日本史」などが該当する。倉山満の本は、それら名著に書かれていないことをきちんとピックアップしている。

歴史について語るなら、史料収集のほか、それなりの本を読み、所蔵するのは当然のことだ。
研究者を目指す、覚悟と努力が必要となるのだ。

倉山満が指摘する、『「これが正解だ」と自分の意見を押し付ける言論人』とは、暴力事件を起こした特定の言論人、有名ブロガーのことを指しているようだ。

日韓合意で読み違え、TPPでも読み違え、種子法で煽動一辺倒?、、、
言論人として大丈夫なのだろうか?
この言論人、事件沙汰もあった。




拙ブログは、ご存じのとおり、公開情報から読み解き、判断の根拠を示し、判断されるのは読者の皆様というスタンス。私の判断を読者の皆様に押し付けることはしないようにしている。
主観的判断なら主観的判断、確度が低い分析ならそう事前にことわっている。
絶対にこうだ、こうでなくてはならない、という主張はそもそも「限定的」であるべきなのだ。

そして、倉山満が言う「目の肥えた観客になれ」とは、日々努力することを意味する。有名な言論人やブロガーの見解を集めることだけに熱心な人は、自身で考えることを放棄している点において、いつまで経っても目の肥えた観客になれないということである。



保守が主体的に言論活動するに至ったことは、戦後においてなかった。この数年間は、保守は左翼言論人を圧倒する勢いにある。
が、すべき冷静かつ客観的な分析を怠り、「これが正解だ」とか「こうしなければ保守ではない」とするやり方で教祖みたいに煽動一辺倒でいいものだろうか?

私は、こうしたやり方から距離を置いているつもりである。




読みを何度か誤まっている方、学術的でない方、初心者対象としているレベルの方で塾と名乗るほどのことであろうか?

法律をきちんと読み込まず、法的措置に係わる行為について、専門家の意見等を参照せず、法律に疎い人を煽動し、その処置を他人に預けて済むことであろうか?

自身が責任者として係わった政治活動での「同士討ち」は、如何なる場合でも正当化されるべきものであろうか?

保守系メデイアが進んで保守を撃つメデイアでそもそもいいものか?

同士討ちをやった人、今後もやりそうな人にそもそも大同団結を呼びかける資格はあるのだろうか?

寄付を募り、あれだけ本を出し、今後において新たな制約を招きかねない結果をもたらしつつあるにもかかわらず、匿名で活動を続け、困った時は他人任せで済むことであろうか?




多くの事象を踏まえるに、一般論として言わせていただくと、寄付を募る保守活動は、少なくとも「責任の所在、リスク対策含めて自己完結」であるべきだとの見解に達するのである。


以上

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