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2018.05.16 (Wed)

米朝首脳会談・トランプ来日  どのシナリオが本命?

前稿

米朝首脳会談後のトランプの来日  4つのシナリオとトランプの本心?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-984.html


について、以下に詳述を試みる。
なお、本稿は、ブログ管理人である筆者の主観的見解。


■シナリオ1の解説 米朝首脳会談決裂、最終的に武力行使に向かう

最終的に非核化は実現するが、ミサイル発射等に伴う損害は覚悟しなくてはならない。拉致被害者の奪還は?

米朝首脳会談失敗に終われば北朝鮮はどうなるか?
北朝鮮にとっては最後通牒レベルの制裁を日米首脳が協議し実施されることを意味する。米朝首脳会談に際し何一つ条件を示さずに拉致被害者を全員帰還させると言わなければ、更なる制裁強化のための国連大の打合せが予定され、日米共同での「北朝鮮スパイ工作防止法」の法制化協議、北朝鮮と取引する企業のテロ指定(銀行取引停止、口座凍結)、拉致問題に係わるG7レベルの共同声明、瀬取り艦船への武力行使表明、機雷封鎖等が準備されるだろうと予想する。
替え玉の黒電話の出番はないということだ。また、金正恩が、シンガポールから無事北朝鮮に帰還できる保証はどこにもない。飛行機、護衛機丸ごと、行き先変更させられる可能性、、、

ただし、トランプ政権は、イスラエルの米国大使館エルサレム移転問題に熱心であるため(選挙対策)、実現の可能性は低そうだ。

■シナリオ2の解説 北朝鮮ベタ折れするもリビア並措置

三つの情報から、シナリオ2が存在することを認めざるを得ない。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

【米朝】ボルトン米補佐官「北朝鮮の核、全て米国に運搬して廃棄」
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-44200.html

ボルトン米大統領補佐官「北朝鮮の非核化はリビア式を念頭に置いてる」…核完全放棄後に制裁解除!
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/51917155.html


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00000006-asahi-int

米、核技術者の移住やデータ廃棄要求 北朝鮮は難色か
5/10(木) 5:04配信 朝日新聞デジタル
 北朝鮮に拘束されていた米国人3人は解放されたが、米朝の事前交渉で、核廃棄をめぐる双方の溝が埋まったのかははっきりしない。水面下では米国が高い要求を出し、北朝鮮が難色を示していることが分かった。北朝鮮関係筋が明らかにした。核開発のデータ廃棄や技術者の海外移住が焦点になっているという。

 同筋によれば、米側は、北朝鮮が行った6回にわたる核実験や、寧辺(ヨンビョン)核関連施設に関するデータの廃棄を求めている。さらに、核開発に携わった最大で数千人ともされる技術者を海外に移住させるよう求めているという。

 これに対して北朝鮮側は、データの廃棄にはあいまいな態度を取る一方、技術者の移住には難色を示しているという。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

ただし、リビア並措置は、外交交渉を有利に進めるための「はったり」である可能性もある。「はったり」でない場合は、米朝首脳会談の場所がシンガポールであることから、手口的に、マレーシア航空機撃墜事件みたいなことが起きるかもしれない。

―― 参考情報 ――――――――――

マレーシア航空機撃墜事件 誰がどうやって撃墜したのか?真相は究明できるか?
https://news.yahoo.co.jp/byline/koizumiyu/20140720-00037561/

―――――――――――――――――

金正恩が、シンガポールから無事北朝鮮に帰還できる保証はどこにもない。飛行機、護衛機丸ごと、行き先変更させられるどころか、どこかの国の軍隊になりすました勢力に、、、ということである。

評価としては、シナリオ1の実現性が低いとみた場合の、シナリオ1の代替措置の位置づけ?


■シナリオ3 北朝鮮ベタ折れ、体制は保障(マネーファースト)

一言で言うと、トランプがマネー優先で処理した場合のシナリオ。

反日マスコミは安倍政権が拉致被害者奪還のために、北朝鮮に見返りの金を準備していると読んでいるようだが、私は、政権が準備した(準備したかもしれない)カネは、アメリカ企業側に一旦還流するだろうとみている。

そう考える根拠を「北が早期非核化すれば韓国レベルの繁栄に協力する」との米国務長官発言に見出す。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://japanese.joins.com/article/323/241323.html?servcode=A00&sectcode=A20

米国務長官「北が早期非核化すれば韓国レベルの繁栄に協力」
2018年05月12日12時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment39 sharemixi
  米国のポンペオ国務長官が「北朝鮮が早期に非核化する果敢な措置を取れば、米国は北朝鮮が我々の友邦である韓国と同じレベルの繁栄を達成できるよう協力する用意ができている」と述べた。

  ポンペオ長官は11日(現地時間)、ワシントンで韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と会談した後、共同会見でこのように明らかにした。

  ポンペオ長官は「金正恩(キム・ジョンウン)委員長が正しい道を選択すれば、北朝鮮には平和と繁栄で満たされた未来があるだろう」と強調した。これは米朝首脳会談の開催を控えて、北朝鮮が核さえ放棄すれば米国の積極的な経済支援が保証されるという点を具体的に表現したものであり、注目される。

  特にポンペオ長官が最近、訪朝して金正恩委員長と2回目の会談をしたという点で、北朝鮮の非核化と米国の北朝鮮体制保証および経済支援などをめぐり金委員長とビッグディールがあったのではという見方も出ている。ただ、ポンペオ長官は「北朝鮮が核を保有しないということを保証するには強力な検証プログラムが要求されるだろう」と述べた。

  ポンペオ長官は北朝鮮が主張してきた「段階的・同時的非核化」と米国が要求する「完全で検証可能かつ不可逆的な核廃棄」の隔たりを狭める案を金委員長と議論したのか、今後これを解決する案は何かについては「詳細な事項は共有しない」と返答を避けた。しかし「トランプ大統領と金委員長だけでなく、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が望む結果について、我々には共通した点があると自信を持っている」とし「我々は我々が望むこと、この過程が完了する時期について見解を共有している」と述べた。

  ポンペオ長官は「最終的な目標が何かについて完全な合意があると考える」と強調した。また「南北の首脳が板門店(パンムンジョム)宣言で明らかにした非核化目標に弾みを受けた」とし「緊密に調整されたトランプ大統領と文大統領の指導力がなかったとすれば今ここまでは来られなかったはず」と話した。

  ポンペオ長官は金委員長との会談内容について「我々は良い対話、実質的な対話、そして深くて複雑な問題と挑戦、金委員長の戦略的決定が含まれた対話をした」とし「我々の対話は温かいものだった」と話した。続いて「我々は両国の歴史と我々が直面した挑戦について良い対話をした」とし「我々は、米国の歴史で今は緊密なパートナーとなっている敵国があったという事実と、北朝鮮とも同じことが可能という希望について話した」と紹介した。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

河野外相が「北が非核化の意思示せば体制保証」反応したことに注目したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180514-OYT1T50104.html?from=ytop_main5

「北が非核化の意思示せば体制保証」…河野外相
 
2018年05月14日 23時05分

特集 深層NEWS
 
 河野外相は14日、BS日テレの「深層NEWS」で日本の対北朝鮮戦略について語り、北朝鮮が非核化の意思を示せば体制保証に応じる必要があると指摘した。
 
 河野氏は「(北朝鮮が)少なくとも非核化の意思があると言った時に、国際社会からは『体制をひっくり返すことはしない』と言わなければ、核を手放すということにはならない」と述べた。一方、「(体制保証で)経済制裁が緩むわけでも、経済支援が出るわけでもない」と強調した。

 河野氏は「北朝鮮が小手先でだまそうと思っているわけではないというのは(関係各国の)共通的な感覚としてある」とも述べ、北朝鮮には非核化の意思があるとの見方を示した。
 
2018年05月14日 23時05分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

安倍政権が、拉致問題解決の成功報酬として、トランプ政権支援企業(インフラ建設系、あるいは資源開発系)に資金を提供、その資金を得てアメリカ主導で北朝鮮でビジネスを始めるというシナリオであろうと予想する。
安倍政権が中共の一路一帯構想に協力するという趣旨の報道は、「中共が拉致被害者帰還に協力した前提での北朝鮮界隈での話」ということなら辻褄が合いそうな気がする。

要するに、拉致問題に関して、北朝鮮に対し直接、金が渡る可能性は少ないと予想。
アメリカ政府の指示に北朝鮮がすべて同意、従った場合のみ、アメリカ企業が主導するインフラあるいは資源開発プロジェクトに、安倍政権が準備した資金(アジア開発銀行関連?)が投下される?と予想。キャタピラーやコマツの株価動向に注目したい。

利益の大半は日米企業が得ることになるだろう。北朝鮮は、未加工の原料を「買い手有利な言い値」で売らされる?アメリカの軍事的圧力が強大なうちは、国際市況よりも買い叩かれる宿命にある。
対北朝鮮ビジネスの旨みを私はそこに見出すのである。

同時期、日本からの輸出自動車に関税20%を賦課するとのアメリカ政府方針が表明されている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180514-OYT1T50039.html

トランプ氏、輸入車20%関税や新排ガス規制案
2018年05月14日 12時44分
特集 トランプ大統領
 【ワシントン=山本貴徳】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、トランプ米大統領が11日に自動車メーカー幹部らと会談し、輸入車に対し、20%の関税や厳しい排ガス規制を課すことを提案したと報じた。

 米自動車メーカーの保護が狙いとみられ、実施されれば、日本を含む海外の自動車メーカーに打撃となりそうだ。

 米国は、日本から輸入する乗用車に2・5%の関税を課している。20%まで引き上げれば、米国での販売価格が上昇し、売れ行きに影響する可能性が高い。また、輸入車に適用される排ガス規制が強化されれば、海外メーカーは新たな規制への対応で開発費などが増えて、米国内での販売価格を引き上げる可能性がある。いずれも米メーカーにとって価格競争で有利な状況となる。

(ここまで328文字 / 残り48文字)
2018年05月14日 12時44分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

読み方によっては、日本のために拉致問題を解決するのだから、カネは北朝鮮に払わず、自動車の関税という形で払って欲しいと解釈できるかもしれない。
米朝首脳会談後にトランプが来日するのは、日本マネー目当てであろうということである。
ただし、非核化の処理、検証がどうなるのか?はっきりしない部分、拉致問題が中途半端な結果で終わるリスクもある。
トランプがマネー優先で策に溺れることを懸念しているのである。


■シナリオ4の解説 トランプ 自分ファースト(ノーベル平和賞と選挙での勝利を最優先)

一言で言うと、非核化、拉致問題、トランプファースト(ノーベル平和賞と選挙での勝利)をどう調和させるかということである。

下手をすると、トランプ一人がいいとこどりに成功、非核化も拉致問題も中途半端で終わり、日本と北朝鮮が貧乏くじを引かされる可能性がある。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

トランプはノーベル平和賞を考えている?:昨日配信のある北朝鮮問題議論に対する批判
https://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/43643050.html

「トランプは北朝鮮の核よりも朝鮮戦争の終結に感心がある。それをやれば、ノーベル平和賞に繋がるからである。そして、選挙に勝てるからである。」

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

トランプは本当に信用できるのか?
安倍首相とトランプ大統領の信頼関係はホンモノなのか?ということなのである。






■どのシナリオが本命か?

4つのシナリオのうち、実現性が高そうなのは、シナリオ3と4

■シナリオ3 北朝鮮ベタ折れ、体制は保障
■シナリオ4 トランプ 自分ファースト(ノーベル平和賞と選挙での勝利を最優先)

どちらになるかは、米朝首脳会談時にトランプが決定。
トランプ来日は、制裁強化、あるいは拉致被害者奪還の報酬としての日本マネー狙い?

北朝鮮がベタ折れする前提で考えると、替え玉の黒電話が出てくる可能性は少なく、「シナリオ1の制裁強化、武力行使」の可能性は少ない?

「シナリオ2 北朝鮮ベタ折れするもリビア並措置」は武力行使の代替措置としての位置づけ?

最後に、予定されている米朝首脳会談は、非核化、拉致被害者奪還明文化、ノーベル平和賞受賞、選挙での勝利に成功すれば、後世において「世界史の転換点あるいは外交史上の金字塔」並に評価される可能性があることを指摘し本稿を終える。


以上

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テーマ : 北朝鮮拉致問題 - ジャンル : 政治・経済

17:01  |  外交  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

Re: 妥協点として

> 自前の核放棄。
> その代わりの中国、ロシア提供のニュークリアシェアリング(作らずと平時の持たず)の許可。
>
> 中国、ロシアの駐留を認める代わりに、韓国に米軍を置くことの黙認。
>
> お互いの生存権を認め合う条件のもとでの、韓国、北朝鮮の生存許可。(双方、現有領域を正当に統治する国家としての生存。北朝鮮、韓国双方ともに、片方をゲリラ政権扱いをやめる。)
>
> 平和的統一及び平和的共存の促進と軍事的暴力的統一の拒否のアメリカの明言と北朝鮮の理解と同意。
>
> このラインも遡上に出て来ると思った方が良い。

現実的にはそうなりますが
誰が、アメリカ側の代理人なのか?韓国の大統領にアメリカが交渉権を与えているのかという疑問が生じております。
管理人 |  2018.05.17(木) 03:38 | URL |  【編集】

妥協点として

自前の核放棄。
その代わりの中国、ロシア提供のニュークリアシェアリング(作らずと平時の持たず)の許可。

中国、ロシアの駐留を認める代わりに、韓国に米軍を置くことの黙認。

お互いの生存権を認め合う条件のもとでの、韓国、北朝鮮の生存許可。(双方、現有領域を正当に統治する国家としての生存。北朝鮮、韓国双方ともに、片方をゲリラ政権扱いをやめる。)

平和的統一及び平和的共存の促進と軍事的暴力的統一の拒否のアメリカの明言と北朝鮮の理解と同意。

このラインも遡上に出て来ると思った方が良い。
Suica割 |  2018.05.16(水) 19:11 | URL |  【編集】

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