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2016.07.26 (Tue)

小池百合子候補 選挙後になすべきこと

小池百合子優勢という状況で都知事選挙が投票日を迎えつつある。
このまま何もなければ、この都知事選挙、政治的には珍しいことではあるが?保守分裂で、勝ち馬に乗ろうとする有権者が増える結果、意外に投票率が上がる気がしている。
誰も想像しなかった得票数で小池百合子候補は勝利するかもしれない。

期日前投票の多さは、政権批判しかできない鳥越、政権の言いなりの増田に促されたものではないと私はみる。

都知事選期日前投票、前回の1・7倍…中間状況
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20160725-OYT1T50082.html?from=ytop_main5

選挙戦最終日の小池百合子候補の演説会での聴衆の規模が最終的にどうなるのか、そこが注目点である。

しかし、小池百合子にとっては、当選しようとしまいと、選挙後が本番となる。

どういうことか?

小池百合子は「闘い」を宣言した。
従って、闘わなくてはならない。

では、何と?


当選した場合は、利権勢力とである。
万が一当選しなかった場合は、(桜井誠ほどではないが)、愛国政治家として認知されたことを意識しなくてはならない。

当選した場合は、政治的には一大勢力となることがほぼ確定する。
闘いを宣言したがゆえに、官房長官クラスいや石原慎太郎並の政治的影響力を有する政治家として名乗りを上げることになる。

一方で、私が知る小池百合子は、こうだった。

・政界渡り鳥
・演出の上手さ目につく議員
・政策的に歯切れ良い部分がある一方、移民・外国人参政権・夫婦別姓については推進者とみられていた?
・人脈的に、石破茂に近い

―――――――――――――――――

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E4%BA%BA%E6%9D%90%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%A3%E7%9B%9F

自民党国際人材議員連盟

自民党国際人材議員連盟は自民党国会議員議員連盟。2005年(平成17年)、外国人材交流推進議員連盟として12月13日設立。2013年5月22日に外国人材交流推進議員連盟を前身として自民党国際人材議員連盟が発足した。

勉強会の講師として坂中英徳移民政策研究所(旧外国人政策研究所)所長を迎えるなどしている[1]。

今後50年間で約1000万人の移民受け入れを目指す提言案、永住許可要件の大幅な緩和、「移民庁」設置案などが明らかになっている[2][3]。

安倍内閣は毎年20万人の移民受け入れ案など、移民の大量受け入れの本格的な検討を開始。移民議論と並行して、外国人労働者の受け入れ拡大を先行させる考えで、最長3年の技能実習制度の受け入れ期間延長などが検討されている。 現在、外国人労働者の受け入れは高度な専門性や技術を持つ外国人に限定されているが、大量受け入れには単純労働者を認めることが不可欠になるとみられ、自民党内からも「実質的な単純労働解禁で、移民受け入れへの布石」との批判がでている[4]。

幹部

会長
小池百合子

副会長
岩城光英

幹事長

(空席)

顧問
石破茂

事務局長
末松信介

―――――――――――――――――

小池百合子は、当選した場合は、既に表明していることを参考とすれば、今回の困難な政治状況における選挙戦を経験したことで

・政治的には石破茂よりも格上
・過去に取り組んできた政治課題よりも公約の実現が優先
・石原慎太郎並の骨太な愛国派

とみなされることになる。


すなわち、選挙後は、チマチマした付き合い、石破派の一員みたいな付き合いはやめるべきということになるのだ。

政策的には、どうかと言うと、

・当選できた場合は、選挙戦で言及したとおり、外国人参政権は否定、韓国人学校取りやめ、オリンピックボランテイア制服見直しを通じて、嫌韓?愛国派を演じる必要が出てくる

・当選できなかった場合は、今回の選挙戦、一早く水間政憲が小池百合子支持を主導したことを振り返れば、迂闊に売国政策の推進者とみられるような言動はできなくなる
(水間政憲は、鳩山邦夫から乗り換えただけかもしれないが)

言い換えると
当選できた場合、当選できなかった場合、これまでのように、石破茂と似たポジションをとる必要はなくなる、、、いやできなくなる??

既に、政治的には、石破茂よりも格上だ。
絶対絶命の選挙戦を制する勢いがある、小池百合子にとって、言っていることがコロコロ変わると言われている?石破茂のような存在は?????

と、考えると、導き出される結論

それは、
石破茂に遠慮はいらないということになるのだ。


それは、同時にポスト安倍を巡る闘いに参戦することを意味する。

安倍首相は、オリンピック終了まで総理大臣であり続けるかもしれない…………

安倍首相は、女性の活用について言及してきた。

それは、誰を後継者にするか、を意識している部分はあるだろう。(少なくとも女性宮家新設ではない。)

女性政治家の世界では、稲田朋美、高市早苗が競っているように、私には見える。
どちらも優等生扱いされている。

が、小池百合子が、退路を断った闘いを通じて、政治的立場を得ようとした「潔さ」を保守層や無党派層が評価していることは明らかだ。

都知事選、小池氏が引き離す? 読売世論調査では「鳥越3位」
http://www.j-cast.com/2016/07/24273377.html

これに、優等生議員は太刀打ちできるのか?ということになる。

倉山満の「嘘だらけの日英近現代史」にサッチャーの党首時代について書かれた一文がある。

―――――――――――――――――

一九七五年、サッチャーは保守党の党首選挙に勝利します。党首就任後、真っ先に行ったのは党改革、政党近代化です。イギリスの場合ですと、”再”近代化でしょうか。サッチャーは七人ほどの優秀なブレーンを集め、CPSという自前のシンクタンクをつくります。そして、議員・候補者・職員・秘書に保守の理念と政策を徹底させ研修を行い、各地の選挙区に散らせます。そして論争で勝ってこさせ、党勢を拡大させます。当選した議員の自由で民主的な議論により党の方向性を決め、党首のもとで実現し、さらに研修を行うというサイクルを確立しました。四年の野党暮らしでこれを行い、総選挙での勝利に結びつけました。綱領に基づき組織をつくり、組織が議員を当選させる近代政党は、大戦後にすたれていましたが、サッチャーは見事に再生させました。政権獲得後は権力基盤となります。

イギリスの近代政党システムは参考になるところが多くあります。保守党史上で二番目に若い党首は、ウイリアム・ヘイグの三十六歳です(一位の小ビットは抜きようがない)。保守党は弁論大会を開催していて、学生のときからリクルーテイングしています。高校生だったヘイグの演説を聞いたサッチャーは、「ウイリアム・ビットの再来だ!」と絶賛し、スカウトしたそうです。「アンタ、録音機がない時代の演説、絶対に聞いたことないだろ?」などと野暮なツッコミをしないのがイギリス紳士のたしなみなのです。同じように、現首相のデーヴィッド・キャメロンも学生時代にスカウトされ、保守党の政策スタッフとしてサッチャーに仕え、鉄板の選挙区を用意してもらって悠々当選。当選二回のときに党首選挙で当選し、三回で総理大臣です。

―――――――――――――――――

ウィリアム・ヘイグ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%98%E3%82%A4%E3%82%B0

―――――――――――――――――

既に、小池百合子は、都議会に決戦並の「論争」を挑んでいる。
それは、古い体質の都議会自民党を許容してきた安倍政権への挑戦でもある。

同時にそれは、稲田朋美、高市早苗への挑戦状でもある。


政権中枢は、小池百合子の闘いぶりを注視しているはずである。
選挙戦最終日に、自民党議員として実績が見当たらない増田候補応援に廻る自民党幹部は何人いるのであろうか?

谷垣幹事長の怪我は、果たして演説できないほどなのか???

稲田朋美には渡部昇一がついている。
高市早苗には櫻井よしこがついているかもしれない。

ポスト安倍の主題が、戦後タブーだった事案について、かつてサッチャーが行った如く
「保守理念の筋を徹底して通し、党内論争で勝利し、選挙戦を勝ち抜く」だとして
これによって戦後レジーム脱却が可能ならしむるとすれば、

これら3人の中で誰が最終的に勝利するのか?
いや勝利すべきか?

ということになる。

すなわち、ポスト安倍を巡る闘いは、これまでのような派閥間で繰り広げられるチマチマした多数派工作から

戦後レジームの脱却に向けて、党内論争で勝利しその実現に向けていち早く王手をかけた者に優先的に与えられる入札権みたいなもの!

に変質し、それが自民党の「再近代化?」を促すことになるであろうことを予測するのである。

それゆえ、小池百合子が選挙戦最終日に何をどう語るのか?

―――――――――――――――――

小池百合子氏演説詳報(24日)「あちらの政党の方、推薦を受けている方。使い勝手がいいんだと思います、一言で言って」
http://www.sankei.com/politics/news/160725/plt1607250008-n1.html

【東京都知事選】民進・枝野幸男幹事長「自民とケンカのふりして、無党派の票取ろうとしている!」 小池百合子氏を猛批判
http://www.sankei.com/politics/news/160725/plt1607250049-n1.html

【東京都知事選】小池百合子氏は「極右タカ派」共産・小池晃氏書記局長が批判
http://www.sankei.com/politics/news/160725/plt1607250034-n1.html

―――――――――――――――――

敗戦利得者を代弁する万年野党がこう語っているのであればなおさら、それが今後の保守政界の重要なキーポイントとなるのである。

見分けるポイントは、小池百合子が
(サッチャー並の)保守思想に裏打ちされた壮大なビジョンを語るのか
それとも
都知事選挙に限定したチマチマした話題に明け暮れるのか
ということである。

以上

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日本のこころの先行きを憂う

日本のこころは都知事選で大切なものを失った。現職の三議員の保身意識が、増田候補支持、党議拘束せずの発表になったのでは。(少なくとも、中山代表は増田候補への応援演説をすべきである) 
栗原明 |  2016.07.29(金) 05:36 | URL |  【編集】

Re: 日本のこころの先行きを憂う

> 日本のこころは都知事選で大切なものを失った。現職の三議員の保身意識が、増田候補支持、党議拘束せずの発表になったのでは。(少なくとも、中山代表は増田候補への応援演説をすべきである) 

がっかりすることばかり続いております。
私は西村眞悟先生、三宅博先生の動向、田母神俊雄の裁判の行方に注目しております。
事務局 |  2016.07.29(金) 18:20 | URL |  【編集】

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