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2018.03.04 (Sun)

皇族を利用したい人たち & その意図に乗っかる皇族たち

本稿、厳格な皇室崇拝者が読めば、けしからんと批判したくなる内容であろうと承知している。が、歴史研究者のスタンスで調べていくと、皇族が関与することが判明した以降、そのテーマでの歴史研究調査がウヤムヤにされてきたジンクスがあることに気づくはずである。



私は、革命指向で伝統や文化すべてを否定したがる、共産主義者たちの主張するように、皇室の存在を否定するものではない。現在の日本の政治構造、法整備は、ロシア、中共、北朝鮮など共産主義国家のものよりもはるかに抑圧的でなく、少なくとも、共産主義国家の統治よりはマシなものだとの見解である。

一方で、フランス革命後の政治構造とフランス王政を比較すると、ひょっとすると、統治形態としては、フランス王政の方がマシだったという評価になるかもしれないとみている。
同様のことは、ロシアについても当てはまるかもしれないというスタンスである。



そういう前提で本テーマを論じるものである。



保守派は、ともすれば、皇族を崇高な精神の持ち主だと考えてしまいたがる傾向にある。しかし、現実を知ると必ずしもそうではないことに気づかされる。


たとえば、日本ユニセフ協会への皇族の関与。


―― 参考情報 ――――――――――

承子さま、利権団体日本ユニセフ協会にご就職へ 
http://blog.livedoor.jp/syusyoku_katsudou/archives/25672206.html

―――――――――――――――――

日本ユニセフ協会のピンハネ追及と使途不明金?疑惑追及を逃れる意図があるかもしれない。

かつて、皇族という地位を利用して、小和田某が駆使、多用した手法である。

日本赤十字への皇族の役員就任についても、同様の意図、いやそれ以上の陰謀が関与してああいう結果となったような気がする。



竹田恒泰は、皇族である実父がJOCの役員就任であるべき必要性を何度も呼びかけている。(苦しい言い訳でしかないが)

―― 参考情報 ――――――――――

何と10期目! いつまで続くJOC竹田体制 現規則では2019年に退任だが
http://www.sankei.com/premium/news/170719/prm1707190004-n1.html

―――――――――――――――――


かねてから続く、使途不明金に係わる疑惑追及を逃れたい意図があって、長期体制を続けているような気がする。
ただ、IOCについて、欧州王族が関与していると見れば、竹田家がJOC委員である、政治的意味はある。

これらは、皇族の存在を利用することで、組織活動上のメリットを追求したケースである。
一方で、皇族も、「皇族を存在を利用したい彼らの意図」を理解して役員等に就任した、と解している。



皇位継承順位100位以降に位置する、竹田恒泰は保守ビジネス的立ち位置ではあるものの、(古事記が、戦後、共産主義的歴史学者たちが支配する、古代史学界にて歴史書扱いされなくなった状態にあったが)講演活動を通じて、古事記という歴史書の存在を同世代の若者層に周知、認識させたことは、評価されるべきだ。



次に、最近の新刊書の中に皇室を政治利用しようとした人たちが存在していることを示唆した本を二冊発見したので、紹介する。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

コミンテルンの謀略と日本の敗戦
江崎道朗

411~412頁
皇室を尊崇すると言っても、そこには、実際に天皇陛下の御心を受け止めようとする人たちと、自分の考え方を正当化するために皇室を利用する人たちがいる。そして後者の人たちは、昭和天皇が望んでいなかったにもかかわらず、天皇の名を使って言論の自由を否定し、クーデターを計画し、支那事変を長期化させ、統制経済を推し進め、日米戦争への突入していった。

………………

龍馬を守った新撰組 禁断の幕末維新史
加地将一

132頁
掛け金を丁、半、両方に張るやり方だ。その結果、ダメだった方の首をチョン斬ってごめんなさいと敵に差出し、藩王は勝ち馬に乗る。どう転んでも殿様だけは安泰だ。

幕末の大名もほぼ同じスタイルをとっている。幕府と討幕イモ・フグの両方の顔を立てながら状況を読み、有利な方に乗り換えている。勝った方が常に正しい。これはトップに君臨する者の帝王学で、こうやって責任を取らずに、血脈をつなげるのだ。

汚いと思うだろうが第二次世界大戦では、昭和天皇は同じ手法を使っている。大元帥としてイケイケで君臨していたのに、いつのまにか、自分は「お飾り」だった、戦争には反対だったといって部下の首を差し出して逃げ切るという、究極の王道だ。今だって総理や社長、トップに立つ人間はNo1とNo2、対立派閥のどちらも応援。負けた方を切るという手法をよく使う。この場合、卑怯者と思われないためのテクニックが必要だが、それが帝王学だ。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



具体的根拠が示されず(根拠の説明が省略されている)、断定的スタンスで書かれていることに違和感を持っている。
書き手が主張を読者に受け入れさせるために、断定調の表現を選んでいる表現なのだ。
そういう可能性が濃厚であることは認めるが、いささか証拠不足(説明不足)だと考える。
グレーゾーンの表現(推論)で留めておくべきだとのスタンスである。



話は飛ぶが、秋篠宮家の眞子様には、週刊誌的情報によれば、(皇室の将来を案じる)周囲の説得に応じる気配がないとの噂があり、ご自身のお立場に早く気づかれ(政治的に利用されることを回避すべく)、賢明なご判断が為されんことをご祈念申し上げる次第である。


―― 参考情報 ――――――――――

秋篠宮が出した二つの条件
http://koredeii.com/?p=6173

眞子さまに厳しく接してきた紀子さまが置かれたお立場
http://blog.livedoor.jp/remmikki/archives/5337885.html
―――――――――――――――――


以上

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06:51  |  皇室  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

政治問題としては繊細である為、拙速な結論付けは避けるべきですが

明治維新以降の皇室の歴史を、特に政治的観点から論じた者は、保守派においても非常に少ないな、と思っています(江戸時代以前も皇室(朝廷)の政治関与等(権力的存在としではなく、諮問機関の立場であったと思います)が全く無かったわけではありませんが、時代考証の難しさ(その時代の社会情勢などを考慮しなければならない為)と、皇室権威の政治利用の問題等もありますから、一旦、これらの議論は後にした方が良いと思います)。

戦前、戦時中の歴史を調べると、「皇室」、「皇族」に関係すると思われる事件や問題になると、確かに「有耶無耶」にされている所があるな、と思います。

という事は、「皇族」の中に、戦時中、どうもよく分からない行動(皇室伝統に背いていると疑われる行為)を取っていた御方がいたのではないか、と思います。

ただ、昭和天皇に関しては、加地将一氏の主張するような、「勝ち馬への鞍替え」の立場を取っていたという事は無いと思います。

ソ連の対日工作機関である共産党(コミンテルン)の設立期は、1922年(大正11年)なので、ソ連共産党や共産主義者による対日工作自体は、昭和天皇の即位以前から行われていたのは明らかですし、恐らく、戦時中も、政府のみならず、「皇室」や「昭和天皇」の存知されない所で「対日工作」が進められていた可能性は否定できないと思います。

また、昭和天皇の「御発言」の公式記録などからも、政治権力者では無い為、直接的に議会決定に関与できない事は存知されつつも、少なくとも陛下の「御心」としては「戦争反対」の立場を取られていたのは事実でしょう(この点で、加地将一氏は昭和天皇陛下が、立憲君主であり、国会において、民主的に決定した議決事項を勝手に覆せるような「政治権力者」ではない事を考慮していない為、恰も、戦時中は「政治的権力」を行使できる立場であったのに、それを行わずに、敗戦後は、自身が「非権力的立場」を取って責任逃れをしようよしたという、所謂、「昭和天皇の戦争責任」問題に挿げ替えるという、ややおかしな方向に結論を持って行ったのでは、と思います。武家の将軍などは、権威者であるとともに政治権力者ですが、この点では、絶対的権威の存在に過ぎない天皇陛下とは異なります)。

ただ、昭和天皇の「権威」を「政治利用」しようとした勢力があった事は事実だと思います。

「皇室」の政治関与問題については、繊細な問題であり、拙速な結論付は、的外れだったり、最悪、陰謀論者や不敬問題に結び付けられる可能性がある為、慎重な議論が必要だと思いますが、一方で、先の大戦の歴史的な全容解剖をする為に、これらの「皇室問題」を追求するのは、歴史の真実を解明したい保守派(盲目的天皇教信者は別ですが)であればこそ、尚更「必然的に行わなければならない事」だと思うのですが、「皇室の権威」を失う可能性を恐れている為か、その辺りの「歴史のタブー」に切り込もうとする保守派が少なすぎるのは、歴史、政治論争などにおいて、相当懸念しなければならない事だと思います。
西 |  2018.03.05(月) 00:39 | URL |  【編集】

Re: 政治問題としては繊細である為、拙速な結論付けは避けるべきですが

<「皇室」の政治関与問題については、繊細な問題であり、拙速な結論付は、的外れだったり、最悪、陰謀論者や不敬問題に結び付けられる可能性がある為、慎重な議論が必要だと思いますが、一方で、先の大戦の歴史的な全容解剖をする為に、これらの「皇室問題」を追求するのは、歴史の真実を解明したい保守派(盲目的天皇教信者は別ですが)であればこそ、尚更「必然的に行わなければならない事」だと思うのですが、「皇室の権威」を失う可能性を恐れている為か、その辺りの「歴史のタブー」に切り込もうとする保守派が少なすぎるのは、歴史、政治論争などにおいて、相当懸念しなければならない事だと思います。

非常に重要な指摘だと思います。
生前譲位の件も歴史的にどういう評価となるのか、今のうちに問題提起しておく必要はあるでしょう。
管理人 |  2018.03.06(火) 00:05 | URL |  【編集】

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