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2018.03.01 (Thu)

愛国者に求められる覚悟

本稿、保守思想に係わることなので、書いてある言葉の意味について誤解を生じることを避けるために、まず用語定義に関する、過去原稿を紹介しておきたい。

―― 参考情報 ――――――――――

・他人を「愛国者」でないと批判する行為の意味
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-655.html

・「真正保守」の定義について
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-657.html

・「保守」という言葉の概念  中川八洋と西尾幹二の比較
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-659.html

・リベラルの定義
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-667.html

・「愛国」「保守」の定義について
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-719.html

・ノンポリは3種類存在する?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-887.html

―――――――――――――――――

これらは私見である。異論ある方、自分なりの辞書を作成いただきたい。
私は、自身の言論活動のために辞書を作成したに過ぎない。絶対にかくあるべきだという視点での定義ではないのだ。ただし、私は、保守思想について書かれた、中島岳志や西尾幹二の本は読まない主義だ。

本題に入りたい。

10年前は、自らを愛国者だと鼓舞される方、愛国者ならかくすべきだと語る方、自己犠牲の精神が大切だと口癖のように言われる方がたくさんおられた。

たとえば、戦後の三大愛国者というと、一人目は、三島由紀夫、二人目、三人目の中に、野村秋介、山口二矢をあげられる方がおられるように思う。

三島由紀夫の存在については、思想の左右を問わず、否定する人はまずいない。突出した美文、エッセイ等での説得力ある文章、書いた原稿量が圧倒的だったことに加え、ノーベル文学賞候補になったこともある。後年、大江健三郎がノーベル文学賞を受賞したが、国家を貶める(恥ずかしい)人物に見えて仕方がない。
ノーベル賞の権威?も墜ちたものだと何度も思った。
ノーベル委員会はカズオ・イシグロの受賞で帳尻を合わせたつもりかもしれない。

野村秋介については、2016年に伝記本が出ている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.gentosha.co.jp/book/b10301.html

激しき雪 最後の国士・野村秋介

山平重樹 / 著 

俺に是非を説くな 激しい雪が好き 新右翼のリーダーで、三島由紀夫と並び称される憂国の士の苛烈な生涯--少年時代から朝日新聞社での拳銃自決の瞬間までを、晩年10年もっとも身近にいた作家が描き切った感動ノンフィクション。 「国家権力が最も恐れた男」は、 〈自らの掟〉に忠実だったがために自決した。 平成5(1993)年10月20日、朝日新聞東京本社役員応接室で野村秋介は2丁拳銃の銃弾3発で心臓を貫き自決した。前年7月の参議院選挙期間中、週刊朝日が野村を代表とする政党・風の会を揶揄。風の会は選挙で22万票を集めたものの一人の当選者も出せずに終わっていた。なぜ自決したのか? 10月20日なのか? そもそも周囲の反対を押し切って参院選に出馬したのか?---彼の人生を決定づけたある特攻隊員との8歳の出会いから、偉大な明治男である父の影響、青春の横浜愚連隊時代、豊富な人脈との幅広い交遊、口舌の徒を嫌い自らの肉体をもって常に行動する〈肉体言語〉の思想、経団連事件・住友不動産会長宅襲撃事件・河野一郎相邸焼き打ち事件・フィリピン石川重弘救出事件の真相まで、もっとも近しい作家が書き尽くした、美学と情念で貫かれた民族派の巨星の劇的人生!

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

この本が、客観的な視点のものかそうでないものか、野村秋介という人物と話したことがなく、また直接話を聞いたことがないため、判断がつかない。

野村秋介については、法的措置を求めるものの司法の場では相手にされず、自身の報道に係わる謝罪を求める中で自決を敢行したことは確かなようだ。

―― 参考情報 ――――――――――

野村秋介 新聞社自決事件とは
https://ameblo.jp/9216ama/entry-11766053410.html

野村秋介
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%9D%91%E7%A7%8B%E4%BB%8B

―――――――――――――――――

その後、反日マスコミ報道は相変わらず続いている。

たちあがれ日本が、タチガレ日本と揶揄されたことと重なって映る。
野村秋介が党首だったら、凄まじい抗議活動しただろう。
が、石原慎太郎は、この種の報道に反応しなかった。

私は問いたい。
野村秋介は正直過ぎたのか?それとも野村秋介は武士の魂を持ち、名誉を重んる男だったのか?
石原慎太郎は誰よりもメンツを重んじる男ではなかったのか?

日本においては、マスコミが何を書こうが、記者が何を言おうが、記者がふざけた質問をしようが、法的責任を問われることも罰則を課されることもない。

日本は、その点において(言論)無法地帯化している。
野村秋介自決後25年近く経過したが、反日マスコミ報道について法的措置が少しでも可能な状況に近づいているのであろうか?

私は、ブロガー歴は約10年。それ以前はノンポリだが、政治には無関係な立場で業務遂行してきた方だ。それでも、高校1年の時、大学4年の時代は、受験、専攻に関係なく、いわゆる哲学書、思想書を読んでいた。
これでも私は、理系の人間である。高校時代の得意科目は、数学と物理。

それでも、私は高校時代からブログ開設の期間についてノンポリだとしている。

さて、最近の愛国保守の世界はどうか?
瀬戸弘幸のように、行動で示す人は少ない。
大半が、批判文だらけ、心がけものだらけであることが最近わかってきた。愛国保守の世界は、そういう類の言論で溢れている。100%否定するつもりはない。

スキルを有し手本を示してくれたら、我慢して聞くつもりはある。

欲するのは、「手本になる行為」あるいは「手本となる文書」である。

野村秋介については、自決事件以外のことは知らない。が、私は、野村秋介とは境遇も政治思想も異なる者であるが、新聞法法制化、反日新聞社のマニュアル等について出稿済である。

―― 参考情報 ――――――――――

・新聞法(私案)
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-595.html

・反日新聞記者マル秘マニュアル≒朝日社説批判マニュアル
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-895.html

―――――――――――――――――

マニュアルと書いた意味、おわかりであろう。



私は、朝日新聞社に対し、機会があれば「貴社は上記のようなマニュアルを社内で作成しているのではないか。もし、オーソライズされているものがないなら、これが貴社実態と思われるため、拙ブログ原稿文を社長決裁でマニュアルと正式認知すべきだ」くらいの提案をしようと思っているくらいなのだ。

私は、上記の二作について、過去1年間のブロガーとしての代表作と思っている。
もし、野村秋介が生きていたら、こういうものを10年かかって文章化することができた。なんとか実現できないものか?と提出したかもしれない。

私がブロガーとして目指すもの、それは、マスコミに馬鹿にされようが、笑われようが、無視されようが、反日偏向マスコミを追い詰める手段を考案、共有化することを通じて、実現することにある。

野村秋介は自決を選んだ。
私は、そうはしないだけだ。
私個人も(ノンポリ時代)仕事上のことで、全国紙の(あのイソコレベルの、マナー違反の、発達障害のような)記者と大喧嘩したことがある。上司が間に入り、社業としては事なきを得たが…………

批判しかできない、万年野党感覚の人に、実現できるものは果たして何であろうか?

そう考える私は、法曹資格有される方に対しては、少なくとも(慰安婦問題に関して反日活動してきた議員、団体等に関する)法的措置等に係わる措置、手順くらいお示しいただきたいものだと思ってきた。
部下の官僚に対し、「あなた、司法試験通ってないでしょ」みたいな発言をされた大臣がいたそうだが、そう語った人間がどの程度の人物か。その方について、目が据わってない、度胸がない、なんとなくそわそわしている、キョロキョロしているように見えるのは、その人自身の覚悟が足りない証左だと思いつつある。

しかし、私はこう思っている。私は、講演の場で石原慎太郎から自己犠牲の美徳の話を聞いたことがある。そうだろう、そうすべきだ。が、本当の美徳とは、しかるべき時に、とあることを成し遂げたか否かにかかっている。

自己犠牲の精神がそんなに大切なら、とっさの判断で自ら身を投げ乗客を救う駅員に本当になれるのか………………??

―― 参考情報 ――――――――――

長野政雄 乗客を救うために自らの命を犠牲にした鉄道員
http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/nagano.htm

―――――――――――――――――

これは、「塩狩峠」という小説のモデルとなった、実在したクリスチャン駅員の話である。

ちなみに、とっさの判断で、たぶん、そうできない、と考える私は、愛国者であると宣言するつもりはない。

納得できない方、冒頭で紹介した、「愛国者の定義」を参照いただきたい。

同様のことは山口二矢を絶賛される方にも当てはまる。

―― 参考情報 ――――――――――

浅沼社会党委員長刺殺事件【山口二矢】
https://matome.naver.jp/odai/2140305382903981601

―――――――――――――――――

山口二矢は、「山口二矢(おとや)供述調書―社会党委員長浅沼稲次郎刺殺事件」を読んだ印象となるが、動機らしい動機を察知されず自決したようだ。
乗客の命を救った、長野政雄のケースもそうだったとされる。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/nagano.htm

 残念ながら、長野政雄の日記や手紙等は、彼の遺言(ゆいごん)により、彼の死後一切が焼却された。そのため今日、彼自身の心の内面を詳しく知ることはできない。
  もしそうした手記等が残っていれば、心の内面をもっと知ることができたのに、と惜しまれる。彼はどのように回心に至ったのか。彼にも心の葛藤や、悩み、信仰の成長の段階等があったはずだが、それらはどうだったか。それらは今日知るよしもない。
  しかし、彼の心の内面をよく象徴していると思われる、ある事実がある。それは彼が、日頃から遺書を、自分の内ポケットに秘めていたことである。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

愛国者とクリスチャン、つき動かすものは異なったが、内面の記録さえも消し去ったことは特筆されるべきことだ。

内面の記録さえも消し去る潔さについて私は述べている。

もちろん、私は、ダラダラと書き綴ることをよしとはしない。

「愛国者であると宣言すること」は、「常に覚悟を秘め、内面の記録さえも消し去ることを含めて、自己犠牲の精神で躊躇なく実行すること」を定義的には意味するのである。

それゆえ、我々は決断を迫られていると考える。

・スキルのない、人前での作法が立派な愛国者のままでいいのか?
・目標実現のため、内面の記録さえも消し去る「ノンポリ」になるべきか?

以上

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テーマ : 保守主義 - ジャンル : 政治・経済

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