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2018.01.31 (Wed)

トランプ大統領がTPP参加表明した理由

本稿は、トランプがTPPに参加を表明したことに係わる、トランプとアメリカ支配層との間でやりとりされた取引?についての「考察」。



産経は、トランプがTPP参加表明したのは、ここ最近の中共の振る舞いに原因があるとした。

―― 参考情報 ――――――――――

トランプ大統領、TPP政策逆転のワケ 「中国の略奪的な経済慣行」で再認識か
http://www.sankei.com/world/news/180130/wor1801300011-n1.html

―――――――――――――――――

私は、これを表向きの理由とみる。



キッシンジャーを代理人とするアメリカを操る支配層の視点で眺めてみたい。

当初オバマは、TPP参加を各国に呼びかけた。日本にはTPP参加を強制した。

アメリカ支配層にとってTPPは旨みがあると予想したからだ。
しかし、オバマ民主党の流れを汲むクリントン候補は、なぜかTPP不参加を表明。

ここに、アメリカ支配層がTPP不参加を決断した理由が隠れているとみなくてはならない。

菅首相が当初TPPの参加に生返事だったことに腹を立てた世界支配層は、人●地震を…………………
日本は貿易赤字に転落、石油輸入が増えた。ロックフェラーとその代理人たちは高笑いしたことであろう。

しかし、日本はくじけなかった。アメリカ支配層にとっては、甘利議員が頑張った結果、TPPには左程旨みがなくなった。
日本を潰せるTPPではなくなったようである。
だからクリントン候補は、TPP不参加を表明した。

原発再稼働が進まない中で、あれだけの石油輸入とななっても貿易黒字に転換した。凄い経済力、技術力と言わなくてはなるまい。
そして、アメリカの中にもアメリカの将来を憂える政治家が、アメリカ大統領選挙に出馬し当選した。
トランプである。
その、トランプが、選挙戦の最中になぜTPP不参加を表明したのか?



三つ考えられる。

①TPPがなくても二国間協議で貿易の不均衡を是正させる方針だった
②隠れTPP支持派でアメリカ支配層を必要以上に刺激したくなかった(寸止め作戦)
③そもそもTPPについて不勉強

で、トランプは実際どうしたか?

大統領就任後、二国間協議で貿易の不均衡を是正させるべく、アメリカファーストを打ち出した。


しかし、これには裏があると私は読む。
TPPに反対のアメリカ支配層に対し、アメリカファーストなる政策を当面掲げ、アメリカ株で儲けさせるからアメリカ株を買って欲しい?とインサイダーまがいのことをしたのではなかろうか?

つまり、トランプはキッシンジャーを通じて上納話で……………………?

安倍政権はどうしたか?そのタイミングで、アメリカ株を年金資金等で購入する枠を増やしているはずである。

安倍首相が、トランプ大統領就任直後に真っ先に駆けつけたのは、アメリカ株の吊り上げに…………………???

従って、トランプ政権になった後、安倍政権が、アメリカ支配層の覚えめでたいのは、アメリカ株の購入枠を増やし、アメリカ支配層の金融取引に貢献したためであろうと予想する。

アメリカ支配層は、ヘッジファンドを通じアメリカ株や日本株(アメリカファーストで業績が良くなる銘柄)を購入、ひと儲けした可能性がある。



ちなみに、私は昨年末に会社四季報を数年ぶりに購入、日本企業の業績が素材系を中心に想像以上に改善していることを知った。

―― 参考情報 ――――――――――

会社四季報が全国で売り切れ続出「株はもうかると興味を持つ人が増えてきた」
http://okanehadaiji.com/archives/9756723.html

―――――――――――――――――


こうした流れの中、アメリカ株は史上最高値を更新。
NYダウのチャートを眺めていただきたい。

https://www.google.co.jp/search?q=INDEXDJX:.DJI&tbm=fin&gws_rd=cr&dcr=0&ei=EdxwWomhMcTW8QXB5K4I#gws_rd=cr&scso=uid_E9xwWqeMC4r88AW7mKfgDg_5:0,uid_3d1wWoGUJcjq8AXauqOAAg_5:0&spf=1517346414454

NY株20180131


どうやら100年に一度の大天井を形成しつつあるように見える。
じっくり見ていただきたい。100年に一度の天井とみるならば暴落が近いと読まなくてはならない。(私見)

トランプは、アメリカ支配層にアメリカ株でひと儲けできる可能性があることを持ちかけた形跡はないのか。と考えるのは、トランプが当選したと判明した直後、東証市場が一旦大きく下げ、下げを確認した直後に大きく反転、その日を基点にして株価が上昇を続けているからなのだ。

―― 参考情報 ――――――――――

金融市場、駆け巡った「トランプ・ショック」
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09H24_Z01C16A1000000/

―――――――――――――――――

もちろん、現在の東証市場のメインプレイヤーは、アメリカ等の外資(ユダヤ資本)である。


そして、ここに来て、日本株から大きく下げ始め、今朝のアメリカ株も大きく下げている。

1月30日の日経平均株価23291、前日比ー337だった。
今朝のNYダウも約300下げている。

左程、深刻なニュースがなく、日本市場、アメリカ市場連動して大きく下げているのは、年初の大発会の日に株価を大きくつり上げた筋が既に利確し終え、逃げ遅れた向きによる換金売りが増えたためではないか。



そして、ここに来て下げ相場となっていることについては、別の理由があるとみなくてはならない。

トランプは、アメリカ支配層に対し、政策的にアメリカファーストを掲げることでひと儲けさせ、今が売り時です、これ以上株価をつり上げることは難しいことをある方法で「お知らせ」したのではないかと予想する。

一体、どういう方法で?

「TPP参加表明発言」である。

TPP参加表明=アメリカファースト政策でのアメリカ株価上昇の(とりあえずの)終焉=アメリカ株利確タイミング

と考えるのである。



トランプはもともと「隠れTPP支持派」で、最終的にTPP参加とすることをアメリカ支配層に認めさせるために、アメリカファーストで株価を吊り上げ、ひと儲けさせた(上納した)ので、TPP参加を表明しやすくなったとみるのである。

トランプは、隠れTPP支持派だったのである!?



そして、アメリカがTPPに参加しなくてはならない決定的な理由が存在する。

アメリカが、仮にアメリカファーストでの自国回帰を選択するにしても、一定以上の覇権は保持するはずである。

アメリカ覇権外交の権威で、地政学の大家であるはずのキッシンジャーが、TPP発足が意味する地政学的な意味について気づかないはずはない。

―― 参考情報 ――――――――――

キッシンジャーが出世し名声を得た理由  実は地政学の大家だった!?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-853.html


https://www.sekainorekisi.com/%E7%92%B0%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E5%8D%94%E5%AE%9A%E4%BA%A4%E6%B8%89%E5%8F%82%E5%8A%A0%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%9B%B3/

TPP地図 

「悪の論理で世界は動く」(奥山真司)  105頁
悪の論理で世界は動く チョークポイント

―――――――――――――――――





直前に、イギリスがTPPに参加検討表明したのは、経済権益のみならず、地政学的な視点からの判断からであろう。イギリスが「参加検討」という言葉を選んだのは、EU脱退を円滑に処置し、EU各国(特にドイツ)を必要以上に刺激したくないからであろう。

TPP参加国が、太平洋をぐるりを囲み、イギリスの参加で世界の多くのチョークポイントを押さえることは確定的である。
それだけではない。2+2の会合を直近で行ったフランスについては、GDPの伸び悩み、EU加盟のメリットがなくなりつつあることを背景に、将来TPPに参加検討を表明する可能性がある。




なぜそう予想するのか?
安倍政権は、将来、戦略的軍事機器(核●器ないし原子力●水艦)の購入?の見返りにフランスとの経済協力拡大を持ちかける可能性があり、その手段としてフランスをTPPに招待する?と考えるからだ。
それゆえ、日仏の2+2の動向は重要事項となる。

そして、イギリス、フランスの動向を含め、TPPが経済権益だけでなく地政学的に意味を持ち軍事同盟的性格を有する、通商交渉史上画期的なものであり、日本がTPP主導したことで一躍世界の強国に躍り出る可能性大となることを、アメリカ覇権外交の権威でアメリカ地政学の大家であるキッシンジャーが見逃すはずはない。


すなわち、トランプのTPP参加表明は、(外交デビュー以降、どちらかと言うと一貫して反日的な外交政策が目立つ)キッシンジャー的視点に立てば、中共抑え込みだけでなく、日本が軍事大国化することを防ぐ意味が込められており、この時点でのTPP参加表明となったと結論づけるのである。




以上

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