FC2ブログ
2018年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2018.01.29 (Mon)

日仏防衛協力  日米英防衛協力の弱点補完?

ほとんど報道されることがないが、第4回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」)にて、機雷処理の他に、「インド太平洋地域」という「聞き慣れないキーワード」が飛び出していることに着目し出稿を決断した。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/fr/page4_003692.html

第4回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」)
平成30年1月26日

メール
第4回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」) 1  第4回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」) 2  第4回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」) 3
 1月26日,河野太郎外務大臣及び小野寺五典防衛大臣は,訪日中のジャン=イヴ・ル・ドリアン仏欧州・外務大臣及びフロランス・パルリ仏軍事大臣との間で,第4回日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」)を実施したところ,概要は以下のとおりです。

1 総論
(1)四大臣は,基本的価値を共有する「特別なパートナー」である日本とフランスが,既存の国際秩序が様々な挑戦を受ける中,法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け,緊密に協力していくことで一致しました。

(2)四大臣は,自由で開かれたインド太平洋(英語)別ウィンドウで開くのために,地域の平和,安定及び繁栄に向けた協力を具体化していくことで一致しました。日本側は,こうした取組を通じたフランスのインド太平洋地域への更なる関与を歓迎しました。

2 日仏安全保障・防衛協力
(1)四大臣は,両国間の具体的協力を支える物品役務相互提供協定(ACSA)が,今般,大枠合意に至ったことを歓迎し,早期の交渉妥結及び署名・締結に向けて引き続き緊密に協力していくことで一致しました。

(2)四大臣は,自由で開かれたインド太平洋のために,海洋安全保障・海上安全及び途上国の能力構築支援における連携を強化していくことで一致しました。

(3)また,四大臣は,昨年の演習「ジャンヌ・ダルク2017」の一環での仏海軍艦隊の訪日に際して,日仏英米共同訓練(ARC17)が初めて実施されたことを歓迎するとともに,本年2月,仏海軍フリゲート「ヴァンデミエール」の訪日に際し,自衛隊との共同訓練を実施することを確認しました。

(4)防衛装備・技術協力に関して,四大臣は,両国間で初の協力案件となる,次世代機雷探知技術に関する共同研究を早期に開始することで一致しました。

(5)四大臣は,宇宙分野において,次回の日仏包括的宇宙対話に向け,協力を具体化していくことで一致しました。

(6)また,四大臣は,テロ対策及びサイバー分野において,両国間で知見を共有しつつ,緊密に協力していくことを確認しました。

3 地域情勢
(1)四大臣は,国際社会が直面する最も喫緊かつ重大な脅威である北朝鮮について,核武装した北朝鮮は決して受け入れられず,日仏両国が連携して国際社会による圧力を最大限まで高めていくことを確認しました。

(2)四大臣は,法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の重要性を確認し,緊張を高めるいかなる一方的行動にも,また,力や強制による現状変更の試みに対しても強く反対することで一致しました。

(3)また,四大臣は,中東和平を含む中東情勢等についても意見交換を行いました。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

読み方によっては、フランス海軍は、仏海軍フリゲート「ヴァンデミエール」をインド洋に派遣、自衛隊と防衛協力を分担すると読める。

既に、イギリスは日本海に空母派遣方針である。

―― 参考情報 ――――――――――

・英国メイ首相来日の政治的意味
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-603.html

・日英首脳会談  双方が得たもの
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-605.html

―――――――――――――――――

そのイギリスは一歩踏み込んで、TPP参加検討することを表明した。

これによって、イギリスのTPPにより、地政学的要所を押さえることになる。

―― 参考情報 ――――――――――

安倍政権が主導したTPPは地政学上の大事件?  ポスト安倍に求められる資質
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-848.html

―――――――――――――――――

軍事的には、在日米軍の存在、日英防衛協力、TPP発効によって、日本近海と南太平洋は
押さえつつある。

弱点は、西太平洋とインド洋にあるのは明らかだ。

https://www.sekainorekisi.com/%E7%92%B0%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E5%8D%94%E5%AE%9A%E4%BA%A4%E6%B8%89%E5%8F%82%E5%8A%A0%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%9B%B3/

TPP地図


今回のフランスとの2+2協議によって、フランスが、比較的手薄と思われる、西太平洋、インド洋をフランスが分担するシナリオであることがはっきりした。

第4回日仏外務・防衛閣僚会合にて、対象として扱われた「インド太平洋地域」を、西太平洋とインド洋と考えれば辻褄が合う。

安倍外交は軍事的弱点を補強することに成功し、その一方、中共は地政学外交的に、安倍外交に完全にしてやられたとみていいようだ。

以上

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

14:32  |  外交  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/851-9a3c4c1e

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |