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2017.10.29 (Sun)

自民候補にとって理不尽な選挙区  女性候補者は女性投票率を下げる?

自民公認候補が小選挙区で落選した選挙区にて、興味深い現象が発生したことを察知、読者の皆様と共有化すべく出稿することとした。

まず、ある候補が過去数年間、取れる票を取ってきたかの視点から調査した。

小選挙区選挙の得票の推移を眺めてみたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

H21

118,655 石川知裕
89,818  中川昭一
11,140   渡辺紫

H24 
86,719 中川郁子
70,112 石川知裕
13,235 渡辺紫

H26 
87,118 中川郁子
61,405 三津丈夫
18,303 畑中庸助

H29 
98,214 石川香織
82,096 中川郁子

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この自民党候補、亡き主人がマスコミに叩かれた直後の選挙での得票を一度も越えていない。
本来はもっと取れてしかるべきだった。過去数年間の、候補者の取組みは十分だったと言えるのか?ということである。
それにしても不可解な選挙区である。自民候補が不祥事あるタイミングで野党候補が一気に票を伸ばす習性があるようだ。

なかなか勝てない与党候補が不祥事で弱いと見るや、野党候補に加勢したがる有権者心理を垣間見た気がする。


他にも興味深い情報がある。

衆議院選挙、帯広市での男女別の投票率を比較してみたい。
男女差に着目していただきたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

H21年 中川昭一
区分 選挙当日の有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%)
男 65,168 47,931 17,237 73.55
女 72,990 53,566 19,424 73.39

H24年 中川郁子
区分 選挙当日の有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%)
男 65,736 37,328 28,408 56.78
女 73,503 39,546 33,957 53.80

H26年 中川郁子
区分 選挙当日の有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%)
男 65,741 36,868 28,873 56.08
女 73,897 39,095 34,802 52.90

H29年 中川郁子
区分 選挙当日の有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%)
男57.17%
女57.61%

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

帯広は、女性有権者が男性よりも1割多い地域である。
中川昭一先生時代に投票率の男女差がほとんどないのに、その後の衆議院選挙で投票率の男女差が3%開いている。
しかし、今回の選挙では、女性の投票率が男性を上回っている。不倫特区となった感がある愛知7区では、不道徳を正義とする山尾元検事がトップ当選しているのに対し、この選挙区の有権者は、落ち目の人を叩いて喜んでいるように見える。
そう考えるがゆえに、この選挙区を私は理不尽な選挙区と名付けたい。

参考までに、帯広での参議院選挙での男女の投票率の差を比較する。

―― 参考情報 ――――――――――

H25 参議院選挙
区分 選挙当日の有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%)
男  67,171 35,306 31,865 52.56
女  75,605 38,658 36,947 51.13


H28 参議院選挙
区分 選挙当日の有権者数(人) 投票者数(人) 棄権者数(人) 投票率(%)
男  66,558 33,864 32,694 50.88
女  74,170 36,308 37,862 48.95

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

参議院選挙での男女差は過去2回とも1%となっている。

どうやら、帯広には、中川昭一には投票しても中川郁子候補に投票したくない、女性有権者が3%前後(7千人)いるようだ。理由が中川郁子個人の言動に係わるものであろうと推定する必要はあるだろう。

ここで、これらの数値からわかることを三つ挙げたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・中川郁子は、過去3回の衆議院選挙において、亡き夫中川昭一がマスコミに叩かれて落選した選挙の得票を一度も越えていない。
・男性よりも女性有権者が1割多い地域なのに、女性票がとれていない
・女性投票率低下現象に対する中川郁子の取り組みが不十分だった可能性がある
・今回の選挙で、中川郁子嫌いで過去数年間棄権し続けた女性有権者(3%)が、対立候補である石川に流れた可能性あり

―――――――――――――――――

さて、中川郁子陣営は、鈴木宗男の長女の自民党入党に際し、1年前から危機感を募らせていたそうだ。

―― 参考情報 ――――――――――

路上キス中川郁子、“鈴木宗男の長女”の自民党入党に危機感
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/08190552/?all=1

―――――――――――――――――

が、危機感の根本原因は、本稿の分析結果から、自身の得票の伸び悩みにあるとみるべきだ。

ここで、今回の選挙、鈴木宗男の新党大地からの出馬もあった。これが、中川郁子にとって、どう影響したのか、分析を試みる。

鈴木宗男については、いろいろ噂が絶えない。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.nikaidou.com/archives/96079

ムネオが票を持ってないことが明らかに。

 2017/10/23 02:51
ムネオと仲よかった奴のほとんどが
「あの野郎の生の票がこれでバレる」
と言ってて、嫌われてんだが、何でなんかね。必ず、支援者と仲悪くなるというか、焼畑農業みたいな支援者というか。。。

これで終わりかね。中川妻も落ちたしねえ。

若狭も落選確実で( ̄∀ ̄)めでたい。


新党大地が自民党支持に回ったが、北海道の支持者はバカではない。(かっちの言い分)
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/875.html

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

これは何を意味するのか?

かつて鈴木宗男が民主党と組んで自民票をひきはがしてきたことを振り返れば、鈴木宗男が今回自民候補を応援すればするほど、鈴木宗男のもともとの地元である、帯広の民進党や新党大地の支持者は、仲間を裏切った鈴木宗男への反発もあり石川の妻の方に投票するような気がする。2ちゃんねるにて自民党支持に回り出馬した鈴木宗男のことが話題となるのは、鈴木宗男の裏切りへの反発が相当なレベルに達している証左ではないのか?
つまり、帯広の有権者で鈴木宗男にが獲得した新党大地の支持者の相当数は小選挙区では中川郁子に投票せず、鈴木宗男が出馬したことに腹を立てて野党候補に出馬した可能性はないのか。


石川の妻が獲得した得票(9万8千)、元々の民進党+共産党支持層の合計値(概ね8万)よりも多いが、その内訳は

・(中川郁子が出馬した後)従来棄権してきた女性有権者が(中川郁子を落選させようと考え)石川に投票(6千)
・比例で新党大地に投票した帯広の有権者(10,643)が小選挙区で石川に投票(6千)
・鈴木宗男が自民党支持に回り立候補したことに腹を立てた民進党支持層(前回は棄権)が小選挙区で石川に投票(5千)
・中川郁子を支持してきた有権者の一部が石川に投票(1千)

を加算したものではないのか?


特に、帯広で鈴木宗男が新党大地で獲得した得票は、鈴木宗男を裏切り者と考える民進党支持の有権者からみると野党候補支持層の投票率を上げる方に作用しているのではないのか?

鈴木宗男の立候補は、中川郁子の選挙区ではマイナスに作用してしまった可能性はないのか?



そう考えると鈴木宗男が票を持っていないとの指摘は本当だったということになる。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.nikaidou.com/archives/96079

ムネオが票を持ってないことが明らかに。

 2017/10/23 02:51
ムネオと仲よかった奴のほとんどが
「あの野郎の生の票がこれでバレる」
と言ってて、嫌われてんだが、何でなんかね。必ず、支援者と仲悪くなるというか、焼畑農業みたいな支援者というか。。。

これで終わりかね。中川妻も落ちたしねえ。

若狭も落選確実で( ̄∀ ̄)めでたい。


https://www.dailyshincho.jp/article/2016/08190552/?all=1

「ことあるごとに“新党大地に数十万票もあるとは思えない”と主張して、後継候補の和田義明氏が大地の推薦を受けることに最後まで強硬に反対したのです」
 そして迎えた7月の参院選――。蓋を開ければ、大地が支援した柿木氏は48万2688票で落選した。
「北海道新聞とNHKの出口調査では、新党大地を支持政党に挙げた有権者はわずか0・4%でした。北海道の全投票数は261万9545票でしたから、大地票はたった1万478票しかなかったことになる」
 郁子氏に話を聞くと、
「私の懸念は鈴木議員の入党の前提となっている、新党大地・宗男代表の“35万から45万票ある”との言葉でした。仄聞するところでは“道内各地域の調査結果を集計しても新党大地の支持者の票は1万票程度しかなく民進党へも流れている”とのことです」

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



落選した中川郁子が得た、新党大地の支持層から得た小選挙区の得票の性格がどういうものなのか考えたい。

新党大地から鈴木宗男が立候補して、帯広では比例票で10643票獲得している。
この10643票が、
今まで棄権してきた有権者が投票したものなのか(投票率上昇)
もともと民進党ないし、自民党に投票してきた人たちが、今回投票先を変えたものなのか?
ということなのである。

すなわち、この10643(帯広の比例票)の内訳として、
①今まで棄権してきたが鈴木宗男が出馬するというので今回久しぶりに投票した
②鈴木宗男が出馬しない間民主党に投票してきた
③鈴木宗男が出馬しない間自民党に投票してきた
それぞれのウエートを調べればわかるのではないか。
ひょっとすると、①は30%、②が60%、③が10%?

私の推定となるが、自民党側からみた鈴木宗男の票は、中川郁子の選挙区ではマイナスに作用、他の小選挙区では、マイナスにはならなかったものの、プラスマイナスで試算すると、たった1万という説は当たっているかもしれない。



つまり、新党大地が獲得した比例票得票数(226,552)はひょっとすると20万票下手をするとその倍前後の野党票を呼び込み(裏切りへの怒り)、それが、1.5%程度の投票率上昇をもたらした可能性がある。(北海道△60.30、前回は56.35)

普通はこのような現象はあり得ないことなのであるが、政治家が世渡りし過ぎた結果、理不尽な選挙区になったととらえれば、説明がつくと考えるのである。



以上

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