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2016.04.07 (Thu)

日露戦争時代の「露探」騒動と「嫌韓」騒動の類似点について

本稿では、あまり知られてはいない、日露戦争時代の「露探」騒動と現在の「嫌韓」騒動を関連づけて、取り上げる。

「露探」騒動とは、日露戦争時代に起きた、過剰なロシアスパイ非難、時に気にくわない連中に対し、何かにつけてロシアスパイだろうとレッテル貼り批判した、一大国民的騒動だったそうだ。

まず、ネットで読める情報を紹介させていただく。

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『ロシアのスパイ』奥武則著 『ロシアのスパイ 日露戦争期の露探』
http://satotarokarinona.blog110.fc2.com/blog-entry-382.html

[露探」の時代 一日露戦争期のメディアと国民意識一
http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/5756/1/51-3oku.pdf

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なんと、政敵を倒す工作として、「露探」騒動は活用されたそうである。

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「教科書には載っていない 大日本帝国の情報戦」(濱田浩一郎)

80~81頁

●無実の罪を作りあげる露探報道
このような「露探報道」の過熱は、ロシアへの恐怖と恨みとも絡み、無実の人々をも巻き込んで展開する。
1904年6月15日、対馬海峡にて陸軍輸送船の「常陸丸」がロシア艦隊に撃沈される。
この事件がきっかけとなって、現場から近い長崎や福岡といった北九州の地に騒動が持ち上がった。
長崎では市民が恐慌をきたし、「誰々は露探だ」と騒ぎまわり、ついには雑貨商人の家に数千の暴徒が乱入し、商品を破壊する事件に発展した。同店はロシア皇室の御用を承っており、「『常陸丸』沈没の報に接して祝杯を挙げた」という風聞がたっていた。
福岡では、ガラス製造業者が露探のレッテルを貼られた。贅沢な暮らしをし、朝鮮人が出入りしているというあやふやな理由からだった。門司では、富豪の旅館経営者が露探と決めつけられ、労働者に襲撃されそうになったところを警官が押しとどめた。
これら一連の騒動は、ロシアへの恐怖心もあっただろうが、金持ちへの嫉妬という潜在的な負の感情が、戦争をきっかけに暴発したという点で共通している。
不名誉な”露探疑惑”の目は民間人だけでなく政治家にも向けられた。政府に批判的な論調でしられた『二六新報』の創刊者であり、衆議院議員でもあった秋山定輔は、選挙運動中に露探として攻撃を受けた。
東京市内のいたる所に、「秋山は露探云々」と書かれたビラを貼られたり、疑惑を指摘する演説会が開かれたのだ。「ロシアから金をもらっている」とのいわれのない中傷も受けた。この騒動の裏で糸を引いていたのは、桂太郎首相の側近・大浦兼武だったようだ。

日露戦争によって持ち上がった露探騒動に便乗して、政権にとって邪魔な秋山を落選させようと「秋山定輔は露探であるという途方もない快説を創作」し選挙妨害を行ったのだ。
このように、当時の日本には、民間・政界を問わず、憎い相手を露探と決めつけ中傷する浅ましい風潮があった。それはメデイアによる煽動で助長され、日露戦争による死傷者が増えるにつれ、さらに激しいものとなっていった。

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ここで、二つのポイントに着目したい。
一つは、「朝鮮人が出入りしている」こと
もう一つは、「当時の日本には、民間・政界を問わず、憎い相手を露探と決めつけ中傷する浅ましい風潮があった。それはメデイアによる煽動で助長され、日露戦争による死傷者が増えるにつれ、さらに激しいものとなっていった。」こと
である。

これと比較すると、今日の「嫌韓」騒動はそれほどでもないようだ。

ただ、私は、今日の「嫌韓」騒動の根本的ルーツは、「露探」騒動時代にあると見ている。

以下に、そう考える根拠を簡単に示したい。

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・韓国政府の非礼せいで導き出された征韓論のせいで、西郷隆盛は下野した

韓国政府の外交的無礼のせいで明治維新の英雄「西郷隆盛」を失ったことを忘れるな
http://nihonnococoro.at.webry.info/201311/article_16.html

・日清戦争は、清に対し、朝鮮の独立を認めさせるための戦争だった

・日露戦争は、その時代の朝鮮の権力中枢が、ロシアについたり、日本についたり、今の韓国の朴大統領のようにフラフラしている中で起きた

・日露戦争後、伊藤博文が暗殺された場所はハルビン、暗殺実行犯は安重根

伊藤博文(暗殺された当時枢密院議長)は満州・朝鮮問題に関してロシア蔵相ウラジーミル・ココツェフと会談するためハルビン(哈爾浜)に赴いた。
http://matome.naver.jp/odai/2136671410411695501

―――――――――――――――――

このような史実を振り返ると、戦前において朝鮮人の存在を危険視するのは、当然のことだ。

伊藤博文暗殺の黒幕は経緯からロシア、実行犯は場所的に朝鮮族を疑うのは自然であろう。なお、安重根はキリスト信者だったそうだ。暗殺実行犯が信者だった時点で、破門しないのか、不思議に思う。

韓国では、安重根を英雄視され、その安重根の固有名詞が、岩波の広辞苑に載っているいるのだそうだ。

広辞苑の罠 12月16日
http://www.sankei.com/life/news/131216/lif1312160016-n1.html

広辞苑を公共施設(図書館、学校)で購入する理由があるのか、私は疑問に思う。
岩波は馬鹿なことをしたものだ。また、岩波の辞書は、他社のものと比較してどれも陳腐化している。内容として改善に取り組まない最たるものではないかと思うくらいだ。岩波文庫もそうだ。岩波文庫と他社の文庫で同じタイトルのものを見つけたら、私は、岩波文庫は買わない。そういう出版社なのだ。

現在の「嫌韓」騒動については、韓国大統領が先頭に立って、反日行動、言動を繰り返し、天皇陛下を侮辱したことがそもそもの導火線になっている。

二つの騒動、それは、どちらも、朝鮮が原因となっていることだ。
朝鮮半島の存在は、わが国にとって、明治時代も今も災禍の源なのだ。

視点を変えたい。

今日の嫌韓騒動、私は納得できる部分とそうでない部分がある。
納得できる点は、韓国政府要人、国内外の関係団体組織の反日的な言動、活動は、非難、批判されるべきであろうと思っている。
ただし、これに便乗し、彼らをすべからく殲滅、抹殺せよみたいな次元の言動の胡散臭さに気付き始めている。確かに、武装集団化した893や過激派は摘発されるべきだ。もちろん、外国人の国内での反日的な政治活動は制限されるべきだろう。

既に、捏造慰安婦問題については、親北勢力、韓国政府に従う集団、二種類が韓国内に存在していることが確認された。国内的には、どうだろう、捏造慰安婦問題の取り組みに熱心だった、土井たか子、福島瑞穂(過激派と関係が深い)、辻元清美(過激派、ピースボートと関係が深い)は、親北派だと見れば、国内のキリスト教会や関連団体と連携し、日韓が対立激化するように捏造慰安婦問題を焚き付けてきたことは自明である。

従って、過激派との関係を噂される政治屋や、キリスト教政治活動家たちは公安マーク対象とされてしかたないということになる。

一方、捏造慰安婦問題日韓合意を受けて、韓国内の親北勢力が分断され、孤立化の様相を見せ始めている。
拙ブログは、捏造慰安婦問題日韓合意は、親北勢力の分断・孤立化と韓国政府の日本追従をもたらしつつある点において、仮に、オバマの要請があったにせよ、外交的に勝利しやすいポジションをとることが合意目的だったと、見ている。

そういう背景を知ると、捏造慰安婦問題日韓合意をいまだ完全否定する方々は、何を考えているのだろうか、ということになる。

可能性として考えられるのは、

・親北勢力と繋がりが深い、保守なりすまし
・親北勢力の残党
・その他、思い込みが激しい保守

ということになる。

もちろん、捏造慰安婦騒動を焚き付けた人物、たとえば、福島瑞穂や辻元清美が、公に動きにくいのは確かである。

そこで、彼ら親北指向の反日勢力は、活路を見出すべく、新たな手段がないか対応検討することになるのである。彼らの視点で見て、三つほど対抗手段が存在しているような気がする。

一つは、国連の場において、日本政府による、捏造慰安婦問題に係わる対外広報活動の動きを止めるか、国際的立場を悪くするような活動を展開すること。

実際、そういう動きはあった。

―――――――――――――――――

【杉田水脈のなでしこリポート(1)】
http://www.sankei.com/premium/news/160406/prm1604060006-n1.html

海外の方からの応援
http://blog.livedoor.jp/sugitamio/archives/8532182.html

絶望的?国連でのパラレルイベント
http://blog.livedoor.jp/sugitamio/archives/8532182.html

―――――――――――――――――

これについては、菅直人に近い組織集団(キリスト教関係?)が係わっているという噂がある。(根拠はない)

もう一つは、保守分断工作。詳細後日説明するが、保守陣営内のある勢力とある勢力は、分断工作対象に選ばれやすい状況にあるようだ。

そして、これは、露探騒動を研究したと思われる、謀略工作レベルの日韓分断工作。いわゆる在日憎しの論調の、ネット活動を媒介とする活動である。
概して保守陣営は、ネット活動好きである。左翼が、過激派という暴力装置を維持している以上、仕方ない面はある。しかしながら、ネット界は、正体不明の人物が運営する、嫌韓まとめサイト、嫌韓サイトが目白押しである。昨今は、嫌韓本がベストセラー化する現象が続出している。
私は、別に嫌韓ブーム全体を否定しているのではない。嫌韓の中に、謀略工作的意図を伴ったものがないのか、疑い始めているのである。特定サイト誘導を目的としているまとめサイトが散見される一方、マスコミ不報道が相次ぐ中で、ネタとして扱うべき事項の見落としがあることも気になっている。

以下は、そういう状況を憂えた問題提起だったのである。

まとめサイトネタに依存することをやめるべきかもしれない
http://nihonnococoro.at.webry.info/201603/article_23.html

要するに、政治状況的に、日露戦争時代の「露探」騒動の一歩手間の状況だと見ているのである。

また、こういう現象が起きているようである。

だとすれば、ここで、活動論的視点で眺めた場合、重大な問題提起をせざるを得ない。

それは、
保守陣営は、
ネット界を媒介とした謀略工作が仕掛けられやすい状況にあること(政局の本筋のカムフラージュ?、国連を舞台とする反日国際世論の醸成?、皇室問題のカムフラージュ?)
下手をすれば同士討ちを仕掛けられやすいこと
にある。

そこで、そういう動機を抱く者の素性について、思いつく範囲で列挙したい。

・捏造慰安婦問題で孤立しつつある親北勢力一派(国内ではキリスト教会)
・日本に憲法改正されては困る近隣諸国(中共、北朝鮮、ロシア)のスパイ
・歴史認識事案あるいはヘイトスピーチ問題を表面化させ、国連等を利用し、政治工作機会を伺う「日本人になりすました左翼」あるいは「保守になりすました攪乱勢力」
・上記に便乗した「保守なりすましビジネス屋」
・「事業あるいは生活に行き詰った保守活動家」が依頼を受けて実行

私は、これらうちのいずれかであろうと、推定するのである。

本稿は、推論に過ぎない。ただ、これらのうちのいずれかであろうと思われる状況証拠は、ネット界の賢者によって、徐々に揃えられつつあるようだ。

以上
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