2017年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2016.04.06 (Wed)

田母神俊雄「公職選挙法違反事案」についての見解

拙ブログは、一貫して田母神俊雄支持を表明してまいりました。

今般、田母神陣営において、運動員に報酬提供したという趣旨の記事が報道され、本人が直接関与したかどうかは別として、その事実を認めているようです。

―――――――――――――――――

http://www.sankei.com/affairs/news/160404/afr1604040030-n1.html

運動員に報酬提供認める 「違法と思わなかった」 都知事選落選の田母神氏

 2014年2月の東京都知事選に出馬し、落選した元航空幕僚長の田母神俊雄氏(67)が4日、選挙後に陣営幹部が運動員に報酬を渡していたと明らかにした。公選法が禁じる運動員買収に当たる疑いがあり、東京地検特捜部が捜査している。

 田母神氏は、違法行為だったと認めた上で「当時は違法だという認識がなかった。一生懸命頑張ってくれたからしょうがないかという気持ちだった」と釈明。また、陣営幹部から運動員に報酬を配るとの報告は受けたものの「指示も了承もしていない」とし、積極的な関与は否定した。

 関係者によると、複数の運動員が特捜部の調べに対し、現金を受け取ったことを認めている。

―――――――――――――――――

一応、捜査がここまで進んだ以上、至近の選挙での立候補は難しくなったと考えます。

同時に、支持を表明してきたブロガーとして、弁解がましいのではありますが、見解を述べなくてはなりません。

本件については、非常に残念です。しかし、なぜ、こういう事態を招いたのか、分析し、読者の皆様と共有したい気持ちになりました。

まず、言えそうなことは、政治資金規正法、公職選挙法の実務を知らない、理解しない、選挙責任者を周囲に配置したこと、それは、本人の落ち度です。田母神はアバウト過ぎたのです。そのことは認めなくてはなりません。

また、選挙の実務を担った、事務局長他が、とんでもない素性の人物であったようです。
これについては、準備不足の中で急遽人選したことと無関係ではありません。

従って、なぜ都知事戦に出馬しなければならなかったのか、振り返らなくてはなりません。
参議院選挙まで待てば十分当選できそうな人が、なぜ都知事選に立候補するのか、政治的思惑の有無について言及せざるを得ないのです。担ぎ出したとされる人物が、告発状を出した異常さを問題視しなくてはなりません。
その人物は、田母神は今回の件で政治生命が絶たれたとほくそ笑んでいるかもしれません。

田母神俊雄は、日本人のための政治を実現しようとする、数少ない政治家の一人であったとすれば、その芽が「保守」によって、潰されたことは、残念としか言いようがありません。

我々は、「保守分断」にもっと敏感に反応すべきでした。

ただ、田母神俊雄には隙があり過ぎました。人が良すぎた面があったかもしれません。本を20冊も書いている最中に、政治資金規正法や公職選挙法について、研究していたら、こんなことにはならなかっただろうと私は思います。

都知事選挙から前回衆議院選挙に向けての、田母神俊雄個人の環境はこうであっただろうと、推定します。

・政治資金としての寄付は、個人献金中心に億単位で集まる
・同時期開催された講演会単価はうなぎ登り
・同時期発売された本の売り上げもうなぎ登り

要するに、選挙出馬バブルであったろうと推定します。田母神は候補者として実に幸福な人だったろうと思います。
なぜなら、選挙資金はあるだけ使い切り、同時期膨れ上がった講演会収入、印税は個人の懐に入る、という一粒で三度おいしい選挙ビジネスモデルにあったことは間違いないのですから。

そうであるがゆえに、選挙資金を使い切る一環として、運動員に報酬を支払おうと考えても不思議ではないのです。幸福な候補者でなければ、そんなことは考えもしません。

彼は、幸福な候補者だったのです。だから事件は起きたのです!幸福であり過ぎたがゆえに、告発状が出されたのでしょう。

私個人は、中川昭一先生の逝去と同じくらいショックですが、それでも政治は続きます。

国家が存立する限り、どこまでも続きます。

では、田母神俊雄は、二度と出馬は叶わないのでしょうか?

そんなことはないと思います。
健康でさえあれば、機会は来ると思います。

では、その機会を得るために、田母神俊雄は何をすべきか?
私は、こう考えます。政治資金規正法、公職選挙法をまず、勉強し、後輩の指導・育成にボランテイアであたることです。
自身が田母神論文上梓することで味わった苦渋、自身の出馬が叶わなかったこと(現時点では未確定!)を受けた苦渋をバネに、優秀な後輩を発掘、育て、政界に送り出す、そのためにボランテイアで事に当たるしかないと私は考えます。

寄付は、自分にではなく、自分が応援する相手に!と公言することではないかということです。

また、支持者として反省しなくてはならないことがあります。
それは、我々が、ともすれば、田母神ツイッターを当てにし、面倒な法律マターのことを避けるのと無関係ではありません。2ちゃんねるまとめサイトネタに依存しても政治は変わるのでしょうか?ということなのです。
我々自身も変わるべきなのです。

そして、そのことを通じてでしか、「日本の国益のことを考えて行動する政治家」を応援し、多数派を形成する手段はないように私は思います。

なぜなら、言論人の大半は法律条文マターの提言はしません。大半、批判文だらけでした。陳情もしません。この状況で、国益のことを考え実現する政治家は、育つはずがないのです。

多分に弁解がましい原稿となってしまいました。以上で本稿を終えます。

関連記事

テーマ : 政治のニュース - ジャンル : ニュース

07:12  |  保守政党  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/6-d9568726

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |