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2017.06.01 (Thu)

女性宮家創設「不要論」資料集 3人の言論人の提言&皇族の意見他 

本稿、女性宮家創設「不要論」資料集である。

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本稿資料目次

① 櫻井よしこの提言
② 竹田恒泰の提言
③ 百地章の提言
④ 平成24年の寛仁親王家の長女・彬子(あきこ)女王殿下のご発言(毎日新聞単独取材)
⑤ 三笠宮家の寛仁(ともひと)親王殿下の独占会見「天皇さま その血の重みーーなぜ私は女系天皇に反対なのか」(『文芸春秋』平成18年2月号)
⑥ 皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理

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経緯的には、「女性宮家創設 ここが問題の本質だ!」(日本会議編)を参照いただきたい。
女性宮家 

資料的に、これだけあれば、十分だと思う。


① 櫻井よしこの提言

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櫻井よしこ 「 官邸でヒアリング『女性宮家』への私の問題意識 」
http://yoshiko-sakurai.jp/2012/04/26/3713

賢く大胆な方策

しかしいま、私たちはかつてとは正反対の状況に置かれている。皇族が多すぎた時代から反転して、皇族方がいなくなるかもしれない初めての局面に立たされている。

高熱の病人には氷枕をあてるが、体の冷えきった病人は毛布でくるんであたためてやらなければならない。状況が正反対なら、手当が正反対でもおかしくない。この前代未聞の危機に直面して、臣籍降下した旧皇族は皇族に復帰出来ないという従来の決まりをそのまま当てはめるような硬直した考えでは、問題は解決出来ない。状況はかつてとは正反対なのだ。いまこそ、過去の対処法の枠を打ち破る形で難局を乗り切るときだ。

つまり、求められているのは皇籍離脱ではなく皇族復帰である。皇統の安定と有史以来の日本の伝統である男系天皇の維持という大目的のために必要なのは、賢く大胆な方策であろう。

そのためにまず、皇室典範第9条を改正して養子を可能にするのが妥当な策であろう。昔は皇室も宮家も養子をとられた。現に昭和天皇は昭和6年、4方目のお子さまが前お3方に続いて内親王だったとき、元老西園寺公望に皇室典範を改正して「養子の制度を認める可否」をご下問なさった。

ご自分のお子さまが4人いらしても、みな内親王だったために皇位を継承させようとはお考えにならず、あくまでも男系男子による継承を念頭に、養子は可能かとご下問なさったわけだ。であれば、いま私たちが第9条改正に反対する理由はない。

臣籍降下なさった男系男子の旧皇族方で、皇族復帰にふさわしい暮らしをしてきた方々に養子或いは家族養子となっていただく。または新宮家を立てて皇族に復帰していただくのだ。

60年間も民間人として暮らした人々が皇族に復帰するのは国民感情にそぐわないという意見があるのも事実だ。しかし女性宮家の場合、お相手は一般の男性である。皇統とは無関係の人物が皇族になることに違和感を抱かないのに、血筋を伝え、かつまた、旧皇族方の親睦会を通して今上陛下はじめ現皇族方と親しい間柄にある方々の皇族復帰を認めないのは、主旨が一貫していないのではないか。

男系男子の血筋を伝える旧皇族方の中には、悠仁さまの格好の遊び相手となり得る2歳から16歳までという男児が6人もいる。こうした男児も含めて、復帰する皇族方と、内親王や女王もしくはそのお子さま方とのご結婚が将来、万が一にも成立すれば、二重三重の慶賀となるのではないか。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


② 竹田恒泰の提言

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竹田恒泰 天皇弥栄(すめらぎ いやさか)  慶應義塾大学講師 竹田 恒泰
第11回 女性宮家創設は「禁じ手」
http://www.hokkaidojingu.or.jp/sizume/column/takeda11.html

天皇弥栄(すめらぎ いやさか)  慶應義塾大学講師 竹田 恒泰
第11回 女性宮家創設は「禁じ手」

・俄かに浮上した女性宮家創設案
 御不例により東大付属病院にご入院中であられた天皇陛下が御退院あそばした翌日の十一月二十五日、読売新聞は一面トップに「『女性宮家』の創設検討」という見出しを掲げた。記事によると、宮内庁は、皇族女子による「女性宮家」創設の検討を「火急の案件」として野田総理に要請したという。
 その後官邸と宮内庁は、皇族が今後減少する問題を解決する必要性について認識しているものの、「女性宮家創設」という具体的な話は出ていないというが、どこまで具体案が検討されているか、真相は不明である。
 この読売新聞のスクープ記事が切っ掛けとなり、メディアで女性宮家創設がしきりに取り上げられるようになり、秋篠宮妃殿下のご懐妊で中断していた、皇室制度の議論が再び蒸し返されることになった。

・皇族の減少への対策は必要
 たしかに、官邸と宮内庁が危惧するように、このままでは将来的に皇族が減少し、皇位の安定的継承に問題が生じる可能性が高い。
 現在皇室には天皇陛下の他に、二十二方の皇族がいらっしゃるが、その内女性皇族が十五方であるのに対し、男性皇族は七方と少ない。皇位を継承できる皇族男子は、陛下の子の世代には皇太子殿下と秋篠宮殿下のお二方、また、孫の世代には秋篠若宮殿下のお一方のみ。
 しかも、今後皇族がご誕生になる可能性があるのは、将来秋篠若宮殿下がご結婚あそばした後に限定されるため、今後皇族が増えることは期待できない。それどころか、二十代の未婚の女性皇族六方は遠くない時期にご結婚あそばされ、皇籍をお離れになるため、今後皇族は激減することが確実であるばかりか、悠仁親王殿下の御即位により、宮家は一つもなくなることがほぼ確実とみられる。

・女性宮家は形を変えた女系天皇論
 ところが、皇族を確保するために、如何なる手段を講じてもよい訳ではない。女性宮家創設とは、すなわち女性皇族が民間から婿を取ることを意味する。もしこれが現実のものとなれば、皇室の歴史上、初めて民間出身の男性が皇族の身分を取得することになる。そして、その子や孫が将来の天皇となった場合、男系継承の原則が崩され、初の女系天皇が誕生することになる。
 女性宮家創設というのは一般人の耳に優しく響くだろう。しかし、女系天皇を容認する国民的合意なくして、女性宮家について論じるのは適切ではない。女系天皇論者は、悠仁親王殿下ご誕生で女系天皇論が進められなくなっていたところ、最近になってこれまでと違った形で攻勢を仕掛けてきたのである。これは、天皇陛下の御体調を慮る国民の感情を巧みに利用したものであり、女性宮家創設の皮をかぶった女系天皇論にほかならず、「禁じ手」というべきである。

・女性宮家を可能にする唯一の方法
 ただし、女性宮家を創設させる方法は一つだけ存在する。それは、女性皇族が女性宮家を創設させられる条件として、婿を旧皇族の男系男子に限定することである。新しく創設される宮家の当主には、血統が要求されて当然であり、この方法によれば、男系継承の原則は確実に守られる。
 「旧皇族は六十年以上民間の垢にまみれてきた」との主張もあるが、それを言うなら、女性宮家創設では、六十年どころか何千年遡っても皇室にたどり着かない男性を皇族に加えることになる。まして、皇室に入り込んだ男性が、どこかの国のスパイだったら取り返しがつかない。イギリス国王エドワード八世が、王位を辞してまで結婚したシンプソン夫人は、ナチスドイツのスパイだった教訓を忘れてはいけない。
 今般の女性宮家創設を、女系天皇容認の方向ではなく、これを逆手に取るようにして、男系継承を守るための方法論に誘導することができないものだろうか。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


③ 百地章の提言

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http://www.sankei.com/region/news/170529/rgn1705290046-n1.html

「女性宮家 安定継承につながらず」 百地章氏が講演 日本会議福岡総会

 日本会議福岡(会長、松尾新吾・九州電力相談役)の総会が28日、福岡市中央区の天神スカイホールで開かれ、国士舘大特任教授の百地章氏が「天皇陛下の御言葉を拝して」と題して講演した。百地氏は「女性宮家を作っても(皇位の)安定継承にはつながらない」と指摘した。

 天皇陛下の譲位を可能とする特例法案をめぐり、民進党は安定的な皇位継承のため、女性宮家の創設を主張する。これに対し、自民党には慎重論が根強い。

 百地氏はこの問題について「皇位継承者は父親をさかのぼれば歴代天皇に行き着く『男系』であることが重要だ。むしろ、(皇籍を離脱した)旧宮家に生まれた男子の処遇を考えるべきだ」と訴えた。

 天皇陛下が昨年8月、象徴としてのお務めについての「お気持ち」を表明されたことに関しては、「明治時代以降、政治の安定を最優先に譲位は行わないと定めた。しかし、前例のない超高齢化社会の中、陛下が問題提起をされた。厳格な条件を定めたうえでの譲位をお認めするべきだ」と語った。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


④ 寛仁親王家の長女・彬子(あきこ)女王殿下のご発言

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http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/dd2bafd2e479005b51bde47952ce7f6a

女性宮家4~彬子様のご発言
2012-01-24 09:11:46 | 皇室
 寛仁親王家の長女・彬子(あきこ)女王殿下は、毎日新聞社の単独取材に応じて、女性宮家創設の動きに関して発言された。皇族女子のご発言として注目される。女王とは、天皇の曽孫以下の世代の女性皇族の称号である。
 彬子様は、「今の議論は女性宮家を創設するかしないか(のみ)になっているような気がして、そこには違和感があると申しますか……。男系で続いている旧皇族にお戻りいただくとか、現在ある宮家をご養子として継承していただくとか、他に選択肢もあるのではないかと思います。女性宮家の議論だけが先行しているように感じられます」と述べておられる。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


⑤ 寛仁殿下「文藝春秋」でのご発言

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http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/dc3ed005398c892986f7855c29f76f83

三笠宮家の寛仁(ともひと)親王殿下の独占会見「天皇さま その血の重みーーなぜ私は女系天皇に反対なのか」(『文芸春秋』平成18年2月号)

寛仁親王: 会議(抜粋者註 皇室典範に関する有識者会議)の構成について私が口を挟むわけにはいきませんが、ニ千六百六十五年間も続いてきた世界でも類を見ない、まことに稀有な伝統と歴史を、一年、わずか十七回、三十数時間の会議で大改革してしまうということが、果たして認められるのでしょうか、あまりに拙速にすぎませんか、ということは強く申し上げたい。(略)
 たとえば、かつて十代八方の女帝がいらしたことが、女帝論議に火をつけているような部分があります。(略)これらの女帝と、今、認められようとしている女系の天皇というのはまったく意味合いが違い、これからやろうとしていることは二千六百六十五年間つながってきた天皇家の系図を吹き飛ばしてしまうことだという事実を、国民にきちんと認識してもらいたい。

寛仁親王: 皇室の伝統を破壊するような女系天皇という結論をひねり出さなくても、皇統を絶やさない方法はあると思うのです。たとえば、継体天皇、後花園天皇、それから光格天皇のお三方は、それぞれ十親等、八親等、七親等という、もはや親戚とは言えないような遠い傍系から天皇となられています。光格天皇の場合は、前の天皇の内親王様のところに婿入りされて、内親王様は皇后となられている。そんなに古い時代のことではありません。光格天皇という方は孝明天皇のお祖父様ですから、明治天皇から見ると曽祖父様で、我々からもすごく近いところにいらっしゃる方です。
 また、宇多天皇という方は一度、臣籍降下なさって、臣下でいらっしゃった間にお子様も儲けられているのに、その後、皇室に適格者がいなくなったのか、皇族に復帰されて、皇太子になられ、天皇に即位されています。お子様も一緒に皇族になられて、その後、醍醐天皇になられています。
 こういった事実はいくつもあり、選択肢もたくさんあることをメディアはもっと発表すべきです。そうすることで国民が事実をよく理解し、選択肢の中のどれかをやってみて、それでもどうしようもなくなった時、初めて女性、女系の議論に入るという方法もあるのではないですか。「有識者会議」では、そういった議論をしていなかったように思います。

寛仁親王: 戦後、GHQの圧力で皇室弱体化のために皇籍を離脱させられた十一の宮家もあります。その後、後継者がなく絶家になってしまったところもありますが、今でも少なくとも八つの旧宮家には男系男子がいるのですから、宇多天皇のようにその方々にカムバックしていただくという手もあります。(略)
 今、旧宮家には八方くらいの独身男子がいらっしゃるそうですから、全員というわけにはいかなくとも、当主のご長男とか、何人かには皇籍に戻っていただいてもいいのではありませんか。(略)
 これらの宮様たちが六十年間も一般人の生活をなさってきたのだから、皇族に復帰することには違和感が国民にあるだろうとおっしゃる方がいます。しかし、「有識者会議」の結論では、女性天皇のお婿さんは皇族にするということです。まったく一般の方が天皇の夫になるほうが、よほど違和感があるのではないでしょうか。報告書は女性天皇の配偶者を「陛下」とお呼びするとしていますが、いくら立派で優秀な方でも、ある日、突然、鈴木さんや山本さんや田中さんが陛下になったら、皆さん方も呼びづらいでしょうし、違和感も極めて大きいでしょう。(略)

寛仁親王: (略)もう一つの方策として、秩父宮家、高松宮家という由緒ある宮家が今、絶家となっているわけですが、ここに旧皇族さんたちに入っていただき、祭祀のお祭りをしていただくという手もあります。(略)

寛仁親王: (略)畏れ多いたとえですが、愛子様がたとえば鈴木さんという男性と結婚されて、そこから玉のようなお子様が生まれれば、その方が次の天皇様になられるわけです。そのお子様が女のお子様でいらした場合、さらに、たとえば佐藤さんという方と結婚されてーーというふうに繰り返していけば、百年も経たないうちに天皇家の家系というのは、一般の家と変わらなくなってしまいます。その時、はたして国民の多くが、天皇というものを尊崇の念で見てくれるのでしょうか。「私の家系とどこが違うの」という人が出てこないとは限らないわけです。(略)
 
寛仁親王: 私に言わせると振り子の原点、アメリカ人は担保と考えるくらい、日本の歴史に根ざしているこの天皇制度というものが崩れたら、日本は四分五裂してしまうかもしれません。そう考えると、この女系天皇容認という方向は、日本という国の終わりの始まりではないかと、私は深く心配するのです。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


⑥ 皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理

皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理
平成24 年10 月5日 内閣官房
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koushitsu/pdf/121005koushitsu.pdf


以上

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