2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2017.05.27 (Sat)

防衛利権 輸出拡大を主導・左遷された防衛省背広組の視点から読み解くと………

本稿で分析する素材は、田母神俊雄と一見無関係の存在に思われている、左遷された防衛省背広組の官僚「堀地徹」の周辺に係わるものである。
本稿では4つの視点から、左遷された防衛省背広組の官僚、堀地徹の周辺状況について、分析を試みる。


■分析1 そもそも、なぜ田母神選対に小沢と近い人が配置されたのか

田母神選対に、小沢事務所の関係者が配置されていたことが明らかになっている。その方は、田母神俊雄だけでなく、小沢とも親しい間柄である。
つまり、その事実を以て、田母神俊雄は防衛利権的には、小沢一派とみなされる可能性がある。
愛国者田母神とそう愛国者でもなさそうな小沢。どうして繋がるのか?

自民党防衛族は、半島寄りだらけである。聞き分けのないこと、陰で変な要求をする族議員だらけであったとしよう。

一方、自衛隊側において、ある機器について装備的にどうしてもこうしておいて欲しいという切実なニーズが存在し、それを実現したいとすれば、どう動くべきかということになる。
話を聞いてくれる議員のところであれば、政党問わず駆け込むだろう。そして、道理として国家としてこうあるべきだ、○○先生、なんとかご配慮いただけないか、と話すだろう。そう話す、その横に、とある防衛商社が同席する、あり得ないことではない。
議員というのは、そういう立場にある場合、必ず見返りを要求する、族議員なら特にそうだ。が小沢一郎はどうか、意外に、そういう場面で、(早急かつ露骨に見返りを求めるようなことはせず)懐が深そうな政治家として対応しそうな気がするのである。

よって、防衛利権的に、田母神俊雄と小沢が近いポジションにいても私は驚かないのである。


■分析2 週刊誌はなぜ左遷に同情的なのか

日刊ゲンダイという週刊誌が、防衛省官僚堀地徹の左遷人事について、同情的なスタンスから報道している。
日刊ゲンダイ、例示するまでもなく、安倍首相に対し批判的、どちらかと言うと、小沢親派の印象がある。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188219

“装備庁のエース”まで 防衛省エリート幹部2人左遷の内幕
 2016年8月21日

 防衛省内で2人のエリート幹部の“左遷人事”が話題となっている。

 同省は7月1日付で、鈴木敦夫防衛政策局次長を大臣官房審議官兼同局次長に、堀地徹防衛装備庁装備政策部長を南関東防衛局長とした。

 鈴木氏は在沖米軍海兵隊のグアム移転計画に関わるなど沖縄問題のエキスパート。一方の堀地氏は、昨年10月の防衛装備庁発足と同時に装備政策部長に昇進。「装備庁のエース」ともてはやされた人物だ。

 それが今回の人事で、鈴木氏は兼任ではあるものの前職だった大臣官房審議官に戻り、堀地氏は装備庁発足から1年も経っていないのに地方に飛ばされた。それも防衛業者の多い近畿中部ではなく、南関東だ。防衛省職員が内幕を明かす。

「鈴木さんは“防衛フィクサー”の秋山直紀氏が呼びかけ人に名を連ねていた講演会の講師になっていたことが発覚したのが響いた。この件で、鈴木さんの頭は白髪が目立つようになっていたから、相当ストレスがたまっていたのでしょう。堀地さんのケースもやはり、秋山氏との関係が問題視されたようです。というのも、東京地検が公選法違反容疑で起訴された元航空幕僚長の田母神俊雄被告の関係先を家宅捜索した際、堀地さんと秋山氏の親密な関係を物語る写真や書類が見つかったといいます。地検の報告を受けた防衛省内は大騒ぎになりました」

 第2、第3の「山田洋行事件」が起こらないことを祈るばかりだ。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||

日刊ゲンダイは、堀地徹は、日刊ゲンダイが支持する防衛利権の旗振り役として、エリート官僚と評価しかく報道したことになる。

すなわち、この報道から、堀地徹は、防衛利権的には、小沢一派と解することができるのである。


■分析3 堀地徹はどういう人物なのか

堀地徹、ネット上でいい噂はない。

比較的中立的な報道であることが知られている雑誌「選択」ではこういう見出しで、堀地徹のことを報じている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.sentaku.co.jp/articles/view/15501

《罪深きはこの官僚》堀地 徹(防衛装備庁装備政策部長)
「利権の巣窟」を牛耳る噂多き男

2016年1月号
  
 防衛装備の研究開発や調達、輸出を一元管理するとの謳い文句で二〇一五年十月に防衛省の外局として発足した防衛装備庁。この「利権の巣窟」を自在に操るのが「装備庁のエース」こと、堀地徹・装備政策部長である。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

ネット情報等でいろいろ調べた結論となるが、私の見立てはこうだ。
あるべき論に係わる自己主張が強すぎる印象がある。また、多分に暴走傾向にある。もう少しマイルドに、そして論理的に語ればいいのに、直情径行的な部分がある。感情を表面に出しやすい、激昂しやすいタイプであろう。自分(管理人)の若い頃そっくりな気がしている。

左遷後の転勤先での挨拶が以下にて読める。

堀地局長着任挨拶  
http://www.mod.go.jp/rdb/s-kanto/20_Second_level/02_summary/02_kyokutyo/02_kyokutyo.html

そういう前提で、堀地徹が利権の巣窟をどう操ろうとしたか、ネット上の二つのコメントを参照したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53234445.html#comments

www.meti.go.jp/press/2014/07/20140717002/20140717002.html
経産省 2014.7
2件の防衛装備の海外移転を認め得ることとしました

米国内での生産は終了しており、米国に生産ラインは存在していません。
こうした中、このシーカージャイロの米国への移転については、米国によるペトリオットPAC-2の生産・維持に寄与するものとして、米国政府から我が国に関心が表明されています。

この米国への装備移転に即Go出さなかったのが装備庁の堀地装備政策部長

その部長さんの左遷ネタが田母神氏関係先であげられた、と。

ここまではfactです。
Posted by けぶり at 2017年05月24日 09:48

―――――――――――――――――

http://ttensan.exblog.jp/24229941/

連日、玉木文書事件について取り上げてきましたが
ついでに書いておきたいことがあったので忘れないうちに書いておきます。

文科省の担当官僚どもが獣医師会の利権を守るために
1年以上もの間、特区設置のための準備作業を意図的に行わないでいた事に触れました。

そしてそのことに気づいた政府側に
「おまえらが1年以上も仕事をサボタージュしてきたおかげでスケジュールがずれてんだ。急いで仕事をやれ。」
と働きかけているのが玉木文書の内容でした。

これ自体は普通の企業ですらあたりまえの話で
むしろ一般企業で1年3ヶ月もわざと仕事をせずにほったらかしてたら処分対象です。

玉木文書が仮に本物だったとしても実際に安倍首相からそのように指示を出した証拠にはなりませんが、
1億歩譲って安倍首相がサボタージュし続けてきた文科省に
仕事をしろと働きかけたとしても違法ではありません。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

利権のためにサボタージュする文科省官僚がいることを知ると、堀地徹の対応遅れも、防衛利権に絡んだ動きだったと見るべきだろう。
堀地徹は、ある防衛利権(この場合は、アンチ三菱重工の防衛利権)に利する動きをすべく、米国への装備移転を意図的に遅らせた可能性がある。

その左遷ネタが田母神俊雄事務所であげられたことは、何を意味するか
田母神ー堀地徹が繋がっていたことを示すことになるが、防衛利権的に、小沢一郎ー田母神俊雄ー堀地徹で繋がることを意味するのである。


■分析4 なぜかくも省庁横断的な確認文書が存在し公開されるのか

ある行政文書を眺めていくうちに、その文書が省庁横断的に周知される目的で作成されたものであることがわかる。
こういう文書は、滅多にお目にかかれるものではない、と経験から判断する。
その文書の冒頭を読んでみたい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.meti.go.jp/press/2014/07/20140717002/20140717002-a.pdf

ペトリオットPAC-2の部品(シーカージャイロ)の米国への移転について
平成26年7月17日
内閣官房
外務省
経済産業省
防衛省


以下省略

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

2件の防衛装備の海外移転を認め得ることとしました
http://www.meti.go.jp/press/2014/07/20140717002/20140717002.html

さて、この事案、三菱重工の輸出事案だったそうだ。ところが、東洋経済の記事では、NSCの判断前にアメリカが売却を決めたとある。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://toyokeizai.net/articles/-/43508?page=2

防衛装備移転三原則に大きな抜け穴
初めての2事例を検証すると問題だらけ

高橋 浩祐 :国際ジャーナリスト  2014年07月25日

国内メディアではあまり報じられていないが、このジャイロの米国への輸出認可をめぐっては、あとさき逆なことが起きた。日本政府が、国家安全保障会議(NSC)を17日に開いてジャイロの米国への輸出を正式決定する前に、米国防総省(ペンタゴン)は14日、総額110億ドル(1兆1000億円)の防衛装備品をカタールに売却することで合意したと発表した。米国にとってこのカタールとの契約は今年最大の案件で、戦闘ヘリ「アパッチ」24機や歩兵携行式対戦車ミサイル「ジャベリン」500基のほか、三菱重工から調達するジャイロを使ったPAC2も合意内容に含まれてきた。ペンタゴンは、この巨額契約で、米国内に5万4000の雇用が生まれるとも発表した。

日本がジャイロという日本製品の対米輸出をNSCで正式決定する前に、米国がカタールへのPAC2の売却を決めてしまってもいいのか。そもそもNSCは安倍政権が昨年12月、我が国の外交・安全保障に関する最高意思決定機関として鳴り物入りで設置したもので、そこに諮る前に米国に第三国への日本製品の輸出を決められてしまってもいいのか。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

何かにつけて、反安倍政権記事が多い、東洋経済なので、「日本がジャイロという日本製品の対米輸出をNSCで正式決定する前に、米国がカタールへのPAC2の売却を決めてしまってもいいのか。」という文章は、日本の防衛省の誰かが、対応すべき仕事をせず放置したので、結果、そうなってしまった?と解釈できるかもしれない。

そして、内閣官房、外務省、経済産業省、防衛省連名での文書の存在、この文書の裏に、国益上、表面化してはならないことがあるような気がする、つまり特定秘密保護法の機密指定事案ではないかと推定するのである。何か、漏れては政権に不都合な事がある、そう私は読んだ。でなければ、4省による文書となるはずがないのである。

稲田防衛大臣は、特定秘密保護法案推進に係わる自民党の中心議員である。本文書記載の情報について、特定秘密保護法案の趣旨に沿って運用される重要機密文書であれば、稲田議員を防衛大臣に据えなければならない積極的な理由が生まれるのである。

そう考えると、この4省庁の確認文書(平成26年7月17日作成)の直後に中谷元が防衛大臣を辞任し、稲田防衛大臣が8月3日に就任したことが繋がる。中谷元は、対応放置した防衛省職員の連帯責任?をとらされたのだろう。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53234061.html

■アメリカの動機
○田母神疑獄での公選法違反は本丸でない理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188219
昨年7月に装備庁の堀地部長が左遷されたという記事。
注目すべきは、防衛フィクサーとの交際を田母神氏"関係先"での押収資料で確認されたという点。

問 都知事選のカネの話で強制捜査を取り付けた特捜は、なぜ防衛人脈の資料に手をつけるのか?

答 東京地検検事正は八木宏幸、10年前の山田洋行事件では特捜本部長にあり、防衛フィクサーらの関与する日本の官軍産を潰した検事だから(2016田母神疑獄はこちらが本丸では)。

八木氏が2015年12月に東京地検検事正に就くと、同月末に水島社長が告発状提出で即日受理。
これはまだ、偶然だと言い逃れできるかもしれません。

改めて、昨年の2016/4別件捜索~2016/7装備庁左遷までの間に、防衛省装備庁、アメリカとの間で何が取り交わされたかを見れば、大きな所の意思が現れています。
16年8月には中谷元が泣いて防衛相から降りました。

「ペトリオットPAC-2 シーカージャイロ 移転」について2014年から2016年を検索範囲に、経産省と装備庁とアメリカを対象に政府資料をググればよいでしょう。
今日のミサイル危機までストーリーが繋がるかもしれません。
Posted by けぶり at 2017年05月20日 16:18

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

ここで、浮かび上がってくるのは、堀地徹左遷の原因となる引き金を引いたのは、そもそも誰なのかということになる。

そのことについては、別の視点から分析中であることを報告し、本稿を終える。


以上

関連記事

テーマ : 政治のニュース - ジャンル : ニュース

04:59  |  政府機関  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/487-edc3e178

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |