2017年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2017.04.14 (Fri)

学問の自由について

本稿、日本国憲法第23条が保障する「学問の自由」に係わる弊害と対策について記す。


Wikipediaによれば、「学問の自由」とは、一般論では、一般に個人として学問を究めることを妨害されないことを意味し、派生的自由として、大学の自治、教授の自由、義務教育などを含めた広い意味での教育の自由、教育権の所在などが対象となっているとする。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC23%E6%9D%A1

これを、個々の学者に当てはめてみると

「学問の自由」とは、「研究の自由、研究発表の自由、教授の自由」を意味するのだそうだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%95%8F%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1


当然のことであるが、学生が学位や単位を取得する場合、担当教官の指導を受ける関係で、教官が指示する文献を一通り読み、検証せざるを得ない。
そうしないと試験で回答できないし、学位も単位ももらえないからだ。

では、民間人が歴史を学び書く場合はどうか?
仮に趣味や道楽でやっていると宣言した場合はどうか?少なくとも学問ではないということになる。
史料を収集せず、しかるべき先行研究を読まない点で、書くものほとんどが、論文以下であろうことは、私でもわかる。
しかし、こう解することもできる。そもそも論文を書いているものではない、学術的な研究でもないと開き直れば、何を書こうが、自費出版でどう発表しようが、そもそも学問的手順を踏んでいないため、学会的には無視されて当然、明らかな嘘でない限りは情報として存在を許容されるはずだ、という見方もできる。

では、趣味や道楽でやっているに過ぎないものを、大学の教官など肩書付きの研究者から、あたかも学生に指導するが如く、ああしろ、こうしろと、言われた場合は、学術的検証手順において問題がない限りは、無視して良いと考える。

そう判断する理由はこうなる。

そもそも論文レベルの原稿でもないし、歴史学会などの論文提出を予定していない。
また、学問だと思って書いているものでもなく、学位や単位の取得も予定していない。

そして、決定的な理由がもう一つある。
それは、大学の教官が、「学問の自由」に安住し、好き勝手にやっていることである。


〇〇法案反対運動の呼びかけ人をやる、賛同者として意思表示する学者が数多、存在しているではないか。
テレビ番組で、コメンテーターとして専門家気取りで語る「学者と称する電波芸人」が数多出演、日本を貶める政治的発言を繰り返しているではないか。


私は、「学問の自由」における、「研究の自由」をこう解釈している。

「研究の自由」とは、「当該研究するしないに係わる自由(強制されない自由)、テーマ選定の事由、どの文献で論文・レポートを作成するか選定する自由」であると考える。


そこで、問題の所在はどこにあるのか、ということになる。
学者でもない個人個人のスタンスが問題とされるべきなのであろうか?
それとも職業歴史学者のスタンスにあるのだろうか?


道理的に、職業歴史学者たちが、政治活動含め、好き勝手にやれる野放し状態の方が、社会問題とされるべきなのは明らかだ。


もし、在野の研究者が、職業歴史学者から学術的な指導を受ける義務が存在するなら、それ以前に、職業歴史学者においては、職業であるがゆえに、当該研究において政治的に中立である義務、当該テーマで研究する義務、先行研究に係わる文献を読む義務」が発生するのである。


要するに、自分に都合の良い文献だけで論文を書いていると思われる、職業歴史学者の論文チェックの方が社会的優先度が高いのである。


歴史ジャンルの新刊書が近年、増えている。大半は在野の研究者のものだらけであるが、今後は、職業歴史学者の学説、学問的姿勢に係わる『調査研究』も、ニセモノの歴史学者を炙り出す点において、重要なテーマであることを指摘し、本稿を終える。

以上

関連記事

テーマ : 社会ニュース - ジャンル : ニュース

07:23  |  その他  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/423-069f0c7b

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |