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2017.02.26 (Sun)

中川昭一先生の名言  中川昭一先生は生きている!

「日本を守るために、日本人が考えておくべきこと」という本にて、中川昭一先生が東京大学五月祭で講演(二○○七年五月二十七日)された際の原稿を読むことができる。

中川昭一2

ものの見方として、参考になることがあると考え、紹介させていただくこととした。

引用箇所内の、カッコ内表示は拙ブログ管理人が付けた要約タイトル。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

(不断の危機意識を持続する必要性)

192頁

いまの世界の貿易は、モノよりも金融・先物など、お金の取引が増えていますが、日本はモノづくりを通じて発展しました。「メイド・イン・ジャパン」は最初「安かろう、悪かろう」でしたが、先人たちが一所懸命頑張り、日本のブランドイメージはよくなりました。それも、危機感をもって努力していかないと、中国、韓国、インド、あるいは東南アジアの国々が虎視眈々とわれわれを、そして世界を見ています。われわれが安心して巡航速度になったとたん、日本は下り坂へと入ってしまいます。下り坂で何が悪いのかというと、先ほど申し上げたように、食料や原材料を買うお金がなくなってしまうのです。


(日本人は優秀族だが、もっと危機感覚に敏感になるべき。時間軸、空間軸、価値観軸という次元で何ができるか常に考えるべき。惰性は衰退を意味する)


199頁

日本の唯一の武器は技術力・人間力
時間軸・空間軸、あるいは価値判断をしっかり立てて、企業活動であろうが皆さんの勉強であろうが、日本の安全・食料・エネルギーを考えるということに、東大の諸君には関心をもち、取り組んでいただきたい。

オシム監督の言葉は面白いですね。こんなこともいっています。島国の日本には国際河川がないから水紛争がない。だから日本には危機感覚がない。サッカーにおいて危機に対する感覚がない。ミスを犯しながらプレーしなくてはならない。われわれは、つねに危機を意識してそれに対応すると。ぜひ、皆さんの知的生産活動刺激のなかで、時間軸・空間軸・価値観軸のなかで、自由に発想していただいて、日本の平和ちお安全、世界の平和と安全、貧困からの脱却に日本は何ができるのかを考えていただきたい。惰性の時代はおしまい。惰性は衰退です。

(無条件の平和、国家の発展はありえず、マンネリ化した生活を続けていると日本はダメになる)

200頁

東大全共闘と三島(由紀夫)さんは、戦後二十年続いた知識的進歩では日本はダメになるということで合意しました。安倍総理のいう戦後レジームからの脱却というのはまさにそういうことです。
いつも同じようなテレビを見て、同じ新聞を見て、どんな事件があったか三日たったら忘れているというのではダメです。東大の皆さんにあえていうなら、朝日・岩波的な発想のまま、平和で何も起こらず繁栄し、発展が続きことは絶対にありえないということをご理解いただきたい。あるいはまた別の新聞を読むだけで日本は大丈夫だということではない。ぜひ、三次元的に情報をとっていただきたい。そして、勉強、発想に生かしていただきたいということを申し上げて、後輩の皆さまへのお話を終わりたいと思います。


||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


文章的な印象を記して本稿を終わりたい。

これだけ、短い文章に、これだけの密度の濃い文章は珍しい。

中川昭一先生の生きざま、議員としての普段の生活を垣間見た気がする。

市井の人間から見て、国会議員の生活は、すべての面において多忙を極めるものであることは疑うべくもないが、極限まで多忙であったがゆえに、忙しさの中でどういうスタンスで愛国議員として行動していたかを証明するにふさわしい文章である、と私は思う。

以上

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