2017年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2016.11.25 (Fri)

プーチンの動きを観察せよ プーチンは訪日をキャンセルしたがっている?

拙ブログは、過去原稿にて、日露交渉が一旦棚上げ状態に入る可能性を指摘した。

―― 参考情報 ――――――――――

http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-216.html

拙ブログの見立て、予想が100%そのとおりかどうか、まだ確定しない。
たとえば、日露平和条約、領土交渉が暗礁に乗り上げ平行線を辿った状態で、米露の交渉が優先されれば、それは、世界は、米露協調の時代に入ることを意味する。尖閣については、綱引きが続く状態が維持されるだろう。

そうなった場合は、11月17日の安倍・トランプ会談は、結果として、日本として後手をひかないための最善の回避策だったということになるが、同時に、(これは残念なことだが)これまでの安倍外交の綻びが出たことを意味し、安倍政権は、外交戦略を練り直すことになる。

―――――――――――――――――

ここ数日間におきたロシアの我が国への恫喝的措置から、そう判断せざるを得ない。

また、過去原稿にて、安倍政権には、三つの選択肢があることも指摘した。

―― 参考情報 ――――――――――

http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-220.html

先手番をとるために意識して行動する(中川八洋のスタンス)
何かが起きてから事後で処理する(従来の日本外交のスタンス)
いつでも行動する手筈を整えつつ、情勢分析を手抜きしない(最近のプーチンのスタンス)

どれを選ぶべきか?

プーチンの動きを観察し、トランプとの係わりを分析してから行動する外交手法を取り入れるのがいいと考えるのである。

―――――――――――――――――

このシナリオで当面いけそうな気がする。

しかし、アルゼンチンでの安倍首相の発言は、のめり込み過ぎた外交スタンスを修正するに至っていない。

―― 参考情報 ――――――――――

【外交】安倍首相、北方領土問題は「日本とロシア双方がウィンウィンで」
http://hosyusokuhou.jp/archives/48777319.html

―――――――――――――――――

確かに、トランプとの会見は、金星だ。だが、会っただけだ。
会談直後に、トランプはTPP脱退を口にした時点で、トランプとの会見に成功したことはリセット!

忘れなくてはならない。外交に酔ってはならないのである!
トランプは自分が得するためだけに、安倍首相に会った!?という前提で考えなくてはならない。

とりあえず、ロシアがらみの事案を再整理して眺めておきたい。


―― 参考情報 ――――――――――

ウリュカエフ逮捕は「ロシア版国策捜査」か
http://blogos.com/article/198737/

自民・二階俊博幹事長、北方領土交渉について「ムチャクチャに満点の結果が出るとは思えない」
http://www.sankei.com/politics/news/161120/plt1611200016-n1.html

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2920471.html

»プーチン大統領、日ロ平和条約交渉「容易でない」
 
 ロシアのプーチン大統領がAPEC閉幕後、記者会見し、北方領土問題を含む平和条約締結交渉に関して「道は容易ではない」と語り、12月の来日を前に日本側をけん制しました。

 「プーチン大統領によるロシアメディア向けの会見に一部日本メディアが入ることができました。日ロ関係についても、大統領、真剣な表情で答えていました」(記者)

 「ロシアと日本の間に平和条約がないことは、(前進と発展を妨げる)時代錯誤なことである。ロシアも日本もこの条約の締結を望んでいます。ただ、その道は容易ではありません」(ロシア プーチン大統領)

プーチン大統領はこのように述べ、平和条約の締結に前向きな姿勢を示す一方で、締結することの難しさを指摘しました。プーチン大統領は、また、19日の安倍総理との会談で北方四島について話し合ったことを明らかにしました。

 「島において共同で何ができるかについて話した。これは経済問題と人道的な課題の解決などです」(ロシア プーチン大統領)

しかし、その内容について話すのは時期尚早だとしています。北方領土問題解決の糸口を見いだしたい日本側との間に、まだ隔たりがあることを示唆した形です。

 また、アメリカの次期大統領、トランプ氏については・・・

 「トランプ氏の発言について言えば、アメリカへ企業を戻すことによって自分の国で新しい雇用を確保したいということの、どこが悪いのか?」(ロシア プーチン大統領)

 ロシアに対して好意的な見方をもっているトランプ氏を擁護し、新政権への期待をにじませた形です。(21日13:41)


【速報】ロシア「択捉島と国後島に新型ミサイル配備した!経済協力しろ!」
http://hosyusokuhou.jp/archives/48777274.html


http://www.yomiuri.co.jp/national/20161123-OYT1T50000.html?from=ytop_main2


ロシアの対潜哨戒ヘリ、尖閣付近を数時間飛行
2016年11月23日 00時04分
 防衛省は22日、ロシアの対潜哨戒ヘリ「Ka27」1機が同日午後、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の大正島と久場島付近を数時間にわたって飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。


 領空侵犯はなかった。同型ヘリの飛来が尖閣諸島付近で確認されたのは初めて。同省が、ロシアの狙いを分析している。

2016年11月23日 00時04分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


ロシアの対潜哨戒ヘリは一体何を捕捉しようとしていたのであろうか?
ロシアの潜水艦、中共の潜水艦、海上自衛隊の潜水艦、このうち最も可能性が高いのは海上自衛隊の潜水艦ではないかと予想する。

要するに、プーチンは日本嫌がらせすることで、来月の訪日をやめたいのだろう。

安倍首相には、北方領土、尖閣方面で立て続けで嫌がらせすることで、交渉打ち切りを催促しているように見える。

既に、トランプは初めに軍備増強ありき!で政権運営をしようとしている。
太平洋を隔てた、隣国ロシアが北方領土を防衛対策上、強化するのは当然のことだ。
そして、ロシアは、トランプがまさかの大統領となった結果、米中露での覇権を模索、従って、従来路線の日露交渉は足でまといであり、尖閣における領土的野心すら隠さなくなってきたと解するべきである。

従って、従来の発想の延長線上でのプーチンのスタンス、「日露平和条約交渉はすべきだが、日米安保はただ乗りするのかしないのか?」のシナリオも放棄したとみるべきかもしれない。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://textream.yahoo.co.jp/message/1998407/ffc7pjbf6q3t2a?query=%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3

akb***** 2016/11/22 14:06

プーチンは日米安保条約をよく知っている。 日米地位協定で米軍は日本のどこにでも基地を作ることができ、日本政府はそれを断ることができない。 仮に歯舞色丹二島返還が実現したとしても、米軍が二島に米軍基地を作ると言えば、日本政府は拒否することができない。 ロシアが日ソ共同宣言に謳われた二島返還に簡単には応じないのはそのためだ。 逆に日ソ共同宣言には米国が横やりを入れ、国後・択捉も入れた四島返還でなければ、沖縄を返さないと日本を脅した。 国尻・択捉は直接オホーツク海に面していて、ここが日本領となれば、米軍は日米地位協定に基づいて国後め択捉に基地を自由に設けることができ、直接オホーツク海のロシア原潜を監視できることになる。 それはロシアとしては絶対に受け入れられないことだ。 二島、四島いずれにせよ、ロシアに北方領土を返還させるには、日米安保条約の適用除外が前提条件とならざるを得ない。 もちろん日米安保条約が無くなれば、領土問題を含めて日ロ平和条約交渉は一気に進展、解決するに違いない。 プーチンの言う信頼がまだ足りないというのは多分に日米安保を意識した発言だろう。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

安倍首相は、トランプに対し、二点確認しなくてはならない。

―――――――――――――――――

■ヨーロッパとアジア、どちらに力点を置くのか(オバマはヨーロッパに力点を置きすぎ、中共の軍事的台頭を招いた)
■アジア極東地域において、ロシアをどう扱うつもりなのか、米中露の路線でいくのか、日本の役割は何なのか?日米でロシア、中共にそれぞれ対応するつもりなのか

―――――――――――――――――

次回の訪米でその点を確認しなくてはならない。

仮に米露の冷戦が続いた場合、米軍の北方領土への駐留は認めない?確約はとれるのであろうか?

ここで、プーチンの本心?について推理を試みる。

―――――――――――――――――

安倍首相と交渉する気はあるが、トランプ大統領に対し、先に確認しておきたいことがある。それなしで、先を急いでもロシアにまったくメリットはない。

日本人に言いたい。悔しかったら、核武装、軍備増強してみろ!相手になってやる。
ロシアは、ソ連崩壊後、辛酸をなめ、オバマが仕組んだ経済制裁にも耐え、チャンスを窺っている。
安倍政権は日本列島を本気で防衛する気があるのか?
領土交渉は日本が本気(日本国民の総意で戦争してでも取り返すという意味)なら話に乗ってやるー

ただ、プーチンとしては、トランプ大統領が勝利することは予想外?だったようで、日露交渉もそういう前提で交渉が進展した可能性があるとすれば、12月の訪日は一旦キャンセルしたい?

トランプの出方が見えないため時間の無駄だと言いたいのではないだろうか?

もしくは、プーチン不在時に、オバマ政権下で、アメリカ軍産複合体が(最後っ屁で)新たな軍事紛争をロシアに仕掛ける動きがある?ことを極度に警戒?

仮に、それがなくても、プーチンとしてはトランプとの会談に臨み、反応を確かめたいと私はみる。(米中露の路線なのか、日米+NATOでロシアに対応する従来路線に変化がないのか)

過去原稿で指摘したとおり、日露交渉、双方にとってこれ以上の深追いは時間の無駄とみている?

―――――――――――――――――

では、安倍政権はどうすべきか?

日露交渉にのめり込んだ状況を一旦リセット!

内政の綻びに手を入れ、憲法改正、核武装、軍備増強に舵を切る。
軍備増強原資として、拙ブログは、少子化が進んでいる中での小中高の教員削減、文系大学教官の大量リストラを提言し続けている。

一連の流れを考慮すると、多分に外交リスク、支持率激減リスクはあるものの、最近の中川八洋の提言は核心をついているかもしれない、と思い至るのである。

―― 参考情報 ――――――――――

安倍晋三よ、直ぐにリトアニアに飛び防衛協力協定を協議し、トランプ・プーチン関係に楔を打ち“分断”せよ! ──12・15日露会談を中止し、日本が世界を“ロシア包囲”に主導する時
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2016/11/19/140151

トランプ大統領と日本の《国防第一(ストロング・ジャパン)》への大転換が、太平洋の平和に貢献する──安倍晋三よ、軽空母4隻と原潜4隻を直ちに米国に発注せよ。これが真の日米同盟の絆だ!
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2016/11/15/120647

―――――――――――――――――

なお、プーチンの動きについて観察すべき期間とは、トランプ就任までの期間、すなわち年内である。


以上

関連記事

テーマ : 政治のニュース - ジャンル : ニュース

04:46  |  反日国  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/222-57fdff65

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |