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2016.11.11 (Fri)

3人の言論人がトランプ勝利を当てた 日米のマスコミはなぜトランプ勝利を外したのか? 

産経も読売も、アメリカ主要メデイアが予測を外したことを以下のように報道しているが、真相は異なる。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

予想は大ハズレ 米主要メディア「隠れトランプ支持者」読み切れず 
http://www.sankei.com/world/news/161110/wor1611100033-n1.html

http://www.yomiuri.co.jp/world/20161106-OYT1T50074.html

高学歴者が「トランプ支持」を隠す傾向があり、電話調査の場合、インターネット調査に比べて約6ポイント、低くなるとの米調査会社「モーニング・コンサルト」の研究がある。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20161109-OYT1T50119.html

「隠れトランプ」支持、世論調査に入らず
2016年11月09日 23時18分
特集 深層NEWS

 森本敏・元防衛相、明治大の海野素央教授らが9日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、米大統領選をテーマに議論した。

 共和党のドナルド・トランプ氏(70)の勝因について、森本氏は「給料が上がらないことなど、幅広い白人労働者の不満が票につながった」と指摘した。多くの米メディアは民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)の勝利を予想したものの、外れた理由について、海野氏は「『隠れトランプ』の支持が世論調査に入っていなかった」ためだと語った。

2016年11月09日 23時18分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


拙ブログは、前稿にて、クリントン陣営の悪質なプロパガンダにより、トランプ支持層が、低学歴、低所得、差別主義者であるかのようなラベリングを、ユダヤの犬である、アメリカの主要マスコミが請け負い?それを日本のマスコミが鵜呑みにして配信した結果であると解した。

―― 参考情報 ――――――――――

隠れトランプ支持者がなぜ存在したのか? マスコミの悪質なラベリングの問題
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-199.html

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似たようなことは、日本では在特会の周辺で起きている。
日本のマスコミ、特に、朝日、毎日、中日、東京、信濃毎日、北海道は親中韓である関係で、ラベリングが好きなのである。

ラベリング、それはプロパガンダの代表的手法である。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://2nnlove.blog114.fc2.com/blog-entry-2476.html

「対洗脳・情報操作に対する十箇条」「次の言葉を心に叩き込め」「アマチュアの論理」「詭弁の特徴15条」「政治宣伝のための7 つの法則」
【政治経済】平成床屋談義 町の噂 より

6 :日出づる処の名無し :sage :2010/07/23(金) 00:03:11 (p)ID:UyyNCbQY(4)
政治宣伝のための7 つの法則
 1「ネーム・コーリング」
   攻撃対象の人物・集団・組織などに対し、憎悪や恐怖の感情に訴える
   マイナスのレッテルを貼る(ラベリング)。
   メディアやネットによって繰り返し流されるステレオタイプの情報により、
   情報受信者は、徐々に対象に憎悪を深めていく。

 2「華麗な言葉による普遍化」
   飾りたてた言葉で自分たちの行為を正当化してしまう。
   文句のつけようのない・つけずらいフレーズ・正義を強調し、共感を煽り立てる。

 3「転換」
   さまざまな権威や威光を用いて、自分たちの意見や目的や方法を正当化する、
   正しく見せかける。

 4「証言利用」
   尊敬される・権威ある人物を使って、自分たちの意見や目的や方法が正しいことを
   証言・後援させる。

 5「平凡化」
   自分たちの庶民性や、情報受信者と同じ立場・境遇であることを強調し、
   安心や共感や親近感、一体感を引き出す。

 6「カードスタッキング」
   都合のいい事柄を強調し、都合が悪い事柄を矮小化したり隠蔽したりする。

 7「バンドワゴン」
   大きな楽隊が目を惹くように、その事柄が、世の中の趨勢であるかのように宣伝する。
   情報受信者は、それに従わないことにより取り残される情緒的不安を覚え、
   結局はその「楽隊」に同調していくことになる。

第二次大戦中、米国の宣伝分析研究所が情報操作の研究を行った結果編み出した、政治宣伝のための7 つの法則

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

トランプ支持層は、罠を仕掛けられ悪質なプロパガンダに堪え、最後の最後で勝利を手に入れた。
本当の勝者は、隠れトランプ支持層ということになるかもしれない。

在特会も似たような状況に置かれているかもしれない。

在特会がらみの事案で、中立的立場で報道しているのは産経くらい。読売は距離を置いている。
そんな産経や読売でさえ、アメリカ大統領選挙の事前報道に関して、クリントン優勢を報道し続けた。


ただ、日本のマスコミが外すかもしれない兆候は、フイリピン大統領の訪中、訪日前後の報道から予測しえた。

―― 参考情報 ――――――――――

フイリピン大統領の訪中事案 特派員いるならもっと詳しく報道願えませんか?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-166.html

―――――――――――――――――

フイリピン大統領の言動に係わる記事で致命的なのは、大統領が語っていることと、フイリピンの経済統計とリンクさせて報道する努力、すなわち、現地特派員が普段からフイリピン政府の公開情報や地域性について調べておらず、Aさんがこう言った、Bさんがこう言った類の記事ばかり配信している印象があったことだ。
その後の大統領発言もしかり。公開されている情報、そこで普通に生活している人たちの情報などから分析する(分析しようとする)習慣がそもそもないのであろう。
「ラベリング」したい動機がある場合、地道な取材、情報収集は都合が悪いのだ。

フイリピン大統領関連の記事の内容から、アメリカの特派員も似たような仕事ぶりではないかと予想するのである。
特派員は、出勤した後、普段、どこで何をしているのか?と言いたい。


さて、トランプ大統領の勝利を予測した言論人が、調べた限りとなるが、3人いる。

1人目は、渡瀬裕哉さん 早稲田大学招聘研究員、Tokyo Tea Party 事務局長。研究者&起業家だそうだ。
詳細、以下についてお読みいただきたいが、読み当てたコツは、普段から公開情報から分析する作業を怠らなかったことにある。詳細以下参照

―― 参考情報 ――――――――――

切捨御免!ワタセユウヤの一刀両断!
http://yuyawatase.blog.jp/

なぜ、有識者は「トランプ当選」を外し続けてきたのか
http://yuyawatase.blog.jp/archives/9102996.html

逆転の発想ーこの人のブログを読んでおけばよかった
http://ameblo.jp/gusya-h/entry-12218151044.html

―――――――――――――――――

残りの2人は、木村太郎、藤井厳喜である。二人とも慧眼である。二人とも、トランプ支持層が、アメリカマスコミが報道する「低所得の白人で人種差別主義者で女性蔑視の人たち」ではなかったことをそれぞれが専門とする分野における実地での動きから知っていた。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

大統領選トランプの勝利を当てた人、外した人
http://media.yucasee.jp/posts/index/15130

 多くの人が驚いた、トランプ氏の当選。
  一部の懐疑的な声はありながらも、日本のマスコミや知識人のほぼすべてが、クリントン氏当選と予想していた。

  そのなかで、選挙の前から「トランプ氏当選で間違いなし!」と断言していた人物が2人いる。
  選挙前には多くの討論番組が放送され、ほぼすべての人がヒラリー氏当選を予想。トランプ派にとってスタジオは完全アウェイ、宮根誠司氏などの司会者にすら苦笑されるなかでも、彼らは自説を貫いた。

  1人は木村太郎氏だ。元NHKワシントン支局特派員の経歴を持ち、アメリカ大統領選は6度の取材経験がある。
  トランプ氏が当選すると予想した理由を、木村氏は「記者としての直感」と語ったが、その直感には多くの裏付けがあった。


 トランプ氏当選を予想したもう1人の人物は、国際問題アナリストの藤井厳喜氏だ。

  藤井氏は選挙前に行われたテレビ討論会で「ヒラリー当選を予想した人は全員素人!」とまで断言し、ヒラリー派に何を言われても自説を決して揺るがすことがなかった。

(木村太郎の場合)

木村氏がアメリカで有権者に「どちらに票を入れるのか」と聞くと、最初は言葉を濁すことが多かったという。投票に行かないという人もいたが、よくよく聞くと多くの人がトランプ氏に投票するつもりだとわかった。

  そう答えた人の中には都市部の人や、アッパークラスの人、トランプ氏の政策では規制される側になる移民なども多く含まれていた。
 「なぜトランプ支持を隠すのか?」と聞くと、返ってきたのは「マスコミが想定しているトランプ支持者は、低所得の白人で人種差別主義者で女性蔑視の人たち。隠さないほうがおかしい」という言葉だ。

  そのように認識されるのを恐れ、調査会社の質問にも多くの人がトランプ氏支持を明言しなかったり、ヒラリー氏を支持する、投票しないと答えていた。
 「『隠れトランプ支持』の数は想像以上だ、と思いましたね」
  木村氏は語っていた。

(藤井厳喜の場合)

「トランプ氏の、軍人やインテリ層からの支持はトップクラス」
  藤井厳喜氏の言葉だ。藤井氏によると、トランプ氏はアメリカ軍に対し、非常に敬意を払っているという。
 「日本も核を持て」「在日米軍の駐留費用は日本に負担させるべき」などの過激な発言ばかりが取り上げられてきたが、藤井氏の目から見ると、トランプ氏の考えは一貫していて矛盾がない。

  トランプ氏は、「強いアメリカ」の象徴として、アメリカ軍には強くあってほしいのだ。だが現実的に予算は厳しく、かけられる費用には限りがあるので、お金をかけるべきところに集中したい。そのため、彼の考えでは無駄な費用を発生させる国外の基地等は削減したいのだ。
  中国の存在が日本にとって脅威であるならば、日本に核を1つ置くことで軍備を増強せずとも極東アジアの治安は保たれる。核は嫌だというならば、代わりのアメリカ軍を日本に派遣するための費用は、核を拒否する国が負担するのが筋。
 「トランプは言い方が下品だが、実はまともな人」
  藤井氏の言葉だ。そのような考えだからこそ、軍人や同程度の知識レベルの人たちに強く支持されているのだ


||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

木村太郎、藤井厳喜、どちらも得意とする手法、分野で得られた反応などから、状況分析、トランプ有利と判断したのである。

なお、木村太郎と同じ、NHK出身の手嶋龍一については、第一任者であるにしては、分析らしい分析とは認めがたいと結論づけた。

―――――――――――――――――

事前予測ではトランプ劣勢 オハイオジンクスは生きていた!
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-196.html

―――――――――――――――――

他には、在日米軍撤退の視点からトランプ勝利を悲願していたブログがある。

是非ともトランプに次期米大統領になってもらいたい:なぜなら、長年の悲願である在日米軍撤退が期待できるから
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36334957.html



総括に入りたい。

トランプ敗戦を予想した日本のマスコミ
特に、アメリカのラベリング報道に引きずられ、あるいは根拠を確かめもせず同調し、トランプ支持層の実相を見誤った日本のマスコミには、反省と再発防止策の検討を求めたい。

民間企業においては、見通しを誤り、会社に損害が発生したことを受けて再発防止対策の検討、実施が当たり前のこととして実行される。

日本のマスコミにそれができるのか?

NHKや朝日などは、職員の不正が起きる都度、従業員の教育を徹底するの一言でごまかしてきた。彼らは、記者会見場にて一般企業の不祥事について、従業員の教育を徹底するでは生ぬるい、それが企業としての責任の取り方か?と鬼の首をとったような糾弾行為を、読者から付託されたと思いこみ、それがジャーナリズムの使命であると勘違いし、実行してきた。

しかし、時代は変わり、マスコミに対する疑念の声は、増えている。

日本のマスコミは、自らの不祥事には甘いことが知れ渡りつつある。
日本で一番の悪徳企業、悪徳業種、それはマスコミであることが共有化されつつある。

今回の、トランプ大統領当選を外したことを、日本のマスコミは深刻に受け止めるべきだろう。
なぜなら、時間的余裕も情報収集する素材も存在していたうえで外したからだ。

私は、マスコミ報道を鵜呑みにしない。
そうであるがゆえに、日本のマスコミがアメリカのマスコミ報道を鵜呑みにするのが滑稽に見える。

独自取材を放棄する、それは、もはやプロであることを放棄した証左となる。
アマチュア集団ではないかと思うくらいである。

コネ入社、在日枠での採用だらけであることを知れば、またコネ入社の人の多くが使いものにならないケースが多いことを知れば、マスコミ業界に正当なプロ意識を持つジャーナリストがいるとは思えない。

もし、日本のマスコミが今回外したことへの(再発防止)処置もできないのであれば(マスコミ特権を甘受しているうちはおそらくできないと考えるが)、マスコミ業界の劣化を指摘する人がさらに増え、それがマスコミへの信頼低下につながり、マスコミを馬鹿扱いする人がさらに増えることになるだろう。

同時に、この流れは(マスコミが民主党政権発足の立役者だったことへの反発もあり)時を追う毎に加速し、マスコミの言論界における地盤沈下をもたらすことになるだろうと、予想する。

要するに、今回のトランプ勝利を外したことは、日本のマスコミ史における大きな分水嶺になると予想する。

本稿お読みの読者の皆様の中で渡米経験ある方、ご自身のアメリカでのご経験と今回の選挙結果から、次回の大統領選挙の事前予想作業とその周知にご参加頂き、日本のマスコミの上前を撥ねるくらいの分析記事を配信いただくことを期待し、本稿を終える。


―― 参考情報 ――――――――――

トランプ氏当選、敗戦を予想していたメディアは不明を恥じよ
http://agora-web.jp/archives/2022578.html

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テーマ : テレビ・マスコミ・報道の問題 - ジャンル : ニュース

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2人のドナルド、トランプ氏とキーン氏

坂井米夫氏、ポール・ブルーム氏(C●Aの初代東京支局長)の諜報指導を受け、諜報活動に従事。戦後の著名人との交友歴、受賞歴、栄典、博士号等々、日本通の第一人者。2012年に日本国籍を取得。現在94歳ですから今後多くは期待できず、後継者にバトンタッチを見据えているはず。(長文のコメントで失礼しました)
花崎 |  2016.11.12(土) 00:38 | URL |  【編集】

Re: 2人のドナルド、トランプ氏とキーン氏

> 坂井米夫氏、ポール・ブルーム氏(C●Aの初代東京支局長)の諜報指導を受け、諜報活動に従事。戦後の著名人との交友歴、受賞歴、栄典、博士号等々、日本通の第一人者。2012年に日本国籍を取得。現在94歳ですから今後多くは期待できず、後継者にバトンタッチを見据えているはず。(長文のコメントで失礼しました)

情報ありがとうございます。視点を変えて書いてみます。
事務局 |  2016.11.12(土) 03:39 | URL |  【編集】

アメリカべったりな親日外人がアメリカの利益になるわけ

占領軍撤退までのアメリカの悪事の帳消しの代わりに、日本の責任を果していて、今は罪が無いという立場を認め、諸外国にも、ある程度の補償お代わり(そこまで高額ではない)を条件に認めさせるという取引を考えているとすれば、親日外人の言い分は矛盾がありません。
アメリカには、第二次世界大戦の時のスポンサーだったという立場がありますから、スポンサー権限で黙らせるのは可能です。
中国や韓国等の決着後の補償お代わりがどこに飛び火するかわからなくなったので、今、無理矢理の決着に持ち込もうとしており、名目のお代わり決着を目指しているのが現状だろうと思います。
Suica割 |  2016.11.13(日) 00:05 | URL |  【編集】

Re: アメリカべったりな親日外人がアメリカの利益になるわけ

> 占領軍撤退までのアメリカの悪事の帳消しの代わりに、日本の責任を果していて、今は罪が無いという立場を認め、諸外国にも、ある程度の補償お代わり(そこまで高額ではない)を条件に認めさせるという取引を考えているとすれば、親日外人の言い分は矛盾がありません。
> アメリカには、第二次世界大戦の時のスポンサーだったという立場がありますから、スポンサー権限で黙らせるのは可能です。
> 中国や韓国等の決着後の補償お代わりがどこに飛び火するかわからなくなったので、今、無理矢理の決着に持ち込もうとしており、名目のお代わり決着を目指しているのが現状だろうと思います。

大変面白い推論だと思います。
そうあって欲しいところです。そうなりつつあるのでしょう。

バイデン副大統領発言、「憲法はアメリカがつくった」、「日本は一晩で核爆弾を製造可能」は、Suica割さんの指摘に近い発言ではないでしょうか?

ケント・ギルバートがここにきて、田母神に近いノリで、

【米大統領選】ケント・ギルバート「バカに国防を依存する日本人はもっとバカだ。日本人は自分の国を自分の力で守れ。それを実行するには、日本国憲法第9条が邪魔である」

と言いだし始めました。日本人が言いにくいことを言ってくれてこそ、外国の言論人の存在価値が増すと思います。
田母神の分まで言ってやる!と言ってくれたら、最高なのですが。
事務局 |  2016.11.13(日) 02:29 | URL |  【編集】

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