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2016.04.16 (Sat)

軍人・自衛官はみな愛国者だったのか? 

田母神俊雄が逮捕された。

田母神俊雄は、田母神論文を以て、言論界にデビューした。あれは、歴史論文としては、それほどではないが、近現代史を知らない当時の私にとっては衝撃的内容だった。
そして、退職。麻生政権の処置は冷酷だった。田母神は言論活動を開始した。講演会場で見た、田母神俊雄は、実に気さく、そして痛いところ突く発言が多かった。講演会で直立不動で休みなく、ぶっ通しで3時間語る姿に多くの人は魅了された。

そして、都知事選で立候補。私は、なぜ、急いで立候補したのか理由はわからなかったが、今になって思えば、当落ではなく、選挙資金がたくさん集まることを見越した資金目当ての人が周囲にいたことに気がついた。選挙後、その人のところには●●を一切廻さないこととなり、腹立ち紛れに同士を●●たのであろうと推測する。

さて、倉山満は、田母神逮捕について、「保守したければ筋を通せ!」と言及している。

田母神さん逮捕の一報を受けて
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=1576

勇気ある発言だと思う。私には、ここまで言う気概はない。が、逮捕の日が来ることを予知して出稿はした。

田母神俊雄「公職選挙法違反事案」についての見解
http://nihonnococoro.at.webry.info/201604/article_5.html

なお、今回の逮捕を以て、同志を●●た人物について私は、二度と「保守」とはみなさないつもりである。

我々は、一度田母神に託したのである。従って、託した以上、我々もそのフォローはしなくてはならない。逃げてはならないのである。

政治は明日もあさっても続くのである。

話題を変えよう。

東日本大震災など、災害活動、PKO活動を通じて、国民から見た自衛隊のイメージは確実に良くなりつつある。
これは良い事だと思う。

ただ、こういう記事を読むと、上と下では意識がかなり異なるようだ。

警察官の拳銃自殺について
http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12140486974.html

中杉弘のブログを引用すると、ああだこうだと難癖をつけてくる、正体不明の方がおられるが、この原稿で書かれている警察や自衛隊内の現実は、やはりそうなのだろう、と思う。

どういうことかと言うと、上になればなるほど、正義だの、国益だのではなく、自分の出世の事しか考えない者だらけであると書いてある。

下は素晴らしいが上はいい加減なのばかりという、大東亜戦争時代の日本軍の悪弊がまだ抜け切れていないようである。

クライン孝子の日記では、防衛省内部の綱紀の緩みについて、かく指摘している。

―――――――――――――――――

クライン孝子の日記からの転載(3月23日配信分)

◆防大生の自衛官への任官辞退倍増 昨年比で、1割超に
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016032001001758.html

とのこと。一体これはどういうつもりなのでしょうか。
防衛省内にかなり怪しげな人物(スパイらしき情報提供者)が紛れ込んでいると
耳にすることがよくあります。
◆政治の世界はさておき防衛省もかなり手綱が緩んでいる?のではないか、
そんな気がしてなりません。

―――――――――――――――――

その一世代前の自衛官幹部はというと、リベラルな議員に近づき、韓国バーで飲みまくる連中のようだ。

田母神俊雄事務所の使途不明金の主犯、事務局長の島本順光とは?
http://sugoiuwasa.jp/%e7%94%b0%e6%af%8d%e7%a5%9e%e4%bf%8a%e9%9b%84%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80%e3%81%ae%e4%bd%bf%e9%80%94%e4%b8%8d%e6%98%8e%e9%87%91%e3%81%ae%e4%b8%bb%e7%8a%af%e3%80%81%e4%ba%8b%e5%8b%99%e5%b1%80%e9%95%b7/

これは、KCIAの手中に一度落ちた人物が、田母神選挙を仕切ったということなのだろう。(推測)

現実に、元KCIAのエージェントとされる在日韓国人実業家ときわめて近い関係にある人物が、国家安全保障局初代局長に就任ししている。

日韓合意 我々はどうして読み違えたのか?官邸内売国奴の存在を憂える
http://nihonnococoro.at.webry.info/201601/article_12.html

ついでに書くと、五百籏頭真(いおきべ まこと)は、防衛大学校長を務めたが、GHQ占領政策を肯定する論調のものが目立つ。

五百旗頭真の読売寄稿記事(平成27年9月24日)
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-14.html

西村眞悟は、防衛大学の学長は自衛官であるべきだと主張している。

内憂外患の正体
http://www.n-shingo.com/jiji/?page=1187

五百旗頭イズムが防大生を苦しめる
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid597.html

五百旗頭イズムが正当化されるなら、五百旗頭のような歴史学者を排除できるという理屈も成り立つはずだ。

とにもかくにも、五百旗頭真みたいなのは、二度と防衛大学の学長にすべきではない。

ところで、この世代の幹部が採用決定した九○式戦車は、青函トンネルを通過できないとする情報がある。

青函トンネルは戦車が通行できることを前提に設計された。と聞いたので...
http://chiebukuro.travel.yahoo.co.jp/detail/1113894186.html

何のための九○式戦車開発だったのか?とふと思う。

こんな程度の歴史認識、そして、上層部にスパイモドキがうじゃうじゃいる実態を知ると、防大卒業生の任官自体増加する理由がわかりそうな気がする。

中谷防衛相「安保法成立とは関係なし」 防大卒者の任官辞退増加
http://www.sankei.com/politics/news/160322/plt1603220018-n1.html

やはり、自衛隊の上の方は少し変なのかもしれないと、思った方がいいようだ。

では、田母神選挙の選挙責任者よりも一世代上の、戦中派世代はどうだろう。

近所に住んでいた方のケースで言うと、ゴルフ場でも見かけないくらいの立派な芝を張り、家の廻りの見回り、ゴミ拾いを欠かさず、祝祭日には、真新しい国旗を掲げている。コツコツ家庭菜園されておられる方もいた。
警察官だった方は、戦後日教組がやった悪事を概括的に知っていたようであった。
実は、彼らは総じて、偉くはならなかった。が、体は精悍そのもの、日頃の暮らしぶりから、仕事ぶりも愛国的であろうと、推測している。

これらの方は、皆下士官クラスである。大東亜戦争時代、下士官、兵卒は、米軍が呆れるほど強かったと言われるが、近所にいた方は皆さんその趣旨のイメージに近い。

では、その時代の幹部クラスはどうか?

戦後は、いわゆる軍中枢にいた関係者は、特務機関の一員となり、一部は、戦史叢書作成に係わったようだ。

戦史叢書作成者と特務機関関係者は無関係と言えるのか?
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-45.html

いささか証拠不足であることは認めざるを得ないが、これを読むと、彼ら将官クラスは、戦後アメリカの手先となり国を裏切ったかもしれない。困ったものだ。

倉山満の「負けるはずがなかった!大東亜戦争」には、こう書かれている。

―――――――――――――――――

198~199頁

稲葉正夫という大本営参謀が、終戦間際に阿南惟幾の「全軍将兵に告ぐ」を執筆しているのですが、宮城事件(昭和二十年八月十四日のクーデター未遂事件)で宮城に乱入した人でもあります。阿南惟幾の下で和平のための文章を書きながら、情報を入手して玉音放送の存在を知ったので、クーデターを起こそうとする。この人物が戦後防衛研修所で戦史研究者になっています。私自身、稲葉正夫の本から戦史研究しました。
このような人たちが戦後の学界の歴史観を形成したと知るべきです。

―――――――――――――――――

五百籏頭真の歴史観は、こういう方々の書いたものを踏襲しているようだ。

すると、ある事実が浮かびあがってくる。

あの田母神論文を書いた田母神俊雄は、自衛官の中にあって、例外中の例外、それも突然変異かもしれない、ということになるのだ。

田母神俊雄元航空幕僚長の更迭の原因となった論文をきちんと読んでみよう。今ならネット上でほとんど明かされている事実ばかりである。当時はこれで暴露騒然となったのだ。
http://blog.livedoor.jp/abechan_matome/archives/36151538.html

ブログ靖國會事務局日誌にはこういう記述がある。

三月八日 田母神俊雄さんについて
http://yasukuni.jugem.jp/?eid=1367



では、さらに一世代上の、大東亜戦争開戦時の、戦争遂行した将官クラスはどうだろう。

陸軍上層部は共産主義者だらけ、海軍上層部はフリーメーソンだらけだという説を、私は採用したいと思っている。

「山本五十六は生きていた」という本には、日本軍を敗北に導く役割を果たした主な人物たちがリストアップされている。

―――――――――――――――――

http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/YamamotoIsoroku01.html

山本五十六は生きていたからの抜粋

  太平洋戦争の全容は実に膨大であり、その戦闘のひとつひとつを語ることは数十冊の本をしても不可能に違いない。(中略)
  それぞれの戦局で日本軍を敗北に導く役割を果たした主な人物たちは次の通りである。

● 米内光政 ………海軍大将、海軍大臣、首相。フリーメーソン
● 山本五十六 ……連合艦隊司令長官、海軍大将・元帥。フリーメーソン。
● 南雲忠一 ………真珠湾攻撃時の第一航空戦隊司令長官、海軍中将、ミッドウェー海戦
             時の第一機動部隊指揮官。
● 源田実 …………第一航空艦隊参謀、海軍大佐。
● 井上成美 ………海軍軍務局長、第四艦隊司令長官、海軍中将。
● 原忠一 …………真珠湾攻撃時の第五航空隊司令官、海軍少将。
● 服部卓四郎 ……大本営参謀作戦課長、陸軍大佐。
● 辻正信 …………大本営参謀本部作戦課参謀、陸軍大佐。
● 瀬島龍三 ………大本営参謀本部作戦評参謀、陸軍中佐。
● 牟田口廉也 ……支那駐屯歩兵第一連隊長、ビルマ方面軍第一五軍司令官、陸軍中
             将。
● 栗田健男 ………第二艦隊司令長官、海軍中将。


● 海軍軍令部の強い反対を押しきって真珠湾攻撃を強行。
  ただしその攻撃は不徹底なものとする。
    忠実なる配下の指揮官  南雲忠一中将(第一航空艦隊司令長官)
                   草鹿龍之前少将(第一航空艦隊参謀長)
                   源田実中佐(第一航空艦隊参謀)
● 珊瑚海海戦で米海軍に手ごころを加える。米空母「ヨークタウン」撃沈せず。
    忠実なる配下の指揮官  井上成美中将(第四艦隊司令長官)
                   原忠一少将(第四艦隊空母指揮官)
● ミッドウェー海戦で連合艦隊大敗北を画策。
   忠実なる配下の指揮官   南雲忠一中将(機動部隊司令長官)
                   草鹿龍之肋少将(機動部隊参謀長)
● ソロモン海戦でガダルカナル大敗北の原因を作る。
   忠実なる配下の指揮言   三川軍一中将(第八艦隊司令長官)
                   南雲忠一中将(機動部隊司令長官)
                   草鹿龍之助少将(機動部隊参謀長)
                   原忠一少将(軽空母「龍驤」指揮官)

―――――――――――――――――

私は、海戦史ものについて、数十冊読んだが、状況から察するに、海軍は、ミッドウエー海戦について人為的に敗北を計画し実行したのではないかと疑っている。陸軍は、ずっと戦争指向であったため、泥沼に自ら飛び込んだか、仕掛けられて飛び込まされたようだ。

そして、レイテ沖海戦について、当時の戦艦に乗船され、その経緯の一部始終に立ち会った方による、栗田艦隊の謎の反転の真実を指摘する本が、出版された。

驚愕の新事実?レイテ沖海戦史 生き証人が本を出版
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-57.html

ガダルカナルの真の敗因についても書いてある。

一読してわかることは、公式的位置づけの戦史叢書に書いてあることは嘘だったかもしれないということである。もっとも、戦史叢書の作成者が、ミッドウエー海戦敗北の隠蔽、戦果の過大な見積もりなどに係わっていた可能性はあるため、戦史叢書の各巻担当者の「吟味」は避けられまい。

ここで、歴史的に、変だと思える世代が、どの世代なのか整理を試みたい。(今の自衛隊幹部が、その昔ほど変ではないという前提で)

世代的には、山本五十六世代(明治18年生まれ、在命なら現在130歳前後)から田母神選挙の選挙責任者世代(現在70歳前後)の間に、
決して愛国者?とは言えない怪しげな幹部クラスが、防衛省OBとしてごっそり生息しているのではないかと。

防衛省幹部と聞けば、普通は愛国者を想定するが、実態は、どうも違う可能性があることを、国民の一人として受け入れなくてはならない。


まとめに入りたい。

本稿、軍人、自衛官関係に的を絞らさせていただいた。

最近、大東亜戦争の海戦史ものについて、読む機会が増えた。どう考えても、不合理な作戦計画、ゴリ押しみたいな意思決定が多いような気がしている。素人の私から見ても、セオリー無視、当時の上層部がやっていたことは、悉くプロフェッショナルの次元から外れている海戦が続出しているような気がしてならない。

どれもこれも明確な証拠はない。そんな中、レイテ沖海戦、ガダルカナル、敗因は海軍自ら作ったことが明らかになった。そして、多くの海戦史、戦況は物語っている。作戦、戦術の見直しがあれば、負けなくていい海戦がいくつかあり、死ななくていい軍人はたくさんいたようだ。杜撰な戦争をした、ということだ。おまけに、海軍関係者は東京裁判にて皇室関係者と同様、訴追を免れ、米内光政はそのためのGHQとの交渉責任者を務めた。戦後は、いち早くGHQの協力者に変身、海軍関係者は相当数、国会議員になったではないか。

あの戦争、最初から、負けを仕組まれた可能性大という見方ができるのである。
そういう視点で、調査分析される方が一人でも増えることが願い、本稿を終える。
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