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2016.11.09 (Wed)

事前予測ではトランプ劣勢 オハイオジンクスは生きていた!

拙ブログはアメリカ大統領選挙の事前予測について言及しなかったが、ここに来て、事前予測では追い上げは認められるが劣勢が伝えられてきた、トランプ候補の勝利が確定した。
しかし、今回の選挙戦の報道、振り返ってみると、クリントン候補を優位に導こうとする意図が見え隠れしているような印象があった。
そこで、今後の選挙予測に役立る目的で、今後も当てにならない事前予測を行う可能性がある報道機関を特定しようと考え、いろいろ調べてみた。




まず、手始めに「NHK時代から米政局分析の第一人者として活躍している手嶋氏」の分析をお読みいただこう。

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http://www.sankei.com/world/news/161106/wor1611060010-n1.html

外交ジャーナリストの手嶋龍一氏が警告…トランプ氏当選なら「世界中の秩序が根本から変わる」


 トランプ大逆転で日本大混乱!? 米大統領選の投票日が現地時間8日に迫った。優勢だった民主党のヒラリー・クリントン候補(69)を共和党のドナルド・トランプ候補(70)が猛烈に追い上げており、元NHKワシントン支局長で外交ジャーナリスト、手嶋龍一氏(67)は「トランプ氏の番狂わせもあり得る」と指摘。それにより日本の核武装など「世界中の秩序が根本から変わる」と警告した。(サンケイスポーツ)

 4年に1度の米大統領選を取材すること今回で実に9度目。NHK時代から米政局分析の第一人者として活躍している手嶋氏は、これまでクリントン氏優位としていた。

 しかし、連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題の再捜査を決めてから状況が一変。トランプ氏に猛烈に追い上げられている。

 「クリントン氏は非常に選挙に弱い候補。(メール問題は)本来なら大したスキャンダルではなく、圧倒的に優位なはず」

 クリントン氏は元ファーストレディー、ニューヨーク州選出の元上院議員、政策能力の高さなどの利点を生かし切れていないうえ、「長期間メディアに取り上げられ続け『賞味期限切れ』となっている」という。

 一方のトランプ氏は、女性への相次ぐセクハラ疑惑などへの強い批判が「結果的に報道では7割以上の時間とスペースがトランプ氏に割かれることになった」とむしろ露出増に。「それでも私はクリントン氏優位とみているが、番狂わせもあり得る」と予測した。


 ★世論調査は

 両候補の支持率は、ABCテレビなどによる最新調査でクリントン氏が4ポイントリードしているのに対し、ロサンゼルス・タイムズなどの調査ではトランプ氏が4ポイント上回っている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は各種調査の平均値を算出。10月中旬に7ポイント以上開いていた両候補の差は縮小傾向にあり、平均値は4日時点で1・6ポイントクリントン氏が上回るが、誤差の範囲といえる。さらに大統領選は各州の勝敗の積み上げで決まるため、こうした全米の支持率が選挙の勝敗には直結しない。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

私は、この記事を読んだ直後に外出。クリントン優勢を一旦は信じた。
しかし、正午のテレビを眺め、事前予測が、実態とかけ離れたものであることを悟った。



続いて、比較的無名ながら、大統領選挙のジンクスを指摘する読売報道を参照したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/world/20161108-OYT1T50126.html?from=ytop_top

「オハイオ州の勝者が当選」続くか…全米の縮図
2016年11月09日 06時22分
特集 米大統領選
 【ワシントン=大木聖馬】8日投開票の米大統領選で、接戦州と位置づけられるオハイオ州の選挙結果に注目が集まっている。


 同州は産業構造や人口構成などから「全米の縮図」と言われ、1964年以降、同州を制した候補がいずれも大統領となってきたが、事前の予想では、半世紀以上に及んだ「伝統」が崩れる可能性が出て来たためだ。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた7日時点の同州の世論調査平均支持率は、トランプ氏が45・8%、クリントン氏が42・3%で、トランプ氏が約4ポイントリード。ただ、RCPの選挙人獲得予想で優位に立つクリントン氏が同州を落としても、選挙は勝ち抜けるとの分析がある。

(ここまで304文字 / 残り71文字)
2016年11月09日 06時22分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

11月9日、正午過ぎのNHKの選挙報道により、トランプがオハイオ州を制したことを知った。



最近のアメリカテレビ局2社の世論調査調査結果を眺めてみたい。
二つともヒラリーリードなのであるが、オハイオ州は共和党優勢という予測となっている。

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CNNpolitics
http://edition.cnn.com/2016/11/04/politics/road-to-270-electoral-college-map-november-4-duplicate/index.html
268対204 ヒラリーがリード、オハイオは共和党優勢


ABC news
http://abcnews.go.com/US/fullpage/2016-interactive-electoral-map-forecast-win-clinton-trump-38541911
274対188 ヒラリーがリード、オハイオは共和党優勢

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その他の世論調査結果、全米大のもの、クリントン有利のものだらけである。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://jp.reuters.com/article/idJPL4N1D95MN?il=0

Markets | 2016年 11月 9日 07:36 JST
米大統領選の開票迫る、世論調査のクリントン氏勝率は90%
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米大統領選選挙は8日、全米各地で投票が行われた。開票時間が迫っており、民主党のヒラリー・クリントン候補が女性初の大統領に選ばれるか、共和党のドナルド・トランプ候補が政権を奪還するかに注目が集まる。

7日公表されたロイター/イプソスの米大統領選前最後となる週間世論調査によると、大統領選の本選でクリントン氏が勝利する確率は約90%。クリントン氏の勝率は前週の調査結果とほぼ同じだった。


http://jp.reuters.com/article/usa-election-oll-fox-idJPKBN1321Z4

World | 2016年 11月 8日 00:40 JST 関連トピックス: トップニュース
クリントン氏のリード4%に、前回調査は2ポイント=フォックス
 
[ワシントン 7日 ロイター] - フォックス・ニュースが7日公表した米大統領選に関する世論調査によると、民主党のヒラリー・クリントン候補が共和党のドナルド・トランプ候補を4%ポイント上回っている。

クリントン氏の支持率は48%、トランプ氏は44%だった。フォックスによると、前週末4日公表の前回調査では、クリントン氏のリードは2ポイントだった。


http://www.cnn.co.jp/usa/35091679.html

クリントン氏が2ポイントのリード 最新世論調査
2016.11.06 Sun posted at 09:37 JST

共和党候補のトランプ氏(左)と民主党候補のクリントン氏
ワシントン(CNN) 米大統領選を目前に控えた最新の世論調査で、民主党のヒラリー・クリントン氏が共和党のドナルド・トランプ氏をわずかにリードしているとの結果が出た。ただし、両氏の差は統計上の誤差範囲内にとどまっている。
FOXニュースの世論調査で出た支持率は、クリントン氏が45%対43%でトランプ氏をリード。リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏は5%、緑の党のジル・スタイン氏は2%だった。
調査は1~3日、投票を予定している1107人を対象に実施された。統計上の誤差範囲は3ポイント。
この1週間に実施されたほかの世論調査も同様の結果だった。クリントン氏の私用メール問題で連邦捜査局(FBI)が新たに見つかったメールを調べていると発表した後、同氏のリードは縮小傾向にある。
先月20~23日に実施されたCNNと調査機関ORCの共同調査からフォックスの調査まで、直近5件の世論調査結果をCNNが平均した支持率は、クリントン氏が47%とトランプ氏の42%を5ポイント上回った。ジョンソン氏は4%、スタイン氏は2%となっている。


http://www.cnn.co.jp/usa/35091134.html

「クリントン氏勝利」の予想が68% CNN世論調査
2016.10.26 Wed posted at 11:43 JST
World | 2016年 11月 9日 04:41 JST

米大統領選、賭けサイトは75%超の確率でクリントン氏勝利予想
http://jp.reuters.com/article/usa-election-gambling-idJPKBN1332HR?il=0


http://nikkeiyosoku.com/blog/presidential-election-latest-rating/

最新の大統領選支持率(11月4日)

NYタイムズとCBSの10月28日~11月1日の世論調査によると

クリントン氏 45% VS トランプ氏 42%

でクリントンン氏がトランプ氏を3ポイント上回っています。

FBIがクリントン氏のメール問題で再調査を開始した影響でトランプ氏が猛追しています。

ワシントンポストとABCの10月29日~11月1日の世論調査では、

クリントン氏 47% VS トランプ氏 45%

で2ポイントクリントン氏が上回っています。

米政治専門サイトのリアルクリアポリティクスでは、クリントン氏とトランプ氏の平均支持率の差が1.7ポイントとしています。

WSJ(ウォールストリートジャーナル)とNBCテレビの調査では、

アリゾナ、テキサス、ジョージアの3州で、トランプ氏がクリントン氏をリードしています。
ジョージア州では、1ポイント差の大接戦となっている。

アリゾナ州 トランプ氏 45% VS クリントン氏 40%
テキサス州 トランプ氏 49% VS クリントン氏 40%
ジョージア州 トランプ氏 45% VS クリントン氏 44%

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

クリントン支持が57社だったとする情報もある。

【米大統領選】アメリカ各紙、クリントン支持57社 トランプ支持2社 →トランプ大統領誕生
http://hosyusokuhou.jp/archives/48775840.html

多くのアメリカマスコミの事前予測が覆る理由、それは、アメリカの多くのマスコミが、アメリカの支配者の意向に沿う、世論調査結果を配信、クリントン支持が多数派と(トランプ支持の白人)有権者を洗脳したいということなのであろう。

そうではないという情報もあるが、比較的メジャーなものは、クリントン優勢のものだらけだった。

そこで、クリントン優勢を終盤において断言した、「NHK時代から米政局分析の第一人者として活躍している手嶋氏」が、それでもクリントンが有利とみていた理由、また、選挙分析ノウハウとして常識のオハイオジンクスについて言及しなかったのか?考えてみたい。

既に、予測は出ている。オハイオ州では共和党優勢なのだ。
オハイオ州のジンクスが生きていれば、トランプ勝利というシナリオは描けたはずなのである。

私は、11月9日正午のNHK総合テレビのニュースを偶然見ており、その中で、読売記者が今朝報道した、オハイオジンクスがあることが正午過ぎのNHKの画面にでかでかと表示されていたので、「NHK時代から米政局分析の第一人者として活躍している手嶋氏」がジンクスについて語らないのは、理由があると思うのだ。

理由の一つとして、投票前に、トランプ優勢と述べると手嶋氏個人が何らかの形で困った事態となることを知っている(C●Aに●●される)
もう一つは、そもそも数値解析的なことが苦手ではあるが、小説的なふわふわしたシナリオ作成が得意で、ああいうこともこういうこともありえる的なシナリオ構築を得意とする人ではないかと思うのだ。講演を聞いたことがあるのでわかるのだ。講演の中で、大統領の執務室にてブッシュ大統領にお会いしたことがある、と何度も語るのであるが、具体的なことはさっぱり………の方なのだ。はっきり言うと中身が??という印象なのである。



ジャーナリストという職業、ともすれば、他人の褌で商売する世界なのであるが、
手嶋氏は今回は外したという評価とならざるを得ない。第一任者にふさわしい予測とは思えないのだ。テレビ局2社の事前予測にある「オハイオジンクス」について言及しなかったためである。正午のNHKニュースではオハイオジンクスについてはっきり表示されていた。すなわち、NHKは選挙予測としての最低限のノウハウを開示した。

第一任者であるにしては、上記記事における数的分析が今一つであるし、過去の講演にて数的分析を聞く機会はなかった(メモをとるレベルの講演ではなかった?)
「オハイオジンクス」を語らなかったのは、数少ない?ご自分のノウハウ秘匿の…………と考えると、上記の「NHK時代から米政局分析の第一人者として活躍している」とする枕言葉は、対応させられた記者の皮肉かもしれないと、思い至るのである。

最後に、日本のマスコミの偏向捏造、不報道もひどいが、アメリカのマスコミも日本に負けず劣らず劣化した存在のようであり、今回、アメリカという国においては、大したスキルがなくてもジャーナリストとして通用する不思議な国であることを知ったことが動機となり、本稿出稿に至ったことご理解いただきたい。

以上


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