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2016.11.08 (Tue)

肥大化する文科省予算 効率化要素はこんなにある。

本稿、民間企業的視点からの文科省予算の効率化提言集である。
詳細検討が済んでいない部分、今後更新予定箇所はあるが、文科省巨額予算の相当部分の効率化は可能との判断から出稿を決意した。

文科省予算説明資料は以下にて外観が読める。驚くなかれ、年間5兆円規模、国家予算の8%を占めているのだ。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo9/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2012/10/25/1326999_7_1.pdf

政府機関として、各省庁を比較し、文科省というところ、効率化できる切り口だらけであると考える。かつて次世代の党が公約化し、自民党が取り組み、話題となっている、日本人向けの給付型奨学金支給、予算化するのに280億必要との記事を目にしたが、文科省予算肥大化し過ぎて、どの方面から突っついても、280億円くらいなら、簡単にひねり出せそうな気がするのである。

もちろん、私は「教育の質」を落とすつもりはない。

とりあえず、効率化可能な分野と切り口について、拙ブログ過去原稿を参照しつつ、列挙させていただく。



■ 小中高の教員数削減

財務省は49000人の教員削減を文科省に提示している。在学者数がピーク時の60%前後、一時よりも40%削減しているのであるから当然の措置であるが、小中高足して、教員数が90万前後となる関係で、いくつかの手法を徹底すれば、最大で20万人前後効率化できるかもしれない。

在学者数の推移はこうなっている。

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在学者数の推移(国公立、私立含む)
http://e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001015843

 幼稚園   小学    中学    高校

 昭和40 1,137,733 9,775,532 5,956,630 5,073,882
 41 1,221,926 9,584,061 5,555,762 4,997,385
 42 1,314,607 9,452,071 5,270,854 4,780,628
 43 1,419,593 9,383,182 5,043,069 4,521,956
 44 1,551,017 9,403,193 4,865,196 4,337,772
 45 1,674,625 9,493,485 4,716,833 4,231,542
 46 1,715,756 9,595,021 4,694,250 4,178,327
 47 1,842,458 9,696,133 4,688,444 4,154,647
 48 2,129,471 9,816,536 4,779,593 4,201,223
 49 2,233,470 10,088,776 4,735,705 4,270,943
 50 2,292,591 10,364,846 4,762,442 4,333,079
 51 2,371,422 10,609,985 4,833,902 4,386,218
 52 2,453,422 10,819,651 4,977,119 4,381,137
 53 2,497,895 11,146,874 5,048,296 4,414,896
 54 2,486,604 11,629,110 4,966,972 4,484,870
 55 2,407,093 11,826,573 5,094,402 4,621,930
 56 2,292,810 11,924,653 5,299,282 4,682,827
 57 2,227,615 11,901,520 5,623,975 4,600,551
 58 2,192,808 11,739,452 5,706,810 4,716,105
 59 2,132,942 11,464,221 5,828,867 4,891,917
 60 2,067,951 11,095,372 5,990,183 5,177,681
 61 2,018,523 10,665,404 6,105,749 5,259,307
 62 2,016,224 10,226,323 6,081,330 5,375,107
 63 2,041,820 9,872,520 5,896,080 5,533,393
平成元 2,037,614 9,606,627 5,619,297 5,644,376
  2 2,007,964 9,373,295 5,369,162 5,623,336
  3 1,977,611 9,157,429 5,188,314 5,454,929
  4 1,948,868 8,947,226 5,036,840 5,218,497
  5 1,907,110 8,768,881 4,850,137 5,010,472
  6 1,852,183 8,582,871 4,681,166 4,862,725
  7 1,808,432 8,370,246 4,570,390 4,724,945
  8 1,798,051 8,105,629 4,527,400 4,547,497
  9 1,789,523 7,855,387 4,481,480 4,371,360
 10 1,786,129 7,663,533 4,380,604 4,258,385
 11 1,778,286 7,500,317 4,243,762 4,211,826
 12 1,773,682 7,366,079 4,103,717 4,165,434
 13 1,753,422 7,296,920 3,991,911 4,061,756
 14 1,769,096 7,239,327 3,862,849 3,929,352
 15 1,760,494 7,226,910 3,748,319 3,809,827
 16 1,753,393 7,200,933 3,663,513 3,719,048
 17 1,738,766 7,197,458 3,626,415 3,605,242
 18 1,726,520 7,187,417 3,601,527 3,494,513
 19 1,705,402 7,132,874 3,614,552 3,406,561
 20 1,674,163 7,121,781 3,592,378 3,367,489
 21 1,630,336 7,063,606 3,600,323 3,347,311
 22 1,605,912 6,993,376 3,558,166 3,368,693
 23 1,596,170 6,887,292 3,573,821 3,349,255
 24 1,604,225 6,764,619 3,552,663 3,355,609
 25 1,583,610 6,676,920 3,536,182 3,319,640
 26 1,557,461 6,600,006 3,504,334 3,334,019

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

過去原稿を参照したい。

・消費税増税阻止 少子化で校舎の統廃合が進んでいるのに教員数が減少しない問題
http://nihonnococoro.at.webry.info/201501/article_23.html

小中校の教員数は、左程変化はない。

 教員数の推移(国公立、私立含む)
http://e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001015843
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo6/gijiroku/05060101/s003_1_04.pdf

統計データから見る教員 Part.1 教員の数・年齢構成の推移
http://www.kyoushi.jp/entries/10

なんと、教員数で、小学で40万、中学で25万、高校で25万で推移している。

在学者数が一時の40%削減しているとみなせば、民間企業なら
小学で16万、中学で10万、高校で10万スリム化可能なはずである。
併せて36万人となる。

歴史、政治社会、古典、漢文、語学などの文系学科について、学校内受講の通信講座とすることで教員のスリムは実現できると私は考える。
また、これら学科は、教え方が下手な教師が多く、生徒による板書、演習機会が授業中にないため、通信講座対応とすることで、却って授業全体の質の向上が図られると私はみている。

また、小中高に大学の教官数を足すと、おそらく100万人を超えることになるはずだが、少子化が進み、1学年100万人台の人口であるのに、同一学年の一人の子供の数に対して一人以上の教員・教官が配置されることになる図式は果たして社会経済的に効率的と言えるのであろうか?
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2013np/

我が国の人口動向 平成25年 




■ 小中高での学校内での通信講座化等による教員数削減

過疎地配属となる教員たちの能力の低さ、教職員組合活動実態などを勘案、通信講座化可能な学科を見出し、それぞれについて提言を行った。
―――――――――――――――――

・偏向教師対策 小中高の歴史・政治・社会科教育体制を劇的に変えるべきだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201603/article_2.html

・統一地方選挙公約ネタ 過疎少子化時代に対応した中高教育システム見直しについて
http://nihonnococoro.at.webry.info/201502/article_10.html

・英語教育を小3から導入するなら高校日本史を必修化できるはずだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201310/article_16.html

―――――――――――――――――




■ 教師と社会人講師を競合させる

中高の英語、歴史、社会などに適用可能と考える。能力的に低い教員を淘汰することにはなるだろう。

・中教審諮問に係わる提言 教師と社会人講師をどんどん競わせるべきだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201407/article_16.html



■ 副教材等の無駄

子供たちの登下校時の、膨れ上がったカバンを見て、副教材のスリム化は喫緊の課題と思う。

・副教材を電子化・通信教材化することで父兄負担を減らすべきである
http://nihonnococoro.at.webry.info/201502/article_8.html




■ 国立大学の改組 国立単科大学の廃止、都道府県単位で1校に統合(最終的に、東京都内の国立大学を1校に集約するということ)

このテーマについては、今後腰を据えて取り組む予定である。有力な効率化原資となるだろう。

―――――――――――――――――

・地方国立大学の改組から手をつけるべきだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201501/article_1.html

地方創生時代に適合した国立大学機能の在り方

・東大に突出して手厚い補助金を大幅削減する。(50%程度の補助金削減、東大の付属機関の研究機関、教官、職員等、地方移転)
・旧国立一期校を除く、地方の国立大は、都道府県単位で1校に統廃合(国立の医学系単科大学は、同一都道府県内の大学に統合)
・旧国立一期校を除く、地方の国立大にて、設置されるべき学科は地元の雇用に直結する分野の、職業訓練的ものに限定
・旧国立一期校を除く、地方の国立大の文科系学科を大胆に廃止(文化系学科は、旧国立一期校と私大に集約、限定)
・増え続ける外国人留学生は、旧国立一期校か、私大に限定(「地方創生」とするなら、首都圏、近畿圏の大学の外国人留学生枠を大幅減少)

―――――――――――――――――




■ 大学の文系学者削減

私は、大学の文系学者を総入れ替えし、要員の95%を削減すべきというスタンスである。後日、哲学系の学者の効率化について提言予定。調べれば調べるほど、文系学者不要論が出てくる感じである。
―――――――――――――――――

・95%の文系学者 リストラしても支障ありません?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201506/article_16.html

・こんな程度の文系学者ならいない方がいい? 文系学者不要論
http://nihonnococoro.at.webry.info/201506/article_22.html

・憲法学者要員枠の大幅削減 「国際政治学≧or≒国際法>憲法学」でいいはずだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201507/article_21.html

・歴史学者不要論 95%の歴史学者リストラ計画書
http://nihonnococoro.at.webry.info/201506/article_23.html

・社会の役に立たなくていいのなら歴史学者はどんどんリストラすべきである
http://nihonnococoro.at.webry.info/201502/article_2.html

・東大を頂点とするマルクス主義の終焉は近い?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201508/article_22.html

・消費税さらに上げるなら、文科省は歴史学者等を糺すべきだ!
http://nihonnococoro.at.webry.info/201409/article_14.html

・ノーベル賞受賞に思う事 国立大学教官の大半を入れ替えなくていいのか
http://nihonnococoro.at.webry.info/201510/article_6.html

―――――――――――――――――



■ 肥大化する国立大学付属病院対策

大学付属病院については、想像を絶する規模の病院運営等々、効率化要素が多分にあると考える。
市中において、豪奢な建造物は2つある。それは創価学会支部、そして大学付属病院であるという認識である。
以下の視点から問題提起しておきたい。

大学で一番立派な施設が大学付属病院である現実を変えるべきではないのか?
全国津々浦々の医科大学(国立単科医大)において、大学と名が付く関係で医療研究をすべきなのか?
医療研究する大学は、集約されるべきではないのか?
類似重複する医療研究が放置されている可能性はないのか?
高額医療費の削減とセットとなるが、「大学病院での保険治療」に何らかの制限をかける必要はないのか?(入院治療する患者総数の制限、患者個体での保険医療費の上限設定)
生活保護受給者については、大学付属病院での受診を制限すべきではないのか?

・群馬大学医学部不祥事 先端医療は保険外治療拡大すべきだ
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-138.html




■ 大学補助金支給のあり方

一律支給をやめ、地方貢献している大学に手厚く補助金支給する。

・統一地方選挙公約ネタ 私大補助金は文科省直轄ではなく一括「地方創生」枠で扱われるべきだ(専修学校補助拡充)
http://nihonnococoro.at.webry.info/201501/article_3.html





■ 外国人留学生への奨学金支給削減

詳細、以下参照。なお私は、外国人留学生に支給する奨学金等は、すべてODA枠に移管すべきというスタンスである。

・外国人高度人材の永住権を認めやすくするなら留学生手当激減すべきだ
http://nihonnococoro.at.webry.info/201403/article_15.html

・文部科学省は外国人留学生に貯金させるために血税を支給しているのか!
http://nihonnococoro.at.webry.info/201310/article_13.html




■ 大学入試センター機能縮小、役割見直し

詳細、以下参照

・文部科学行政の無駄はこんなにある!大学入試センター試験は廃止すべき
http://nihonnococoro.at.webry.info/201310/article_4.html




■ 文科省所管の研究機関の問題

研究者の勤務実態等などから、糺すべきものは糺すという視点からいくつか提言した。研究者管理を強化することで、予算の効率化は可能と考えるのである。
―――――――――――――――――

・公務員学者・研究員の不正行為等について国全体で対策強化すべきである(科研費事案)
http://nihonnococoro.at.webry.info/201404/article_10.html

・公務員学者・研究者を国家規模で躾け直さなくていいのか
http://nihonnococoro.at.webry.info/201405/article_1.html

・「小保方」問題を再発させないために必要なこと(提言)
http://nihonnococoro.at.webry.info/201404/article_8.html

・理研「STAP細胞」論文問題の処置について(提言)
http://nihonnococoro.at.webry.info/201403/article_13.html

・小保方問題 問題を煽りパクリビジネスで一儲けを企む者たちが蠢いている?
http://nihonnococoro.at.webry.info/201404/article_22.html

―――――――――――――――――



これらは、「教育の質」を落とさない前提での提言である。
文科省ならびに関係者は、予算を削れば、教育の質が低下すると主張するが、そんなことはない。
国家予算全体を眺めても、少子化が進み、10歳未満の人口がかつての60%にまで落ち込んでおり、一方で医療費や年金予算があれだけ膨れ上がっているのであるから、文科省予算の無駄は放置できない。
また、国際政治情勢、国内の治安悪化等を鑑みると、防衛費拡充、核武装は当然として、警察官、海上保安庁等の装備・要員増加もしなくてはならない。
まして、教育界は、反日勢力の一大拠点となっている関係で、一度、要員総入れ替えするくらいの取り組みが必要なのだ。

私は、文科省予算を目の敵にしているつもりはない。
別に振り向けるべきところに振り向けるべきだというスタンスである。

それは、日本人貧乏学生のための、給付型予算の充実、基礎研究費の拡充に向かうべきと考えている。
が、現状の文科省のやり方では、すべての蛇口から水漏れしている印象があり、効率化手法が適用できるのに敢えてせず聖域化しようとしているように映るのである。

最後に言いたいことがある。
これだけ文科省予算が膨れ上がったのは、自民党文教族が文科省予算を利権化してきたことと無関係ではないように思う。
小池都知事が文科省所管のオリンピック予算の削減に動いているが、現実には、利権屋によって、文科省予算は食い物にされている、とみている。
私は、ある国会議員の選挙区に、集中して、新設大学、高校等の設置許認可が異常に集中した事実に気がついている。名前は書かないが、愛国議員と言われた文教族である。そうやって、政界を渡り歩く資金を手に入れたのである。

従って、右肩上がりの文科省予算は、これら利権屋が勝手放題やった結果なのである。
そして、それに便乗したのが、官公労労働貴族たち。日教組の委員長が銀座で飲みまくり、不倫沙汰となって話題になったのは、起こるべくして起きたのである。
日教組は、その幹部たちが支出した飲食費の領収書すべてを1円単位で公表できるのであろうか?

教員が聖職というなら、領収書すべて公開可能なはずである。
教員たちが買春行為でキリスト教会牧師があちこちで性犯罪で摘発され、かように日教組委員長が不倫沙汰で話題となるご時世、聖職と言われる職業についている人たちが、本当は生殖者集団だったことに多くの人たちは気が付き始めている。

政界も労働界も腐っている、それに官界も引きずられたとみている。

本稿では、無駄と考える、民間企業の視点で眺めた場合の効率化可能と考える切り口について列挙した。
民間人の感覚で言わせていただくと5兆円規模の予算において、教育の質を落とさない前提で、本稿で提示した切り口などから、最大で1兆円程度、少なく見積もって5000億円くらいは効率化できる可能性があると考えている。詳細はいずれ発表したいと思っている。
仕分け談議に酔いしれた民主党政権が、敢えて手を入れなかったのは不思議なのである。

引き続き、この種のテーマで出稿予定であるが、とりあえず、過去の原稿の棚卸を行い、やはり効率化は可能という見方に変わりはないことを宣言し、本稿を終える。

以上


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