2017年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

2016.10.14 (Fri)

自衛官に対する「不敬問題」を放置していいのか?

本稿、書いている本人の頭の中を整理するつもりで作成したものである。よって、私の価値観を本稿読まれた方に押し付けるものではない。

まず、保守の視点から「不敬」問題をみた場合、放置されている、二大不敬事案が存在していると認識する。


社民党は、名指しで昭和天皇を戦犯扱いした。

[ビデオ]女性国際戦犯法廷 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OZyDP3jbhjg

週刊新潮・河野談話を出世の踏み台にした「福島瑞穂」売国の履歴書
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/38968295.html

これはやり過ぎたと思う。
明らかに「不敬」だと思う。
政治的意図によるものは明らかだ。特定の外国勢力と結託したものであれば、普通の国なら刑事訴追される事案と予想する。

犯罪とみた場合は、スパイ防止法が適用されるべきだ。

また、反天連デモを「不敬」とみなす人たち、「不敬」デモを禁止すべきだとする陳情も存在する。

―――――――――――――――――

陛下へのヘイトを許すな!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51977908.html

【反天連不敬デモ問題】東京都公安委員会委員長に意見要望書を提出
http://iyakichi.exblog.jp/19050136

―――――――――――――――――


皇室「不敬」問題を扱う場合、この二大不敬問題を避けて通れない。言い換えると、この二大不敬問題の処置があって、それ以外については、比較的些細と認識するがゆえに、なぜ「不敬」とするのか、適用した要件定義(不敬適用の除外条件等)を明らかにすべきというスタンスなのである。


さて、磯田道史「歴史の読み解き方 江戸期日本の危機管理に学ぶ」には、戦前社会の儒教的倫理道徳は、会津藩での道徳教育をモデルとしているという趣旨のことが書いてある。

我が国の道徳教育のルーツは水戸学にあり
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/#entry126

戦前、法制化された不敬罪は、会津藩などにみられる道徳教育を踏まえ、法制化されるに至った。

―――――――――――――――――

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%95%AC%E7%BD%AA

不敬罪
不敬罪(ふけいざい)とは、国王や皇帝など君主や、王族や皇族など君主の一族に対し、その名誉や尊厳を害するなど、不敬とされた行為の実行により成立する犯罪。
絶対君主制など、主権者たる君主と国家の存立を同一視する体制において定められることが多い。現在では、法の下の平等[1]や思想・良心の自由、表現の自由の観点から、君主制を採用している国でも廃止・失効している場合がある。サウジアラビアなどのイスラム諸国やタイ王国は、現在も不敬罪が存在する数少ない例である。

不敬罪の客体は、次の5種に分けられる。
第一に天皇(74条1項)
第二に太皇太后、皇太后、皇后、皇太子、皇太孫など天皇に準ずる皇族(同条項)
第三に神宮(74条2項)
第四に皇陵(同条項)
第五に普通の皇族(76条)

―――――――――――――――――

戦後は、皇室については、憲法において、第1条から第8条において皇室に係わる記述があり、法律的には皇室典範が存在する程度である。


モラル的には戦前ほどではないが、戦前世代が継承してきた(健全なレベルでの)崇敬思想は一部ではあるが維持されてはいる。

が、継承のための手段とツールを見出しにくくなっている。

ここで考えなくてはならないことがある。
それは、戦前にこういう法律があった、戦後は憲法にこう書いてあるという根拠だけで、歴史的背景を無視しして、「不敬」という概念を論じるべきなのであろうか?

冒頭で紹介した会津藩のケースから、(倫理規範としての)「不敬としてはいけないとする対象」は、より広範囲であるような気がしている。決して、皇室についてのみ適用する性格のものではないことを言いたいのである。

さて、過去において、自衛隊PKO事案において、二重国籍疑惑ある?国会議員辻元清美から「不敬」事案があったことが確認されている。

―――――――――――――――――

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1127285326

angkorwat5151さん
 
2009/6/1607:18:11

トンデモな批判といえば、社民党の辻元清美。

ピースボート時代、カンボジアでのPKO活動を視察した際、道路工事などの復興活動でヘトヘトの自衛官に向かって
あんた!!そこ(胸ポケットを指差し)に(売春した時に必要な)コン○ーム持ってるでしょう!!と発言。
(宮嶋茂樹氏の著書 ああ、堂々の自衛隊より)


近年、日本でもPKO活動の重要性に対する認識が高まり、多数の方々が真摯に任務に取り組んでおられます。
ところが、狂った思想にとりつかれて頭の逝っちゃったカルト集団が、恥ずかしい蛮行を繰り返しています。
 泥と汗にまみれて他国の人々のために過酷な任務につく自衛隊の方々のところまでわざわざ出向いてまで嫌がらせに行く人格の歪みきった汚物たちがいます。
 下記は、勝手に自衛隊車両に乗り込み、隊員のテントを荒らしてビールを奪ったりする狂人集団辻元清美一行の狂った行動の一部です。

 (『ああ、堂々の自衛隊 PKO従軍奮戦記』宮嶋茂樹・著、 構成・勝谷誠彦 より)

 「さすがに自由を愛する方々である。 一行はてんでんばらばらに行動され、まったく 統制が取れていない。
 太田三佐が声を嗄らして説明しようとするが、その周りには人が寄りつかぬ。
 人だかりがしているの は、代表の辻元清美さんの周りである。
 無視されつつ頑張っていた太田三佐が、質疑応答を始めると 、ようやく人びとが集まってきた。
イスラエル兵に銃を突きつけられたガザ地区のパレスチナ人のように、その目は敵意に輝いている。
いまなおこんなに戦意旺盛な同胞がいるのかと、私は感心する。
その表情そのままに、敵意あふれる 声で質問が飛んだ。
 『この山では一日どれだけの土砂を採るのですかぁ?』
 太田三佐が丁寧に数字を答える。質問者はして やったりと声を励ます。
 『それだけ採って、環境への影響は?』
 「は?』
さしもの三佐も目をぱちくりさせている。
 『ですから、雨が降って、土砂が水田に流れ込むなどによ り、環境への悪影響があるでしょう。それは調査してるんですかぁ』
それは異様な光景だった。背後の 兵舎には、汗とドロにまみれ、基地にすら帰ることができぬトティエ駐屯の将兵が、 埃まみれで死んだ ようになっている。自分たちの利益のためにやっているのではない。カンボジアの人びとのためにやっているのである。

その前で、化粧の白い顔を曝した同じ日本人の一行が、
 『環境への影響は』と尋ねる光景。
 超現実主義の映画を観ているようで、私はかすかな吐き気すら感じた。」

イラクに自衛隊を派遣するな、復興の手助けなら『民間に任せよ』といった辻元清美はイラクにはついぞ行かなかった。
 辻元はイラクには行かなかったが、カンボジアでは『嫌がらせ』をしていたんだ。

―――――――――――――――――


小坪しんやは、軍人(我が国においては自衛官)に払われるべき敬意について言及している。

―――――――――――――――――
―――――――――――――――――

https://samurai20.jp/2016/10/tamogami-3/

政治の罪
そもそも、田母神先生は、政治を批判する資格をもつ。
そして一介の地方議員に過ぎないが、一人の政治家として謝罪せねばならぬことがある。
詫びても詫びきれぬ、政治の罪がそこにはある。
航空幕僚長が更迭された。
三軍の一角が、よくわからない理由で失脚したのである。

明確に宣言したい。
あれは政治の罪であり、世界に恥ずべき事象である。

――――――――――――――

https://samurai20.jp/2016/10/tamogami-3/

たかが論文ひとつで、私は何も悪いことは書いていないと思うのだけれども、まさかの更迭。
そして退官。

政治の都合で、軍トップが飛ばされるなど、あれこそ日本の恥である。
その責は、政治側に起因するように思えてならない。

――――――――――――――

https://samurai20.jp/2016/10/tamogami-3/

国軍の将への敬意

他国に置き換えて欲しいのだが、
米国において三軍のいずれかの司令官、
または第七艦隊の司令でもいい、扱いはどうか。
この仮定は誉められたものではないが、
仮に酔って器物損壊をしてしまったとしよう。

やらかしてしまったとしてだが、批判されるべき点は批判したとして、
「扱い」というものがあるのではないか?

国家そのものを守り続けてきた者に対して、
そこへの敬意というものが、当然のこととしてあるように思う。

さて、田母神俊雄先生の件だ。
最終的な役職は、航空幕僚長。
三軍を総べる統合幕僚長に航空自衛官が就いた場合を除き、空自の最高位。
政令で定められた指定職7号である。

(8号俸)
事務次官
内閣官房副長官補
会計検査院事務総長
人事院事務総長
内閣法制次長
宮内庁次長
警察庁長官
金融庁長官
消費者庁長官
最高裁判所事務総長
統合幕僚長

(7号俸)
警視総監
陸上幕僚長
海上幕僚長
航空幕僚長
防衛大学校長
国税庁長官
海上保安庁長官

これを見て頂ければわかる通り、めちゃんこ偉いのである。
市議風情とは比較にならない。

確かに私は選挙で選ばれており、そもそも「三権の分立の異なる権の人」ではある。
だが、衆院の1期生と比較していいか迷うほどのレベルで、このレベルの公務員とは「国家そのもの」と言っても過言ではない職権を有する。

特に、自衛隊・警察などに関しては、特別の敬意を払うべきという立場だ。
私自身も敬意を払いたいと思うし、保守層にもそうあって欲しいというスタンスである。

空自のトップを、ボコボコにする保守では、自衛官の士気は低下するばかりだ。
あってはならぬことと提言したい。

――――――――――――――

https://samurai20.jp/2016/10/tamogami-3/

空自のトップだった男に、
政治の罪により抹殺された者に、
そして持ち上げるだけ持ち上げて叩き落した保守層であると、

そのような落胆を与えてよいのか、ということだ。
自衛官が見ている。
この国を護る者たちが、私たち保守層の在り様を見ている。

かける言葉は、「おかえりなさい」で充分だ。

―――――――――――――――――
―――――――――――――――――

小坪しんやは、告発状を出してもなお、田母神批判をやめない人に対し、軍人に対して「不敬」であるとみているかもしれない。


小坪しんやの意見を参考に、「不敬」問題に係わる、総論としての私なりの価値判断での順位付けを行いたい。

―――――――――――――――――

国家に対する敬意と不敬
国旗、国歌に対する敬意と不敬
皇室に対する敬意と不敬
国家の指導者に対する敬意と不敬
先祖に対する敬意と不敬
義人、英雄に対する敬意と不敬
軍人、戦死者に対する敬意と不敬

―――――――――――――――――

これは、私なりの価値判断に基づく順位付けである。本稿読まれた方の順位付けと異なるであろうことは承知している。
私は、「不敬であってはならない」対象の概念定義を試みる関係でこうして文章化している。

歴史的経緯を押さえず、その対象について要件定義せず、「不敬」という言葉を振り回すのは、左翼が繰り出す、人権侵害、ヘイトスピーチの類と同じ類と(保守層から)みなされると考えるからである。


瀬戸弘幸は、(「不敬」とは言っていないが)普通の国で言うところの元軍人に対し、罵倒するような聞くに堪えない意見をテレビ番組で主張している人がいる、と認識しているようだ。

―――――――――――――――――

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53204552.html
チャンネル桜擁護派の専用エントリー

その前からブログでは触れていたが、本格的に疑問を持ち始めたのは最近です。選挙機関中のことなどは余り知りません。チャンネル桜の水島社長が執拗に田母神先生に対する批判を強めていますが、その言葉は罵倒するようで聞くに耐えないという意見を耳にするようになった。

  実際に私もチャンネル桜を見たが、その罵倒ぶりには正直驚かされた。田母神先生は脇が甘く選挙にも精通していなかった為に今回のような結末になったと私は思っているが、水島社長と鍛冶評論家は、まるで田母神先生が外国勢力と裏で結託して、軍事上の国家機密を敵対国を流した国賊・売国奴扱いをしている。

―――――――――――――――――

私は当該動画をみていない。何を以てそう判断するという証拠までは押さえていない。
そして、「不敬」だと認定する要件定義まで文章化できていないが、これらの状況などから、元軍人(我が国においては、自衛官)に対する「不敬」問題が起きている可能性は高いと判断する。

同時に、ここで、要件定義せず(文章化しない状態で)、(主観的に)「不敬」であると主張するのは、人権侵害そしてヘイトスピーチ問題と同様、問題という認識はある。


その前提に立って、私は、皆様に問いたい。

・元軍人(我が国においては、自衛官)への不敬問題を、(道理として)放置して良いのであろうか?

「不敬」問題として扱うべき対象、ならびに道理順位付けが道理としてそのとおりであるとするならば

・「不敬」問題を扱う専門家(団体、個人)が存在するならば、「不敬」問題を皇室に限定せず、生命を賭して国家防衛任務を遂行する軍人(我が国においては、自衛官)への「不敬」問題を扱い、追及すべきではないのか

・国家防衛の任務を生命を賭して遂行する自衛官への罵倒、誹謗中傷がやまぬなら、自衛隊活動を支援する団体活動を全国規模で組織化する必要はないのか?(田母神サイドの新戦略?)

と言いたいのである。


以上


関連記事

テーマ : 政治のニュース - ジャンル : ニュース

18:15  |  保守活動  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

隊員のテントからビールを盗むって

窃盗犯じゃないですか。
彼等の頭の中では、帝国主義日本からビールを盗むのは、英雄的行為で無罪なんですかね?
Suica割 |  2016.10.15(土) 08:06 | URL |  【編集】

Re: 隊員のテントからビールを盗むって

> 窃盗犯じゃないですか。
> 彼等の頭の中では、帝国主義日本からビールを盗むのは、英雄的行為で無罪なんですかね?

そういうことあったんですね。
事務局 |  2016.10.16(日) 16:22 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/160-01e942e7

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |