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2019.02.12 (Tue)

日独情報保護協定締結の意義

メルケル首相が来日した。
来日に際して、大した成果はないという見方が大勢だが、私は見方を変えつつある。

そう判断するに足る兆候を見出したからである。


たとえば、直近で、ドイツメデイアが中国スパイの存在について報道している。

―― 参考情報 ――――――――――

ドイツメディア「中国人スパイ250人がベルギーで活動中」と報道→中国政府激怒「捏造だ」
http://hosyusokuhou.jp/archives/48830310.html

―――――――――――――――――

なぜ、ドイツメデイアなのか?

過去に、ドイツメデイアがこんなスクープ報道した事実をご存じであろうか。

―― 参考情報 ――――――――――

「パラダイス文書」「パナマ文書」に見た記者魂 南ドイツ新聞がスクープを世界の仲間と共有した理由とは
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2017/11/post-38.php

―――――――――――――――――

ヨーロッパにおいては、ドイツ系メデイアが、唯一、孤軍奮闘、真摯に報道してきた可能性があるのだ。


見方を変えたい。

北方領土交渉においては、ここ1~2年、安倍首相が随分前のめりになっているようである。

―― 参考情報 ――――――――――

【安倍首相】北方領土を巡るロシアとの交渉「批判甘受しても進める」
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50714.html

―――――――――――――――――

なぜであろうか?

安倍首相が随分プーチンとの平和条約前提の北方領土交渉に前のめりとなり、トランプが、米露のINF条約を一方的に破棄する一方で、米中貿易戦争に突進することは何を意味するのか?

トランプから安倍首相は、米中貿易戦争の前提として、ロシアを中国から引き剥がすことを要請されているはずである。が、それだけの理由で、安倍首相はプーチンとの会談を、あれだけの回数、あれだけの回数、実施するのは変だ。

安倍首相は、何かを知り…………………


四つの仮説を立てたい。

■仮説1 安倍首相は、トランプからの情報で、ロシアが国力的に相当弱っていることを知っているのではないか?
■仮説2 プーチンは、国内の窮状を承知しているがゆえに、安倍首相との会談を拒否できず、一方で
国内の対日強行派を抑えるのに苦慮している可能性はないのか?
■仮説3 日本のマスコミは、能力不足のため、ロシアの国内事情を正確に把握していないか?把握していても国内のロシアスパイが介在し、日本国内で不報道扱いとしていることに成功?
■仮説4 上記1~3の仮説が正しいとすると、国内でロシア国内の窮状を正確に把握しているのは、政権中枢のみとなる??



我々から見て安倍首相が前のめりに見えるのは、官邸中枢のみが、ロシアの事情を把握した結果ではないのか?

ロシアスパイ?と噂される細野を自民党公認含み?で取り込みつつあるのは、国内のロシアスパイ対策の一環と考えることはできるかもしれない。

中川八洋が、この時期、櫻井よしこをロシアのスパイであると批判するのはなぜであろうか?櫻井よしこを標的にしているが、研究所内に、ロシアスパイが紛れ込んでいると言いたいのではなかろうか?

―― 参考情報 ――――――――――

櫻井よし子『国家基本問題研究所』はロシアKGB対日工作機関。“非・日本人”櫻井よし子は、共産党秘密党員か?
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2019/02/01/231729

―――――――――――――――――


こういう前提のうえで、メルケル来日の意味を考えたい。

―― 参考情報 ――――――――――

MAG2 NEWS2019年02月08日 08:08「親中派」のメルケルが中国を捨て日本に鞍替えした本当の理由
https://blogos.com/article/356552/

―――――――――――――――――

メルケルが日本に鞍替えした理由として、ドイツは今までは中国相手に儲かったが、ドイツも中国に技術を盗まれ、ビジネスにならなくなったことが考えられる。

これまでは、さして、成果がなかった日独首脳会談。


ここに来て、ドイツが日本にすり寄る形になりつつある中で、情報保護協定が締結された意味を考えたい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20190204057.html

日独首脳会談、情報保護協定で大筋合意=安倍首相
2019/02/04 20:35ロイター

 2月4日、安倍晋三首相は来日しているメルケル独首相との首脳会談後の記者会見で、機密情報の交換を容易にする「情報保護協定」を締結することで大筋合意したと述べた(2019年 ロイター/Kim Kyung-hoon)

(ロイター)

[東京 4日 ロイター] - 安倍晋三首相は4日、来日しているメルケル独首相との首脳会談後の記者会見で、機密情報の交換を容易にする「情報保護協定」を締結することで大筋合意したと述べた。「日本とドイツはルールに基づく秩序のため責任が大きい」として自由貿易体制を維持する重要性でも一致し、経済面での関係強化で合意した。6月に大阪市で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の成功に向けた協力でも一致した。

<日独はルールに基づいた国際秩序に責任>

安倍首相は「情報協定の締結交渉の大筋合意を踏まえ、協力を推進していくことで一致した。自由で開かれた太平洋の実現に向けて日独の協力で一致した」と述べた。

米国などによる保護貿易的な動きを念頭に、「日独はルールに基づいた国際秩序の維持や国際社会の安定と繁栄のために果たすべき責任はますます大きくなっている」と述べた。

6月大阪市で開催する20カ国・地域(G20)サミットの成功に向け、メルケル首相が支持を表明した。

また、日独首脳は自動車の自動運転技術の共同研究強化でも合意した。

両首脳は英国についても情報交換し、安倍首相は「世界経済に対する英国の欧州連合(EU)離脱の影響を最小限にする必要がある。合意なき離脱は是非回避すべき」と強調した。

北朝鮮情勢についても「北朝鮮による大量破壊兵器、あらゆる射程の大陸間弾道ミサイルの検証可能かつ不可逆的な廃棄(CVID)の実現、および安保理決議の履行の必要性について一致」したといい、拉致問題の早期解決でメルケル首相の支持を得たという。

欧州に関しては「日独が連携して西バルカン地域の欧州統合を支援して強く結束した欧州を支援していく」ことで合意した。

(竹本能文※)

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


報道されている情報協定に関する記事は、日独のビジネス取引を想定した内容で脚色されているような気がする。

情報保護協定で、日本がドイツから欲している情報、ドイツが日本から欲している情報はそれぞれ何であろうか?
ここに来て、安倍首相が日露首脳会談で前のめりになっていることを前提に考えたい。


ドイツは、歴史的かつ伝統的にロシアを敵国とみなし、ロシア国内の情報収集力が優れている。ドイツ国内のメデイアも日本ほど金太郎飴ではなく、個性的である。
ドイツは、政府そしてメデイアとも情報収集・分析力があることに着目したい。
ロシアの隣国、かつて、ロシアの一部であったウクライナはEU寄り、NATO寄りのスタンスであり、ウクライナが国力を増す限り、ロシアはじり貧となることは避けられない。


安倍首相は、あるところから、ロシアのジリ貧情報を得て、北方領土返還実現のタイミングは今しかないと判断、北方領土交渉に前のめりになった可能性はないのか?


メルケルは、安倍首相が対ロ交渉で前のめりになっていることを知り、親日に寝返った後の、訪日に際しての手土産として、「ドイツ政府が握っている有用な情報」を「情報保護協定」締結の前提で開示することに合意した可能性はないのか?


見返りに日本政府からメルケルに渡される情報とは何であろうか?

三とおり考えられる。

・TPP参加各国関連情報
・トランプから得た、マル秘情報
・中国に関する、マル秘情報

本稿は、仮説に基づく推論に過ぎないことである。

が、仮説のとおり事態が推移しているのであれば、メルケルから得た情報によって、安倍首相が北方領土返還実現のための「ロシアが呑まざるを得ない、新手の交換条件」を追加で編み出しつつあることを指摘するのである。


以上

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テーマ : 情報の後ろにある真実 - ジャンル : 政治・経済

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