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2019.02.02 (Sat)

トランプはなぜ製造業の国内回帰を目論んだのか? 

トランプは、自国の製造業の回帰を意図しており、トランプがレーガン大統領を慕っていたことなどから、トランプはレーガン政権発足前の時代の、国内製造業の巻き戻しを意図していると推定することが可能である。



実は、ある本に、ロックフェラーがアメリカ国内の製造業を消滅させるに至った経緯が書いてある。
もし、そのとおりなら、トランプが危機感を抱くのはもっともだと思う。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

ロックフェラーの完全支配 マネートラスト(金融詐欺)編 ウイリアム・イングドール著

417~418頁

実は、チェイス・マンハッタン銀行でデービッド・ロックフェラーの下で働いていたボルカーは、ある目的でロックフェラーがワシントンに送り込んだ人物だった。その目的とは、世界の準備通過としてのドルの地位を脅かす急降下からドルを救出することであり、それによってアメリカの富裕な上流階級(金融利権)のために債券市場を救うことだった。それは、大恐慌以来、下層階級に仕方なく譲歩していた利権を奪回するための金融寡頭勢力の「反革命」を意味していた。

米国の金利が天井を抜けて上昇すると、外国の投資家は米国の債券を買いに殺到した。債券(米国債)こそが、ウオール街の国際金融システム制御の心臓部だった。ボルカーのショック療法は、ニューヨーク金融界にて天文学的な利益を与えた。ボルカーは、任務を立派に果たしすぎたのである。
1979年より1985年末まで、ドイツ、日本、カナダなど他の国の通貨に対し、ドルは高値を更新していった。だが、ドルが過剰評価されると、世界の市場で米国製品は極端に高くなり、米国の工業支出は激しく減少した。既に1979年10月よりボルカーの連邦準備制度の高金利のために、国内の建設は大幅に落ち込んでおり、米国の自動車産業も極限まで没落し、それに連動して製鉄も滅びていた。アメリカの製造業がコスト的に優位な海外生産に切り替えていったからである。

ポール・ボルカーやレーガン政権の自由市場信奉者に関しては、ロバート・O・アンダーソン(アトランテイック・リッチフィールド石油会社の会長)のような頑強な共和党員でさえも、「歴史上、彼らほどアメリカの産業の解体に貢献した集団はいなかった。そして、いまだに何もかも素晴らしいと言いふらしている。まるでオズの魔法使いだ」と言っている。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||




当時、アメリカの有力な議員たちは、アメリカの製造業は主に日本の製造業との競争に敗れた、日本を懲らしめるべきだ、日本に対し経済制裁すべきだみたいことを主張し、日本のマスコミの海外特派員たちは疑うことなくそのまま報道し続けたが、どうやら実相は、違ったようである。
本書の説によれば、アメリカは、ロックフェラーに私物化され、その意思に沿うために、彼らはアメリカの製造業を破壊したのである。




後に、クリントン大統領が、対日貿易問題について「憎しみの表情を浮かべつつ制裁」という言葉を口にしたのは、「ロックフェラーの言いなりの大統領としての演技」であり、レーガン政権時代のロックフェラー主導の政策の間違いを日本に責任転嫁し、その一方で中共や韓国への投資でひと儲けを狙いたかった(実際そうなった)ということなのであろう。



当然の如く、日本のマスコミは、「いまだに何もかも素晴らしいと言いふらしている」彼らの主張について何の疑問も持たず、そのまま配信していた点において、愚かと言わざるを得ない。

日本のマスコミ関係者は(特に海外支局員)、自分たちがロックフェラーの支配戦略の片棒を担いでいたことに気づいているのであろうか?



最後に、上述で紹介した本の説が正しいと仮定した前提での話となるが、
トランプ大統領就任前後から、日本のマスコミの海外支局員たちは、盛んにフェイクニュースについて言及し始めている中で、もし、彼らがロックフェラー御用達のアメリカのマスコミのフェイクニュースの経緯を知らず、理解できていないとしたら、海外支局員たちは社会的に不要どころか有害な存在ということになるのではあるまいか。



以上

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09:08  |  マスコミ  |  コメント(0)

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