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2016.08.30 (Tue)

「和解の儀式」発案者と先導者は誰なのか?


前々稿にて、「和解の儀式」の発案者が、誰なのかについて言及した。

安倍外交 「和解の儀式」の意味
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-122.html

今は、それが、最近の二つの発言などから、バイデン副大統領に移行していると私はみている。

ただ、バイデン大統領は、大統領選後、副大統領ではなくなることは明らかだ。

さて、アメリカ議会演説は、バイデン副大統領に対する陳情から始まったとされる。

安倍総理の米議会演説を実現した影の立役者 --- 佐東 正浩
http://agora-web.jp/archives/2020590.html




バイデン副大統領が許可?したアメリカ議会演説、許可した当人が好感を以て受け入れるのは立場上当然である。

【安倍首相/米議会演説】バイデン米副大統領「好感持った」モンデール元駐日米大使「最高評価だ」 ...一方、マイク・ホンダ下院議員「恥ずべき演説、20万人の慰安婦への侮辱」
http://www.honmotakeshi.com/archives/44528771.html

バイデン副大統領は、安倍首相の良き理解者となったのだ。




ここで、バイデンの経歴を眺めてみたい。

―――――――――――――――――

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%B3

ジョー・バイデン

民主党の重鎮として

病気から復帰後、バイデンは再び上院議員として活躍、2008年時点では6回連続当選・在職36年目を誇る、押しも押されもせぬ上院民主党の重鎮となっている。ちなみに彼は、故郷デラウェア州の歴史上、最も長く在職した上院議員となっている。しかし、これほど多くの連続当選と長い在職期間を誇りながら、彼がデラウェア州の先任上院議員(アメリカではSenior Senatorと呼ばれている。各州2名の上院議員のうち、それまで連続して当選しており、より任期の長い議員が先任上院議員となる。)となったのは2000年のことであり、かなり遅いと言える。これは、バイデンの2年先輩にあたる共和党のウィリアム・ヴィクター・ロス・ジュニア上院議員 (William Victor Roth Jr.) が、1971年の初登院以来、2000年の選挙で民主党のトーマス・リチャード・カーパー州知事(Thomas Richard Carper)に敗れて引退するまで、約30年にわたって議席を維持したためである。

―――――――――――――――――

風貌から、陽気なヤンキーに見えるが、そうではない。アメリカ政界の裏も表も知り尽くした実力者のようだ。
儀式好きな秘密結社において、議長役みたいな存在なのであろう。

既に、バイデン副大統領は、二つの重要な発言を行った。




たとえば、日本が一夜で核武装する能力があるとする発言、これは中共だけに向けられた発言なのであろうか?

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https://news.nifty.com/article/world/china/sech-20160703_00011/

日本に「実質的に一夜で核武装する能力」? 中国「危険と危害もたらす」

2016年07月03日 14時35分 サーチナ
 
 米国のバイデン副大統領は6月20日、米メディアに対して「日本は実質的に一夜で核武装する能力がある」という認識を示したが、中国メディアの今日頭条はこのほど、バイデン副大統領の発言の意図と、またこの発言が国際社会に与えた影響について説明している。

 記事はバイデン副大統領の発言の意図について、北朝鮮の核問題を積極的に扱おうとしないオバマ政府に対する国内外からの圧力を和らげる目的があったと指摘。

 つまりバイデン副大統領と習近平国家主席との会談の席で、米国としてはすでに北朝鮮の核問題解決に協力するよう中国に働きかけたという事実をバイデン副大統領は示したかったのであり、日本の核武装能力に対する言及はあくまでも中国の協力をとりつけるための材料の1つに過ぎないということだ。

 しかし記事は「バイデン副大統領の発言は日本の核武装問題の現実を直視すべきこと、またこの問題に首尾よく対処すべきことを国際社会に気づかせた」と説明。さらに「日本の核武装の問題はいつでも国際社会や地域の平和に巨大な危険と危害をもたらすものになる」と非常に大きな警戒感を示した。

 世耕弘成官房副長官は6月24日の記者会見でバイデン副大統領の発言を取り上げ、日本が将来核兵器を保有する可能性について完全に否定している。日本国内には核武装に賛成する意見もあるようだが、多くの日本人は核武装に反対するのではないだろうか。別の言い方をすれば、日本の核武装問題は日本人にとってまるで現実味のない問題だと言える。

 しかし記事から伝わるのは、こうした日本国民の考え方とは異なる反応、つまり日本が核武装する可能性に対する強烈な危機感だ。1960年代に日本がひそかに核兵器を開発していたとも記事は説明している。つまり「非核三原則」の堅持などは日本政府の表向きの姿勢に過ぎないと見ており、政治判断でまさに「一夜にして」日本は核武装すると指摘、中国にとっては現実的な脅威であるという見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

―――――――――――――――――

バイデン副大統領の発言はもう一つあった。

【痛快!テキサス親父】バイデン米副大統領の演説「日本国憲法はわれわれが書いた」は重要だぜ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160819/dms1608191140009-n1.htm

8月15日のこの演説は、参議院選挙で改憲議席を獲得した安倍政権に対する憲法改正へのエールである。




同時に、バイデン副大統領は、安倍首相のアメリカ議会演説を評価したことで、G7外相による広島訪問、G7首脳による伊勢神宮訪問、オバマの広島訪問、さらなる「和解の儀式」の実現に向けて尽力しているととれる。

繰り返す。

安倍首相のアメリカ議会演説がなければ、「和解の儀式」は何一つ始まらず

アメリカ議会演説を許可、議会演説を評価したバイデン副大統領の存在があって
G7外相による広島訪問
G7首脳による伊勢神宮訪問
オバマの広島訪問

が実現したと見るべきなのである。




私は、今上陛下や首相による靖國参拝を否定しているのではない。
安倍首相は、「和解の儀式」の手順として、より広範囲な各層に「和解の儀式」が執り行われることを優先し、「靖國」もひょっとすると手順的に「和解の儀式」に組み込まれているのではないかと、解するのである。

さて、民進党岡田克也代表が、バイデン副大統領の「日本国憲法はアメリカが書いた」発言を否定している。

民進・岡田克也代表「米国が書いた憲法とは、不適切な発言だ」 バイデン米副大統領を批判
http://www.sankei.com/politics/news/160818/plt1608180014-n1.html
 
アメリカ政界の実力者、フリー●ーソン界の重鎮であることを知っていれば、岡田克也が、どの程度小者かわかる発言でもある。

バイデン副大統領と岡田克也代表が1対1で討論したら、岡田克也はコテンパンに馬鹿にされて終わると予想するのである。




要するに、安倍首相は、中共との対応に頭を悩ますバイデン副大統領にとっては、「閉塞感漂う、アメリカ外交筋期待の星」のようである。

そして、安倍首相の良き理解者であると同時に「和解の儀式」の推進者だったバイデン副大統領がアメリカ政界の要職から去ることは、安倍首相にとって、「和解の儀式」を急がせる動機となったであろうし、今年の終戦記念日に首相が靖國参拝しなかったのも、バイデン副大統領という協力者がいる限り「和解の儀式」を急ぎたいという安倍政権側の思惑が根底にあったのではないかと推測できることを指摘し本稿を終える。

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