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2018.08.06 (Mon)

「中曽根元首相の検察への影響力」について

本稿は中曽根元首相に係わる推論。

中曽根元首相については、政界・官界の表の支配者として君臨している可能性があることを指摘した。以下は、時系列的に分析したもの。

―― 参考情報 ――――――――――

あの元首相はなぜ謎めいた行動をとり続けるのか?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1043.html

―――――――――――――――――

前川前文科省次官が、あれだけの問題を起こし、あれだけのハレンチ行為?がバレ、あれだけの問題発言を退職後に繰り返してもなお、穏便な処分で済み、訴追に至らないのはなぜか?


―― 参考情報 ――――――――――

座右の銘は面従腹背
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1539.html

―――――――――――――――――

文科省職員摘発事案が相次いでいる。検察は、前川前次官について検察は聴取、立件可能な情報を握っているような気がする。前川前次官がかように無傷で居られる理由は何であろうか?


中曽根一族であるからだ、と考えるべきだろう。


中曽根元首相の影響力は政界・官界だけではない。
検察にも及んでいる。
田中森一は、二冊の本で指摘している。二件のもみ消し事案があるそうだ。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

反転 闇社会の守護神と呼ばれて

158~159頁

不発に終わった知事の汚職
岸知事が倒れれば、大阪府で長年つづいた共産党政権に戻るという趣旨なのだろうが、それで納得がいくはずがない。しかし、いくら粘っても埒が明かない。そこで、仕方なく退席したが、心の中では政治資金規正法でも何でもいいから、家宅捜索を入れてやろうと決めていた。
ところが敵もさるもの。先手を打たれてしまっや。クリスマスイブのことだったと思う。八五年一二月二四日、出納長が突然辞任。理由はガンとのことだった。私はそれを知ったのは、大阪地検の特捜部長の口からだった。
「田中君、こういう診断書が届いとるんやけど、見てみ。余命いくばくもないやつを彪前ても始まらんとちがうやろうかな」
そう言われ、愕然とした。実際、出納長は病院に逃げ込んだ。そのうえで、大物代議士を使って検察庁と交渉していたのである。
そうして捜査班は解散。事務官もこの件から手を引くよう、というお達しが出てしまった。
それでも、諦めきれずにひとりで内偵を続けていた。すると、事務官が何人も賛同してくれる。一〇人くらいいただろうか。

「検事、私が資料の整理をやりますから」
そう言って、終業後に手伝ってくれる。それだけでなく、日曜日にまで出勤してくれた。そんな彼等といっしょに仕事をしていると、胸が熱くなってくる。
「この診断書、偽造やないですか。それを立証すれば、胸を張って捜査が最下位できるんやないですやろか」
こう言ってくれた事務官もいた。彼らは本当に優秀で、こと捜査に関する情熱は検事より数段勝っている事務官も少なくない。

中略

八六年三月、私は予定どおり東京地検に赴任する以外になかった。しかし、事務官の睨んだとおり、出納長の診断書は真っ赤な偽物。私が東京へ転勤になって間もなく退院し、今も元気に暮らしている。

皮肉なもので、ずっとあとになって、この出納長のブレーンの顧問弁護士になった。この人物から内幕を聞かされたことがある。
「あのときの彼は、田中さえ東京へ行けばどうにかなる、いうんが口癖でした。それで、偽の診断書を医者に書かせたんや、て。それに、あの事件は中曽根首相が裏で動いて、出納長を止めさせるのを条件に検察のトップと手打ちしたんでっせ」


―――――――――――――――

正義の正体
田中森一、佐藤優

32頁

佐藤
これはソ連崩壊後にクレムリンから秘密文書が出てきたので事実と確認されたのですが、冷戦中、日本社会党などに対してものすごいお金がソ連共産党から流れていました。ソ連は政権転覆の可能性を虎視眈々と狙っていたということです。この資金の流れはソ連という国がなくなる1991年の12月まで国際的なオペレーションの中で行われていたのですが、そういった現実を前にしてしまえば、やっぱり国策捜査、この場合は国策不捜査は必要だったと考えるでしょうね。

田中
あとで分かったことだけれど、あの事件のときには裏で中曽根首相が動いて、検察のトップと手打ちをしていたらしい

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

検察でも迂闊に手が出せない相手が中曽根首相であると読める。

特に気になるのは、ロシアスパイエージェント事案である。なぜもみ消ししようとしたのか?


田中森一が、二回に分けて書いた意味について、考えておく必要がある。田中森一は書きたかったから書いたに違いないのであるが、1回で、2回のもみ消しについて書くのには、躊躇した。元検察官でも書きにくかった人物と推測するのである。

もみ消し行為については、エージェントの本丸が、社会党系ではなく、本人あるいは身近におり(瀬島龍三?)、これ以上情報拡散されたくないという思惑があるのだろう。


また、起訴可能?な事案を、もみ消し、握り潰せるというのは、中曽根首相が、マスコミの代理人であるナベツネと懇ろで、政治的立ち位置が近いこと(ナベツネは表向きは保守、本質は共産主義者?でロシアエージェント?)も影響している可能性はある。

逮捕・起訴された田母神俊雄のケースで分析してみよう。

捜査開始直前の2015年1月27日刊行の本にて、中曽根元首相批判発言が確認されている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

田母神「自衛隊問答」 国防の「壁」を打ち破る! 
田母神 俊雄、拳骨拓史

120~124頁
三島事件で抱いた猪木校長や中曽根さんへの違和感

拳骨
三島事件が起きたとき、中曽根康弘さんが猪木さんに「三島を否定しろ」という指示を出したともいわれます。それまで中曽根さんも三島由紀夫を仲が良かったのに、いきなり手のひらを返した。それに対し、「何で手のひらを返すんだ」とクレームをつける人もいたけれど、自身はそんなことは気にしなかったと、中曽根さんは回顧録で誇らしげに語っています。

田母神
まあ、あの人は自分が何をやったかもわかっていない人ですから。

拳骨
そうですね。靖国問題や国産戦闘機導入問題をはじめ、いろいろなところで波風を立てました。

田母神
実際、靖国問題は中曽根さんが現況です。戦後四十年間、総理大臣はずっと靖国参拝をやっていました。四十一年目に中曽根さんが靖国参拝をやめた。それが今日の靖国問題の発端です。

拳骨
中曽根さんが八月十五日に公式参拝して、それを中国が問題視して、以後、首相の公式参拝ができなくなりました。

田母神
中曽根さんは、第三次中曽根内閣で藤尾正行文部大臣の解任もしています。昭和六十一年に『文芸春秋』誌上で、歴史教科書問題に関する話題で「戦争で人を殺しても殺人(罪)には当てはまらない」「韓国併合は合意の上に形成されたもので、日本だけでなく韓国側に責任がある」などと発言したのを理由に文部大臣を解任した。
それまで歴史認識については、いろいろな人がいろいろなことをいっていましたが、それが原因で大臣を解任される、などということはなかった。この解任こそ、閣僚をはじめ要職にある人が「日本はいい国だった」とさえいえなくなった元凶です。
中曽根さんというと、マスコミでは軍事大国化を推し進めようとした保守政治家であるかのようにいわれることもありますね。

拳骨
そうですね。中曽根内閣も「戦後政治の総決算」をアピールしていました。

田母神
実際は、左翼が利用するのに、ちょうどよかったんです。だからマスコミも中曽根さんを保守の政治家みたいに持ちあげたり叩いたりしましたが、あの方は保守とはいえないと私は思っています。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

この時期の田母神は飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

田母神の「ストレート過ぎた中曽根元首相の人物評価」について、誰かが中曽根元首相にご注進、田母神は中曽根元首相を怒らせてしまった……………



ビジネス社会ではこの種のご注進は日常茶飯事である。たとえば、気に入らない人物について言動監視、ご注進、上司の機嫌を取り、出世に繋げようとする卑怯者は、世の中に一定の比率で存在する。ゼロではない。


―― 参考情報 ――――――――――

田母神裁判の実相  起訴前から有罪シナリオは用意されていた?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1042.html

田母神事件発生の必然性  なぜ田母神が狙われたのか?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1038.html

―――――――――――――――――

創価・公明には復讐動機があった。

誰かがゴーサインを出さないと検察は動きにくい状況で、本が出版され、中曽根元首相批判記事があり、誰かがご注進、検察は了承を得た???

そして、検察は、公職選挙法違反事案が大好きである。

田母神事件は、創価・公明の復讐動機、中曽根元首相の了解?があって事件化された可能性を指摘するのである。

同時期、田母神はアメリカ製軍事機器不購入を主張しており、F35の納入協議も日米間で進んでいた関係で、既存の防衛利権組織からみて邪魔な存在になりつつあった。

戦後レジームの表の支配者(中曽根元首相、ナベツネ)は、選挙、言論活動、防衛利権において、田母神をうっとおしく思っていた可能性は十分にある。

そこで、検察の文科省狩りが続いている中で、中曽根一族である、前川前次官が訴追されるかどうか注目される。

中曽根元首相と検察の手打ちが行われるのか、中曽根元首相が押し切られるのか、ということなのである。これまでは、検察は、政権や中曽根元首相に忖度してきたようだ。

私は、中曽根元首相は押し切られる結果になるだろうと予想する。理由は、前川前次官はやり過ぎた、時代が変わった、政界・官界の老害に支配される検察ではイメージ刷新できないどころか「検察の権威」を維持できない、とする判断からそうなるだろうと予想する。

もちろん、前川前次官に捜査の手が及び、逮捕・起訴に至った場合は、政界の表の支配者が変更となることを意味する。

それゆえ、前川前次官の取扱いについて今暫く注視するのである。

以上

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