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2018.07.10 (Tue)

環境省は適切に国立公園管理していると言えるのか?

本稿では、あるマイナーな登山コースでの山開き等で目撃した現象から、環境省末端の現場で見過ごされ続ける、いい加減な?管理実態について述べさせていただく。


水上バイク所有者の一般人が、ボランテイアで災害救助活躍されているそうだ。

―― 参考情報 ――――――――――

【画像】水上バイク所有の一般人、救助で活躍しまくる!!!
http://hosyusokuhou.jp/archives/48820215.html

―――――――――――――――――



だからと言って、行政機関に同じようにやるべきだと言うつもりはない。



国立公園内の管理について、登山者の視点から述べたい。国立公園管理、環境省が結構係わっている部分がある。想像以上の要員を環境省は抱えている。

私は、海外の名峰や日本100名山踏破を目指すほどの登山家ではない。趣味で登る程度。それでも、登山本で日帰り山行可能なところに登れる体力はある。



登山を続けていると、徐々に関係機関の役割がわかってくる。総じて言えることは、遭難事故が起きたルートには、瞬く間に予算が投下される。下草刈りや標識は特にそうだ。


逆に、登山本に掲載あっても、遭難事故が起きていない、比較的マイナーでそれなりのレベルの人しか行かないコースは、万年後回し状態にある。


取り付け道路の補修、道路表示、登山道での表示、登山道の標識、安全対策、景観対策、環境保全等々、すべて細分化された分担の中で、それぞれ予算確保され、支出されている。彼等、関係者は連携し、連絡協議会みたいな場で情報連絡し、業務遂行しているように見える。



が、私の見立ては違う。が、一部例外的に、一般登山者のニーズとは無関係に惰性でやっている部分が結構あり、実態に気づけば気づくほど本当にこんなことでいいのか、驚いている。だから、本稿でその事例を紹介したくなったのである。

以下は、ある有名な国立公園内の、登山本に掲載ある、比較的マイナーな登山ルートで目撃した現象である。

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2018年の春以降、ある国立公園で目撃・確認した現象

先日、ある山の山開きに参加した。山開きというと、安全祈願祭が行われ、参加者全員が祈願祭に参加、祈願祭終了後に登山開始となる手筈になっているようだ。普通の山開きはそうなのだが。
が、その登山口にて、当該山岳会参加者は、山開き最初の約30分ほどのイベントである、7時から始まる安全祈願祭にほとんど参加せず、登山開始した。マナー的に問題視されるべきことと思う。当該山行は当地の観光協会主催行事で、スケジュール設定を優先させたようなのだ。その山開き行事に、警察関係のビラを配っておられる方も含まれ、おそらく警察関係者と思われる登山者も安全祈願祭に参加しなかったようである。山開きの日なので、途中で、道迷いしやすい場所があれば、誰か役割分担を決めて、ピンクテープくらいはつけ直して登るものだろうと推定したが、そういうこともなかった。
当該山行は登った山に下山せず、頂上から別の山のふもとに直ぐに下山できるやや簡単な縦走コースを選択していたので、登った山を下山することを予定しておらず、当初から登りでのピンクテープ等の確認、取りつけは予定外だったようなのだ。また、当該山岳会関係者から、登りと同じルートでの下山は道迷いのリスクがあると告げられた。
しかし、私は、それでも、当初予定どおり、登りと同じコースでの下山を選び、案の上、ある場所で道迷いした。10分間ほど迷い、焦った。当該山岳会関係者が道迷いリスクあるコースであることを知っていて、道迷い対策不徹底状態をなぜ放置するのか、と言いたくなった。

私は、迷った末に、変色したピンクテープから下山ルートを発見、その迷った場所に真新しいピンクテープを3箇所つけ、それ以外の箇所のピンクテープを数箇所つけ直した後、下山した。こうすることで遭難事故が防げると考えた末の判断である。
山開きの日に、経験的に迷いやすいとわかっている箇所に、ピンクテープをつけて下山することは、そのコース初回の、一般登山者がすべきことであろうか?
その山岳会が係わった登山に際し、貴重な植物群がある歩きやすい場所まで、参加者の皆さん、トレッキングポールで歩行したことも気になっている。山開きの日に、自然保護の観点から特定の地点について、トレッキングポール自粛すべきとする、登山マナーを山岳会として周知してもいない。
まだある。登山道が崩れ、火山灰が一帯を覆い、登りにくい場所が200メートルくらいは続いたが、彼等山岳会の登山者たちは、その場所を避け、登りやすい植物帯を選んで、登って行った。
私は、そういう場所でも植物帯を避けて(歩きにくい)火山灰だらけのグラグラした道を歩いたせいで先頭グループとどんどん差がついた。彼等山岳会ツアーは、早く頂上に到達することを優先したようである。登山道が一部崩落しているのに、対策もされていないことにも気がついた。(明らかに環境省所管)
同じ日、下山時に遭遇した、当該観光協会行事で山岳会関係者が関係した初心者向けの別グループは、山菜取りをされ、下山後に、山菜をリュック等に背負った姿で記念撮影した後解散した。山開きの日の下山後の記念撮影は山岳会行事であった証左であろう。国立公園内で山開きの日に山岳会関係者が参加したイベントで山菜取りするものであろうか?

これだけではない。まだある。
この山岳会の主催したコースの登山口入口、実は一般道からの車で通行する際の入り口がはっきりせず、迷う人が続出している。ヤマレコや登山ブログにて、そういう記述を何度か見ている。登山道入口と無関係な場所に、環境省の畳1枚くらいの立派な国立公園表示の木製の大看板が目立たない薄暗い場所にあったことにも驚いた。無意味な看板であろう。

これらを総合して、当該山岳会関係者、当該行政機関関係者たちは、その山の安全登山のために機能しているのか?と思った次第。

これらは、あまり、人気がない、登山本にコース掲載がある、登山コースでの山開きの日に起き、実際に目撃したことである。その山で遭難事故は最近は、起きていない。

また、別の日に別の山で、環境省の腕章を付けた、腰にピンクテープをたくさんぶら下げて登山している人にも遭遇した。この人たちがやっていたのは、道迷いしなさそうな山の下の方のコースでのピンクテープ外しであった。ところが、その山の頂上部には、ピンクテープあってもよさそうな場所にピンクテープがなかった。道迷いしやすい場所のピンクテープの表示よりも、道迷いしなさそうな場所でのたくさんつけられたピンクテープ外しに、優先して税金が投入されていることを知ったのであった。
かくいう私は、「その山の頂上部がガスっていることで登山を断念・途中撤退した先行者グループ」と遭遇、話を聞き、頂上になんとか辿りつき道迷いしないために最小限のピンクテープをつけ下山した。

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マイナーなコースなので、例外的な事象だと関係者は言うだろう。私もそう思いたいが、総括すると、山岳会、環境省、警察、自治体、観光協会、それぞれ縦割り状態での、トンチンカンかつマナー違反実態を問題視せざるを得ない。

登山本に載ってはいるもののマイナーコースなので、道迷いしやすい場所の「表示」について積極的ではなく、マナー的におかしい山岳会の対応を問題視する人もいない。多くの山岳会は入会条件として登山マナー遵守を掲げている。行政機関は、一様に登山事故防止を掲げ、連携し業務遂行していることになっている。
マイナーなコースの登山道の崩落について、マイナーなコースであるがゆえに、環境省事務所に報告する人もいない。一般道から登山口に至る道路標識の曖昧さを自治体に指摘する人も皆無の様である。
これが、登山本にそれなりにコース表示があるマイナーコースの実態なのだ。有名コースの場合はそんないい加減なことはない。

登山ブームで、観光行政的に、登山者を呼び込むことは、自治体として認識はされている。
はっきりしていることは、どの部署も遭難事故が起きない限り、上記で指摘する問題について主体的に対応しようとせず、観光行政的視点、安全登山の視点、環境保全の視点、それらを統括、問題解決・是正する行政機関が機能していない可能性があるのだ。

関係者の連携が綻びている現象が例外的に発生していることを指摘しているのである。

そこで、論理的飛躍があることを承知で書くと、冒頭で紹介した水上バイクでの救出状況の画像を見せられると、行政機関による救出体制、救出機材をどうすべきかという類の議論の結果より先に、「現場的感覚に従うと、気がついた人が即時できることをやるしかなかった状況だった」のではないか、と推測する。

登山の場合も、すべてが自己責任ではあることは承知している。危ない場所、道迷いしやすい場所での登山を行政機関は推奨してはいない。しかし、当該コースは登山本にしっかり掲載され、山開きで行政機関が安全祈願祭を主催したコースである。が、かような現象を目撃した。それでも、遭難事故が起きると、どの役所も突如目覚め、我先に、予算支出し始める。それが登山事故防止対策実態とみていいだろう。

そこで、敢えて問題提起したい。「遭難事故起きた前提での事故防止対策」とは、正確に書くと「再発防止対策」なのである。
「事故防止対策」という表現は、まだ事故が起きていないケースに本来適用されるべき筈である。


「遭難事故ないという理由での、登山本で紹介されているマイナールート、山開きするルート、安全祈願祭やるルート」の道迷い対策に不熱心なのがどうも気になるのである。また、本稿で紹介したような、一部山岳会がやっていることも公序良俗的あるいはマナー的な問題はあるだろう。

後日、道迷いしやすいポイントについて、警察や環境省のそれなりの部署に具体的にお知らせしたが、総じて「話は聞きました」程度で終わりであった。
そういう対応結果だったことを踏まえ、一般登山者のリスクは一般登山者有志で守るしかないことを改めて痛感、明らかに関係者が見過ごし続け、道迷いしやすいと判断した箇所には、(水上バイクのボランテイアを見習い)私自身の経験と現場的感覚に従い、用意したピンクテープをつけて下山することを決断、実行し始めた。

蛍光ピンクテープは、ホームセンターの林業用品コーナーにある。一巻き400円。GPSは一応持っているが、安全を考えると安い買い物と思う。


以上

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テーマ : 環境・資源・エネルギー - ジャンル : 政治・経済

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