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2018.07.05 (Thu)

田母神事件発生の必然性  なぜ田母神が狙われたのか?

少し古い話となるが、元検察官だった田中森一が書いた文章等を繋ぎ合わせると、都知事選挙選挙違反に係わる田母神事件が起きた必然性、なぜ田母神俊雄が狙われたか、説明可能と考えたので出稿を決断した。


シナリオを繋ぎ合わせるとこうなる。

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①そもそも検察は「選挙違反事案が大好き」だった
②公職選挙法に精通していない、稚拙な選対は、そもそも警察・検察に狙われやすい
③田母神選対は選対幹部を自衛隊OBで固め過ぎ、公職選挙違反摘発対策としての警察OBを配置しておらず?、検察としてはターゲットとしやすかった
④政権与党(特に公明)にとって、田母神俊雄は出馬すると迷惑な存在
⑤一見国策捜査のように見えるが、復讐戦の可能性も排除できない?

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検察関係者なら、上記のシナリオ、業務経験上、一瞬で浮かぶような気がする。


①から⑤の根拠となりそうな情報を以下に示す。

■①の根拠

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

反転 闇社会の守護神と呼ばれて
田中森一

89~90頁
松山地検時代には、選挙違反の捜査もよく手掛けた。松山は、日本でいちばん選挙違反率が高いところである。そのぶん、捜査予算がとれるので、地検の幹部たちは大喜びだ。
カネにまつわる検察庁の問題といえば、元大阪高検公安部長によって、調査活動費という裏経費が明るみに出たが、それ以外にもいろいろある。たとえば捜査予備費というのも、その一つだ。それは検察庁全体で二億円から三億円の年間予算があり、事件処理をする度に、そのなかから良く別の報奨金が各地検に配られる。被疑者を一人起訴して公判請求すれば五万円、略式起訴なら三万円、起訴猶予でも一万円といったところだった。それらの大半が、地検の幹部の小遣いに化けるシステムである。
つまり、各地検は扱う事件の数が多ければ多いほど、この特別報奨金が分捕れる仕組みになっている。そこで、地検の幹部たちは逮捕者の多い選挙違反を好んであげるのである。
選挙ともなれば、市会議員の選挙であろうが、県会議員のそれであろうが、秘書から後援者にいたるまで、やたらと活動費を使う。国会議員の選挙ならなおさらだ。いきおい、一人の議員事務所を選挙違反で検挙すれば、少なくとも一〇人以上、多ければ一〇〇人を超える逮捕者が出る。それを片っ端から、処理していけば、しぜんに検察庁から金が転がり込んでくるのである。だから地検の検事正などはウハウハ。やたらと選挙違反をやりたがる。選挙違反率日本一の松山地検では、それがかなり露骨だった。

中略

検察幹部にとって、選挙違反はそれだけうまみがあるのだろう。現場の捜査にとっては、そんなことは関係ない。とにかく、選挙違反を立件することだけに専念し、しゃかりきになって働いた。


||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

■②の根拠

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

検察を支配する悪魔
田原総一朗、田中森一

135~137頁

やり方は下手なだけで選挙違反に

田原

選挙違反といえば、最近の事件では、二○○七年七月の参議院選挙で、参院神奈川選挙区から立候補して当選した自民党の小林温・元議員。彼の元公設秘書と応援をした自民党神奈川県連の職員が、公職選挙法違反で逮捕されて、議員辞職に追いやられた。
僕は、小林がかわいそうだと思った。あの事件をみると、小林はやり方が下手だったとしか思えないから。
起訴状によると、選挙の会計責任者でもあった小林の元公設秘書と県連職員は、参院選の期間中、大学生ら二四人にビラを配らせ、小林への投票を呼びかけさせ、その報酬として計一五三万円を支払ったとされている。
公職選挙法は、投票の呼びかけを伴わない事務や労務に対して、一定の報酬を支給できると規定しているが、人を頼んで集票活動をさせ、報酬を払うと違反になる。
カネを払ってビラ配りを依頼したことが、選挙運動への報酬とみなされて、公職選挙法違反に問われたわけです。
でも、選挙運動には人手が要る。いろんな人間を頼む。ウグイス嬢も必要だし、選挙カーの運転手も雇わなければならない。選挙事務所にも応対する人が要る。そういう人に払う日当は、労務に対する報酬だから大丈夫でも、彼らに選挙応援のビラ撒きをさせると、選挙運動にカネを払ったとなって違反になる。
でも、今時、カネを一銭も払わなくても選挙運動をやってもらえるのは、傘下の組織が動いてくれる共産党と、創価学会がバックについている公明党ぐらいなものですよ。
他の政党の候補者は、何らかの報酬を払わないと動いてもらえない。ポスター貼りひとつをとってもたいへんな労力だから。自民党の議員もみんな、それをどううまく隠すかが勝負なんですよ。

小林は自分の秘書を会計責任者にした。彼は悪いんじゃなくて、下手クソだったんです。

狙うか見逃すかは警察の胸三寸

田中

昔は、ビラを配らせたぐらいで逮捕することはありませんでした。機械的な仕事は選挙運動ではないと見做していたので。
「あの先生。立派だから投票してください」と、ある程度、裁量行為を持ってやるのが選挙運動で、運転したり、ビラ撒いたりは、実費であって日当。だから報酬ではないのだという解釈だったので、一五年ほど前までは、見逃していた。
おっしゃる通り、選挙の応援をボランテイアでやってもらえるのは、共産党と公明党ぐらいしかないけれど、最近では機械的な仕事まで選挙違反だと、バンバンやるようになった。
恐らく小林氏は狙われたんじゃないかな。公職選挙法違反の疑いがある場合には、警察が調べて横浜地検に持ってくる。このときに、警察は全部持ってくるわけじゃないんです。自分たちがやりたくないものについては、警察は隠しておく。
検察長は選挙違反に関しては警察に任せているので、どんな事件があったか把握していない。警察の胸三寸でいかようにもできるわけです。
そして、警察が選別した容疑を並べて、「どれ、やりましょうか。うちは、これをやりたいんです」と地検にお伺いをたてながら、決めていくんです。
横浜地検にも、小林氏の事件だけでなく、他の候補者の容疑も持ち込まれたはず。それなのに、小林陣営だけがやられたということは、やはり狙われたのでしょう。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

■③の根拠

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

検察を支配する悪魔
田原総一朗、田中森一

137~138頁

とくに、地元警察との結びつきが強い市会議員や県会議員などの地方議員の場合、狙われる人と狙われない人がいる。

実際、「あいつは生意気だからやらせてください」とか「あれ、悪いんですよ。懲らしめないと」と警察が言って、地検にあげてくるケースがほとんどです。検事もとくに口を挟むことはなく、「そんなに生意気なんか。じゃあ。それやれや」で許可する。狙われたら哀れなものですよ。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


■④の根拠

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://igaramu.com/2018/06/15/2018-6-15-%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82%A6%E5%BD%A6%E3%80%81%E9%A0%88%E7%94%B0%E6%85%8E%E4%B8%80%E9%83%8E%E3%80%81%E7%94%B0%E6%AF%8D%E7%A5%9E%E4%BF%8A%E9%9B%84%E3%80%90%E8%99%8E%E3%83%8E%E9%96%80%E3%83%8B/

◆田母神俊雄の2年間闘争

◆99.9%有罪 検察の「シナリオ捜査」
◆武田邦彦が見た裁判
・日本では刑事事件については全部が有罪になる。事実が無罪だから無罪になるわけではなく、国策的に無罪にせざるを得ないか、世論が無罪を求めているか。この二つである。結局は裁判官の出世。被告を救うには裁判官の出世を考えなければならない。なぜ傾いているのか。もともと弁護士連合会が左翼のあつまり。(武田)

・日本には裁判はない。多くの国民は裁判を通すと自分が無罪になると思っている。自分がやっていないから。しかし、裁判官はそんなもの聞いていない。(武田)

・これを変えるには裁判で戦うのではなく、社会運動で変えなければならない。(武田)

・結局、田母神氏を選挙に出したくないという力が働いている。(武田)

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

■⑤の根拠

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

反転 闇社会の守護神と呼ばれて
田中森一

196~197頁
事件がつぶされる理由
検察庁は、同じ司法界の組織であっても、行政機関から独立している裁判所とは、そもそも性格が違う。検察は法務省の一機関であって、日本の行政機関の一翼をになっている。だから事実関係と証拠関係だけで判断できる裁判所と違って、検察は行政組織として国策のことも考えなければならない。しぜん、時の権力者と同じような発想をする。実際、検察エリートは国の政策に敏感だった。
しかも、当時の検察上層部は本庁の法務省の官僚を長年務めた者が大半。本来、検事ではなく官僚。松尾前検事総長もずっと法務省にいて、現場の捜査などほとんど経験していない。財務省の次官が検事総長になったようなものだ。権力者の発想になるのは当然だともいえる。そのときの国の体制を護持し、安定させることを専一に考える。だから、そもそも検察は、裁判所に較べると、はるかに抑止力が働く組織なのである。

その抑止力が働きすぎると、マスコミから政治的な圧力があったのではないかと批判されるが、実態は違う。時の権力と同じ発想で捜査を指揮するから、国益に反すると判断すれば内部で自制する。それがマスコミには腰砕けになったように映るのだろうが、その多くは、自発的に操作をやめるのであって、圧力によるものではない。

裁判官には共産党的な左志向を持つ人も少なくないが、検察官には、そんな人間は一人もいない。被疑者に人権がある、などと本気で考えている検事もいない。検事はみな傲慢であり、被疑者に対しては、「俺が権力だ。俺の言うことを聞け。呼び出されたら、何をおいても、ハイッと言って馳せ参じて来い」という発想である。こうした傲慢さは、霞が関の官僚全体にあるが、検察官はことさらその傾向が強い。

最近、「国策捜査」という検察批判がよくなされるが、そもそも基本的に検察の捜査方針はすべて国策によるものである。換言すれば、現体制との混乱を避け、ときの権力構造を維持するための捜査ともいえる。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

これだけを読むと国策捜査と思うだろう。
続いてこちらをお読みいただきたい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

公明党=創価学会の深層 「自・創」野合政権を撃つⅢ
乙骨正生、フォーラム21編著

160~161頁
検事や学生に「復讐」を扇動

さらに池田氏は創価学会の活動の基軸をなすのは、「復讐」であると、「復讐」教あるいは「怨念」教さながらの言説も繰り返している。例えば76年8月22日、池田氏は神崎武法氏ら、「自然友の会」と呼ばれていた学界員検事のグループと面談した際、次のように発言している。
「私が戦ったのは、戸田先生の復讐のためだけだ。革命とは復讐戦だよ。戸田先生は、牧口先生の復讐のために戦った。私の復讐は弟子たちがやるんだ」
動揺に96年11月3日に創価大学で開催された「創価同窓の集い」の席上、次のように話している。
「師である私が迫害を受けている。仇を討て。言われたら言い返す。打ち返す。切り返す。叫ばなければ負けである。戸田先生も、牧口先生も仇をとると立ち上がった。私も戸田先生の仇を取るために立った。私の仇を討つのは、創価同窓の諸君だ」
これに先立つ66年9月号の「前進」(幹部用テキスト)にもこうある。
「戸田先生や牧口先生の仇をうつために、(私は)会長になり、立ち上がったのである。あとなにもない。これが師弟の道です。これが同志の契りです」
学会員の検事や創価大学のOB・OGに「復讐戦」「仇討ち」を命じる池田氏。こうした指導を受けている学会員検事が、仮に創価学会が新潮社や筆者を名誉毀損罪で刑事告訴し、その担当となった場合、公正・公平な司法行政が担保されるのだろうか。
自・自・公連立政権以来からだけでも、すでに4年余にわたって創価学会と対立する立場の人物や団体を口汚く罵り、激しい攻撃を加え続けている創価学会だが、そのすさまじいばかりの「怨念」は、すべて「永遠の指導者」である池田氏が発生源なのである。
乙骨正生

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

田母神俊雄が、衆議院選挙小選挙区選挙で、公明党を潰せ、自公分断と発言したことがあったことを、私は思い出している。
創価・公明は、かなり以前から、各方面に対し復讐戦を想定、体制を整え準備してきた。その中に検察官も含まれると乙骨は主張している。
つまり、田母神事件は、〇〇〇にとっては、復讐戦であった可能性があるのだ。

そこで、あの告発状はM島某が自分の意思で書いたのか?ということになる。

私は違うと思う。

では、どうやって告発状を書かせたか?


ここがポイントとなるが、人を介して、稚拙な選挙をやった選挙責任者に、検察があなたを、、、という趣旨の情報を流し、一方、その追及から逃れる方法をこっそりと示唆する。
選挙責任者は、ヒステリックに反応し、ああいう事態になったと推測する。
つまり、選対幹部関係者の中に、予め復讐戦を準備すべく、情報収集のためのス○イ(スリーパー)が別に配置されていたのではないかと推定するのである。

以上

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