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2018.06.03 (Sun)

与党と野党の立場の違いを明確にすべきだ

戦後も戦前と変わらない事象が繰り返されている。


日大による、「忖度、小出し対応」である。

―― 参考情報 ――――――――――

忖度という意思疎通の方式で下の人に指示を与えている人は、結果が出れば自分の
手柄にする事ができ、悪い結果が出れば部下の責任にする事が可能になるからです。
https://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/cd0638c000834cc1d8885c9fe73c7805

混迷の日大 内田常務理事辞任でもトップの田中理事長は沈黙 専門家「小出し対応では収まらない」
http://www.sankei.com/sports/news/180601/spo1806010041-n1.html

―――――――――――――――――

日大の対応は、大東亜戦争を主導し最悪の結末を引き寄せた、海軍(山本五十六)のやり方に似ているような気がする。かつての海軍の悪しき体質と似ていると言いたいのである。



国会も相も変わらず似たような状況が続いている。
第二次安倍政権は、ソフトランデイング路線を選択し続けている。


どうしても「野党となあなあの与党」に見えるのである。


ひょっとすると、戦前の大東亜翼賛会政治に近づいているかもしれない。
米朝開戦が避けられないかもしれないことを前提とすると、我々は、「野党となあなあの与党」状態でいいのか。

戦前の政界・軍部の様相について、渡部昇一は、「危ない時代にチャンスがある」という本の中で、大政翼賛会政治の本質をかく指摘している。



||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

53~56頁

戦争は共産主義を好む

日本はどうであったか?日本もご存じのようにとてつもない不況に陥るわけです。突如あの不況の頃から、日本でもマルキシズムがいいのではなかろうかということがインテリの頭をとらえるわけです。それで日本でもやはり議会が邪魔になりまして、しかも昭和五年に明治憲法の欠陥(明治憲法では政府とともに軍も天皇直属で政府と軍の関係が明記されていない。そこをロンドン条約では軍艦を政府に削減されて不満をもっている軍が指摘、統帥権干犯問題となった。それを境に軍が独走し始め、戦争へ突入することになる。)を発見しました。
そして軍は政府の支配を受けない、すなわちどこの支配も受けないという解釈がおこってきたのです。日本の軍、特に陸軍は社会主義者になったのです。もちろん全員でなくて、参謀本部などの中心にいる若い将校の多くが社会主義になりました。
官僚も「軍隊が天皇の軍隊なら、俺たちは天皇の官僚である」などと言いだしました。
官僚も議会の支配は受けたくないと言いだしたのです。そうすると、軍官僚と普通の官僚が利害が一致してついに昭和十三年(一九三八)国家総動員法を作るわけです。
国家総動員法とは簡単に言えばヒットラーの授権法に限りなく似た法律です。国家総動員法にはナチスの言葉としか思えない、人的資源とか物的資源というような用語が出て、人間を資源などと言っているのです。それまでは日本でも人間を資源などという失礼な言い方はなかった。ところが全体主義、社会主義となるとそうなります。

われわれが戦争中と言っています昭和十三年頃からあの制度は徹底した社会主義です。そして品物は配給制度でした。自由経済の原則はいっこう顧みられない。そしてお上のご都合でいくらでも企業の統廃合などということができたのです。そして軍需工場ばかりになりました。終局的には貧富の差をすっかりなくして、資本主義をなくした日本式正義の国、天皇を担いだ共産主義というんですね。

天皇だけを仰いで下の方は共産主義にしようという主義ですから、これはだれも反対できない。日本では貧乏人も多かったから、そこでの社会主義は非常に正義に見えたわけです。
面白い記録があります。昭和二十年、日本がいよいろ負けることがはっきりして硫黄島にアメリカ軍が上陸した頃に近衛元首相が昭和天皇に上奏分を書いているんです。これは超重大文献だと思います。その中で「自分は若い頃左翼と右翼は違うものだと思っていたから右翼を近付けた。しかし今になって、右翼と左翼の区別はない」と言っています。
左翼は天皇廃止をいっています。天皇を廃止すると言えば戦前の日本では労働者はついていきません。それで戦前は実質上、日本では共産党はいなくなっていました。数人いた人も戦争中は獄中で暮らしていましたので実質はいなかった。
ところが右翼の社会主義は正義だと思う人はいっぱいいたのです。特に軍です。軍というのは貧乏人の出身が多く、将校は全部自費でなく税金の学校を出ています。一般の兵隊というのは大体が貧乏百姓の子供でした。貧乏生活ばかり見ていた人たちがいたのです。
そうすると金を儲けることは不正義だという思想が非常に強かった。つまり軍人の間では天皇を戴いた社会主義いな、共産主義がアピールした。

それを敗戦直前になって近衛さんははっきり認め始めた。自分は右翼と左翼を違うものだと思っていた。右翼は日本のためになるので近づけたが、このごろになってはっきりわかったのは、右翼といっても左翼といっても同じことだと、はっきり書いたのです。これに早く気が付かなかったのは誠に自分の不明の致すところで申し訳ない、とその上奏文の中で昭和天皇に謝っているんです。
二・二六事件などいろんなことがありました。いろんな流れを全部追っていきますと、一本筋が通っている。天皇は残すという社会主義、天皇は残すという共産主義です。
ただ大部分の人はそんなことに気が付かなかった。ただ社会主義だと思っていました。当時できた法律で今残っているのは非常に社会主義的なものが多いのです。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


一方、中川八洋は、「近衛文麿の戦争責任」にて、当時の政治家、軍人、大半が共産主義者であると断定している。
中川八洋が書いたこの本は奇書だという評判が一部にあるが、上記の渡部昇一の書きぶりと重ね併せると、中川八洋の文体のせいでそういう扱いになってしまっただけのような気がする。

つまり、渡部昇一も中川八洋も同じことを言っているのではないか。



では、現政界はどうなのか?

安倍政権が選んだ丁寧過ぎる国会対応、野党が延々と仕掛ける森友国会、私には、ソフトランデイング路線を選んだ結果の産物だとみている。
政権が施行するソフトランデイング路線と大政翼賛会路線に共通点はないのか?



渡部昇一は戦前は右翼も左翼も違いはなかったとしている。

愛国者の中には、自民党は中道左派、左翼政党は、左翼だと指摘する方もいる。つまり、その愛国者にとっては、自民党は、既存の左翼政党とさして変わらない立ち位置であることを意味する。

安倍首相は支持率を最優先にするあまり、野党に対し毅然たる対応を明確に示さず、中道左派的スタンスでの政権運営を続けているように見える。

いつもいつも馬鹿正直に対決するやり方もよくないが、いつもいつもソフトランデイング路線でいいものであろうか?



そろそろ、憲法改正とセットで「北朝鮮スパイ工作防止法」を掲げ、一部野党議員への追及(国策捜査?)が北朝鮮制裁強化策として機能させるべきではないのか?

私が言いたいのは極々簡単なことである。



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国会運営に係わる提言


・野党が、政策ではなく、スキャンダル事案で質問し続ける国会でいいのか?
・スキャンダル事案は懲罰委員会で対応すべきではないのか?
・与党が野党に譲歩し続ける国会運営でいいのか?
・与党も野党に質問追及できる国会システムにしなくてよいのか?
・野党の中に居る、スパイ工作議員を追及する国会に変えなくていいのか?
・くだらない質問ばかり繰り出す野党議員を懲罰委員会にかけるべきではないのか?
・さしたる理由がないのに審議拒否を繰り返す野党は追及されるべきではないのか?


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武田邦彦が「朝日新聞はじめ野党も国民に謝罪を」「起訴にならない程度で国会を空転させた罪の方が大きい。」と述べているように、今後は、与党が野党を追及する場面が増えてもいいだろうと考えるのである。


―― 参考情報 ――――――――――

【佐川氏不起訴】武田邦彦「朝日新聞はじめ野党も国民に謝罪を」「起訴にならない程度で国会を空転させた罪の方が大きい。」
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-44634.html

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以上

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