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2018.02.02 (Fri)

なぜ安倍政権は急に日中宥和を演出するのか?

安倍政権は急遽日中宥和を演出、河野太郎外務大臣が訪中した。
河野太郎は、ポスト安倍の階段をまた一つ登りつつある。ライバルの議員たちの動きは今一つである。

それにしても、このタイミングでの日中宥和、実に不可解だ。
保守層の一人として、苦々しい思いである。

が、ここは、冷静になって公開情報から分析するしかあるまい。
どこかの保守のように錯乱してはなるまい。

公開情報から察するに、急に日中宥和しなくてはならない背景事情として考えられる事項は五つあるようだ。

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・東シナ海の原油流出の対応協議

・TPP発足に向けて、(黒幕に操られた)トランプ政権に邪魔されないための時間稼ぎ

・日中宥和イメージを強調することで首相暗殺回避

・国内的には憲法改正成立のための公明党との協調関係の維持

・沖縄の選挙対策

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とりあえず、現時点で参考となりそうな情報を紹介する。

―― 参考情報 ――――――――――

日本沿岸の環境汚染は深刻 タンカー油流出、海外から対応のまずさを指摘する声
https://newsphere.jp/national/20180131-2/

日中関係改善と公明党―法輪功の逆パターンか?
http://blog.goo.ne.jp/kuranishimasako/e/99b5908d1e240c649c5d893d0edb7fa8

中国、実は外交で四苦八苦? 対日関係改善は貴重なプラス材料
http://www.sankei.com/world/news/180129/wor1801290002-n1.html

日中外相会談始まる 河野太郎氏、潜水艦潜没航行に抗議 対北圧力強化へ協力要請
http://www.sankei.com/politics/news/180128/plt1801280008-n1.html

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それにしても不思議なのはこのニュースだ。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180129-OYT1T50049.html?from=ytop_top

日中の防衛教育交流、6年ぶり再開へ…9月から

2018年01月29日 15時02分
  
 日中両政府は9月から、防衛当局同士の教育交流を6年ぶりに再開する方向で調整に入った。
 日本が2012年9月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化して以降、中国軍が研修員の防衛省・自衛隊への派遣を見送っていたが、日中関係の改善を受けて中国側が軟化した。28日の日中外相会談では、両国首脳の相互訪問を着実に進める方針で合意しており、関係改善の流れに弾みがつきそうだ。

 関係者によると、日本側が防衛当局間の協議を通じて交流再開を繰り返し打診したところ、最近になって、中国側が派遣に応じる意向を伝えてきたという。防衛省の政策研究機関・防衛研究所(防研)が9月から約10か月実施する「一般課程」に中国が研修員を派遣する方向で調整する。

(ここまで311文字 / 残り523文字)
 
2018年01月29日 15時02分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

どういう効果があるのかはっきりしない。少なくとも人的交流にはなるだろう。

これらの背景事情の中で、政権として日中宥和を演出した最大の理由は、原油流出対応と沖縄の選挙対策を考慮した結果であろうと推定する。
原油流出については、中国側の発生国としての対応責任を問うことにある。すべきことについて、抜本措置してこなかったことを今後の外交問題にするという意味である。
事態が手遅れとなればなるほど、嫌中感は増す。今後の選挙戦で左翼はより不利になるということだ。

沖縄の選挙対策に関しては、安倍政権が中共に対しより厳格な対応を指向すればするほど、沖縄は選挙的にはリベラルになびくことを世論調査や選挙結果から把握していると予想する。
選挙戦が始まった名護市の有権者は、瀬戸弘幸情報によれば、2000人増えたそうだ。理由はわからない。

すなわち、今の時点で、日中宥和を演出することで、沖縄問題の二紙の批判をかわし、結果的に沖縄での政権批判勢力の勢いを削ぐことを意図している可能性はないか?

同時に、日中のパイプを強化することで、ある時点において、沖縄の反日勢力を一網打尽にすることを準備しているかもしれない。

沖縄で政治活動続けてきた外国勢力対策について、中共に対し北朝鮮対応の協力を求める一環として、その資金源の捕捉と勢力一掃することを想定している可能性はないのか?

沖縄県知事が、刑事事件の処理でとんでもない決断を下した以上、日中宥和を選択し、同時に沖縄県知事の国会喚問の口実を探している?可能性はないのか?

―― 参考情報 ――――――――――

翁長雄志知事、基地反対派に配慮か 基地抗議活動弁護の弁護士の車制止は違法の判決で沖縄県、控訴せず
http://www.sankei.com/affairs/news/180129/afr1801290035-n1.html

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一方で、沖縄の反米基地活動の活動資金が関西方面から流れ、その資金源として関西生コン業界が上納してきた情報を察知し、瀬戸弘幸はこれを壊滅すべく活動開始している。

―― 参考情報 ――――――――――

関西生コンの沖縄反米闘争
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53267887.html
関西生コン  

暴力労組連帯ユニオンと北朝鮮・辻元清美
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53267800.html
連帯ユニオン辻元清美

和歌山県警を本気にさせた動画
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53267442.html

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黒幕は立憲民主党の辻元清美と政治的に繋がりがあるそうだ。


この闘いを本格化させるに当たり、瀬戸弘幸は寄付を呼びかけている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53266821.html
この連帯ユニオンの活動家は労働者の敵であり、和歌山県民の敵でもある。一人残らず追い出すまで闘争は続きます。

 しかし、我々の戦いは和歌山だけではありません。二府四県にまたがる連帯ユニオンの組織壊滅を最終目標に据えて戦って行きます。

 これまでカンパの申込みが相次いでいましたが、ある程度の戦いの目安が整うまではと遠慮していましたが、全国の支援者からのカンパを受け付けます。

 全て私個人の口座となります。税務署には個人の所得として申告し税金をこれまでのように払います。政治団体や市民団体への寄付ではありません。

 私の最後の人生をかけた、この愛国運動にご支援下さい。

  ☆八千代銀行 神田支店

 (普通) 0615978
 
 瀬戸弘幸

 ☆常陽銀行 福島支店
(普通)6081534
瀬戸弘幸

☆三菱東京UFJ銀行 本店
(普通)4900393
世界戦略研究所

☆みずほ銀行 東京中央支店
(普通)1938161
世界戦略研究所

☆三井住友銀行 大森支店
(普通)5153181
世界戦略研究所

☆ゆうちょ銀行
※郵貯から同じ郵貯へは下記の記号番号を
記号:10110
番号:87300801
日刊中央通信社
※他の金融機関からは下記の口座を
店名:〇一八(読み ゼロイチハチ)
店番:018
口座番号:普通預金8730080
日刊中央通信社

☆ゆうちょ銀行
※同じ郵貯から郵貯へは下記の記号番号を
記号:18290
番号:3840021

※他の金融機関からは下記の口座を
店名:八二八(読み ハチニハチ)
店番:828
口座番号:普通預金0384002
瀬戸弘幸

 以上、よろしくお願い申し上げます。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


本件、渦中の人物に対する、税務査察という手段もある。数十億もの金を集めておきながら、なぜ税務査察?の対象とならなかったのか、という疑問を持っている。

国税庁はなぜ放置してきたか?

世の中、本を買え、会費を払えという類の言論人だらけであるが、瀬戸弘幸のように、結果を出す前提で、寄付を呼びかけるケースは稀である。

最後に、瀬戸弘幸のように、目標を示し、結果を出すべく、問題提起、行動するのが保守系団体に課せられた究極の責務であることを指摘し、本稿を終える。


以上

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2018.02.02 (Fri)

国民を幸福にする政治思想  不幸にする政治思想 

本稿では、西部邁と中川八洋の比較を通じて、国民を幸福にする政治思想、国民を不幸にする政治思想の存在について述べたい。



西部邁流の価値観、政治思想だけで人物評価する発想からすれば、安倍首相は、真の保守でないように映るかもしれない。ジャップと罵るべき政治屋かもしれない。

―― 参考情報 ――――――――――

西部邁氏「安倍は保守じゃない。私は保守という言葉を理解しようとしない人々に憤りを込めて『ジャップ』と呼んでます」
http://hosyusokuhou.jp/archives/48802360.html

安倍首相は「真の保守」ではない!西部邁氏が迷走政治を一刀両断
http://diamond.jp/articles/-/144344

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これは、昨年10月時点での西部邁の見解である。


ちなみに、私は、政治思想的にはノンポリ。これでも高校1年の時から哲学書は読んでいる。大学4年の時、就職内定後、大学図書館にて、マルクス、エンゲルス、レーニン、毛沢東など、左翼団塊世代が崇める全集ものは読んだが染まらなかった。

従って、西部邁流の評価に従えば、政治を知らない愚か者という評価になるだろう。なぜなら、私は政治思想的にノンポリなのだ。

何を言いたいか。我々世代の多くは、まともな政治哲学が何であるか知らずに育った。
西部邁は、首相は真の保守になるべきだとという。ならば、まともな政治哲学の先駆者が誰で、どういう系譜になっているのか、学者なのだから図示、解説すべきだった。
中川八洋の政治哲学の本の方が数段まともだという見解である。
中川八洋は学術的に調べ、本を書き、保守思想の系譜を紹介している。
中川八洋の「保守主義の哲学」から引用させていただく。

日本を益する自由擁護の保守主義系の思想家たち 保守主義の哲学 

日本を害する人間憎悪・伝統否定・自由破壊の思想家たち 保守主義の哲学

これに対し、西部邁の代表作「思想の英雄たち―保守の源流をたずねて 」(角川春樹事務所 ハルキ文庫)を読んだが、観念論的な印象がある。言い廻しも学術的なスタンスではない。

中川八洋の本の方が学術的、体系的、論理的で数段読みやすい。(難しい部分もあるが)

一般論として言えることだが、物事について理解できている人が書いた文章は、総じて、すっきりした書きぶりで、読んでわかりやすい。図の解説も多い。
学習参考書で「親切な物理」という本があったが、私はこれで物理を学んだ経験からそういえる。
西部邁は、文章が延々と続き、どこに結論が書いてあるのか、まるではっきりしない。とらえどころがない筆致である。引用紹介したくとも、その箇所を見つけるのに難儀する。



中川八洋と西部邁、どちらが、政治思想史的に真の保守を学術的に説明しているか、これまでの説明で一目瞭然であろう。真の保守かどうかを見定める際に、言葉としての「保守」の定義以外に、政治思想史の流れをわかりやすく紹介するのは当然であろう。



そのうえで、西部邁が安倍首相をかく批判するなら、安倍首相など歴代自民党政権に圧力をかけ続けてきたであろう、キッシンジャーやクリントンの存在について言及しないのは不可解である。西部邁は、「キッシンジャーを悪党と批判した倉前盛通の本」(当時のベストセラー)のことを知らないはずはない。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

「悪の論理」(倉前盛通)

164頁

ニクソン、キッシンジャー路線で米中の接近がはかられたとき、キッシンジャーは、まさに敝履のようにチベット難民を見捨てた。その反面パレスチナ・ゲリラのように、アラブ産油国が背後に控え、手段をえらばぬテロを行使するグループへは、もみ手戦法に出ていた。キッシンジャーは、おとなしい仏教とには一片の同情も示さなかった、彼こそ、まさに力と策略の信者であり、悪党の見本である。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||




西部邁は、幕末の攘夷論者の如く、できもしないことをやるべきだと言っている面はないのか?

―― 参考情報 ――――――――――

攘夷論者が、実行できないことがわかっていながら「攘夷」を唱え続けた理由
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-545.html

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言論人たちは、責任をとることはない。戦前も、そして戦後も。
しかし、西部邁は、ああいう形で人生を終えたことで、責任だけはとろうとしたかもしれない。



理由は、中川八洋との比較で考えればわかることである。本来、西部邁がその立ち位置でやるべきだったことは、中川八洋が書いたような、建設的かつ学術的な性格を有する、「正統の哲学、異端の思想」、「保守主義の哲学」、「正統の憲法 バークの哲学」を刊行することではなかったか。ちなみに中川八洋は、驚くなかれ、理系出身である。

(理系出身の)中川八洋の本を読んで気がつくことだが、文系学者たちは、真正の保守云々と語る以前に、国家に対し為すべきことをしてきたのであろうか?



松尾一郎という在野の歴史研究者が、ここに来て、保守系の学者を批判するのはなぜなのか?

―― 参考情報 ――――――――――

保守系の歴史学者たちは大丈夫なのか? 
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-494.html

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松尾一郎は、マイク・ホンダの来日の際、ユダヤ組織が随行していることを突き止めた方である。

http://www.history.gr.jp/nanking/honda.html

また、史料発掘に熱心に取り組んでいる。

http://blog.livedoor.jp/ichiromatsuo/archives/74747469.html

嘘をついているとは思えない。

また、(渡部昇一と仲が良かった)谷沢永一の西尾幹二批判も参考となるだろう。

―― 参考情報 ――――――――――

つくる会発足時点で起きたこと  「渡部昇一の少年日本史」刊行の意味 
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-412.html

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彼らは、つくる会の創設に関わっている。

―― 参考情報 ――――――――――

【資料】「つくる会」の内部抗争の歴史と今回の内紛
http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/siryou20060314.htm

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ひょっとすると、かつての内部抗争はターゲットを変えて続いていると見なくてはなるまい。少なくとも、谷沢永一、松尾一郎は、すべきこと、すべきでないことについて区別はついていたようだ。



では、そういう性格?を有する組織に係わった、西部邁はどういう評価となるか。



中川八洋と対比すると、政治哲学を語る言論人として完全に行き詰った………………ということになる。

代表作の一つ、「思想の英雄たち―保守の源流をたずねて 」(角川春樹事務所 ハルキ文庫)の書評を参照したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.amazon.co.jp/%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%81%AE%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%81%9F%E3%81%A1%E2%80%95%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B5%81%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%9A%E3%81%AD%E3%81%A6-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%98%A5%E6%A8%B9%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80-%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%AD%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%A5%BF%E9%83%A8-%E9%82%81/dp/4758436290/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1517517419&sr=8-1&keywords=%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%81%AE%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%81%9F%E3%81%A1+%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B5%81%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%9A%E3%81%AD%E3%81%A6

hiroyasu fujiwara

5つ星のうち2.0
建設的な内容ではない大衆批判に始まり民主主義否定に入り、本では触れていないがおそらく身分制度回帰。
西部さんの保守思想に出口がなくただ滅びを待つだけ。
人生を絶望により閉じる人が読むにふさわしい本だという印象を受けました。
 投稿日: 2015年3月6日

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



ここで、西部邁のように、観念論的に国家指導者が真の保守であろうことをストレートに模索すると、日本がどうなるか考えたい。



私の見解はこうなる。

アメリカを操る支配層が、やろうと思えば安倍政権を打倒すること(第一次安倍政権打倒の黒幕はユダヤ?)、欧米マスコミを通じて日本を貶め、外交的に孤立させ、経済的に追い詰めることは簡単なのだ。戦前の日本は、彼らにさんざんしてやられたのだ。
従って、一人の政治家として真の保守であろうとし過ぎて、国家国民を不幸のどん底に落とすことは、政治家として妥当な判断とは言えまい。

ここで二つの考え方があることを示す。



①西部邁流に考えれば、反米保守の視点で国益を追求することになるが、現実には世界支配層に潰される可能性大(日本が経済制裁の対象とされ、国家経済的に不幸な事態に突入する)
②第二次安倍政権流の外交姿勢などから、各国の国益に配慮しつつ、アベノミクスによって各国経済に好循環をもたし、同時に日本経済を回復に導く


私は②を支持する。実際そうなりつつある。



過去数年間、政権の外交分析した視点から、安倍首相は、憲法9条の完全改正は難しいと判断?、「日本の経済力あるいは日本が有する技術」と相手国の軍事力を交換するという切り口での外交活動だったように見える。この外交手法は、日英、日印など友好国に特に目立っている。



西部邁は、政治思想という視点だけで安倍首相を評価したに過ぎないのである。また、西部邁は、倉前盛通のように、キッシンジャー批判した訳ではないようだ。
言論活動的に批判しやすい安倍首相だけを批判し、批判しにくい存在について論評を避けてきた傾向にあるかもしれない。その点において、幕末の攘夷論者のようである。

安倍首相は、アベノミクスを掲げ日本経済を回復させ、国民を豊かにする政治政策を選択している。(と私は評価する。)

それゆえ、国際情勢の変化、外交活動について分析らしい分析(文章化したもの)をせず、真の保守ではないと評価する行為は、教条主義的であるばかりか、視野狭窄という評価となる。東大出の学者がそんなレベルだから世界大学ランキングでの日本の地位が低下している面はないのか?

従って、本稿の結論は

真の保守であるかどうか以前に
アメリカを操る支配層とどう渡り合うか、彼らからどう信任を得、日本経済を豊かにし、日本国民の生命財産安全を守ることの方が重要ではないかと安倍首相は考え、その路線を選択し、世界支配層の信任を今のところは得ている
となる。

真正保守追及というイデオロギー最優先の発想では、世界統一を目指す支配層が存在する限り、国家も国民も不幸になる。

渡部昇一が、清廉潔白な政治家は国家国民を不幸にすると書いていた記憶があるが、それは西部邁のようなイデオロギー最優先の政治思想のリスクを間接的に指摘していたと考えるのである。

以上

テーマ : 保守主義 - ジャンル : 政治・経済

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