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2017.09.30 (Sat)

「希望の党」は議員情報を公開すべきである!  二重国籍議員根絶!

河野太郎外務大臣は、民進党出身の「希望の党」入党希望者をかく皮肉った。

―― 参考情報 ――――――――――

河野太郎外相、民進の「変節」批判 特定秘密保護法、安保関連法「また反対するのか」
http://www.sankei.com/politics/news/170929/plt1709290052-n1.html

―――――――――――――――――

まったく、そのとおりである。

こういうことが起きないためにも、全野党に質問主意書への回答が義務付けられるべきだし、国会法との改正が必要と考える。

―― 参考情報 ――――――――――

たるんでいる民進党 国会法等改正すべきだ
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-283.html

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さて、「希望の党」は、徹底した情報公開を主張している。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/25/kibou-party_a_23221556/

都知事と「希望の党」代表を兼務
小池知事は、希望の党設立後も都知事としての職務を続けると念押しした。

都政については、「しっかりとやっていく。むしろ都政をより磨きをかけていく。さらにスピード感を確保していくためには国政に何らかの関与が必要。改革、保守、これらを満たす人々で新しい勢力を作り、都政にとってもプラス」になると説明。

一方で、希望の党の政策は「希望の政治」と題して、「しがらみのない政治」「行政改革、徹底した情報公開」のほか、「希望の社会」の一環として「女性政策など、ダイバーシティ社会の確立」などを掲げた。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

ならば、以下の事項も「希望の党」候補者全員に求めたい。

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「希望の党」候補者が情報公開すべきもの(私案)

・過去三代の戸籍の公開
・「希望の党」の公約である、憲法改正に賛同することを確約した文書
・民進党時代に反対した、特定秘密保護法案、テロ3法、平和安全法制、集団的自衛権の解釈などについて、今後の議員活動において、「希望の党」の方針に従うことを確約した文書
・国旗、国歌に敬意を払うことを確約した文書
・その他党の掲げる主要政策に賛同すること
・党員などから党への質問書および回答文書(主に政策に関わるもの)
・党員などから議員個人への質問書および回答文書(主に法令遵守等に係わるもの)

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上記の主旨、「希望の党」が、徹底した情報公開を行うべきだとしているのであるから、「希望の党」自身もそうすべきだということである。

当然の事ながら、党員や他党から質問書が出された場合、党として文書で回答し、公開することも含まれる。

これが本来の情報公開なのである。

情報公開は、行政機関に限らず、そう主張する、自分たちの情報公開も含むのである。

「希望の党」は情報公開すべきだとしたのであるから、「希望の党」も自らもそうすべきだ。それがしがらみのない政治の実現に繋がるのである。

今の政治情勢なら、「希望の党」公認候補者全員、戸籍を公開することで、二重国籍議員を根絶しやすくなるという政治効果が期待できることを指摘し、本稿を終える。

以上

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18:22  |  保守政党  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.09.30 (Sat)

他人を「愛国者」でないと批判する行為の意味

小池新党の支持率が読売世論調査結果によれば、自民党に次ぐ二位に踊り出たようだ。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20170929-OYT1T50131.html?from=ytop_top

自民34%、希望19%…比例投票先・読売調査
2017年09月30日 06時05分
特集 世論調査
 読売新聞社は、衆院が解散し、民進党が希望の党への合流を決めた直後の28日夕から29日にかけ、緊急全国世論調査を行った。
 衆院比例選での投票先は、自民党が34%で最も多く、希望が19%で2番目だった。「10月10日公示・22日投開票」の衆院選は、自民と希望を対立軸とした「政権選択選挙」となりそうだ。
 このほかの投票先は、公明党6%、共産党5%、日本維新の会2%などの順で、「決めていない」が25%だった。自民党が衆院選で圧勝した2014年の解散直後調査では、比例選投票先は自民党41%、民主党14%、公明党6%などの順だった。民進党は希望の党への合流を決めたため、比例投票先の調査対象には含めなかった。

(ここまで302文字 / 残り481文字)
2017年09月30日 06時05分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

保守の大連立が実現しそうな雲行きになってきた。
ただ、懸念していることがある。
政権内部において、気に入らない議員を、あの議員は愛国的でない、とか、あの議員は保守的でないと、内部で批判が横行することである。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://netgeek.biz/archives/103627

小池百合子率いる希望の党に民進党議員が合流した件についてジャーナリストの有本香が裏話を暴露した。
本当は小池百合子のことをめちゃくちゃ嫌っている。

有本香「希望の党の立ち上げだとか言って拳を振り上げていた人たちいるじゃないですか?あの中の複数の人たちが、小池さんのことが大っ嫌いだと。もうこの選挙さえ終わればすぐにでも離党したいと。そこまでの人たちですよ。いや~もうね、呆れ返ってものも言えないよね本当に」
竹田恒泰「この選挙を見ていると人間の一番汚い部分がうわーっと出ている感じがしますよね。だから世のため人のために政治をしているのではなくて、自分の食い扶ちを繋ぎたい、メンツを繋ぎたい、そこですよね。つまり選挙までのことしか語らない」
有本香「そうね!」
竹田恒泰「その先のことはどうでもいいわけです」

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


世の保守系言論人の中には、終戦記念日に首相が靖国参拝しないことがけしからん、許せない、安倍首相は愛国者ではないと主張される方がおられる。
また、あの人は保守ではない、という言い方で他人を批判するケースもある。

そう批判する方、どのケースも「愛国者」、「保守」について定義したうえでの批判ではない。
ただ、これらの言葉の定義は非常に難しい。
福田恒存の次元においてすら。

本稿では、そういう次元の批判が、論理的に妥当なものなのか、検証を試みる。

「愛国者」という言葉がある。

世の中には、頼まれもしないのに、自らが、「私は真正保守です。愛国保守です」と語られる有名人がいる。(ツイッターのプロフィールを問題視しているのではない)が、私が出会った、大正生まれ、昭和初期生まれの愛国者たち(言動からそう判断)は、自ら愛国者と言うことを躊躇った。

これは何を意味するのか?

本当の愛国者と、「自ら進んで私は真正保守です。愛国保守ですと語りたがる」愛国者の違いがあるような気がするのである。

では、「自ら進んで私は真正保守です。愛国保守ですと語る」愛国者たちは、「愛国者」という言葉を定義してきたのであろうか?

ここで、「愛国者」という言葉を「愛国心」に置き換えて考えたい。

「自ら進んで私は真正保守です。愛国保守ですと語りたがる」人たちは、「愛国心」を理解しているのか、定義して使っているのか。私にはそうは思えない。
そうは思えないのに、「愛国心」という言葉を乱発したがる傾向にある。あの錯乱保守が該当するだろう。

定義もせず「愛国心」という言葉を振り回す人、本当に「愛国心」をお持ちなのか?という疑問が湧く。

街頭演説やテレビ番組にて、「愛国心」という言葉を連発されればされるほど、聞かされる人は興ざめするはずである。そう語る人に要求されているような気になる。他人に「愛国心」を要求する一方で、自身の「愛国心」が不問となることはありえない。

私は、「愛国心」をこう定義したいと思っている。

愛国心とは、「国家の危機に際して、その立場において為すべきことを為す、心がけの総称」

愛国者とは、「国家の危機に際して、その立場において為すべきことを為す、心がけを実行する人、もしくは、しようとする人」と定義できるかもしれない。

ここで、「終戦記念日に首相が靖国参拝しないことがけしからん、許せない、安倍首相は愛国者ではないという主張」の意味を考えたい。

そう批判した愛国者?は、「自身が、国家の危機に際して、その立場において為すべきことを為す、心がけを実行する人」であるか、証明する義務を負うことになる。

定義的には、他人だけに向けられるものではなく、自分にも等しく当てはまると考えるのだ。
言葉を定義し、その意味を理解していない場合、その言葉を使っての批判は妥当ではなくなるのだ。

すなわち、未定義あるいは言葉の意味を理解せず、他人を批判する行為は、最終的には自分が天に吐いた唾が自分の額に落ちる、民進党の国会審議で起きたブーメラン現象と同様、自分に帰るのである。

従って、錯乱保守がやっていることは、「愛国心」を理解せず、自分のビジネス目的のために他人に要求し続けている、という評価になるのである。

そして、もう一つ、こういう見方ができるかもしれない。
定義的には、「最高の愛国者とは、国家のために敢えて悲劇的な死を選ぶ人」ではないか、と私は思っている。
同時に、そう理解、定義するがゆえに、私は自ら愛国者であると語ることを躊躇っている。

厳密に定義するとこうなるのである。

国家のために悲劇的な死を選ぶはずのない人が、他人を愛国者でないと批判する資格があるはずもないのである。

それゆえ、(「愛国」という漠然とした)言葉を定義せず、その言葉を使って批判文を書きたがる言論人、言い換えると、批判文しか書けない(書かない)言論人は、スキル的な点だけでなく、その(政治的)主張において、致命的欠陥を有しているという結論に達するのである。



なお、これは私見である。

愛国心、愛国者という言葉の真の意味は、国を思う人のそれぞれの心の中に宿る性格のものと私は考えている。


以上

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07:42  |  言論人  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.09.29 (Fri)

三島由紀夫の死と連動しているもの

民進党合流騒ぎで舞い上がっておられる方が多数おられるかもしれない。
為すことを為していれば、どうでもいいことと私には思える。



本稿では、三島由紀夫、渡部昇一が提唱した「歴史の虹」の視点を通して、総選挙後の国会審議の意義について、論考を試みる。

本題に入りたい。



必然か、どうかはわからないが、
私の中において、日に日に、三島由紀夫の存在が大きくなってきている。
三島由紀夫の本を読み始めたこともある。

が、三島由紀夫が自決した日に主張されたことが、今度の国会でやっと本格的に審議、政治的に実現するような気がしている。

そして、今年も、もうすぐ三島由紀夫の命日、11月25日がやってくる。
今までは、特別な日ではなかったが、昨今の政治情勢から、総選挙後の国会運営含めて、今年の11月25日は、戦後政治史上、何か重大なことが起きそうな予感がする。

トランプ来日、来日中の国会で、何か口火を切って発言するだろう。
安倍首相は賛同する。戦後史上、初めてとなる安全保障関係のタブー視されてきた事項の実施ベースの審議が本格化する。

三島由紀夫にとって待ちに待った日ということになるだろう。
それゆえ、今年の11月25日に何かが起きる!そんな期待を持っている。

私の愛読書は、今は「高貴なる敗北」である。それまでは、別の、処世術的な性格を有する本だった。「高貴なる敗北」、新刊書が出た時、書店で手にとった眺めた記憶はある。が、買わなかった。最近になって、どうしても所蔵したくなり、数千円で購入した。

「高貴なる敗北」という本、三島由紀夫の死に触発されて書かれた本である。
著者アイヴァン・モリスは、日本の歴史、文化に造詣が深い方である。私は、許されるなら、棺桶の中に入れ、あの世においても読みたい本だと思っている。



ここで、「樅の木は残った」という大河ドラマ、御記憶にあるだろうか。私は、大河ドラマの最高傑作であると思っている。

このドラマ、平幹二郎が主演、伊達藩お家騒動における、逆臣の生き様を描いている。竹林をバックに、どこか悲しげで寂しげな表情の能面が登場する番組冒頭の雰囲気は、「逆臣の死の意味」を暗示している。

私は、当時、緊張感を以て、毎週このドラマを見ていた。非常に多感な時代にこのドラマに遭遇した関係で、このドラマが、NHK大河ドラマの最高傑作であるとを今も疑わない。

実は、2日ほど前、1年も前の平幹二郎死去のニュースを直前の産経サイトで見つけた。気になって調べ直し、「樅の木が残った」という大河ドラマが放送された年と、三島由紀夫が自決した年が一致していることに気づいた。

「樅の木は残った」が放送されたのは1970年(最終回は12月27日)
三島由紀夫自決の日は1970年11月25日(水曜日)。

タイミング的に重なっている。

「樅の木は残った」のドラマ冒頭の画面に現れる「どこか悲しげで寂しげな表情の能面」、それは死者が亡霊となって現世に何事か、働きかけていることを意味する。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://syukatsulabo.jp/word/449

能の登場人物

能の主人公は「シテ」と呼ばれ、神や亡霊、人間の男女、天狗などを演じます。
シテの相手役は「ワキ」と呼ばれます。ワキはすべての能に登場しますが、シテとは違い「生きている人物」を演じます。
その他に「ツレ」や「ワキツレ」、「トモ」などありますが、能ではシテとワキのみで進行していくことも多く、最小限の登場人物で構成されています。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

私は、当時、三島の小説は金閣寺しか読んでいなかったが、「樅の木は残った」のドラマ冒頭の画面(有名な能面が出てくる)は数々の三島小説の雰囲気と符号するような気がする。


―― 参考情報 ――――――――――

最後的樅木 (樅ノ木は残った) 總集編 下部
https://www.youtube.com/watch?v=eYCUE1xOvnM

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戯曲等の作品が多い、三島由紀夫は、このドラマをどう見たか。私は気になっている。
なぜなら、三島由紀夫は戯曲作家であったからだ。多くの作品を残している。もし私が戯曲作家なら、自分もあのドラマの冒頭に登場した能面の如く、戯曲の主人公となり演じたいと考えるだろう。

実際、三島由紀夫は、「近代能楽集」という本を出している。私は読んでいないので詳細は知らないが、三島はこう考えたかもしれない。

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NHK大河ドラマの視聴者は逆臣の武士の生き様を感動して見入っているではないか……………
有名人である自分もいつかそうありたい!…………………
そしてあることを日本国民に呼びかけ覚醒を促したい!………………


日本文化を誰よりも愛する愛国的な戯曲作家ならそう考えて不思議ではない。

シナリオ的には、こうなるだろう。
日本の政治の現状、そして日本の将来を憂い、自分にできる何かをすることで、人々に何か問題提起………………
次世代の起爆剤とすべく、自らが戯曲の主人公を演じる……………

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あの日、「樅の木は残った」の最終回は近づいていた。NHKの視聴者は、逆臣の武士が実は誰よりも義に生きた武士だったことを次第に知ることになる。


我々は、我々にしかわからないDNAを通じて共有化する………………


では、三島が用意した戯曲のシナリオの一般的評価はどうだったのか、ということになる。
一見すると、法律違反行為があったので、容疑者であるという評価となるだろう。それでもいいと三島は考えた。
「樅の木が残った」の原田甲斐は見事にそう演じたではないか。
しかし、気づいてくれる人は今はいなくても、気づいてくれる人は将来必ず現れる!!

樅の木はすべてを見ている………………




「歴史の虹」の視点で眺めてみたい。

私は、「高貴なる敗北」を読んで、三島だけでなく、多くの勇者が継承してきたものが何であるかを理解した。平泉澄が「少年日本史」で書き、渡部昇一はその遺作「渡部昇一の少年日本史」で平泉澄を尊敬、歴史観として継承していることを表明した。

―― 参考情報 ――――――――――

渡部昇一の歴史観 
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-409.html

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平泉澄の「少年日本史」に貫かれているもの、それは脈々と続く、「自己犠牲の精神、自己犠牲の美学」である。

そして、もう一つ偶然が重なっている。

「高貴なる敗北」が参照しているであろう、平泉澄の「少年日本史」の初版日は、驚くなかれ、1970年11月1日である。

平泉澄の「少年日本史」の最終章は、大東亜戦争である。

渡部昇一は、日本史の「歴史の虹」は、(本当の)日本人でないと見えないと断定している。

―― 参考情報 ――――――――――

中韓に阿り皇室をないがしろにし日本が嫌いな歴史学者・研究者には「歴史の虹」は見えない
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-411.html

―――――――――――――――――

しかし、不思議なことに、渡部昇一は、三島由紀夫の自決にはふれていない。私が読んだ限り、渡部昇一は、三島由紀夫について語らないようだ。

理由はわからない。
渡部昇一はクリスチャンである関係で、自決について述べることを躊躇った可能性はある。イエズス会に近い立場にあったことが影響したかもしれない。本の出版化について差し障りがあると考えたかもしれない。

ただ、私の心に映る「日本史上の、歴史の虹」を眺めると、現代においては、「三島由紀夫の自決」が「最後の重大事件」のように見える。

皆様はどうであろうか?

ひょっとすると、(平泉澄の少年日本史を肯定する)渡部昇一が見た「歴史の虹」の最後もそうだったのかもしれない?と考えられないか。


三島由紀夫と交流があった石原慎太郎の視点で眺めてみたい。既に議員引退したが、その志は引き継がれれている、とみていいだろう。

―― 参考情報 ――――――――――

【石原慎太郎 日本よ】三島由紀夫氏と一致した「自己犠牲の美徳」をあの男に見た
http://www.sankei.com/column/news/161219/clm1612190005-n1.html

―――――――――――――――――

私は、デビュー当時の黒田投手の姿を覚えている。負けが確定した試合で、最後まで生きの良い球を投げ続け、何度も完投負けした。負け試合でも決して手を抜かない凄い投手だった。そうやって黒田は勝ち星を増やしていったのである。
大リーグでもそうやって勝ち続けた、本当にタフな投手だった。

政治の世界にこういうタイプを見かけることは少ない。どの政治家も泥を被ることを恐れているように見える。

さて、保守活動界では、元楯の会会員だった、村田春樹が活動を本格化させている。

選挙後の国会においては、北朝鮮問題で、憲法改正が国会審議日程にのぼることが確実視され、核武装について国会審議の中でやり取りされるだろう。

これらは、偶然そうなったのであろうか。それとも北朝鮮問題で仕方なく、そうせざるを得なかったのか?

「志の継承」という視点から眺めてみたい。

すべては、三島の志が広く引き継がれ、共有化され、次の国会で、その志がやっと結実しようとしている、可能性はないのか?

あちこちで三島由紀夫にちなんだ、講演、勉強会、イベントが今も各地で続いている。私は知っている。保守政界は、三島を忘れてはいないのだ。

そして、今、我々が直面しなくてはならない政治課題、それは三島由紀夫が、あの日、あの市ヶ谷の自衛隊駐屯地のバルコニーで叫んだ時に明確に示したものと同じではないのか!



これは、現時点において保守政界が共有化すべき「虹」ではないのか?

皆様に見える「歴史の虹」において、日本史上の最後の重大事件は何だったのであろうか?


私個人の見解はこうなる。

私は、少年時代、三島由紀夫の自決を、衝撃を以て受け止めた。
日にちは多少前後するが、逆臣の武士原田甲斐演じる「樅の木は残った」の最終回を衝撃を以て視聴した。こんな武士が本当にいたのか!信じられない思いだった。

当時は、三島由紀夫の自決を「自己犠牲の美学」だと思う人はいなかったかもしれない。が、理解する人は理解したはずだ。
少年だった私も、三島の当日の言葉を理解することは難しかったが、語られたことは新聞記事で読んで、ノンポリだった時代も忘れることなく、今も記憶している。自衛官からの野次も、あの鉢巻姿も!である。
一方で、多くの国民は「樅の木は残った」を視聴し感動、日本人に宿る自己犠牲のDNAを再確認したはずだ。


私は、三島由紀夫の死と「樅の木が残った」を同列のものとして眺めている。

なぜなら、この二つに共通しているもの。
それは、「高貴なる敗北」であるからだ。

まとめに入りたい。

1970年11月、三つの出来事があった。

三島由紀夫の自決
大河ドラマ「樅の木が残った」の悲劇の始まり?
平泉澄の「少年日本史」の初版

「歴史の虹」的には、連動していると見るべきだろうという結論に達する。
本稿では、そのことを説明したつもりだ。

私は、愛国者と言えるほどの人物では必ずしもないが、

「最高の愛国者とは、国家のために敢えて悲劇的な死を選ぶ人」ではないかと、

思いつつある。

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18:56  |  言論人  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.09.29 (Fri)

浮足立ってはいけない  安倍首相はベストシナリオを堅持している!

安倍首相は、解散前に拉致被害者家族と面談されたそうだ。

―― 参考情報 ――――――――――

「今後も解決へ努力、国際社会に訴え」 衆院解散前に安倍晋三首相が拉致被害者家族と面談
http://www.sankei.com/world/news/170928/wor1709280019-n1.html

―――――――――――――――――

これに対し、平成極道の女は、ここ数日、厚化粧を塗りたくり、鉄火場で丁半博打に興じている。

知事としての公務、この間おそらくすべてすっぽかしたはずだ。

明らかに過熱感が漂う政治状況となったが、小池百合子は、突然、都政の公務に戻ると宣言。

―― 参考情報 ――――――――――

「都政でしっかり頑張る」自らの国政出馬を改めて否定
http://www.sankei.com/politics/news/170928/plt1709280119-n1.html

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これは、民進党解体プロジェクトが炸裂、成功しつつあることを受けて、これ以上の混乱に巻き込まれてはたまらないと、我先に抜けだしたことを意味する。

一方、解党前提で公認をやめ、最後の希望を別の党に託す党首は、選挙前に、公約を吟味、支持団体からの陳情対応したのであろうか?

テレビ・新聞は、これら二党の動きを面白がって報道している。

さて、日々、これら二党の動きを追いかけて、事の次第が把握できるのであろうか?

「渡部昇一の少年日本史」によれば、日々の出来事を積み重ねても「歴史」にならないとしている。水滴を見ているだけで、「歴史の虹」が見えていないという意味である。

今度の選挙は、選挙後の国会にて、戦後最も重要なことを審議するであろうと予想される点において、「水滴⇒民進党の希望の党への合流騒ぎ」、「歴史の虹⇒戦後レジーム打破に向かう安倍首相が描いた、圧力対話をベースとするベストシナリオ」と解することができるのだ。



「歴史の虹」は、安倍首相の描いたベストシナリオに気づいている人にだけ見える、そう考える。



報道バラエテイ、ワイドショー漬けの人には、当然の事ながら、合流騒ぎ、痴話、妄言の類の「水滴」しか見えない………………

なぜなら、鉄火場を面白がって覗いているうちに、浮足立ってしまったからだ。

小池都政は、騒動を創り出しただけで、結果を出していないに等しい。「虹」が見えている冷静な人はそう判断しているはずだ。

冷静な有権者なら、ここで一呼吸おいて周囲の動きを観察する。そういうものだ。

自民党二階幹事長の反応は落ち着いたものだ。

―― 参考情報 ――――――――――

自民・二階俊博幹事長、希望の党を批判「政権担うには準備不足」「考えが特異」 「どうぞご随意に」と突き放す
http://www.sankei.com/politics/news/170928/plt1709280089-n1.html

―――――――――――――――――

さすが自民党の幹事長だと思う。
残念なことだが、一部言論人でも浮足立ってしまった方がおられるようだ。



民進党は、これまでの経緯などから、やることなすこと裏目に出て、政策的にも選挙公約的にも行き詰り、最後の手段として、希望の党入りを表明したに過ぎない。

小池百合子は都政回帰を宣言したのであるから、民進党候補者の行き場をなくした状態で、事態鎮静化を意図していると見るべきだ。



今回の選挙のポイントを再確認しておく。

まず、主要政策の、重要度からみた各党の優先順位

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自民党公認候補   憲法改正>原発対応>消費税増税

希望の党公認候補  憲法改正<原発対応<消費税凍結

民進党左翼     反憲法改正>反原発>反消費税増税

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次に、三党の基本的スタンスの比較

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      憲法改正 原発対応  消費税増税
自民党    実現   推進   一応増税
希望の党   実現   反対    凍結
民進党左翼  反対   反対    増税

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図式的には、最も勢いがある、希望の党が、民主党の選挙公約を先取り、その民主党は国会で政策論議を怠ったツケがたたり、党内で議論することが???という状況で、「民進党解体プロジェクト目的の小池バズーカ」が炸裂した。



が、騒動の中心にいる小池百合子は、都政に専念するとのコメントを出し、事態鎮静化を図った。民進党左派は行き場がなくなった。



ここで、安倍首相が描いているベストシナリオを列挙する。

なぜこの時点で書くのか?
それは、安倍首相がベストシナリオを堅持していることを、直前のある出来事から確信したからである。

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安倍首相が選択、実現しようとしている?「ベストシナリオ」の全貌


■北朝鮮ミサイル発射問題、核実験問題に対応するために、日英・日印首脳会談を行い、目先必要な外交的対応を安倍首相はやり終えた

■日英首脳会談により、英国からの軍事同盟並の協力が得られることが確定、安倍首相は、最悪の場合軍事侵攻を排除しない、圧力対話路線選択を決意

■この時点で、安倍首相は、第二次安倍政権で目立った、ソフトランデイング路線を放棄?

■残された課題は、国内対策にあることを認識。特に、憲法9条改正に係わる建設的な議論、安保法制ならびに武力行使についての議論をタブー視、先送りしてきた国会にあると考え、解散後の国会でこれらの事項について徹底審議を目論み、解散を決断。

■安倍首相は、選挙の結果、議席数がどうなろうと、最悪の事態にどう対処するかが日本を代表する政治家としての義務であり使命であると考えた(国家の有事対応>憲法改正の実現>自民党の議席数>消費税増税>>>森友加計事案)

■安倍首相は、解散総選挙実施の目的を、国会審議等を通じた、国民各層の覚醒、有事への国民各層の一致団結した行動に据えた

■衆議院解散時期は、日露首脳会談の直後?に、プーチンがもたらした情報から決断

選挙の成否ラインは、自公候補の議席が多少減っても、小池新党と併せて改憲勢力の議席が増えれば問題なしとする(日本のこころが小池新党に合流するのはその一環)

■それよりも、この時点の選挙とすることで、最低4年間、国会審議時間が確保することを優先課題と考えた

 ・選挙結果の予想(自公は現状レベルの議席を確保。民進は議席の大半を失い、希望が議席を獲得。共産は微増。)

 ・安倍首相は、自公+希望の連立政権について協議開始(希望の党は最終的には閣外協力を選択?)

選挙直後の国会冒頭、トランプ大統領来日。安倍首相から直接言いにくいことについて、国会でトランプ大統領から国民各層向けの歴史的な演説が行われる?(朝鮮総連資産凍結・解体、拉致被害者救出のための軍事作戦、敵基地先制攻撃、憲法改正、核武装など)

この演説を受けて、安倍首相は、北朝鮮追加制裁(朝鮮総連資産凍結)、北朝鮮法案提出、憲法改正等に向けた方針、スケジュールを表明。

選挙後に政権が目指す、圧力対話の最終ゴールは、国連安保理の決議にて、「拉致被害者の救出を保障するなら金正恩の亡命を認める」

■亡命を受け入れた場合、国内の朝鮮総連資産すべて現金化され、北朝鮮の新体制のために拠出

■拉致被害者全員救出の実現、北朝鮮は新体制に移行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



一見何気ないニュースに見えるが、解散前に、安倍首相が拉致被害者家族と面談したのは、北朝鮮国連最終制裁が「拉致被害者救出保障と引き換えに金正恩の亡命要求」となる予定であることを国際社会に示す、政治的シグナルであると私は考える。

これに対し、金正恩の亡命が確定、朝鮮総連施設現金化された時点で、民進党は、貯め込んだ政党交付金を亡命先の銀行に送金するなど、何かの用途で使うつもりかもしれない?

民進党が今回の選挙で公認候補を出さないのは、朝鮮総連施設が現金化され、活動資金不足となった場合に備えた(苦肉の)策である可能性があるのだ。

―― 参考情報 ――――――――――

民進・前原誠司代表会見詳報(3) 党に98億円の資金!? 「もっとあるが、使い道は決めていない」
http://www.sankei.com/politics/news/170928/plt1709280187-n1.html

―――――――――――――――――

使い道を決めていないのではなく………………一見愚鈍に見える民進党執行部であるが、安倍首相が描くベストシナリオを察知、朝鮮総連が解体されることを予期、民進党は選挙費用を(別の目的の?)活動資金として温存しなくてはならなくなった可能性があるのだ。



つまり、起きている騒動の実相とは、
民進党は
選挙戦術的に小池百合子に嵌められ
安倍首相が進めようとする圧力対話シナリオによって、朝鮮総連資産凍結が近いことを予期、対抗措置として政党交付金を温存せざるを得なくなった。
従って、民進党は希望の党に合流する方針を選択せざるを得なかった、と解することができるのである。



最後に、今回の選挙期間中、戦後国政選挙で最も重要な選挙であると受け止め、騒動の本質(「歴史の虹」になりえるもの)を見極め、
浮足出さず、奇策に溺れず、各自それぞれの持ち場で為すべきことを為し!、最善を尽くそうではないか!



以上

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2017.09.28 (Thu)

平沼赳夫先生が議員引退  後継は次男「平沼正二郎」氏とのこと

平沼事務所からのメールを以下に転載します。

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感 謝

私 平沼赳夫は、平成二十九年九月、二度目の脳梗塞発症以来、治療とリハビリに努めて参りましたが、まだ完全に快復するには至らず、断腸の思いでありますが、この度の衆議院選挙に立候補をしないことを決断いたしました。
長年にわたり皆様には、本当にお世話になり、いつも温かいご声援をいただきましたことに心から感謝と御礼を申し上げる次第です。
私は二度の落選を経て、昭和五十五年の初当選以来、今日にいたるまで三十七年余り、憲法改正の実現を一貫して政治活動の中心としてきました。その夢が現実のものになろうとしている目前に、出馬断念せざるを得ないことは本当に無念の極みとしか申せません。
私の志と、今までお世話になった皆様や地元岡山への恩返しを果たすという大きな責任を、昭和五十四年生まれの二男 正二郎に託します。
どうか私同様に皆様のご指導ご鞭撻を若い正二郎に賜り、お育ていただきますよう心からお願い申し上げます。
あらためて長く温かいご厚情に衷心よりの感謝を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。

平成二十九年九月    
平沼 赳夫


ご挨拶

私 平沼正二郎は、衆議院総選挙への立候補を断念した 父 平沼赳夫の志を継承することを決意いたしました。
自らの損得ではなく、私心無く公に尽くし、間違っていることには断じて妥協することなく、信念を貫き通し続けてきた父を心から尊敬しております。
父がどんな立場になっても、終始一貫お支えいただいてきた皆様から頂戴した、大変大きなご信頼と御恩にあらためて心から感謝を申し上げます。
若輩者ではありますが、父の夢と志を受け継ぎ、日本と郷土岡山の発展のために、努力精進して参ります。
何卒ご指導ご叱正を賜りますようお願い申し上げます。

平成二十九年九月
平沼正二郎

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衆議院議員 平沼 赳夫 事務所
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平沼赳夫先生が議員引退されるとのこと。
平沼赳夫先生が議員在職の間に、憲法改正が為されるであろうと信じておりましたが、残念です。

保守政界は「日本のこころ」の消滅もあり、我々は大きな支柱を失うこととなります。
が、世代交代は避けられない宿命のものであると受け止めております。
拙ブログ、ブロガーとして足掛け10年近く、政治家平沼赳夫先生を通して、保守政界そして政治の流れ、歴史について学んできました。平沼赳夫先生が議員引退されることは、師匠を失うような気持ちで一杯です。

平沼赳夫先生は、郵政民営化に反対の意思を決然と貫かれ、民主党政権時代にあっては数々の売国法案阻止の砦となられ、同時に、我々保守系ブロガーに政治のあるべき道を指し示し続けた、戦後の保守政界を代表する政治家であると私は思います。

私が、平沼赳夫先生の名前を知ったのは、通産大臣時代の許認可文書の中にお名前を拝見したのが最初です。あのまま自民党に留まっていれば、経歴などから自民党総裁選に出馬、首相になってもおかしくなかったのであります。が、そうはならず、たちあがれ日本、次世代の党を立ち上げ、自民党よりも国益、自民党よりも右派の砦を築こうとされました。
同時に、平沼赳夫先生は、数多くの保守層の期待と希望の星でもありました。
皆様は平沼事務所には、多くの有志による寄付そして陳情、要請文が殺到したことご存じでしょうか。その一方、平沼事務所から数々のメールを頂戴しました。私は、それを繰り返し読んだものでした。

議員引退されるとのことなので、ここで、平沼赳夫先生に感謝申し上げます。
そして、平沼事務所の皆様、大変お世話になりました。








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