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2017.08.13 (Sun)

外務官僚は日米同盟の核心を隠しているのでないか?

外務官僚と聞いて、私は5人の名を同時に思い浮かべる。

馬淵睦夫
村田良平
岡崎久彦
孫崎亨
佐藤優

である。

なぜ、この順番とするか?

信用できそうな順番という意味である。



馬淵睦夫は、直近の内閣改造について、かく指摘している。

―― 参考情報 ――――――――――

【馬渕睦夫】内閣改造に思う
https://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/57982076.html

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概ね妥当な見解と言えるだろう。
ロシアのプーチンに肩入れし過ぎることを除けば!



村田良平については、私は、外務官僚の中では、実力者であり、愛国者と分類されるべきだろうとみている。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E7%94%B0%E8%89%AF%E5%B9%B3


村田 良平(むらた りょうへい、1929年(昭和4年)11月2日 - 2010年(平成22年)3月18日)は、日本の外交官。外務事務次官、駐アメリカ合衆国大使、駐ドイツ連邦共和国大使などを歴任した。退官後、日米核持ち込み問題について、日米核密約の存在を実名で証言した。

村田は、北朝鮮が核実験を行ったことにより日本の核武装をアメリカが拒否できない日が来ると予測しており、それでもアメリカが日本の核武装を拒否するなら、在日米軍基地の全廃を実行し、かつSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を日本は持つことになる、と主張している[3]。また、村田は、外務省があまりにも対米従属的であると述べている[4]。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

村田良平の本は、熱意と良心に満ち溢れている。政治について、国家について語るならこうあるべきだ。

その村田良平でも日米核密約の実在を証言、外務省が対米従属的であると述べたそうだが、以下のブログ記事を読むと、驚愕に変わる。

―― 参考情報 ――――――――――

なぜ日本の政治家が米国との密約を公開できないのか。アメリカは霞ヶ関が実権を握っていることを知っており、霞ヶ関が米と密約を結んでいる。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/b42d0d62d157ea15592a3c84150d7c0c

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村田良平が、立場上、言いたくても言えなかったことは、このことかもしれない、と同情する。




一方、広範囲な密約の存在について、アバウトな筆致が目立つのが、岡崎久彦だった。

元々分析畑だから知らなかった?
そうではないだろう。分析畑であるがゆえに、知っていても隠そうとした……………

ここで、二冊の本を同じ視点で読み比べたい。

「知ってはいけない――隠された日本支配の構造」(矢部宏治)
「吉田茂とその時代」(岡崎久彦)

矢部宏治の説どおりであるならば、岡崎久彦の本には、歴史書として読むとところどころアバウトな箇所があり、何か肝心な点に関心を持たせたくないような配慮が随所になされている、そんな印象を抱いてしまう。
なぜなら、密約が広範囲に存在し、がんじがらめにアメリカに支配されているならば、戦後政治的に吉田茂が掌握しているはずのものであるが、そういう記述がほとんど見当たらないのだ。

岡崎久彦については、こういう人物評がある。

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岡崎久彦

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E4%B9%85%E5%BD%A6

歴史認識

靖国神社

遊就館

2006年8月24日の産経新聞朝刊「正論」欄に「遊就館から未熟な反米史観を廃せ」と題した記事を掲載[14]。この記事で、遊就館の展示説明の論理性を求めている。主張の内容は遊就館の展示中にある、「アメリカが不況の脱却のために資源の乏しい日本を経済制裁により戦争に追い込み、これによりアメリカ経済は回復した」という旨の主張が不適切だというものである。また、この発言の影響から靖国神社は反米的な展示物の多数を一掃し、日本兵の手紙などに展示物を置き換えた。アメリカに関する記述以外(日中戦争・韓国・台湾植民地支配等)については記述内容を訂正しなかった(ただし、2012年の著書「二十一世紀をいかに生き抜くか」P162では、「支那事変の原因としてコミンテルンの反日工作しか記述がなかったので日本の北支工作を追加した」「たった四文字の追加ではあったが歴史の正しい認識に寄与したとひそかに自負している」と述べている)。
2006年8月25日の産経新聞記事によると、遊就館は同年4月より展示の当該部分の修正を検討し、7月から内容の見直し作業に入ったとしている[15]。この動きについて岡崎は、「早急に良心的な対応をしていただき感動している」とコメントしている[15]。
アメリカ下院国際関係委員会委員長であるヘンリー・ハイド(英語版)共和党議員も2006年9月14日の同委員会公聴会で遊就館の展示内容を日本を西洋帝国主義からの解放者のように教えるものとして批判している[16]。ラントス筆頭委員は、日本国首相による靖国神社参拝の中止を求めた[17]。同下院委員会(ハイド委員長)は前日の2006年9月13日にも、慰安婦問題対日決議を採択している[18]。

西尾幹二は、委員長発言を「岡崎久彦が「正論」コラムで先走って書いたテーマとぴったり一致している。やっぱりアメリカの悪意ある対日非難に彼が口裏を合わせ、同一歩調をとっていたというのはただの憶測ではなく、ほぼ事実であったことがあらためて確認されたといってよいだろう[19]」と「媚米反日[20]」として批判している。

「富田メモ」

富田メモについて、「本物であるはずがない」「昭和史の基礎的な知識があれば(富田メモに)信憑性があると考えるはずがない」と主張している。[21]死後に出版された回顧録では、1.昭和天皇は「ですます」調の言葉は使わない、2.昭和63年頃の証言だけで、その前の証言が何十年、一切ないのも不自然、3.千代の富士が連勝を続けていた昭和63年の七月場所か九月場所の頃、(相撲が大好きな昭和天皇が)「もう相撲はご覧になっていない」と宮内庁の人間に聞いたことから、あの頃の証言の記録は少し怪しい、ことを根拠として挙げている。[22]

慰安婦
慰安婦問題に関するアメリカ下院での決議案に異を唱えている。慰安婦は売春婦であったが、性奴隷・性的搾取などは事実でないと考え、歴史事実委員会名義でワシントン・ポストに掲載された反論の為の全面広告「THE FACTS」にも賛同者として名を連ねた。
2007年5月14日の産経新聞朝刊「正論」欄への寄稿において、「慰安婦制度が女性の尊厳を傷つける人権違反の行為であったことに謝罪するのが正しいというのが昨今の道徳的基準である」と述べた[23]。

歴史教科書

西尾幹二が『新しい歴史教科書』に記したアメリカ批判の文章を当人に無断で削り、親米色に替えたことはつとに知られる。『中央公論』『Voice』で岡崎は第二版で完成の域に達したのは自分の削除のおかげだ、というような自画自賛のことばを、海外にまで伝わるように列ねた[24]。

小林よしのりは、岡崎の第二版『新しい歴史教科書』書きかえを厳しく批判し、その中でも、原爆投下が「日本のせい」というアメリカの言い分に近づけた内容に変質していることを指摘している[25]。

西尾幹二は初版と第二版を対照し、岡崎の記述が「不自然なまでにアメリカの立場に立っている」という[要出典]。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

西尾幹二は、岡崎久彦は、C●Aエージェントだったと言いたいのであろう。

しかし、岡崎久彦の本のみからそれを見破るのは難しい。保守派の人が読んだら、騙された思いだろう。「知ってはいけない――隠された日本支配の構造」にて、矢部宏治が指摘する「ダレスの悪知恵」について、どう反論するのか?

―― 参考情報 ――――――――――

なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟 内閣改造でも絶対に変わらないこと 矢部宏治の漫画
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52466?page=4

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岡崎久彦の「吉田茂とその時代」では、矢部宏治の漫画ほど、核心を突いた箇所は多くはない。

孫崎亨の本、話題作?「戦後史の正体」をご存じであろうか?

―― 参考情報 ――――――――――

戦後史 米国からの最初の「圧力」の存在をどう見るか
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-287.html

「自分に都合良い説」中心に話を組み立てる習性がある元大物外交官
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-298.html

戦艦ミズーリ号上で調印された「降伏文書」 解釈の違いはどうして生まれるのか?
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-288.html

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矢部宏治の漫画的解釈に近いのは、孫﨑亨の『日本政府は「連合国最高司令官からの要求にすべてしたがう」こと、これが降伏文書の中身でした』という解釈である。
孫﨑亨が示す、公式文書的解釈ではそう解釈するのは無理筋なのに、実態的にそうなっている。
それは、広範囲に密約が存在していることを暗示している?

孫﨑亨流の解釈は、文章的に論理の飛躍はあるものの、「連合国最高司令官からの要求にすべてしたがう」という考え方は日米安保条約締結以降も引き継がれた、矢部宏治の漫画的解釈ではそうなる。

岡崎久彦は、「吉田茂とその時代」にて、サンフランシスコ講和条約締結の当事者だった吉田茂について、かく指摘している。

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382頁

九月八日、サンフランシスコのオペラハウスでの調印式での調印式で吉田茂は、講和の受諾演説を読みあげた。これもアメリカ側との事前の協議を経たものであり、「この条約は公正にして史上かつて見ざる寛大なもの」と述べている。
しかし、じつは吉田は全部読んでいない、吉田はのちに「いやいや我慢しながら読みつづけた」と述懐している。演説の途中で早口になり、ついに一節をとばした。吉田は「初めは真面目に読んでいたけどね。途中、議場に並んでいる者は誰も日本語が分からないと思ったらつまらなくなってとばした」と答えたという。
自分が日本の将来を思って心血を注いで書きあげた演説ならば、とばし読みなどはとうてい考えられないことです。
これが歴史を終わらせるための、最後の屈辱的なパファーマンスであった。

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不自然かつ意味ありげな書きぶりである。「吉田茂とその時代」は、「後遺症の払拭にはまだ五十年はかかる」(同415~420頁)と次世代の人に戦後の最終処理を期待する内容で締めくくられている。

岡崎久彦は、肝心なシナリオはボカシつつ、次世代の人に向けて必要な情勢分析は行ったようである。

最後に、外交官出身の1人の言論人、佐藤優について述べたい。

雑誌記事を眺めると、もはや工作員であることを隠そうとしなくなったようである。

―― 参考情報 ――――――――――

【SAPIO】沖縄が日本から独立する可能性は十分にありえる
http://hosyusokuhou.jp/archives/48798536.html

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佐藤優は、月に一度中国大使館に招集される言論人ではないか?という疑問が湧く。

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サルでもわかる 日本核武装論 田母神俊雄

72~73頁

七十数名の”文化工作員”

日本社会には、大学教授とか評論家、ジャーナリストに名を変えた確信犯的な中国の工作員が七十数名浸透していて、この人たちは月に一度、中国大使館に招集され、知識人という立場で自分がなした成果を報告するそうです。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

この方、鳩山由紀夫首相ヨイショ時代から変だった。私は、その時点からロシアのス●イであろうと見ていた。

―― 参考情報 ――――――――――

鳩山一族以外にソ連のエージェントだった自民党の大物がいる?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-452.html

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民進党にも、佐藤優のお仲間がいるようだ。

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http://www.nikaidou.com/archives/93321

モナ党結成?

 2017/08/04 23:01
お金はどこが出すのかなー?
ロシア?まさかロシア?通行証持たせてたロシア?

ロシアなんだろうなあ。
あと、とある静岡の学校法人ね(笑)
調べてみんしゃい。ふふふふふ

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

本稿では、

馬淵睦夫
村田良平
岡崎久彦
孫崎亨
佐藤優

5人の外務官僚に係わる人物評価について述べさせていただいた。
馬淵睦夫、村田良平については、読むに値する内容だと思っている。岡崎久彦については、これまで愛国国益派に見えたが、本稿での分析をきっかけにエージェントだったのではないか、という評価に変わりつつある。

尊敬したいと思っていた人が実はそうではなかったことは残念なことである。
これも敗戦国民が味わう、屈辱の一つとして受け入れるしかあるまい。

以上

テーマ : 情報の後ろにある真実 - ジャンル : 政治・経済

06:51  |  言論人  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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