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2017.06.07 (Wed)

レベルの低い批判では話にならない


拙ブログは、批判文しか書けない(書かない)言論人を批判している。
言論人として、スキル的に問題があるという意味においてである。



批判するだけなら何もいらない、これは事実である。
提言するのは本当にしんどい。
そういう点で、評論家は気楽な商売である。実施計画ないし実績が揃うまで、ダンマリできる点において…………

世の中で、最も不要なのはテレビ番組のコメンテーターではないかと思っている。



さて、産経は、民進党関係者について、「批判」のレベルが低すぎると批判している。

―― 参考情報 ――――――――――

蓮舫代表に元首相、元総裁…「批判」のレベルが低すぎやしないか
http://www.sankei.com/politics/news/170603/plt1706030003-n1.html

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ここで指摘される、批判のレベルが低すぎるとの指摘、実は双方向で対等な議論における批判ではない。

一方通行状態が許される状況での批判である。

感情論丸出し、決めつけでの批判の世界である。
自分が批判された場合の回答を準備していない。



長尾たかし議員は、野党の対応を眺め、反対を貫くことだけが、野党の存在意義なのか、問題提起している。

―― 参考情報 ――――――――――

反対を貫くことだけが、野党の存在意義なのでしょうか??
http://blog.goo.ne.jp/japan-n/e/67d1c067c91a5bcec682e159e5a14fd2

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自民党の石破茂は、党内の憲法の議論に注文を付けている。

―― 参考情報 ――――――――――

石破茂前地方創生担当相ますます孤立 党改正推進本部幹部会、「対案」なく異議ばかり
http://www.sankei.com/politics/news/170606/plt1706060053-n1.html

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本来は、そうあるべきだ。が、当事者としての石破茂は、韓国のマスコミに報道された慰安婦問題の件、外交的決着した日本政府、政府与党議員の認識すらない、とんちんかんな発言をしたとされる。

―― 参考情報 ――――――――――

【韓国】石破茂「日本、韓国納得するまで慰安婦謝罪すべき」
http://milfled.seesaa.net/article/450168805.html

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石破茂本人は韓国紙の報道を否定している。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://www.sankei.com/politics/news/170524/plt1705240033-n1.html

韓国紙、自民・石破茂氏が「納得得るまで日本は謝罪を」と述べたと報道 本人は「謝罪」否定

 韓国紙の東亜日報(電子版)は23日、自民党の石破茂前地方創生担当相が慰安婦問題をめぐる平成27年の日韓合意に関し「(韓国で)納得を得るまで(日本は)謝罪するしかない」と述べたとするインタビュー記事を掲載した。

 記事は、石破氏が日韓合意に反する発言をしたと受け取られかねないが、石破氏は24日、産経新聞の取材に「『謝罪』という言葉は一切使っていない。『お互いが納得するまで努力を続けるべきだ』と話した」と述べ、記事の内容を否定した。ただ、抗議はしない意向という。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

否定するなら抗議くらいすべきだ。
政府が締結した外交文書について、一議員が、ああでもないこうでもない、自分の意図と異なることを報道されたことよりも、安倍政権が締結した日韓合意を壊したくて、石破茂はこう発言したのではないのか?

だとすれば、一国民として、石破茂が自民党内の憲法改正議論にこだわるのと同様、石破茂の公的発言すべてについて、石破茂が党内議論で求めるのと同じ精度で「厳密に」追及しなくてはならない。

石破茂は、国民から見て、どれだけとんちんかな発言をしているようにみられている認識があるのだろうか?
時折見せる顔の表情を含めて、こんなとんちんかんな議員、国会議員にふさわしいとは思えない。



見方を変えたい。

「皇室消滅」(渡部昇一、中川八洋)にて、中川八洋は、民族系論客の批判スキルのなさを酷評している。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

28~29頁

中川八洋

「有識者会議」の報告書について、「たった十カ月で書き上げた」「不十分な審議」だとの、的外れの批判が民族系の論客に目立ちます。何とナンセンスで馬鹿馬鹿しい批判であることか。現実を知らないものの”無知な戯言”です。そもそも、何事であれ、内容を批判すべきで、かかった表向きの時間など批判の対象にはなりませんよ。
実際には、『報告書』は、「二○○一年四月から」ですから、四年半の歳月をかけています。十カ月ではありません。文章は高校生レベルだから、一見やっつけ仕事のように見えますが、怖ろしい天皇制廃止のマニュアルとしては、論理明快で、これ以上何もつけ加えるものはない、出来栄えです。

もし問題としたいのならば、あらゆる詭弁と歪曲が、ふんだんに駆使されている『報告書』の内容を攻撃し、具体的に突き崩すべきです。とくに、正常な憲法学説を天皇させた、妄論狂説の”狂った憲法学説”を展開しているのが『報告書』です。これを、正しい憲法理論で粉砕すべきでしょう。
また、『報告書』には、暴力革命時の血腥い雰囲気すら漂っています。天皇・皇族に対する殺意です。批判すべきものは、このような核心部分なのに、民族系論客は、これらを批判することがさっぱりできません。民族系論客の質的劣化は、目を覆うばかりです。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

では中川八洋自身はどうやっているのか。
中川八洋は、上記に書いてある趣旨に沿って実行している。「悠仁天皇と皇室典範」という本にて、憲法学者の重鎮、園部逸夫、横田耕一たちの、(とんでもない)教説をきちんと読み、分析して、ぶった斬っている。

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批判の手法、論法が、とにかくすさまじい。
園部逸夫、横田耕一たちが心酔していたであろう、ルソー、マルクスなどを熟知、その思想的根源までも批判しているのである。
この本を読めば、スキル不足の保守系言論人と中川八洋自身を比較すると、(中川八洋から見て)スキル不足続出している保守系言論人の意味が理解できる。
文章量、論理、これだけ圧倒的な「批評」を私は初めて読んだ。
おまけに、中川八洋は航空工学専門である。元々の専門を乗り込えて果敢に挑戦している姿勢、アッパレと言うしかない。



私は、一般の文系学者たちのスキル不足を指摘するのである。
中川八洋以上に切り込んで批評・提言する、保守系文系学者の不在を、私は指摘している。



私は、錯乱癖がある、あの方に申しあげたい、日韓合意したのを「許せない」、よって反対、安倍談話についてもどちらかと言うと否定的な部分があった。超有名ブロガーも同調した。
こういう批評に対し、私が思うに「分析」が足りないと思う。結論を急ぎ過ぎているか、感情論で結論を出す癖が抜けていないと言いたい。

ここでいう「分析」とは、多面的に行うことであり、分析結果をそれなりのボリュームで文章化することである。
ツイッターなどで「私は反対だ」と、述べる言論人をみかけるが、みっともないからやめて欲しい。原稿でメシを食っている「プロ」だという自覚あるなら、我々レベルからみて、さすがだと思える手本としての文章と論理と根拠を、それなりの字数で示していただきたい。

そういう意味で、中川八洋の「悠仁天皇と皇室典範」は、批評手法・批判テクニックの最高峰の位置づけとなるのである。



批判文しか書けない(書かない)言論人の皆様、この意味おわかりであろうか?

プロだと自覚あるなら、プロの作法でお願いしたいのである。
それなしに、ツイッター程度の字数にてああだこうだでは、中川八洋が指摘するように「私は劣化言論人です」と宣伝しているとしか、言いようがないのである。

―― 参考情報 ――――――――――

全方位的な「情勢分析」の必要性について
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-428.html

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以上

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2017.05.01 (Mon)

「民共合作」  あの事件からヒントを得て政権打倒工作を目論んでいる!?

本稿、試論である。こういう考え方、こういう見方ができるかもしれないという前提の「作文」である。


前稿では、「民族自決」が、「共産主義思想」と「帝国主義思想」の思想的接点となっていることを示した。

「共産主義思想」と「帝国主義思想」の思想的接点
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-445.html


ここで、ある重要な指摘をしたい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E6%97%8F%E8%87%AA%E6%B1%BA

民族自決

ヨーロッパにおける民族自決 (1920年)
民族自決(みんぞくじけつ、self-determination)とは、各民族集団が自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織、政治的運命を決定し、他民族や他国家の干渉を認めないとする集団的権利。民族自決権ともいう。

歴史

既にレーニンが唱えていた[1](平和に関する布告)が、アメリカ大統領・ウィルソンが「十四か条の平和原則」で提唱し、ヴェルサイユ条約での原則となり、その後の民族独立の指導原理になったとされる。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

ベルサイユ条約が締結された時代、共産主義を学ぶ一方、ウイルソンが「十四か条の平和原則」にて、レーニンが唱えた「民族自決」を取り入れたことで、共産主義的理論を以て、帝国主義国家を動かせる可能性に気づいた人物がいるのではないか?

ある本には、こう書いてある。


||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

8~9頁

謀略コース・敗戦革命ーこれで、政治謀略、思想謀略の戦術体型は出来たが、具体的にどんな手を打つか。

第一に、軍閥に理論体型を与えて政治の実権をにぎらせる。そして議会と政党を骨抜きにする。
第二に、官僚を軍部に同調させ、権力専制政治を強行させる。
第三に、これは第一の問題と不可分の関係だが、日華事変を長期戦に追い込むために蒋介石との和平交渉を遮断する楔として日本のかいらい政府をつくらせる。
第四は、米英をして日本の軍事行動に干渉せざるを得ないような方向に日華事変を向けて行く。
第五に、日米を絶対に妥協せしめない政治的、経済的、軍事的条件をつくる。

論理の魔術ー見後の謀略コースを軌道に乗せるために、次の如き巧妙な論理の魔術、即ちわれわれの謂うロジックのマジックを展開する。

一、先ず満州事変から日華事変に発展した大陸進出政策の合理性と進歩性を歴史的に理論づける。
二、現状維持と現状打破ー旧秩序と新秩序の対立を世界史的に理論づけ、国際社会と国内社会に共通の理念として展開する。米英的旧秩序の打倒、資本主義的現状維持の妥当。
三、新しい戦争理論の創造ー侵略戦争の理念的裏付け…即ち帝国主義の揚棄、非賠償、非併合、新秩序建設、植民地解放戦争の理念的裏付け。
四、戦争に勝つためにーを至上命令として押し出し、一切の不平不満を押える。
五、自由主義、個人主義、営利主義の否定。犠牲的愛国心の強制。
右の各条項を、忠実に、巧妙に、大胆に、しかして最も精力的に実践すること、これが真実のコムミニストの任務だ。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

共産主義思想と当時の帝国主義思想が表裏一体の関係にあったことがわかる。国家指導者は、意識し、あるいは無意識に共産主義理論に誘導されたと解釈できるのである。
著者は、戦時中に国会の委員会で、上記分析を披露したと指摘、近衛上奏文は、上記分析が表面化してから、出されたものと解することができよう。

その本とは「戦争と共産主義」、著者は三田村武夫。
 


ここで、一連の論理の魔術を駆使し、数々の謀略工作をデザインした言論人が実在した。

知っている人は知っている。

その人物とは、ゾルゲ事件のあの尾崎秀實である。尾崎秀實は、ベルサイユ条約締結された、二十歳前後、共産主義のシンパだったそうだ。


尾崎秀実
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E5%B4%8E%E7%A7%80%E5%AE%9F



見方を変えたい。
現在の政治状況に、「戦争と共産主義」の秀逸な分析を当てはめたい。

民進党と共産党の選挙共闘、民共合作については、失敗に終わると予想するが、民進党、共産党それぞれに焦点を当てれば、

国会大、マスコミを駆使した、数々の謀略工作は民進党が担当
論理の魔術的部分は当然のことながら共産党(共産主義)が編み出す

という分担となっているのではないかと推定してしまうのである。



ただ、「日本死ね」程度のネタを繰り出す、民進党ガソリーヌ山尾などは、上述の尾崎某と比べれば、言っていることが餓鬼の強弁に過ぎず、
程度の低い「謀略にもならない」工作を試みていると解することができる。

元検察官にしては、品格、言動、含めて、非常にお粗末。
政治屋ガソリーヌ山尾に必要なのは、命の母Aであろうという指摘に納得するのである。

―― 参考情報 ――――――――――

“そもそも”「命の母」は、山尾志桜里議員のようなお方が服用なさるものでしょう
http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/b555ca353d746c2606a880075a267d01

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最新情報によれば、ガソリーヌ山尾は検察官の経験ある人物として、ふさわしくない発言も飛び出している。

―― 参考情報 ――――――――――

元検事の山尾志桜里、テロ等準備罪は密告を推奨するからダメという驚天動地
http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-2694.html

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当時の検事総長にお聞きしたい。ガソリーヌ山尾は検事在任中、検事としては最低レベルの人事評価ではなかったのか?

元検察官ガソリーヌ山尾のとんでもない言動などから、他にも同程度の見識しかない検察官がいるだろうと予想すると同時に、田母神裁判の対応経過を通して知る検察官たちの(言動、素行)実態に無関心ではいられなくなるのである!

以上

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