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2017.05.16 (Tue)

今上陛下靖国参拝のシナリオ ローマ法王来日が鍵?

ここ暫く、神道ネタが続いている。
意図がわからず、退屈されている方がおられると思うが、今上陛下靖国参拝シナリオを見出したので、このテーマにこだわり続けたのである。


そのシナリオとは、今上陛下靖国参拝の障害となってきた、キリスト教的価値観での政教分離の概念の正統性検証に遡る。

GHQの勘違いが証明され
かつ、アメリカ国内での政教分離実態が日本のキリスト教会が主張しているものほど厳格でないこと
かつ、日本の神道が、キリスト教ほど侵略的でも攻撃的でも排他的でもないこと

が確認されたことによって、
日本のキリスト教会の政治的主張(靖国・政教分離問題)は、完全に正統性を失ったと考えるに至った。

―― 参考情報 ――――――――――

キリスト教的価値観で政教分離を語る問題
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-470.html

―――――――――――――――――

さらに、靖国問題、神社訴訟を提起してきたキリスト教会が、政治活動に明け暮れている面などから
政教分離を語る(道理的)資格がないと考えるに至った。

―― 参考情報 ――――――――――

キリスト教的価値観でみて「皇室祭祀」は宗教活動にあたるのか
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-471.html

―――――――――――――――――


これだけの話を以て、今上陛下靖国参拝が可能であるかというと、妨害してきた勢力が妨害しにくい筋道を見出したに過ぎない。
しかるべく配役と口実が必要になる。

具体的に考えたい。

実は、今上陛下の靖国参拝を実現する口実となりうる事案があるのだ。これら三つの事案を一つのものとして眺めると、今世紀最大と言っていいくらいであり、この三つの事案を逃すと、後の今上陛下の靖国参拝のタイミングが失われる、そう考えるのである。

一つ目は、トランプ大統領の訪日。

水間政憲は、トランプの靖国参拝を促す呼びかけを継続中である。井上和彦も同意見である。

―― 参考情報 ――――――――――

超拡散宜しく《トランプ大統領に靖国神社への参拝を要請してください。送付先・文例あり》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-2413.html

トランプ大統領にぜひ靖国神社の参拝を 同盟強化が歴史戦を封じ込める ジャーナリスト・井上和彦
http://www.sankei.com/column/news/170217/clm1702170005-n1.html

―――――――――――――――――

トランプ大統領の靖国参拝、それは安倍首相が参拝に同行することを意味する。
参拝に併せて、安倍首相が談話を発表すれば、「以降の首相の靖国参拝に係わる国内的な障害は完全に消滅する」可能性が十分にある。

既に昨年、真珠湾において、オバマ政権最後の日米の外交イベントとして、和解の儀式が執り行われた。

残るは、アメリカ退役軍人と日本の遺族会による靖國での合同慰霊祭となる。

拙ブログは、トランプ大統領訪日に合わせた、靖国参拝イベント実現の可能性を指摘した。

―― 参考情報 ――――――――――

稲田防衛大臣の靖国参拝の政治的意味  「次は靖国で会おう」
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

―――――――――――――――――


二つ目の事案とは、ローマ法王の来日である。既に、ローマ法王の広島訪問要請が為されている。

―― 参考情報 ――――――――――

日本が「法王の訪日」に期待すること
http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52173951.html

―――――――――――――――――

広島だけ訪問して、靖国の慰霊祭に参加しないとは考えにくい。

GHQ占領時代、ローマ法王は、靖国の存続に重要な役割を果たした。
バチカンは靖国参拝について、靖国に否定的なGHQに対し、その動きを阻止してきた経緯がある。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

天皇の祈りはなぜ簡略化されたか 宮中祭祀の危機

斎藤吉久

122頁

靖国参拝を認めたカトリック教会
カトリックの総本山であるバチカンは、唯一神信仰を侵す異教崇拝というような見方をせずに、一九三六(昭和十一)年の布教聖者の指針で信徒が靖国神社の儀礼に参加することを明確に認めます。そしてさらに戦後も一九五一年の指針で追認しています。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

ローマ法王が伊勢神宮訪問を含め、神道関係者と会談の場を持つことは非常に重要なこととなる。

何らかの口実で、ローマ法王靖国参拝実現することができれば、法王に同行するにふさわしい方は、今上陛下以外、私は思い浮かばない。

三つ目の事案は、東京オリンピック。世界中の人々が、日本そして東京に注目するタイミングでのアナウンスメント効果は絶大である。

もし、和解のためのイベントを執り行うとすれば、これ以上のタイミングはないとも言える。

日本のキリスト教会が問題視してきた政教分離問題に正統性がなく、
かつ教会施設内で政治活動に明け暮れる実態などから日本のキリスト教会が神道、皇室を問題視する資格がないことを考慮すると、参拝の障害は取り除かれつつある。

トランプ大統領、ローマ法王といった、これ以上ない、影響力ある方々の来日も確定した。
配役が揃ったのである。
世紀のイベントである東京オリンピックもスケジュール的には確定した。

つまり、今世紀最大といってもいいくらいの、配役、イベントが同時期に揃い、戦後最大規模の、和解のための歴史的イベントが開催可能なことを意味する。

もし、ローマ法王とトランプの訪日が重なり、ほぼ同日に、東京に滞在する日程となった場合、

お二方が揃うことは、日本は首相、そして今上陛下が、外交対応することは当然であり、滅多にないことであるがゆえに、戦後最大の慰霊のイベントの口実が生まれやすくなる…………
何が何でも、お二方の靖国参拝を実現するしかないだろう。


それ以外何があるというのだ!

神道に係わる歴史的経緯、政治状況を調べていくうちに
一致団結すれば、今上陛下の靖国参拝は実現の可能性大であることを報告し、本稿を終える。


以上

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2017.05.11 (Thu)

「生前譲位」を巡る政権と陛下の暗闘 勝敗結果

「生前譲位特例法」、19日に閣議決定見通し、との読売報道を先ほど読んだ。

生前譲位特例法、譲位施行日は公布後3年以内だそうだが、私は、概ね公布3年後と読む。
つまり、3年は譲位できない可能性がある。
譲位日は、年度替わりの4月1日あたり?

3年間は長い。今上陛下は3年先の譲位となることを予想したのであろうか?
譲位前提なのであるから、憲法違反と批判されるような言動もうっかりできなくなる。
譲位後も含めてである。

さて、今上陛下の一連の生前譲位に向けたご発言、安倍首相の改憲意欲を削ぐことを意図したものであった可能性がある。

譲位に係わる今上陛下のお言葉が、改憲議席を獲得した、参議院選挙直後に始まったこと、その後、(有識者会議による検討を催促すべく)皇室側から世論誘導を意図したマスコミ工作が何度か仕掛けられた。

要するに、今上陛下は「隠れ護憲派」として、衆参の議席を以て即改憲実現に向けて動きだそうとした安倍首相に、とりあえず「改憲手続きに待った」をかけるべく、その口実として機能する「生前譲位」を唱えられ、ああいう手法を編み出し臨まれた、と解することができる。

しかし、5月3日の安倍首相の改憲方針表明によって、安倍政権側が受けた打撃は皆無であることが判明した。今上陛下による、改憲論議の引き延ばし工作は、当初予想したほど影響はなかったのである。
加えて、安倍首相が、(公明、民進、維新の改憲派議員に配慮した)加憲的視点での改憲方針を意見表明したことで、今上陛下は、護憲についての口実を完全に失った?と見ていいだろう。


簡単に書くと、政権は、生前譲位は受入れるが、それ以外は、政権側のシナリオで事は進んだことになるのである。


そもそも生前譲位特例法は、変な法律である。どうやって文案化できるのか、不思議でしょうがなかったが、今日の読売報道を読んだ印象となるが、この特例法は、譲位される陛下の呼称以外、目新しいものはない。

生前譲位特例法については、秋篠宮家支持派は総じて反対であろう。私も基本的に反対だ。が、誰も生前譲位特例法の代案とその意図を文章で示さないのであるから、結果、政権の意のままになることを否定できない。

我々は、批判文しか書けない(書かない)習性を改める時がきている。

ちなみに、生前譲位特例法はパブリックコメントの対象外の扱いとなったようだ。政府案が示されてから、意見表明しようと考えた方(私を含めて)、出鼻をくじかれたようだ。


一方で、政権は、生前譲位に係わる国内世論の分断を最小限に抑え、閣議決定するところまで来た。国内世論の分断を押える中で、支持率を確実に維持・上昇させ、支持率60%近い政治状況で5月3日に改憲意思表明……………

なかなか巧みな政権運営と言わざるを得ない。
途中、蓮舫民進党代表の二重国籍事案が表面化したが、これに飛びつかず、ネチネチと責めつつひたすらやるべきことをこなす(演技として)………………これも政治の技術の範疇に入るだろう。



こういう見方もできる。
生前譲位特例法の公布後、最長で3年間は譲位が為されない、そのことは、皇太子と雅子妃にとっては今後3年間、今まで楽をしていた分、最大で3年間楽することが許されない「苦行モード」に突入することを意味する。
3年は長い。始終、言動と素行が監視され、場合によっては拡散・炎上する事態を招くことが予想される。

これを政治的決着に係わる勝負事として扱った場合、

すなわち、安倍政権対今上陛下の、生前譲位を巡る暗闘について勝敗をつけた場合


●今上陛下の生前譲位は、お言葉発言と一連の世論工作によって、実現する見通しを得たものの(政権側からみて1敗)

◎5月3日の首相の改憲方針表明によって、改憲時期引き延ばし工作は失敗に終わり(政権側からみて1勝)

◎公明、民進、維新の改憲派議員に配慮した、加憲的視点での首相改憲表明によって、今上陛下は憲法について語る口実を失い(政権側からみて1勝)

△生前譲位の施工日が公布から3年以内となっている関係で、生前譲位特例法によって、下手をすれば譲位が3年先となり、その間あらぬ事態(陛下の薨去、替え玉皇族や小和田某事案が表面化)となることも予想される。公務手抜きや宮中祭祀のサボリなどへの批判は激化するだろう。(政権側からみて1勝か1引分け)

勝敗結果として2ケース予想する

―――――――――――――――――

・陛下が薨去された場合、替え玉皇族の存在、小和田某事案が表面化した場合など、生前譲位できなくなった場合は、政権側の3勝1敗

・生前譲位できたにせよ、公務手抜きや宮中祭祀のサボリなどへの批判は激化すると予想した場合において、政権側の2勝1敗1引分け

―――――――――――――――――

勝敗結果は、2ケースのうち、どちらかとなるのではないか。

むしろ、

◎譲位を表明された以降、陛下のお立場として(安倍政権と対峙する意図での)政治発言がしにくくなった
◎譲位日が政令にて決定される関係で、陛下は譲位日について公に言及しうる可能性がないこと(その点において陛下は政治的に不利)
◎加憲的視点での首相改憲表明によって、憲法改正について陛下が何かを述べる口実が完全に失われたこと
は、陛下とて認めざるを得ないのではないか、という結論に至るのである。

以上

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