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2019.01.24 (Thu)

「心構え」が必要なのは「言論人」の方なのではないか

「心構え」ができている人、できていない人に対する評価は、人それぞれ。
私は、私の価値判断を読者に押し付けるつもりはない。


本稿、心構え的に未熟な言論人が増えていることを危惧した、言論人を対象とした「心構え論」
政治に関心を持ち始めた過去十年間の間、味方だと思ってきた言論人から、心構え論的な話ばかり聞かされてきた。本当にウンザリしている。

本稿は、暴論かもしれない。が、心構え的にいい加減な言論人が増えているようなので、書かざるを得ない。
本稿は、特定の言論人を誹謗中傷することを意図していない。あくまで心構えとしてどうか、さんざん聞かされた「心構え論的視点」で論点整理を試みたものである。




■仕事に対するそもそもの心構え

民間企業的発想で言うと、給与とはやりたくない仕事をやったことに対する報酬であると思っている。学者たちは、「学問の自由」という原則論に護られ、やりたくない仕事をした経験がないため、苦労知らずの人が多い。また、学者たちは、法律を知らない。特に知らなすぎるのは、業界法。業界法と許認可実務の関係を知らなすぎると言いたい。
たとえば、本省の課長からのそれなりの企業役員に対する電話通報によって、それなりの企業の役職者が合理的根拠なしに左遷される実態が各業界であったことを知っているのであろうか?これは、官尊民卑の悪しき実態の一例である。
仕事らしい仕事をしていない、文系大学教官たちに、労働力不足対策を(仕事上の義務として)検討させたり、人手不足の介護事業に転職を促すことは国家経済的に必要ではないか。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1266.html

文系学者(特に移民、労働問題を扱う人)も対応に当たらせる

組織構造の見直しなど、移民受け入れを阻止(もしくは制限)する術を講じる必要がある為、ある程度文系学者(労働問題、移民問題を取り扱える人)らにも対応策を考えさせるように、「仕事をさせる」必要があるのではないかと思います。

文系と言っても社会的需要によって「教官ポスト」の「増減」を必要があると思います(特殊な人間にしか分からない上に、需要も少ない分野(文学、芸術など)で、無意味に教官ポストを増員する必要性が無い為)。

役に立たない(学問的な活動をしていない、能力がないと思われる)文系学者の大量リストラを兼ねて、これらの分野の増員を図るわけですね。

西 | 2019.01.17(木) 02:40 | URL |

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

似たようなことは、ジャーナリスト、マスコミ界で仕事をしてきた人たちに当てはまることである。
はっきり書くと、彼らは訓練不足なのかもしれないのである?!




■原稿内容に係わる心構え

櫻井よしこなど、名の知れた言論人の作文は一様に流麗。文章的には素晴らしいものの、内容がない。だから具体的にどうなのか。手段、手順、計画について決して語ることはない。流麗な文章に愛国官邸スタッフが心動かされたにせよ、稟議書として起案するにふさわしいキーワード、シナリオを見出すことは稀だ。

麻生副総理は、新聞を金を払って読む必要がないとしている。

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2019011400638&g=pol

麻生氏が新聞批判「読む人の気が知れない」
2019年01月14日19時54分

 麻生太郎副総理兼財務相は14日、福岡県直方市で講演し、4月の同県知事選に関連し「(県内で)伸びているのは福岡市だけ。行政としていかがなものか」と述べ、3選を目指す小川洋知事の県政運営に疑問を呈した。その上で「私の言っていることを新聞記者は(2016年の)衆院福岡6区(補選)の恨みつらみと書いている。その程度の分析力だ。そんな新聞にお金を払って読んでいる人の気が知れない」と述べた。

【点描・永田町】“元悪代官”大島議長の警鐘

 16年10月の福岡6区補選をめぐっては、麻生氏らが支援した候補について小川知事が中立の立場を貫き、応援しなかったことから、両氏の関係が悪化したとみられている。(2019/01/14-19:54)

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

新聞で読む論説記事、そもそも金を払って読むほどの価値がある内容なのか、疑うレベルのものが多い。新聞記事で一番読む必要がないのが、ジャーナリスト・大学教官が書いた論説記事であると思っている。法律を知らず(業界法)、実務を知らない(官界、民間企業)人に、世の中の仕組みを変えるにノウハウがあると思えない。



■批判についての心構え

ある言論人が、家庭内暴力事案で逮捕されるに至った事案があった。この事案について、「他人の不幸は蜜の味」的感覚で、馬鹿丁寧にツイッターで繰返し拡散活動されていた言論人がいた。
私は、この行為のせいで、いまだにこの言論人の言動には、裏があるのではないかと勘ぐっている。
批判するなら、合理的根拠と合理的な理由を示し、客観的に書くべきことだ。執拗な個別批判は、批判した側に跳ね返るということ。



■塾を開催する場合の心構え

塾の名は、間違っても諸外国が使う蔑称を用いてはならない。また、塾を名乗る以上、教えることが、初心者レベルであってはならない。当然の事ながら、あちこちでちょろまかしをやるような人が「日本の心」みたいなことを語る資格はない。




■批判スキルしかない言論人に対する心構え

批判だけし、あるいは問題提起だけしておいて、後始末しない言論人が増えている気がする。
在日特権問題が該当するはずだ。
煽動家と言われないためにも、扱った事案についてねちっこくかつ誠実に扱うべきだ。
こじれつつある日韓の外交関係について、名のある言論人で、具体的制裁措置について言及した人は何人いたのか?
そのうえで、制裁なしで日韓が外交関係維持する場合の条件をどうするのかの言及もないようだ。
私は、あの大統領の弾劾と訴追が、制裁なしとすることの条件とすべきと思う。
とにもかくにも具体的内容が伴わない言論活動には幻滅しつつある。



■大学中退の言論人に対する心構え

どうも言論人の中に、大学中退者が続出している気がする。社会人の評価として、大学中退は、普通一般的には致命的である。地道にコツコツやることを嫌う、我慢が足りない人物と評価される。
大学中退者は、そういう評価とならないために、我慢が必要である。ヤンキー先生は、いい手本となるはずだ。



■職歴が中途半端な人に対する心構え

人生、定年まで勤めあげるべきだとは思わない。70歳を定年とする企業に勤めても、残り少ない老後は抜け殻みたいな人生になってしまう気がする。ただ、職歴において中途半端なことは問題だと思う。仕事上、こんなことをやったという武勇伝の一つや二つは必要なことだ。
もちろん、言論人として、政府委員みたいな仕事を途中で投げ出したりすることは、特に問題視されるべきこと。
悪くとると、我慢が足りない、建前が理解できない、業界法等、法律が理解できない未熟な社会人と思われてしまうからである。



■早口が止まらない言論人に対する心構え

演説の弁士などで登場される有名な方の中に、早口で喋りだすと止まらない方がおられる。政治の世界では早口はご法度。有名な政治家であればあるほど、簡明な言葉でゆっくりと喋る。サッチャーやレーガンの演説は特にそうだった。大嫌いな政治家、石破茂でさえ自民党総裁選ではそう振る舞ったことを参考としたいものである。



■肩書表記に関する心構え

結構な数の歴史書を書いた、渡部昇一は、晩年、歴史書のまえがき、あとがき等において、自身は歴史の素人であるとことわって書いている。あれだけ多量の歴史書を出版している、倉山満でさえ、自身の肩書について、精緻に規定している。

―― 参考情報 ――――――――――

肩書を追加します
https://office-kurayama.co.jp/?p=3515

―――――――――――――――――
歴史家であると自称するなら、この謙虚さを見習うべきだ。




■公私混同についての心構え

肩書を得たならその肩書にふさわしい言動を心がけるべきだ。これは常識である。
代表を務める団体組織の公式HP等において、汚い私語が並んでいるのをみると、この代表者は公私の区別がついているのか、いささか心配になる。要するに、子供っぽい人という評価となる。
そもそも社会に貢献する目的での、公的肩書を得たなら、その団体の活動目的に沿った、「オフィシャルな言葉遣いでの言動」を心がけることは、ビジネス社会の常識と思う。公的肩書を得た以上、言論活動上の持ち場(分野)をコロコロ変えることは、軽薄な人物であることを意味する。その点、日本会議関係者は、余計な言動はしないように見える。



■本を書くにあたっての心構え

本のタイトルは、身の丈にあったものにすべきだ。どの分野であれ、実力も実績もない人が、公的機関がつけるようなタイトルをつけるべきであろうか。普通は、出版社の編集者が著者に咎めることである。
特に、歴史を扱う場合、内容的に、歴史書として扱われるべきなのか小説なのか、はっきりしないのは入り口論的に問題である。小説ならば、タイトルに「小説、、、」とつけるべきだし、エッセイなら、副題にて「、、、に係わる私見」などと付記すべきだろう。
また、諸外国との外交関係悪化に伴い、自国不利となるようなタイトルの本は、どう扱われるべきであろうか。韓国側に非がある事案で韓国政府の各階層が日本に謝罪を求めつつある状況において、「謝ろう」などとする趣旨の本は販売されるべきものであろうか?
心構えがしっかりしている言論人なら、進んで自国民を惑わせるようなタイトル、自国が不利となるようなタイトルを敢えてつけるはずはない。



■歴史書を書くにあてっての心構え

歴史書を書きたいなら、似たような内容の歴史家の本を参考文献として示すのは当然のこと。特定の時代にこだわって書きたいなら、歴史学の基本を押さえないと、歴史の素人と批判されることになる。
結構な数の歴史書を書いた、渡部昇一は、晩年、歴史書のまえがき、あとがき等において、自身は歴史の素人であるとことわって書いている。遺作の「渡部昇一の少年日本史」のまえがき、あとがきも実に謙虚な書きぶりだった。私は、渡部昇一を尊敬している。
歴史書を書きたいなら、歴史書、ノンフィクション、小説の違いを分かっていて書くのは当然のこと。

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■後世に語り継がれるベストセラー本を目指すための心構え

本において、「まえがき、あとがき」の書き方は重要と思う。渡部昇一は、まえがき、あとがきを念入りに書いた言論人だし、どの本を読んでもなるほどと思うようなウンチクが、まえがき、あとがきに書いてあった。
渡部昇一の本を読む楽しみはそこにあった。
話題となったベストセラーの本のまえがき、あとがきはどうだったであろうか?
どれも薄っぺらい内容だらけのものではなかったのか?もちろん、小説を書く場合は、まえがき、あとがきは重要視されない。
困ったことに、「小説の如く書き綴り、実話小説として、事実である」と、とある本の著者たちは主張されている。

―― 参考情報 ――――――――――

「不死身の特攻兵」佐々木友次さんの悲劇はいつになったら歴史書レベルになるのか?
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-607.html

―――――――――――――――――

が、こんな書きぶりでは、後世の歴史研究者を迷わせるだけである。司馬遼太郎が書いたものを歴史書だと勘違いされる方が今だに多いようだが、あれは、「歴史上の人物を素材とした小説」である。歴史書ではない。





まとめに入りたい。

政治に関心を持ち始めた過去十年間の間、味方だと思ってきた言論人から、心構え論的な話ばかり聞かされてきた。
対して、拙ブログは、「官界での稟議書の起案行為を想定」した、方法論に係わる提言ものを増やそうとしている。戦後政治を変える(=戦後レジーム脱却を加速させる)ためである。

方法論なき心構え論は聞き飽きた。
方法論なき言論人の話もたくさんである!

言論界が不毛な原因、なかなか結果を出せない根本的な理由、ほとんどは言論人それぞれのの心構えの次元の問題から発生しているためではないのか。

「心構えを語る言論人」というのは、裏返すと「語れるものが心構えしかない」ということなのではなかろうか。

以上
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06:44  |  言論人  |  コメント(0)

2018.12.29 (Sat)

言論人について 寸評

渡部昇一が亡くなり1年半が経過。言論界は様変わりした。


渡部昇一が得意としていた歴史分野について出版ビジネス的にチャンス到来ということで、通史本を発刊されている方がおられるが、歴史観としての歴史の虹、歴史研究スキルが伴っているのか、疑問に思う。
やるなら、渡辺惣樹のように、日本の「アメリカ史の歴史学者」たちをごぼう抜きにするくらいの史料準備、スキルを磨くべきだ。



以下、言論人それぞれについての寸評。




■やや批判的評価

・古谷経衡

今さら論評するまでもない。以下のとおり。

低能ペテン師!古谷経衡「韓国と中国と朝日新聞の3つが嫌いならネトウヨ、1個で好きならパヨク」
http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7338.html


・上念司
ライバル?三橋貴明の逮捕情報を周知することに執着した人。


・三橋貴明
純粋に経済のみに限定すべきと思う。重要なテーマで政治ブロガーとしては冷静さを欠いた見解がみられる。


・ケント・ギルバート
日産のゴーン逮捕事案、検察が恥をかくだろうというコメントに私は納得しない。専門性ある言論人かどうかはっきりしない。


・西尾幹二
年齢とともに、、、↓。仕方がないことではあるが。


・百田尚樹
焦ってあれもこれも手を出すべきではなく、コツコツやるべき。


・武田邦彦
最近の動画をみると、抽象論だらけで、、、


・水島総
ガス抜き的活動が得意?そもそも結果を出すつもりがない?。




■一応評価


・マトメサイト「保守速報」の管理人
頑張っていることは評価します。


・馬淵睦夫
プーチンよいしょがなければ評価したいところだが、、、


・竹田恒泰
良い意味で存在感が昔ほどではない??


・水間政憲
カネが先行する活動が目立ってきた?


・田母神俊雄
照射事案の件でのツイッターコメントに納得できない。半島事案に大甘でいいのか。裁判が一段落したので、何か目標設定し直していただきたいところ。


・中川八洋
能力的には、ダントツだが、文句ばかり言っていた一年。来年は、違った側面を見せていただきたい。


・有本香
批判スキルだけは評価するが。


・門田隆将
言いたいことはわかる。


・山際澄夫
主張には納得するものの、問題提起ものが多い。何か足りない?


・倉山満
有料サイトへの誘導が露骨になってきたのが気になる。出版するペースを落としより良質な本を出してもらえないものか。


・兵頭二十八
近年、スキルアップが目覚ましい。さすがだなあという記事が多い。冷静な筆致に注目。


・瀬戸弘幸
関西生コン事案で、今まで見てみぬふりだった都道府県警に喝を入れた意味は大きい。


・桜井誠
どこの自治体でもいいので議席がとれれば評価が変わる?


・宮崎正弘
10年前と同様、相変わらず、コツコツやっている。メルマガは必読。


・小川榮太郎
今、最も期待したい一人。ただ、読んでいて暗い気持ちになるのでなんとかして欲しい。


・加瀬英明
この人は、まだまだやれると思う。頭脳明晰な人。


・渡辺惣樹
アメリカ史の歴史書を書かせたら、本職の日本人の学者は誰も太刀打ちできない感じ。


・田中英道
専門の美術史を通じた論理的な歴史観は秀逸。


・茂木弘道
まともな歴史家という印象。百田尚樹が手本とすべき人では?


・池田信夫
相変わらずのマイペースぶり。悪い意味ではない。


・二階堂ドットコム
いつもどおりの、平常運転の一年。




以上

テーマ : 日本を正常な国に戻したい - ジャンル : 政治・経済

10:09  |  言論人  |  コメント(0)

2018.12.20 (Thu)

米中冷戦の深層を分析できない言論人たち

TBSサンデーモーニングの常連で重鎮的位置づけの寺島実郎が、「ロシア疑惑を通じて、トランプ政権に興ざめする米国民が増えているとの珍説」を開陳したので反論する目的で出稿することとした。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.yomiuri.co.jp/world/20181219-OYT1T50116.html?from=ytop_main2

米国内で「トランプ政権に興ざめ」…寺島実郎氏
 
2018年12月20日 00時03分
 
特集 深層NEWS
 
 日本総合研究所会長の寺島実郎氏と笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄氏が19日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシア疑惑で揺れる米トランプ政権について議論した。
  
 寺島氏は一連の疑惑を受けた米国内の状況について、「空気が変わってきた。トランプ政権に対する興ざめがあり、(疑惑が)インパクトを与えていると実感した」と話した。渡部氏はトランプ氏の心境を「余裕がないのでは」と分析し、「(国民の)視線をそらすために自ら大きな火種を作ってもおかしくない。怖いのはそれが『軍事的冒険』になることだ」と指摘した。
 
2018年12月20日 00時03分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



知ったかぶり?して語ることが大好きな、寺島実郎は、アメリカ中間選挙をどう分析したのであろうか?
下院では敗北したものの、上院については勝利、トランプは満足し、米中冷戦時代に向けて、対応強化したと私は解している。

一方、ナベツネは、米中冷戦?を、「(国民の)視線をそらすために自ら大きな火種」だとしている。



本当にそうなのだろうか?




―― 参考情報 ――――――――――

震え上がる習近平、ファーウェイ事件でわかった米国「中国つぶし」の本気度=江守哲
https://blogos.com/article/346027/?p=1

―――――――――――――――――



上記記事中にある一文に注目したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://blogos.com/article/346027/?p=2

スパイ行為がいずれ明らかになる
ファーウェイは制裁違反を否定してきましたが、これも難しいでしょう。それ以上に、これまでZTEやファーウェイが行ってきたスパイ行為がいずれ明らかになるでしょう。そうなると、両社とも経営を続けることはできなくなります。

米国はすでにその証拠をつかんでいます。米国の潜水艦の位置を中国が把握している、あるいは戦闘機の前に突然、中国機が飛び出してくる。

米国の軍事訓練のスケジュールを知っていないと、できないことばかりです。これで、米国が激怒し、調べてみるといろいろわかってきたわけです。

軍事技術が応用されたのが、今のインターネットであり、ハイテク技術です。これで米国が中国の遅れを取るわけにはいかないのです。ですので、中国をつぶすしかないわけです。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



近年、アメリカ海軍軍艦の鼻先で突如海面浮上した中共潜水艦のことが、ハプニングだとしてニュースになったことがあった。今は、それ以上の緊急事態レベルのことが起きているのでかもしれない。

寺島もナベツネも取材し、調べようと思えば、「米国の潜水艦の位置を中国が把握している、あるいは戦闘機の前に突然、中国機が飛び出してくる」とする情報に関する一次情報を入手あるいは、関係者に取材しうる立場にいるにしては、憶測で語っているように見える。



彼らが二人が、「米国の潜水艦の位置を中国が把握している、あるいは戦闘機の前に突然、中国機が飛び出してくる」に係わる情報について何等、言及せず、危機感を持たないとすれば、ありうることは二ケース。

・二人とも中共のエージェント
・二人とも軍事情報には関心がないか素人

という評価となるだろう。


引用するに値しない言論人の存在は忘れ去るべきであると指摘しつつ、本稿を終える。

以上

テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル : 政治・経済

06:17  |  言論人  |  コメント(2)

2018.09.19 (Wed)

日露外交の行方 倉山満の見方

先の安倍・プーチン会談の結果、日露外交、言い換えると北方領土返還交渉が暗礁に乗り上げたようだ。
同時に、あの会談の結果、プーチンの本音がどの辺にあるのか初めて知り、さらに、これまでプーチンをよいしょしてきた、外務省出身の(保守系と思われてきた)言論人のがいかなる素性の人物であるか、気がついた人がおられると思う。

本稿では、日露外交の経緯に詳しい、倉山満の見解について紹介させていただく。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||



国際法で読み解く戦後史の真実

255~256頁
プーチンの政敵には原因不明のヘリコプター事故死が多い

柔道をたしなむことから、プーチンのことを親日家である、あるいは優秀だと褒める日本人もいます。しかし、そういう人に「アレクサンダー・レベジについてどう思いますか?」と尋ねると一〇〇パーセントの確率で答えられません。
繰り返し強調しますが、レベジはエリツインと組んで、西欧諸国ではNATOに、アジアでは日米と接近して、中国と対抗しようとした政治家です。自由主義経済を導入して、ロシアをまともな文明国(人を殺してはいけない国)にしようとしていました。
対するプーチンの頭の中にあるのは、旧ソヴィエト連邦時代のような「強いロシア」の復活です。そんなプーチンにとって、旧ソヴィエト連邦を崩壊させたアメリカは仇敵です。アメリカや、アメリカの同盟国である日本と手を組もうとしたレベジは邪魔な存在でしかありません。
そのレベジは二○○二年四月二十八日、謎のヘリコプター事故で死亡しました。本当に事故だったおか、そうでないかはわかりませんが、プーチンの政敵には原因不明のヘリコプター事故死が多いのです。プーチンを褒めたたえていた、ある元日本外務省キャリア外交官に「それって、不思議だと思いませんか?」と話したところ、手にしていたワイングラスを超高速で回しはじめました。中のワインを一滴もこぼさなかったのは、さすが外務省の薫陶の賜物でしょう…………。

―――――――――――――

世界の歴史はウソばかり

129~131頁
エリツイン政権が課題に取り組んでいる最中に、片っ端から邪魔をしたのがアメリカのクリントン大統領です。チェチェンの独立戦争をあおりかねないユーゴ紛争に口を出し、コソボ紛争でもエリツインのメンツを潰して回りました。最終的に国内の支持を失ったエリツインに取って代わったのが、現在の大統領、ウラジーミル・プーチンです。
エリツインによるロシア国民国家化の試みは、外交においてはクリントンが阻害し、内政においてはプーチンに蹴散らされ、はかなくも十年で潰されました。

プーチンが目指すのはガスブロム版ソ連

現在のプーチンがやっているのは、端的に言えばソ連の復活です。共産主義がガスブロムに代わったと考えるとわかりやすいでしょう。
ガスブロムは世界さいだいのガス会社です。モスクワに本社を置き、ロシア政府が株式の五〇&を持っている、実質的な国営企業です。GDPに占める割合がおよそ一〇%にも上ります。
プーチンやメドベージェフというのは、ガスブロムの利益代表です。マフィアと企業”舎兄”の関係で実際に二○○一年にガスブロムの社長兼CEOとなったアレクセイ・ミレルは、プーチンの片腕と言われています。
国家と企業の関係で言い換えれば、ロシアにおけるガスブロムは、イギリスにおける東インド会社です。十七世紀から十九世紀なかばまで、イギリスと植民地間の交易・流通を独占した貿易会社ですが、インド各地の商館を要塞化し、通関の特権を得たほか、現地で税徴収の精度を構築するなど、インド支配の基盤を作りました。なお、輸出向け商品として、アヘンを開発したのもこの会社です。

東インド会社はイギリスによるインド植民地支配の尖兵ですが、ガスブロムの場合は、自国であるロシアに対する東インド会社政策と言えます。自国のロシアよりも、超大口顧客の中国が企業利益ですから、ロシアの国策は当然中国優先です。

その利益代表であるプーチンをロシアの愛国者だと言っている人がいますが、そういう人に限って、謎のヘリコプター事故で死んだアレクサンダー・レベジのことは知りません。
小著『嘘だらけの日露近現代史』(扶桑社、二○一五年)でページを割いておきましたが、本書のテーマに沿って言えば、レベジはロシア・ナショナリストです。エリツインとは大統領選で争いますが、ソ連からロシアを取り返すのに協力し、取り返した後はチェチェン紛争の凍結や西側諸国との関係改善に尽力しています。政治的にも共産主義と訣別し、自由主義経済の導入を目指すという、ロシア史上で一番と言っても良い真人間でした。

プーチンの政敵はよく事故に遭うようです。日本の親プーチン派は言いたがりませんが。プーチンにとって、NATOと接近しようとしていたレベジが邪魔であったことは確かです。ロシアが自由主義経済となることは、国境を接する中国との対峙を意味します。プーチンは中国と組むことを選びました。大統領になって間もない二○○一年、上海協力機構が正式発足します。
上海協力機構は軍事同盟です。北京に事務局を置き、イスラム過激派やテロ防止を掲げていますが、発足当時から仮想的はアメリカです。近年は、資源開発やエネルギー分野まで協力関係を広げています。

自国のロシア人から搾取し、中国の後にくっついて行く政策のプーチンを褒め称える日本人は、間違いなく全員 ー 一人を除いて - バカです。

―――――――――――――――

国際法で読み解く戦後史の真実

256~259頁

領土問題をなかったことにされてしまった安倍首相は完敗

プーチンは先のインタビューでこうも語っています。

<記者 大統領は、この八項目の経済協力プランについて、平和条約締結のための唯一の正しい道だと述べた。これを平和条約締結の条件として一番大事に考えているのか。

これは条件ではない。これは必要な雰囲気作りだ。我々は中国と中国の友人たちと、国境問題について四〇年間交渉してきた。露中関係でも国境問題があった。しかし我々は今日、露中関係を戦略的パートナーシップに位置づけている。しかも特権的な戦略的パートナーシップだ。ロシアには中国との関係でこれほどの信頼関係はかつてなかった。中国は貿易・経済面で最大のパートナーだ。我々は大規模で巨額の共同プロジェクトをいくつも実現している。
記者 中国との国境画定について、大統領は中国とは深い信頼関係があったと。日本との間にはまだその域に達していないのか。
プーチン
日本は我々に経済制裁を科した。なぜウクライナゆあシリアの問題を日本は露日関係に結びつけるのか。日本には(米国との)同盟関係上の何らかの義務があり、我々はそのことを尊重するのはやぶさかではないが、しかし、我々は日本がどのくらい自由で、日本がどこまで踏み出す用意があるのか理解しなければならない>

まさに、いいたい放題。二○一四年のクリミア併合に対して、日本は欧米とともにロシアに経済制裁を科しました。プーチンは見事にこれを逆手にとっています。四島を特区にした経済協力に関しても「制裁を受けたまま、どうやって経済関係を新しいより高いレベルに発展させるのか?」と答えています。
日本にも日本の立場があることなど、プーチンには百も承知です。それをわかっていて、あえて返す言葉がないような当然の理屈をぶつけてきているわけです。この部分だけでも、この交渉が譲歩どころか、ハードルが上がっていく構図であることを物語っています。
しかし、日本が最も気にするはずの中露関係は極めて良好だと大いにぶち上げているのも、もちろん日本を翻弄し、ゆすってやろうという計算があってのことです。
交渉した結果として、領土問題をなかったことにされてしまった安倍首相は完敗です。

しかし、中国はアメリカと敵対している国という点で、手を組める相手ですし、プーチンの権力基盤となっているガスプロム社にとっては重要な顧客であります。
それまでも、プーチンは中国に対しては一度も強硬姿勢を取ったことはありません、ロシアのいまの軍事力は、プーチンがクーデターを恐れて、掌握可能な程度に骨抜きにされています。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

この状況で、プーチン氏年内平和条約締結提案が飛び出した。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.yomiuri.co.jp/world/20180913-OYT1T50145.html?from=ytop_main1

プーチン氏「冗談ではない」中露国境画定念頭か
2018年09月13日 22時59分
 【ウラジオストク(ロシア極東)=畑武尊】ロシアのプーチン大統領による日露平和条約の年内締結の提案を巡り、ペスコフ露大統領報道官は12日、領土問題の交渉に「数十年の時間を要する」と記者団に述べた。北方領土問題と平和条約締結交渉を切り離す提案だとの認識を示したものだ。

 プーチン氏は12日の東方経済フォーラムの全体会合で唐突に、「今、思いついた」「冗談ではない」などと述べながら、北方領土問題の解決を事実上棚上げにし、年内に日露平和条約を締結することを安倍首相に提案した。

 プーチン氏の提案は、2001年に友好関係の基礎を固める「善隣友好協力条約」を結んだ後、04年に領土問題を最終的に解決することで合意した中国との国境画定が念頭にあるとみられる。

(ここまで323文字 / 残り419文字)
2018年09月13日 22時59分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



総裁選の最中でもあり、安倍首相は、プーチンに足下を見られ、足を引っ張られたとみていいだろう。



この点については、石破茂の首相批判は珍しく的を外していないのかもしれない。

―― 参考情報 ――――――――――

【悲報】石破茂氏、総裁選期間中の安倍首相のロシア訪問を批判「国民に向けて語ることよりも大事なことがあると判断したということだろう」
http://www.honmotakeshi.com/archives/54059821.html

―――――――――――――――――



倉山満は、「プーチンは中華従属政権であり、北方領土については、今は『一島もいらん』で構わない」でいいとしている。

https://office-kurayama.co.jp/?p=3342



多少、文章的に過激な点はあるものの、現時点で政権がロシアに対し軍事力を行使できる状況にはないことは確かである。

私は、「ロシアのいまの軍事力は、プーチンがクーデターを恐れて、掌握可能な程度に骨抜きにされている」との倉山満の指摘が気になっている。もしかすると、ロシアは、日本が若干、軍事力を増強するだけで、、、ということなのかもしれない。

それゆえ、安倍政権が目指しているレベルの、無理筋でないレベルで憲法改正を実現することが重要と考えるのである。



以上

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2018.09.17 (Mon)

池上彰は「集団訴訟」「自治体議会質問」で詰む?

本稿は

パクリの大家「池上彰」問題  テレビ番組がパクリ野郎を出演させていいのか!
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1113.html


の続報。


池上彰のパクリ問題、一歩踏み込んで、被害者の対応としてどうあるべきか考えてみたい。

拙ブログの西さんの、参考となりそうなコメントを参照したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1113.html#comment1536

教育上の問題があったのかどうか(論文執筆や言論活動のルールを理解させなかったかどうか)までは不明なので、学生時代の問題まで行きつくかどうかまでは分からないですが、氏の今までのキャリアが崩壊する可能性もあるため、氏も必死にならざるを得ないと思います。

そして池上氏を起用して番組制作を行っていた、番組スタッフなどの責任も問われるべきでしょう。

今までの番組の内容のほとんどが「専門家から見れば出鱈目が多い」事と、「他人の著作物を剽窃する違法行為を常習的に行っていた」という事を「謝罪」するべきだと思います。

池上彰氏が、大衆に情報的影響力があったという点でも、「タダ」では済まされない問題だと思います。

西 |  2018.09.15(土) 01:46 | URL | 

1人、2人であれば、「こちらの手違いでした、以後気を付けます」も通じる可能性もありますけど、複数人が同様の「被害」を訴えているとなれば、「知らなかった」では済まされないでしょう。

池上彰氏が番組制作以前からこのような行為を行っていたのか定かではありませんが、仮にNHK記者時代でも似たような行為があった場合は、その時代までさかのぼって訴訟される可能性も出てきますし、場合によっては、NHKの責任も問われる可能性だってあるでしょう。

西 |  2018.09.15(土) 01:45 | URL | 

「訴訟」まで行き着くかどうか

池上彰氏、または番組スタッフが、他人の著作物等を「剽窃」していた可能性は高いと思いますが、スタッフの方はどうか分かりませんが、「池上彰」が「本当に別の誰かの見解であると知らなかったのかどうか」という点が「訴訟」のポイントとなるでしょう。

ただ、氏の著作物についても、「ゴーストライター」が書いているのか、本人が著書執筆に関して、資料引用の際に、何らかの関与をしているのかどうかという点で「剽窃」となるかどうかというところだと思います。

しかしながら、いくら何でも、番組制作の当事者なんですから、「知らなかった」では済まされないと思います。公的機関や各国政府などの公式見解や行政文書等を根拠としているのであればともかくとしても、別の同業者(ジャーナリスト)や専門家が発した「意見」や「著作物」から「剽窃」して、それらを自身の「著書」として「出版」し、「印税収入」を得ているとなれば、「著作権法違反」で「訴訟」を起こされる可能性が高いと言えると思います(一応、金銭的被害や言論活動の被害等を立証しなければならない可能性はありますが)。


西 |  2018.09.15(土) 01:44 | URL |

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

池上彰問題、基本的に集団訴訟事案ではないかと思う。
集団訴訟事案であれば、池上彰は、今後は、絶対に!とぼけられなくなるだろうという判断である。
テレビ局の著作権者への対応も変わらざるを得なくなる。

その前提で、地方議会での質問が有効となるだろう。

―― 参考情報 ――――――――――

池上彰パクリ問題  全国市町村議会にて愛国議員にご質問いただきたいこと
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-1118.html

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自治体図書館で、公費にて、池上彰の本を購入する必要はないとの判断である。著作権侵害本を学校図書館に配架する必要がないことは、教育行政的に当然である。

本稿は、マスコミ、出版界をターゲットとする施策を戦術として採用することを提言している。

マスコミが著作権侵害を認めれば、池上彰出演番組は壊滅、出演料ガタ落ち
出版社が著作権侵害を認めれば、本を購入する図書館は激減、印税収入ガタ落ち

池上彰は、今まで好き放題にやり過ぎたのだ。

以上

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07:06  |  言論人  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)
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