2017年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

2017.05.14 (Sun)

[靖国・政教分離問題] 日本のキリスト教関係者はアメリカの「勘違い」を鵜呑みにした?

本稿、仮説としてまとめたものである。

前稿では、「靖国問題に取り組む日本のキリスト教関係者」たちが、GHQが誤解した?「国家神道」の神道指令を拠り所にして?、教会施設内で政治活動している可能性を指摘した。

―― 参考情報 ――――――――――

アメリカ国務省とGHQが神道を誤解したのか?それとも……
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-464.html

―――――――――――――――――


つまり、こう言いたいのだ。

仮に、「靖国問題に取り組む日本のキリスト教組織ならびに信者」がいたとして
そのキリスト教の教団の本拠地がアメリカにあった、あるいはアメリカのキリスト教と教義的に同一であるとして

GHQの勘違いが証明され
かつ、アメリカ国内での政教分離が彼らが日本国内で主張しているものほど厳格でないこと
かつ、日本の神道が、キリスト教ほど侵略的でも攻撃的でも排他的でもないこと
が判明した場合


彼らの政治的主張(靖国・政教分離問題)は、完全に正統性を失うのではないか?(仮説)


そもそも、日本の他宗教を問題視するのであるから、それもキリスト教的価値観で、「国家神道」なるものを問題だとすることの是非の議論はあるはずだった。

しかし、私が見聞した限りにおいては、その正統性はないような気がする。

アメリカでは、日本ほど厳格な政教分離実態にはないようだ。

「天皇の祈りはなぜ簡略化されたか  宮中祭祀の危機」(斎藤吉久)の当該箇所から転載させていただく。


||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

98~100頁
宗教色豊かなアメリカ大統領就任式

厳格な政教分離主義の本家本元と一般に考えられているアメリカでは、国家元首たる大統領の葬儀も新大統領の就任式も、「脱宗教」どころか、逆にアメリカの宗教伝統に従い、キリスト教色豊かに行われています。

中略

たとえば、二○○五年一月に行われた、ブッシュ第四十三代大統領の二期目の就任式をふり返ってみましょう。大統領はこの日の朝、式に先立って、家族とともに「大統領の教会」と呼ばれる聖ヨハネ教会の礼拝に参列しました。参列は就任最初の公式行事とされ、父・ブッシュ元大統領や政府高官も出席しました。

連邦議会議事堂に設営された特設会場での就任式では、牧師が「神が大統領らに聖霊のシャワーを与えたまわんことを」と祈り、大統領は聖書に左手をおき、右手を挙げながら、「私は大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽くして憲法を維持、保護、擁護することを誓う。神よ、我を守りたまえ」と宣誓しました。式のあと開かれた議事堂内での恒例の昼食会は、上下両院専属の牧師による祈りに始まり、祈りで終わりました。

翌日は「全国民のための教会」と位置づけられるワシントン・ナショナル・カテドラルで就任のミサが行われ、政府関係者が参列し、牧師が「われわれは神がその本分において二期目の政権を与えたもうたと信ずる。混乱のただなかにあっては清らかで温かな心を、落胆のときには勇気を与え、そしてつねに神の存在を大統領にお示しください」と祈ったと伝えられています。

葬儀ももちろん宗教的です。二○○四年六月のレーガン元大統領の国葬も、やはりワシントン・ナショナル・カテドラルで、ミサ形式で行われ、歴代大統領や政府関係者、日本の中曽根康弘元首相をふくむ内外の代表者、キリスト教のほかイスラム、ユダヤ教の指導者などが参列しました。

103~104頁

神道を「侵略的」と考えたところが間違いの出発点

アメリカでは、昭和十六(一九四一)年十二月の日米開戦後、「全国民のための教会」とされるワシントン・ナショナル・カテドラルで戦勝を祈願する月例ミサが行われるようになり、聖堂内のホーリー・スピリット・チャペルはWar Shineとして機能したといわれます。「戦いのための礼拝堂」という意味のようです。

戦争という国家の非常時に日米それぞれの国民がそれぞれの神に祈るのは当然でしょうから、日本の靖国神社のみを「軍国主義のシンボル」として一方的に攻撃することは不当です。

靖国神社に対する占領軍の厳しい評価が、神社の実態をひと目見て、簡単に変わったとすれば、ひるがえって、なぜアメリカは戦争中、「国家神道」を過大評価し、敵視することになったのか。日本の民族宗教が、野蛮で、侵略的なら、キリスト教と同様、長い歴史を超えて、存続するはずはありません。そんなことは少し考えれば分かりそうなものを、アメリカはなぜ「軍国主義
」「超国家主義」と誤解したのか。確かな具体的理由があるはずです。

中略
つまり、鏡に映った自分の顔を見ていたということですが、そのきっかけは何だったのか。アメリカ研究を深める必要があります。


100~101頁
ジャーナリズムはアメリカの政教関係を正しく伝えていない

二○○一年の九・一一同時多発テロから三日後にワシントン・ナショナル・カテドラルで行われた追悼ミサは、ホワイトハウスの依頼にもとづき、歴代大統領や政府高官、諸宗教の代表者が、ともに讃美歌を歌い、祈りを捧げました。牧師の説教も行われています。どうカテドラルによると、費用はアメリカ政府が実費を負担したようです。

中略

儀式が宗教的であることを否定されることもありません。教会関係者に聞くと、「祈りは宗教的行為の何ものでもない」と答えます。それなら合衆国憲法修正第一条が定める「厳格な政教分離主義」に違反しないのか、と重ねて問えば、「国家と教会の分離に抵触するものではない。憲法修正第一条は祈りを禁じているわけではない。禁じられているのは国家が国民に祈りを強制することだ」と答えるのです。

清教徒によって建国されたという神話を共有するアメリカが祈りを否定するはずもないのですが、日本のアカデミズモジャーナリズムも、このようなアメリカの政教関係を正しく理解し、伝えていないということになります。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

書かれている情報が事実かどうか、一部出典が示されていないのが不満であるが、概ね事実とすれば、アメリカを本拠とする日本のキリスト教団(教義的にアメリカの教団と一致するものを含む)の関係者ならびに信者が、日本の神道を批判する資格はないのではないか。

とすれば、厳格な政教分離を根拠に、キリスト教会施設内で政治活動に参加されている方たちは

真実を知らず踊らされている?
慰安婦問題ど同様、簡単にプロパガンダに乗せられやすい点において狂信的?
北朝鮮などの反日組織の手先として利用されている?

ということになる。

牧師、宣教師、信者に占める、半島関係者の比率が高いから起きた現象かもしれない。

西早稲田2-3-18含め、日本のキリスト教の中枢が、在日あるいは在日帰化が指導的立場にあるとすれば、汚染されている状況を糺し除鮮すべく、真正日本人のキリスト教信者が(破門を恐れず?)立ちあがるべきであろう。

以上

関連記事

テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

13:43  |  反日活動  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

Comment

・かっては、荒原朴水という牧師が日教組の集会に殴り込みをかけたというケースもありましたが、おおむね、プロテスタントは反日・反皇のスタンスで、カトリックは反共でした。冷戦終結後は、カトリックも反皇的立場を次第に明確にしています。キリスト教関係者は、日本でキリスト教信者が増えないのは、天皇制度=神道のせいと思い込んで、反皇の共産党とコラボしているのでしょう。
・キリスト教関係者は、また、自分たちは、受難者と思い込んでいるようです。例えば、名古屋の名門私立大学である南山大学(カトリック)のシラバスを見ると、「日本キリスト教史」の講義内容は、次のようである。
***
「1549年、フランシスコ・ザビエルが来日した時、日本人は初めてキリスト教に出会った。彼とイエズス会の最初の仲間の豊かな人格と深い信仰は日本人の心を打ち、キリスト教はあっというまに広がっていった。しかし1587年関白秀吉がキリシタン禁教令を出し、1614年徳川家康もキリスト教を禁じた時からキリスト教に対する厳しい弾圧が明治まで続いた。本講義は迫害のきっかけと、その理由を分析しながら、日本のキリシタンの信仰と勇敢な態度を紹介する予定である。」
***
・上記のシラバスからは、バテレン神父が日本人を拉致して南方に奴隷として売り渡したとか、キリシタン大名が廃仏毀釈を行ったとか、自分たちの蛮行は、スルー。ちなみに、南山大学のパトロンの一人は、中日新聞の社主の大島家(カトリック)。もっとも、中日新聞社のビルの屋上には、鳥居がありますが・・・・。自分たちだけが正しい、天皇制度が悪いという、韓国と同じ発想なんですね。
名古屋仁 |  2017.05.15(月) 00:18 | URL |  【編集】

Re: タイトルなし

> ・かっては、荒原朴水という牧師が日教組の集会に殴り込みをかけたというケースもありましたが、おおむね、プロテスタントは反日・反皇のスタンスで、カトリックは反共でした。冷戦終結後は、カトリックも反皇的立場を次第に明確にしています。キリスト教関係者は、日本でキリスト教信者が増えないのは、天皇制度=神道のせいと思い込んで、反皇の共産党とコラボしているのでしょう。
> ・キリスト教関係者は、また、自分たちは、受難者と思い込んでいるようです。例えば、名古屋の名門私立大学である南山大学(カトリック)のシラバスを見ると、「日本キリスト教史」の講義内容は、次のようである。
> ***
> 「1549年、フランシスコ・ザビエルが来日した時、日本人は初めてキリスト教に出会った。彼とイエズス会の最初の仲間の豊かな人格と深い信仰は日本人の心を打ち、キリスト教はあっというまに広がっていった。しかし1587年関白秀吉がキリシタン禁教令を出し、1614年徳川家康もキリスト教を禁じた時からキリスト教に対する厳しい弾圧が明治まで続いた。本講義は迫害のきっかけと、その理由を分析しながら、日本のキリシタンの信仰と勇敢な態度を紹介する予定である。」
> ***
> ・上記のシラバスからは、バテレン神父が日本人を拉致して南方に奴隷として売り渡したとか、キリシタン大名が廃仏毀釈を行ったとか、自分たちの蛮行は、スルー。ちなみに、南山大学のパトロンの一人は、中日新聞の社主の大島家(カトリック)。もっとも、中日新聞社のビルの屋上には、鳥居がありますが・・・・。自分たちだけが正しい、天皇制度が悪いという、韓国と同じ発想なんですね。


コメントありがとうございます。
貴重な情報を頂きました。荒原朴水、南山大学、中日新聞社主のことは初めて知りました。
日本のキリスト教については、本来の教義を逸脱している?印象を持ちつつあります。
事務局 |  2017.05.15(月) 06:58 | URL |  【編集】

訂正

上のコメントの大島家は、小山家の間違い。すいません。もう一人の社主はが大島家で、こちらは、出雲大社の宮司を代々務められる、千家と縁続。
名古屋仁 |  2017.05.15(月) 07:55 | URL |  【編集】

Re: 訂正

> 上のコメントの大島家は、小山家の間違い。すいません。もう一人の社主はが大島家で、こちらは、出雲大社の宮司を代々務められる、千家と縁続。


了解しました。
なるほど、神道界とマスコミも繋がっているのですね。
事務局 |  2017.05.15(月) 08:38 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/tb.php/469-fd65ac91

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |