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2018.05.24 (Thu)

保守陣営が大同団結して実現すべき四つのこと

弁護士懲戒請求事案、どうやら風向きが変わってきたようだ。

―― 参考情報 ――――――――――

「提訴予告は弁護士倫理に反する」 市民団体代表、大量懲戒請求された弁護士を懲戒請求
http://hosyusokuhou.jp/archives/48817290.html

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しかし、申し訳ないが、本筋の事案ではない。もっと大事な事案が先送りされることに我々は気づくべきだ。

ここ半年以上、モリカケ事案等が長く続き、ネット界政治情報は日々の次元のもので溢れている。
私はこの現象を苦々しく思っている。
誰がこう言った、ああ言った程度の次元の話ばかりでは、本筋を見失う人が続出するばかりである。

また、昨年来の同士討ち事案、さらに昨今の弁護士懲戒事案で、本来手掛けるべき事案がいっこうに着手されていない。
ツイッターでああだこうだと日替わり弁当のごとくメニューを変え論評する著名人、一方でどこかの国を見習えみたいな本も出回っている。今、見習うべき国など、果たしてあるのだろうか?私は疑問に思っている。
そして今、何をどういう道筋で実現すべきか、地に足をつけて語っている言論人(官界での稟議書をイメージしたレベルで、各論の裏づけがありシナリオと手順で示せるレベルで)が何人いるのか………

こう書くと生意気に聞こえるかもしれないが、拙ブログは政界中枢、官邸スタッフに読まれることを意図して、10年間ほぼ毎日提言ものを出稿してきた。

その経験を踏まえ、現時点で(本来的に)保守陣営が達成すべきことが四つあるように思う。(あくまで私見)

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大同団結して保守陣営が達成すべき四つのこと

1.政権と保守在野勢力の連携により憲法改正の道筋を確かなものとすること

2.「北朝鮮スパイ工作防止法」を法制化すること(親北勢力摘発本格化)

3.憲法改正審議、北朝鮮制裁強化、をさせないことを意図した「野党審議拒否」については、「国会法改正」で対応すること(審議拒否した野党質問時間短縮、審議拒否期間中の野党への国民からの質問受付義務化、与党から野党への質問主意書による質問の実現、審議拒否野党について内閣不信任案決議提出権剥奪)

4.関西生コン等の対応強化(瀬戸弘幸主導、左翼勢力への追及強化)

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これは、絶対にそうでなくてはならないという意味ではない。10年間休まず出稿した経験から、こういうことが国益的に優先順位が高い事案ではないか、という趣旨での四項目である。

そのうえで、大同団結して共通テーマが設定されれば、今までのように持ち場を日替わりの様に変えることはできなくなる。
団体代表者は、当該団体の活動目的、テーマに沿って、日々取り組むことが求められるのは当然のことだ。

ちなみに、「北朝鮮スパイ工作防止法」は、対象国が限定的である関係で、一般論的に語られる「広範囲なスパイ防止法」よりも法制化は容易であり、かつ、懲戒しようとした親北弁護士やその協力者も一網打尽にできる可能性がある。そもそもやるべきだったのは、陳情・請願であり、弁護士懲戒請求ではなかったような気がする。


||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-821.html

スパイ防止法法制化によって、規制・処罰されるべき行為リスト(私案)

・国家機密を盗み出す行為(特定秘密保護法関連)
・特定国政府職員への情報提供行為
・特定国を利する目的での世論工作行為
・マスコミに限定の取材活動等を経て入手した重大情報の報道上の不報道行為
・特定国政府職員等と議員、政党関係者、マスコミ、団体関係者との接触、情報・意見交換
・政府職員等の、特定国政府職員等との、許可なき接触行為
・マスコミ出演が予定されている者(日本人)の、特定国政府機関職員等との接触、情報・意見交換(番組出演前後3カ月間)
・マスコミ関係者の、特定国政府職員等との取材目的以外での接触
・マスコミ関係者の、特定国政府機関主催イベントへの、取材目的以外での参加
・テレビ・ラジオ、印刷物、ネット等における、領海・領空侵犯国等の軍事行動を肯定する発言、文章等の配布行為
・領海・領空侵犯国等の軍事行動に対する、占領ならびに無抵抗呼びかけ行為
・特定国の主張に配慮すべきという主旨での呼びかけ行為
・特定国を利する目的での政策提言、政策推進行為
・政治団体等による、結果的に特定国を利する目的での、ポリテイカルコレクトレスを主張する行為
・特定国国籍保持者、二重国籍者等による、国内での反日政治活動
・外国政府組織(外国政府から補助金等を受け取っている団体含む)による陳情・請願行為
・特定国を利する、あるいは日本人弾圧目的での陳情、請願行為
・外国人の日本人以上の権利拡大、特権確保に係わる政策立案、推進行為
・特定国を利する目的での、正当な防衛活動、捜査活動を妨害する行為
・特定国の軍人、諜報員、工作員等を処刑、射殺した自衛官、警官等を刑事告発する行為
・外国籍弁護士による、特定国を利する目的での活動

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

上記における特定国を「北朝鮮」に置き換えれば、北朝鮮スパイ工作防止法のたたき台となると認識。

現行外患罪については、日本政府が交戦状態にない場合において「特定国に対し外交的に法の適用を躊躇すること」は明らかである関係で、北朝鮮スパイ工作防止法法制化以降に、武力行使を前提としないケースについても外患罪が適用可能とすべく、法改正陳情を急ぐべきだった。

核武装については、上記4項目が達成した時点での重要テーマとなるだろう。マスコミ規制法も同様。

要するに、弁護士懲戒請求だけでは、抜本解決にはならない。かの事案、既に和解金を支払ってしまわれた方がいるそうであり、当該活動は、保守陣営においてマイナスの結果をもたらしたと言えそうだ。

本来大同団結すれば、長期的視点から何を実現すべきか?について、議論がなされるべきであり、本稿において、長期的視点に立って、大同団結して取り組むべきテーマを示したつもりである。
主宰する目先の集会活動に大同団結せよなどという要請行為は、そもそもシナリオも長期的な計画も示していないようであり、その点において大凡戦略的でなく、自身の立ち位置確保目的ないし短期的視点での取り組みに過ぎないことを指摘せざるを得ないのである。

以上


参考
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より広範囲かつ精緻な、スパイ防止法が法制化されるべきだ(対中共、北朝鮮等)
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-821.html

スパイ防止法法制化の機は熟した  法制化すべき5つの根拠
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-953.html

どうすればスパイ天国状態を解消できるのか?
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-874.html

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14:21  |  保守活動  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2018.05.23 (Wed)

分析・判断はそもそも大丈夫だったのか?

本稿、活動論的視点からの論考。

まず、ご覧いただきたい記事が二つある。

―― 参考情報 ――――――――――

水島総氏告発が検察審査会で受理
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53280862.html

集団弁護士懲戒請求問題に関して
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53280987.html

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いずれも寄付、活動を呼びかけた経緯がある。

何らかの活動をする、呼びかけるにせよ、活動自体が自己完結ないし勝算あるものでなくては意味がない。

一つ目の件については、今後は、活動家として身を引くべきだろう。
二つ目の件については、瀬戸弘幸の支援を仰いでいる点から、以後の活動は瀬戸弘幸傘下と認識する。

これら二つを含め、既存の保守活動において、分析・判断のあり方について私見を述べる目的で本稿を出稿を決断した。

まず、慰安婦問題に係わる、日韓合意について取り上げたい。

保守系言論人の大半は読み間違った。拙ブログは、正月返上し1ヵ月以上、分析作業を続けた。判断の早い、早とちり傾向の言論人は、合意直後から政権批判を始めた
しかし、あの合意以降、日韓関係は変化した。日本が韓国に対して、外交的に優位に立ち、韓国が歴史認識問題で日本に吹っ掛けることは劇的に少なくなった。

首相は悩んだと思う。

では、衆院本会議での「TPP11」承認の件はどうだろうか?

こういう冷静な見方をしている人がいる。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://hosyusokuhou.jp/archives/48816813.html

19. 名無しさん@ほしゅそく   2018年05月18日 15:04:08  ID:c3NTE2OA= このコメントへ返信
決まったか
これで中国市場に依存する体質が改善される
何より中国とのスワップ交渉でアドバンテージが取れる
相手に頭押さえつけられるような外交ほど
惨めな結果を生むものは無いからな

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

こういう見方ができる人なら、有名ブロガーになれそうな気がする。

TPPについては、こういう見方をしている保守層が増えてきている気がする。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://hosyusokuhou.jp/archives/48816813.html

46. 名無しさん@ほしゅそく   2018年05月18日 15:15:52  ID:UwNDc5MDY 
TPP芸人が必死の顔芸で叫んでいたTPP亡国論って今思うと滑稽だったね

48. 名無しさん@ほしゅそく   2018年05月18日 15:19:24  ID:c3NTE2OA
※46
ISD条項自体縛られるのは日本よりアメリカって話だしね
毒条項っていったい何のか分からず徹底調べたら
単なるぱよマスコミの無知か嘘でしかなかったって話

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

私は、TPPに係わる政府文書の相当数を読破した訳ではない。アメリカ自動車市場における売れ筋ランキングから、日本車がトップ10の半分くらいを占めていることから、TPPで日本は有利になるだろうと判断したに過ぎない。
アメリカ自動車市場における売れ筋ランキングがTPPの趨勢を予想する指標となるだろうと独自予想したからだ。
それでもTPPに反対される方は、甘利大臣時代の経過を、政府文書を読破するなど、感情論を排して、行政文書等を根拠に何が問題なのか、より具体的なエビデンス付きで引き続き示すべきだった。

次は、種子法。
種子法については、特定の有名ブロガーは、国会での審議結果(種子法廃止)を問題視している。が、私は、そこまで手が廻らない。農業分野については専門外であり、どこからどう手を付けたらいいものかわからない。
従って、以下の分析も正しいものかどうか、私は判断がつかない。(申し訳ないとは思っている)

―― 参考情報 ――――――――――

種子法廃止についてデマや勘違いを解説します
https://togetter.com/li/1191808

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私は、一応理系である。理系の私でも判断がつかないと言っている分野だと判断したのに、文系でちょっとかじっただけで、どうして種子法廃止が問題だと断定できるのか?
私は理解できない。

種子法廃止について、一度でも問題だと思い、問題提起されたのであれば、引き続きテーマ設定し、農水省文書、法律、規格等を調べ、問い合わせし、分析し、その結果を公表すべきだ。

本まで出し、塾まで主催し、問題提起した責任をどう考えているのか?

ネットで誰かが騒いでいるから、そうだろうという憶測では、煽動でしかない。



もちろん、拙ブログは、煽動型を指向してはいない。

倉山満は、信者商売ブログの存在を指摘している。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://office-kurayama.co.jp/20180515093125

倉山塾の教え
2018年5月15日
倉山塾では学ぶ姿勢として、以下のことを教えています。

一、自分でちゃんとした本を読んで、目の肥えた観客になれ。

一、倉山満の語ることは、学びのすべてでもなければ、ゴールでもない。一面の真理にすぎないし、スタートである。

一、倉山満の言っていることが本当のことか、自分で勉強して確かめろ。

一、「これが正解だ」と自分の意見を押し付ける言論人を信用するな。それは「信者商売」だ。

一、誰かが決めた正解を探しているうちは、本当の勉強ではない。学問とは、誰かに支配されるのではなく、支配されないためにするものなのだから。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



ここでいう、ちゃんとした本とは、歴史分野においては、渡部昇一が推奨する古今東西の名著「名著で読む世界史」、「名著で読む日本史」などが該当する。倉山満の本は、それら名著に書かれていないことをきちんとピックアップしている。

歴史について語るなら、史料収集のほか、それなりの本を読み、所蔵するのは当然のことだ。
研究者を目指す、覚悟と努力が必要となるのだ。

倉山満が指摘する、『「これが正解だ」と自分の意見を押し付ける言論人』とは、暴力事件を起こした特定の言論人、有名ブロガーのことを指しているようだ。

日韓合意で読み違え、TPPでも読み違え、種子法で煽動一辺倒?、、、
言論人として大丈夫なのだろうか?
この言論人、事件沙汰もあった。




拙ブログは、ご存じのとおり、公開情報から読み解き、判断の根拠を示し、判断されるのは読者の皆様というスタンス。私の判断を読者の皆様に押し付けることはしないようにしている。
主観的判断なら主観的判断、確度が低い分析ならそう事前にことわっている。
絶対にこうだ、こうでなくてはならない、という主張はそもそも「限定的」であるべきなのだ。

そして、倉山満が言う「目の肥えた観客になれ」とは、日々努力することを意味する。有名な言論人やブロガーの見解を集めることだけに熱心な人は、自身で考えることを放棄している点において、いつまで経っても目の肥えた観客になれないということである。



保守が主体的に言論活動するに至ったことは、戦後においてなかった。この数年間は、保守は左翼言論人を圧倒する勢いにある。
が、すべき冷静かつ客観的な分析を怠り、「これが正解だ」とか「こうしなければ保守ではない」とするやり方で教祖みたいに煽動一辺倒でいいものだろうか?

私は、こうしたやり方から距離を置いているつもりである。




読みを何度か誤まっている方、学術的でない方、初心者対象としているレベルの方で塾と名乗るほどのことであろうか?

法律をきちんと読み込まず、法的措置に係わる行為について、専門家の意見等を参照せず、法律に疎い人を煽動し、その処置を他人に預けて済むことであろうか?

自身が責任者として係わった政治活動での「同士討ち」は、如何なる場合でも正当化されるべきものであろうか?

保守系メデイアが進んで保守を撃つメデイアでそもそもいいものか?

同士討ちをやった人、今後もやりそうな人にそもそも大同団結を呼びかける資格はあるのだろうか?

寄付を募り、あれだけ本を出し、今後において新たな制約を招きかねない結果をもたらしつつあるにもかかわらず、匿名で活動を続け、困った時は他人任せで済むことであろうか?




多くの事象を踏まえるに、一般論として言わせていただくと、寄付を募る保守活動は、少なくとも「責任の所在、リスク対策含めて自己完結」であるべきだとの見解に達するのである。


以上

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17:08  |  活動実践マニュアル  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2018.05.22 (Tue)

負け上手になるということ

若い頃の私は「負けること」は、存在を否定されるような気がして、自ら「負けること」について、いささか気が進まなかった。こうして年を経てみると、負け上手になることを知っていて損はないような気がしており、本テーマでの出稿を決断した。

いくさ上手は負け上手であると言われている。

―― 参考情報 ――――――――――

負け方を知っている人が強い人
http://pino-di-stagno139.hatenablog.com/entry/2016/01/26/213000

【戦上手は負け上手】
https://www.facebook.com/nystock/photos/a.1633469100316852.1073741828.1632971530366609/1634226476907781/?type=3

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アメリカ上流社会の交際上、接待感覚で負ける手法があるそうだ。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

アレン・ウェルシュ・ダレス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%B9


ダレス兄弟 国務長官とCIA長官の秘密の戦争

ステイーブン・キンザー
渡辺惣樹

83頁

「アレンの価値は新規顧客の開拓能力であった。彼は顧客の扱いがうまかった。ニューヨークの生活を楽しみ、大物が現われる場所にはどこにでも現れた。メトロポリタン劇場、チャリテイ会場、ニューヨーク・アスレチック・クラブのスカッシュコート、テニスコートでのパーテイー。彼はどこにでも顔を出した。
「アレンはテニスがうまかった。しかし負けるべきときには負ける術を知っていた。大物の夫人とパートナーと組む時は必ず勝った。その場合でも、大物自身が相手コートにいるときは別だ。シーソーゲームは続けるが、最後のボレーでへまをやらかすのだ。いいゲームだと思わせながら、パートナーを組んだ夫人に嫌な思いをさせなかった。負け上手なアレンは誰からも好かれた」

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

訴訟戦術上、名誉だけは回復したいとする戦術も、負け上手な人ならではの選択と言えるだろう。

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http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/representative/20180518-OYT1T50125.html?from=ytop_top

慰謝料1円と謝罪広告、ハリル氏が訴訟で要求へ
2018年05月18日 20時19分
 4月にサッカー日本代表監督を解任されたことを巡り、日本サッカー協会を相手取った訴訟を準備しているハリルホジッチ前監督が、慰謝料1円と謝罪広告の掲出を求める方針であることが18日、分かった。

 前監督の弁護士は「人格的側面を解任理由に挙げられ、イメージや社会的評価を傷つけられた」とし、請求額を1円とすることで名誉回復目的を強調するという。弁護士によると、協会に送っていた質問状に対する回答は17日夜に届き、「契約解除は有効」などと説明する内容だったという。

2018年05月18日 20時19分

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

次に、あの蒋介石の負けっぷりの良さについて注目したい。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

「終戦後日記Ⅳ『頑蘇夢物語完結編』」 徳富蘇峰

三〇〇 何故に日本は敗れたるか (一三)世界の大局に通じたる蒋介石

しかるに蒋介石は、袁世凱ほど小手は利かぬが、大局の見通しは、より以上であると、言わねばならぬ。袁世凱に比すれば、蒋介石の日本に対する智識は、むしろ精確であり、詳密であり、且つ徹底的であったと、言わねばならぬ。日本人が支那及び蒋介石を知る程度に比すれば、蒋介石が日本及び日本の当局者を識る程度は、決して同日の論ではなかった。それに加えて、蒋介石は良く世界の大局を知っていた。この知識は、或る程度は、彼が中年以降に結婚したる、その夫人宋美齢に、負う所鮮なくなかった、と察せられるが、何れにしても、世界の大局に対する見通しは、東條などの田舎政治家とは科(しな)を異にしていた。要するに、時は支那の味方である事を知っていた。それで如何なる事があっても、戦争を永く引っ張りさえすれば、内輪に於ては、支那を固くする事が出来、外に対しては、日本を弱くする事が出来、結局最後の勝利は、支那に在る事を考え、辛抱強くその線に沿うて動いた。これに反して日本は、前にも言うた通り、鹿を逐うの猟師は山を見ずで、鹿狩り同様鹿の後を蹤け廻わし追い廻わし、その為めに鹿が疲るるよりも、猟師の方が疲るるというような状態となって来た。挙句の果は猟師の方から、鹿に向って相談を持ち込むというような、醜態と言わずんば、変態を来たした。要するに蒋介石の方でま当初から廟算が定まっていたが、日本の方では無算だった。小磯内閣の時に、繆斌(みょうひん)なる者がやって来て、その男を仲介に、蒋介石と和を講じ、蒋介石の口入れによって、米英とも講和をせんとする方策を、目論んだ事もあるが、これによっても日本の外交没政策の真相が判かる。当り前の筋道から言えば、米英と講和し、その余勢に乗じて、支那と講和するが、当然の事である。元来米英宣戦の定石より見れば、かくある可きが当然だ、しかるに今更ら困ったからとて、支那に頭を下げ、支那人の手で、蒋介石に依頼して、米英と和議を諮るなぞという事は、出来べき話ではない。莫迦も茲(ここ)までやって来れば、むしろ滑稽と言った方が、良いかも知れぬ。
(昭和二十二年一月二十三日午前、晩晴草堂にて)

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||


リットン調査団報告書は知恵の産物だった。

―― 参考情報 ――――――――――

対北朝鮮制裁  満州事変時代から学ぶべきこと
http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-971.html

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当時の日本外交、日華事変以降の日本軍が、異常に目先の勝ちにこだわったことを振り返る必要がある。戦術的に目先の価値にこだわり過ぎた結果、最後に大負けが避けられなくなったということである。

なお、日大アメフト部の件は、目先の勝ちにこだわり、卑怯な手段を選んだという見方ができる。

―― 参考情報 ――――――――――

【脳筋】日大アメフト部、傷害罪で告訴可能…日大の内田正人監督は教唆犯
http://hamusoku.com/archives/9835901.html

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最後に、人生の勝ち負けについて述べたい。
受験、就職、出世競争等々、多くの評価は他人が決めることである。他人が決めた評価に満足して生涯を終えるほど愚かな人生はない。ブログランキングの世界もその一種。

人生にはいくつかのステージがあり、私はまだ晩年の年代ではないが、晩年は人生の最も貴重な時間である(べき)と考える。人生の勝ち負けは、晩年において自分のモノサシで決めたいと思っている。

つまり、晩年は人生の完成期と位置づけられるべきなのであるが、働き方改革などでどんどん定年が延び、75歳前後まで雇用される方が増えることは年金財政政策上は好ましいことかもしれないが、人生の最も大切な時間を(単なる)労働のために費やす結果になることを危惧している。すなわち、社会における老人の価値、存在は雇用期間が延びることだけで済むものなのか、私個人は危惧していることを指摘し、本稿を終える。

以上

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16:12  |  その他  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

2018.05.21 (Mon)

麻生太郎氏のファッション単価は高いのかそれとも…………

本稿、政界、特に財務大臣のファッション単価について、私なりのビジネス経験の視点から論じるもの。



麻生太郎氏のスーツ単価は35万円だそうだ。以下の記事を書いた産経記者は、麻生大臣が仕事上対応している人物たちのファッション単価を知らないで書いているのではないかという印象を持っている。

―― 参考情報 ――――――――――

麻生太郎氏のスーツ35万円は高いのか 報じたテレビ局にネットで批判
http://www.sankei.com/premium/news/180520/prm1805200007-n1.html

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衣装代一式を推計したい。
Yシャツ一着仕立物で3万、ネクタイ一本3万くらい、靴でオーダーもので一足20万くらいだろうと推定。カウスはしたことがないので、わからない。
麻生氏愛用のハットは5万前後。コートで30万(オーダーもの)だろう。

合計額、コート姿の麻生太郎の衣装代は、一式100万前後となるだろうと推定。



では、しがない安給料のサラリーマンの私はどうか?



スーツ、それなりの専門店の仕立物で8万前後。Yシャツ仕立て物で1~2万、ネクタイ1~2万、靴2~3万、コート10万。クールビズYシャツ単価で1万5千円くらい。
麻生太郎のモノマネではないが、一応、ハットやハンチングであわせて7つは持っている。靴は、夏冬で10足前後。

これらは、それなりのデパートの普及品である。官庁街、大手町界隈ではバーバリーコート派が目立つが、私はダックス派。ブランドではブルックスブラザーズあたりが好み。

久しぶりに見たが、ブルックスブラザーズのネクタイのデザインはいいと思う。
http://www.brooksbrothers.co.jp/top/search/asp/list.asp?s_cate3=2



おしゃれに気をつけるようになったのは、中央省庁、外国企業の要人と仕事上接触したことがきっかけである。
無理筋な仕事、困難な状況にある時ほど、ファッションに細心の注意を払った。普通はやらないのであるが、上司が●●揃いと思った時期は、上司を飛ばし、役員に直談判?みたいなことをしたこともあった。役員並のファッションで直訴する生意気なヒラ社員を想像いただきたい。

一方で、忙しいながらも靴も自分で磨いた。麻生太郎氏ほどではないが、ビジネスシューズなら5足、月火水木金で履き替え、月に一度は、気分転換のつもりで磨いたものである。インソールも疲労軽減を考慮、靴に併せていろいろ買い揃えた。

ズボンプレスは、東芝のズボンプレッサーを今も愛用している。もちろん、ズボンプレスは自分でやった。

昼食は、ストレス発散を兼ね、社外で食べた。社外オンリーでの昼食は10年間は実行したように思う。デパート街の中小路にあるレストランで一人、時に1000円単価のランチを食べることを日課とした。ジャズを聞きながらスパゲテイを食べ、コーヒーを飲んだ午後、仕事がはかどったのは言うまでもない。

同時に、仕事とは無関係なのことであるが意外な事が起きた。勘の鋭い方なら意味おわかりのことと思う。



その私からみて、麻生太郎の買い物は高いのかというと、品質的に値段ほどの格差はないように思う。このうち、価格によって品質の明らかなる差がある商品は、ネクタイ、靴、コートのような気がする。高いのは高いなりの理由があるように思う。



麻生太郎氏の服装について、感覚的に理解できない方、とりあえず、行きやすいデパートのネクタイ、Yシャツ、帽子コーナーなどに通われ、店員と仲良くなり、麻生太郎氏のファッションを話のネタにして帽子など、店員のチョイスを信じていくつか購入いただき、そのうえで、麻生大臣のおしゃれについて語っていただきたいところである。
そういうファッション状況で、ハットを一つくらい被って通勤した場合において、初めて麻生太郎氏のファッションについて語れる資格があると考えるからである。

麻生首相は100万で達成しているが、私は30万前後。
その私からみて麻生首相の単価は必ずしも高いとは思わない。

仕事の質、取引先のファッション単価に見合うおしゃれをすべきという感覚である。
ストレスだらけの職業ならなおさらおしゃれに気をつけることは当然。服装も業務ツールの一部なのである。いい仕事をしているという自覚があるなら、ファッションも仕事の価値にそれに見合うものであるべきなのだ。

退職してOBになったらどうするか?しかるべき人物という自覚あるなら、しかるべきファッション単価にはなるだろう。出世して社長になれず悔しいなら、退職後は、なおさら社長以上にカッコ良い男として振る舞うべきだろう。

見た目がすべてとは思わないが。別に、費用的に奥さんに気兼ねすることではない。
能力ある方なら、株、債券、FXなど、給与以外の収入もあるはずである。商社マン、銀行マンなら、それくらいのことは知ってて実行していることである。

取引先のファッション単価に合わせるという考え方もある。企業の企画・経理部門の方なら常識。
財務担当大臣に、謁見を願う、各国外資系銀行、証券のファッション単価は、麻生太郎氏とほぼ同レベルか上だろう。大臣に謁見する金融業界の経営者(日本の銀行の頭取の年収は1億?、外資系で100億?)のファッション単価に麻生大臣は合わせているという見方ができる。



(年収100億?の外資系の)取引先の経営者よりも日本の大臣のファッションがみすぼらしいのが、常識的に考えておかしいのである。



よって、麻生太郎氏のファッション単価は、極めて妥当だと考えるのである。



私のファッション単価は、せいぜいブルックスブラザーズレベル。大手銀行、証券の経営企画部の人と比較して安い方に位置していると思う。仕事ができるやり手の先輩社員のファッションを観察いただきたい。おそらく、奥さん任せでもなく、安物でもないはずである。

ファッション単価は、仕事の質と価値に見合うべきもの、と言いたいのである。

以上

テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

14:16  |  保守政党  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2018.05.20 (Sun)

反則危険プレーの根っこ  そもそも日大の校風の問題?

大学スポーツ界におけるスポーツマンシップについて、以前から時々疑問に思うことがあり、読者の皆様と認識共有化を意図、出稿することとした。

まず、お読みいただきたいのは以下の原稿。

―― 参考情報 ――――――――――

スポ-ツマン・シップと道
http://blog.livedoor.jp/masaoka2010/

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実は、私は、大学のとあるクラブに所属していた。私は選手としては3流レベル。別にそのことに恥じてはいない。
そのクラブ、先輩部員に留年者が続出。私は逆で、単位はしっかり取得、実験レポート等を一番乗りを意識し提出、卒業、就職した。
一方で、クラブ内で、学生時代から、乱交モード、人妻と不倫モードの学生がいた。カッコ良く、モテ過ぎるとこういうことになるのだろう。社会人になってからも不倫をやめられない先輩部員がいた。私は、もてなかったのでそういう機会はない。
ある地域大の大会でのこと、もっともマナーが悪かった対戦相手は、大学教官チームだった。これが、私が体験した大学スポーツ界の実態である。

大学の教官が、最もスポーツマン・シップが欠けていたという見解なのである。それゆえ、学生の留年者が続出、学生時代から人妻と不倫状態の学生が続出したと考えているのである。
大学スポーツにおいて、監督たる人材の資質が一番の問題であると考えているのである。

こういう経験をしているので、話題となっている、日大アメフト部の事案、報道情報のほとんどは裏付けある確度の高い情報だと思っている。そうかと言って、日大アメフト部だけを叩いても何の解決にもならないのであるが。

―― 参考情報 ――――――――――

後手後手の監督辞任劇…「危険プレー」の説明なく
http://www.sankei.com/west/news/180519/wst1805190075-n1.html

【脳筋】日大アメフト部、傷害罪で告訴可能…日大の内田正人監督は教唆犯
http://hamusoku.com/archives/9835901.html

日大悪質反則、部長らの直接謝罪を要望…関学大が会見
http://www.sankei.com/west/news/180517/wst1805170062-n1.html

【NHKニュース】日大アメフト・内田監督が退場選手に 「相手を壊してこい」 「それやるなら出してやる」と発言!
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-44275.html

【ドイヒー速報】 日大「監督の指示はありえない 全部選手の独断」と、大学まで無慈悲な声明を発表w
http://watch2chan.com/archives/201805170659.html

日大アメフト部の内田正人監督「反則行為は選手としてあるまじき違反行為。こいつが勝手にやったことや」選手「監督から反則やるなら試合に出してやる、相手選手を壊せと言われた。」
http://hamusoku.com/archives/9835083.html

日大アメフト部、全ての責任を学生になすりつけて逃亡
http://hamusoku.com/archives/9834436.html

【悲報】日大危機管理学部、ひとつも危機管理できず揶揄されるw
http://pirori2ch.com/archives/1957113.html

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日大については、他大学先輩社員との比較となるが、全共闘世代の中に2人変なのがいたことを覚えている。

一人は、現在70歳前後。昼間は仕事らしい仕事をせず、仕事は取引先か部下に丸投げ。言っていることはいつもいい加減。頭が壊れているのではなかという次元の話ぶりの人だった。宴会の席で漸く正気になる感じ。OB会などで顔を合わせたら、真っ先にとっちめてやろうというくらいの人物。

もう一人も、現在70歳前後。雰囲気的に発達障害ぽく、職場の空気が読めず、言ってはならない言葉を部下に平気で吐く一方で、上司にはいつもペコペコする卑しいタイプ。

こんな日大出身者がいた関係で日大アメフト部の事案に、私は驚かない。

日大全体がそういう校風なのだろうという感覚である。
マンモス化して、社会貢献する意識やフェア・プレー精神など、「道」としての哲学を失い、集団の中の個人の善意に一切の価値を認めず、自分さえ良ければいい、他人の痛みを知ろうとしない、スポーツマン・シップを語る以前の校風ではないか?


そう考えているので、日大は一度、体育会系クラブを全廃して、校風の見直しから取り掛かることを推奨する。

種目は異なるが、長距離ランナーものを扱った、日曜ドラマ「陸王」のスポーツマン・シップは久しぶりに清々しい記憶として残った。
マラソン大会で、二人の長距離ランナーが併走したシーン、給水に失敗したランナーに自分のボトルを差し出すシーンがあった、、、

このままでは、スポーツマン・シップはリアルな世界から絶滅し、架空の小説の中での美談と化してしまうような気がしているが、それでいいのであろうか?

以上

テーマ : 教育問題 - ジャンル : 政治・経済

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